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鈴木マサホひとくち日記 |
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チリ地震と津波 2月27・28日
●2月28日(日)
朝9時から、わがカルチャーガーデン「吉田の森」にて毎月最終日日曜日に開催している朝粥の会。今日は、吉田神社の節分での「追儺式」のことについて神楽岡町の藤村さんにもご一緒いただいて杉原義治さんに話していただく。杉原さんは第四錦林小学校の総合学習で2年生に吉田神社の節分のことを教えていることなど立春のこと、2月2日の吉田神社に出現する鬼と法相氏のことなど「追儺式」のことについてお話いただいた後、粥を食べながら教育談義も。赤鬼は怒り、青鬼は悲しみ、黄鬼は苦しみを表しているという。
郷土史としても興味あるお話でした。
午後、おふくろの見舞いで病院へ、入院してほぼ1ヶ月。術後の快復も順調で初めての外出。親父の認知症とのこともあり、今後どういう暮らし方をするのか、今後の介護のことを考えてとある施設を見学。ファミレスで美味しそうにケーキを食べる。ともかく元気になってよかった。
夕方、わざわざ長野から来た信濃毎日新聞記者の西島拓也記者の取材を受ける。中川六平君の書いた「ほびっとー戦争を止めた喫茶店」を読んで、信州のスキー場に反戦脱走米兵を連れて「マサホさん」が行っていたことが書かれてあり、ベトナム戦争と長野とでもいうべき、取材なのだ。もう40年前の話。ユニークな記者さんだ。当時ぼくが編集していた「ベトナム通信」の復刻版など見せながら当時の話。
朝からラジオやテレビで津波のニュースを聞きながらの一日。大きな被害はなくてよかったが、それにしても地球の反対側のチリ地震が日本に津波として及ぶそのことをいまいちど考えた一日。
●2月27日(土)
午前中、久しぶりにゆっくり。ちょっと疲れ気味かな。
昼過ぎ、おふくろの見舞い。病室から見える比叡山と大文字山の山並みもなんとなく春の雰囲気。
夕方、民主党2区総支部の常任幹事会。総支部長の前原国交大臣が久しぶりに帰洛中でもあり、とあるホテルでの会議。警護のSPさんたちが部屋の前で待機。知事選挙のことや来春の統一自治体選挙に向けての候補者擁立についてがテーマ。候補者がいない選挙区で、公募も含めて候補者の発掘のことなど議論。国会の予算委員会で国交大臣としての答弁のことなど色々と話もする。ほんまにたいへんやね。前原大臣、がんばってよ。
夜は、京都府広告美術協同組合の懇談会。新景観条例が可決されて3年。京都のまちなみを彩る屋外広告もそれなりに落ち着いてきたが、関連業者のみなさんの悩みなどお聞きする。
ニュースは南米チリでマグニチュード8・8の大地震。明日の昼ごろに日本に津波が来る可能性があるという。心配やね。
市職員逮捕と委員会流会 2月25・26日
●2月26日(金)
予算委員会は2日目。第二分科会での質疑は建設局。局からの説明の後、共産の委員に続いて、民主のトップバッターでぼくが質疑。冒頭、この5年間の土木費の歳入と歳出のグラフを配布しての質疑。わが前原国交大臣のこの間の考え方を披露して、新政府の公共事業費が圧縮されたことで、京都市土木費の予算編成の方針やその考え方、また未来まちづくり推進枠での実施される事業と見送られた事業の精査、そして3月に開通する第二京阪道路と結ぶことになる京都高速道路の効果などについて限られた時間内で質疑する。
昼食を終わってさあ昼からの委員会に臨もうとしていたら自民党から各委員会の再開を待ってほしいとのこと。何でやろう、と各議員部屋で待機しているが、なかなか始まらん。喫煙室で自民党の議員や廊下で市会事務局に探りを入れると、この夏に新たな事業として予定されている「京の七夕」事業の実行委員会が予算も議決されていないのに、3月1日に実行委員会が結成されるとのことに、自民がクレームをつけて産業観光局の局長らを問いただしているとのこと。
議員団室でその成り行きを待ちながらテレビではちょうどオリンピックは女子フィギュアスケートのキム・ヨナ選手と浅田真央選手の対決の場面。
泣くな真央ちゃん、ようがんばった!銀メダルおめでとう!
随時理事懇談会が開催されて打開が図られるが、なかなか委員会は再開されず。民主でも産業観光局幹部を呼んでその経緯について説明を求めて、ちょっと先走り過ぎと苦言も。 で、3時前になっても委員会は再開されずに、結局流会。来週の3月5日(金)に改めて建設局、文化市民局などと審議することになった。こういうケースは、いままで前例がなかったな。何が起こるかわからんよ。
夜は、中尾写真館でポスター用の写真撮影。ネクタイをとっかえひっかえ、カメラマンやわが応援団のメンバーにアドバイスをしてもらいながらの撮影。来春が選挙だが、1年前からポスター写真の撮影をするのは未だかつてなかったこと。今度はマジにやるで!どんなポスターができるかな。
●2月25日(木)
昨夜遅く都市計画局の幹部から落ち込んだ声で、事情がよくわからないのですが、職員が贈収賄容疑で逮捕された、との電話。委員会の前にはよく事件が起こるのだ。門川市政の2年間、不祥事根絶を目指してきたのに、またか!もうがっくり。
今日から3月4日まで一週間の予定で普通・公営企業予算特別委員会が開かれる。ぼくは第二分科会に所属。委員会室にテレビカメラが入る。冒頭、都市計画局長が沈痛な表情で報告。全員の理事者が頭を垂れて陳謝。この件については詳細が分かってから後日、まちづくり消防委員会で議論されることになった。
そして都市計画局から歳入・歳出の説明があり、以下自民、共産、民主、公明の順で各委員が質疑に立つ。ぼくは昨日の本会議で質疑したところなので、民主からは、山岸、中野、天方、宮本が質疑に立つ。ぼくはメモを取る。
各委員、予算に関連して、らくなん進都、耐震助成事業、空き家対策、キリンビール跡地、新景観条例のその後の課題や検証システム、京町家、狭隘道路の整備、レンタサイクル、マンション管理、市営住宅や改良住宅のことなど質疑。
多くの議員が取り上げたのは、「歩くまち・京都」の憲章と総合交通戦略のこと。環境モデル都市、国際文化観光都市として、人と公共交通優先の「歩いて楽しいまちづくり」を進めようというもの。四条通のトランジットモール化、東大路通の自動車抑制や歩道の拡幅、パークアンドライド、京都駅南口の整備など戦略が示された。さて市民や観光客の協力があってできるものだが、さてどう実行するかな。
夜は、事務所にて明日の審議のために建設局の予算や事業を点検して質問メモづくり。ポイントは、新政権になって「コンクリートから人」への公共事業抑制の予算のこと
本会議で代表質問 2月23日24日
●2月24日(水)
KBS京都放送の中継のある2月定例市会の本会議の2日目。今日のトップバッターは、わが民主・都みらい京都市会議員団の髭でおなじみの今枝徳蔵議員。着物姿で、原稿を読み上げるのではなくてメモを見ながら「共汗」をキーワードに自在な質疑。
続いて、ぼくは2年ぶりの登壇になる。メガネをかけて気合を入れる。本会議での質疑はもう30回ほどになると思うが、毎回それなりに緊張するよ。持ち時間は25分。冒頭に政権交代がなったこと、そして2年前の2月25日が門川市長就任式であったので、わがブログ「ひとくち日記」を読み返して市長就任2年目の折り返し点の、この2年間の総括、そして今後の課題について答弁を求める。
そして京都市の逼迫した財政状況を分析すべく地方交付金と市税の収入、また生活保護扶助費の推移を示しながら演説。財政改革有識者会議のこと、地下鉄経営健全化対策、また京都市食品の安全性及び安心な食生活の確保に関する条例に関して、また保健所機能の改変について要望。
左京区役所移転問題ついては吉田に生まれ育った議員として、課題はなんといって区役所跡地活用のこと。京都大学時計台前の剣鉾と神輿の巡行を象徴的なこととして、京都大学に活用してもらいたいこと、また新庁舎ができる松ヶ崎までの交通問題、さらに証明書発行センターの出町柳駅周辺の設置について答弁を求め、さらに京都北山は大見地区の再生への夢を述べて、そして岡崎地区の再整備について質疑する。
市長からの答弁の多くは前向きでよかったが、証明書発行センターの設置は2キロメートル以内に他の場所があるということで設置できないと、素っ気ない答弁。質疑時間が1分残していたので久しぶりに第2質問に立ち、いかにも「杓子定規、お役所の答弁」だと一喝。たいそうな野次も飛ぶことなく終わった。
以降、張り切りボーイの中野洋一君が、政策の「融合」という視点で質問。昼からは、公明党の大道、柴田、井上議員が質疑に立って午後3時過ぎに終了。その後、請願について審議があり、補正予算などの議案審議について各委員長報告が行われて、中には共産党が反対したものもあったが、自民、民主、公明が起立して淡々と可決し、午後3時半ごろ散会。明日から委員会が始まる。ともあれ代表質疑が終わってほっと一息や。
夕方、おふくろを病院に見舞いに。手術からちょうど2週間、初めて普通のご飯が夕食に出て、添えられていたおかずもおいしそうに食べれるようになった。よかったね。
その後、京都高野川ライオンズクラブ杯左京小学生バレーボール大会の実行委員会。今年で13回目。参加児童や17校39チーム、選手370人が参加する。学校の先生やスポーツ少年団の指導者が集まり打ち合わせ。
●2月23日(火)
午前10時からKBS京都放送の中継のある本会議。午前中は、自民の井上、津田、昼から自民の吉井に続いて、共産党から井坂、佐藤、河合議員が質疑に立つ。自民党は、先日の長崎県知事選挙の勝利で、ちょっと元気そうになられました。
各議員、財政、地下鉄経営健全化、歩くまち、コミュニティセンターのあり方、子育て、環境、生活保護、障害者福祉、公契約条例、中小企業対策、保健所問題、保育行政、市立病院、ホームレス対策など、新年度当初予算や市政の課題についてと、時には地元の課題などをそれぞれが質問。門川市長をはじめ副市長や担当の局長が答弁。市長就任3年目になる門川市政の予算編成に苦心した点や新規事業のことなど答弁。
水族館計画に係わる梅小路公園のことや、「歩くまち・京都」総合交通戦略のことが多いかな。またいつも話題になっている同和行政関係のことがほぼ話題にならなくなったのが印象に残る。
終了後、明日の本会議で質問するべく原稿を大きな活字にして、財政状況を示すグラフとストップウォッチを片手に別室にこもって読み上げてみる。持ち時間は25分。ちょっとオーバーしそう。時間配分を考えて再度原稿を推敲するが、あとはでたとこ勝負かな。
参議院選 複数擁立へ 2月20日21日
●2月22日(月)
朝、テレビでは、昨日の長崎知事選挙の結果、民主党候補が大敗したことを受けて、小沢幹事長の責任問題など色々と取り沙汰されている。まだまだ波乱の予感。元プロレスラーの大仁田厚が知事選挙に出ていてびっくり。まだ元気にしていたのか。
午前10時から議員会。金曜日の夕方、他会派から出されてきた補正予算に係わる京北地域の水道と下水道整備に関することと市立病院の自己都合退職者が多いことに関する付帯決議について議論。賛成をすることに。
そして予定通り、午後1時30分から討論結了の普通予算特別委員会と公営企業予算特別委員会が開催。各会派、補正予算や議案について態度を表明。共産党は、高速道路2号線(斜久世橋区間)の道路付属物設置工事契約議案については反対を表明。24日の本会議終了後、これらの議案について処理されることになる。
夕方、母親を見舞いに病院へ。順調に回復しているようで、トイレも自分で行けるようになり、あと1、2週間で退院できそう。やれやれだが、親父のこともあるし、退院後の生活をどうするか、ちょっと考えないと。
夜は、わが応援団の中心メンバーに集まってもらって、ポスターの制作について、ああでもないこうでもないと議論。来年春の選挙に向けて本気でがんばるぞ!
●2月21日(日)
昼前、東大路は東一条、京大正門前にて全国車いす駅伝を応援。ちょうど中継点になっているところ。宝ヶ池国際会館からわずか10分ほど、時速40キロのスピードで駆け抜けてくる。すごいスピード。京都Aチームが2年連続3回目の優勝。いい天気に恵まれて何よりでした。選手のみなさん、ボランティアのみなさんお疲れさんでした。
午後2時から民主党京都府連の幹事総会が予定されていたが、それに先立ち午後1時から選挙対策委員会が召集。なんやろな、と出かけていくと選挙対策委員長の泉ケンタ議員から、夏の参議院選挙の複数擁立問題で、本部との折衝経過など報告があった後、衆議院議員村井宗明事務所秘書の立命出身、弱冠29歳の猪奥美里(いおく)さんを擁立したいと提案。複数擁立の方針はいちおう大会で確認されていたが、青天の霹靂や。びっくりしたな。経過や今後のことを色々と議論をするが、ほんまにやれるんかいな、というのが正直なところ。流れとして選挙対策委員会としては賛成することに。その他与謝野町議候補に杉上忠義さん、舞鶴市議会候補に高田賢一さんを推薦することも決定。
そして2時からは、国会議員に各府市町村議員と公認候補の幹事が集合。山井会長や前原国交大臣などが挨拶したあと、知事選挙のことや各担当者から諸般の報告。ぼくも自治体議員ネットワークのことを簡単に報告。
そして一時休憩に入って急遽、常任幹事会が開かれて、先ほどの選挙対策委員会での決定した参議院選挙候補の二人目の候補に、猪奥美里さんを擁立することを議題に。みんなびっくり仰天といった雰囲気。民主党本部との今後の対応など多少の議論がされたが、複数擁立をするという前提もあり賛成された。
そして幹事総会が再開されて、そのことが報告されると、会場はどよめいた。そして、早速、待機していた猪奥さんが元気よく挨拶したが、唐突過ぎてみんなびっくり、という感じで、ちょっと雰囲気は盛り上がらなかったかな。現職の福山哲郎議員の3選必勝は、当然のことだが、複数擁立して、どないして選挙をするのや。色々とこれからのことが心配やね。福山議員も心中さぞ複雑なことやろ。
幹事総会が終わった後、山田知事を支援する議員ネットワークの設立総会。京都府議会の民主党の代表幹事でもある山本正幹事長から、この間の経過報告があり、山田知事が政党の推薦を求めないということで、政党としては推薦決定ができないので、各議員がこのネットワークに参画して山田知事の三選を目指す運動をすることになるのだ。苦肉の策や。
京都市会2月市会始まる 2月16日ー20日
●2月20日(土)
午前10時に北白川は京都造形芸術大学に。左京区誕生80周年記念事業区民講座として「左京の伝統行事調査報告会―祭礼を支える人々―」と題した会。歴史遺産学科の末松剛ゼミの学生たちレポート。一乗寺の八大神社における「御弓神事」や岩倉は石座神社の「秋の例大祭」、大原の「八朔踊り」などを対象に調査・研究した成果を報告。左京は伝統行事の宝庫。行事を支える地元の人たちもたいへんだね。他府県からの参加者も。いい企画でした。
昼は、「みやこめっせ」での京都青年団体会議主催の「年年歳歳2010―京の匠、衣食住遊」の催しに。京都で活躍している様々な青年団体が結集して様々なブースで展示。「北山 たけのうち」のうなぎ茶漬けなど美味しい食を味わう。
昼過ぎは、吉田神社参集殿で節分の直会(反省会)。今年はまあまあの天気でたくさんの参拝客があった。事故も喧嘩もなく無事に終わったと宮司さんからの報告。おチョコで乾杯してお開き。
午後は、日韓親善協会の理事会。諸般の報告や新年度の事業計画など提案。京都市と韓国の慶州市との姉妹都市実現の提案なども。ぼくからは、耳塚を描いた映画「月下の侵略者」の上映協力のお礼を述べる。
そして、おふくろの見舞いに。病室からベッドに座って双眼鏡で比叡山や大文字山が見渡していた。少し食事もできるようになったみたいで一安心か。
夕方は、車いす駅伝大会の開会式。今年で21年目。高校駅伝、女子駅伝、大文字駅伝と続いた京都の冬の行事もこの車いす駅伝があるともうすぐ春の訪れ。全国から28チームが参加。高円宮妃殿下も来られての開会式。
夜は、吉田今宮会と敬神会のメンバーによる節分の直会に顔を出して冒頭の乾杯の音頭。ゆっくりしたかったが、ボーイスカウト24団の育成会総会に。
息子がカブスカウトで世話になっていたからもう25年ぐらいの付き合いか。24団は結成60年を超えているのかな。ビーバー隊からベンチャー隊まで活発な活動がされているようだ。ぜひ入隊をお勧めします。
●2月19日(金)
10時から議員会。山岸理事から諸般の報告があり、補正予算の審議状況について普通予算特別委員会の第一分科会、第二分科会、公営企業予算特別委員会のそれぞれの委員から報告があり、問題点などについて議論。賛成する方向で決まる。
また今般、新税として入湯税のことが提案されているが、過日旅館組合の方々との懇談会を受けて、行財政局の税務部長らから改めて説明を受けて質疑。京都市内にスーパー銭湯や温泉を売りにしているホテルや旅館もいくつかあるが、千円以下の入浴客に宿泊を伴う場合は150円、入浴だけの場合は100円の税をかけるというもの。論議が必要や。
午後は、事務所にて2月24日に行うぼくの代表質問の案内を知らせるべく議員レポートの発送準備やメールニュースを送る作業。髪の毛が伸びていたので下鴨の「チョキチョキ」にて整髪。テレビ中継されるのでちょっとは小奇麗にしておかないとね。
夕方は、わが事務所の隣人であるギオン福住、中村さんのお父さんの通夜。同志社ラグビー出身ということもありたくさんの方々が参列されていた。
●2月18日(木)
午前10時から09年度補正予算を審議する普通・公営企業予算委員会が開催。ぼくは普通予算委員会の第二分科会に所属。
2月補正予算は、生活保護扶助費の母子加算の復活や「地域活性化・きめこまかな臨時交付金」を財源として70億円。
都市計画局では、高齢者向け優良賃貸住宅供給促進事業やあんぜん住宅改善資金融資制度、歩いて楽しいまちなか戦略、分譲マンション耐震改修助成の減額。
また建設局は国直轄事業負担金廃止問題について議論がされ、きめ細かな臨時交付金事業として無電柱化整備事業や道路維持補修に予算化された。消防局は、全国瞬時警報システムについて、教育委員会は退職手当の見込み増などによる補正。
保健福祉局は、保育園連盟の余剰金7億円余を子育て支援事業基金に積み立てることや、こども手当て電算システム整備事業や生活保護扶助費の増額などについてぼくも質問をする。
夕方、おふくろの見舞い。便に出血が見られたとかでちょっと気分が沈んでいる感じ。
夜は、事務所で市政報告会。20人ほどのメンバーに集まってもらう。代表質問の原稿を示して予算案や2月市会の議案など課題について説明。そして今後の活動について意見交流。ポスターの作成など本格的に準備を始めようと思う。
●2月17日(水)
本会議。本会議前、恒例の京都市交響楽団団員による京都市歌と「美しい青きドナウ」の木管五重奏の演奏。京都市会ならではの光景。
2月市会の始まり、冒頭、共産党の加藤広太郎議員が辞職するとのこと。1年ほど前から体調を崩されていて心配していたが、スポーツマンで歯切れの言い質問する議員で確か7期目かな。ご静養されてお元気になられることを。
そして門川市長から予算議案についての提案説明。きしくもちょうど2年前の2月17日が投票日。小雪舞う心底寒い夜で開票結果でもあった。世界同時不況や新型インフルエンザ対策などこの2年間の状況と自分が進めてきた施策など述べた後、新年度予算に対する思いと重点政策について説明。「芽吹いた種を大きく育てる時」ということで、「生活安心・未来へのトライ」と名づけた一般会計7600億円、特別会計・公営企業会計あわせて1兆6千億円の京都市予算について説明。星川副市長からは、その他の議案について説明がある。
議長から延会宣言のあと、本会議場で普通・公営企業予算委員会の委員長の互選。
本会議の後、京都生協や消費者団体のメンバーと「食の安心・安全条例」のことで議員団と懇談会。骨子に書かれていたものから削除されて項目があることや京都府の条例を策定するときの経過などお聞きする。京都生協もギョウザ事件など苦労したことがよく理解できた。委員会での質疑で議論しよう。
午後は、議員研修会として本会議場で北海学園大学教授の神原勝教授の「議会改革の課題と議会基本条例の意義」と題した講演。北海道は栗山町の「議会基本条例」のことなどを例に議会の権能と改革についての講演。各議員真剣に拝聴。
そして今日の午後5時が代表質問の要旨についての提出期限。昨夜書き込んだデーターを行財政局総務部の議事係りに提出。ぼくが最初だった。明日明後日と、各議員の質問要旨を受けて当局の勉強会が行われ答弁について検討されることになる。
夕方、とある知人と同行して京滋マンション管理対策協議会に。代表の谷垣千秋君とは学生時代からの長い付き合い。赤錆防止の給水システムのことや老朽化と高齢化するマンション問題について懇談。
夜は、おふくろを見舞って帰宅しておやじと一緒に食事。「なにがなんやわからん」と言いつつ若いときのことを思い出してはよく喋るよ。
●2月16日(火)
朝10時から議員会。保健福祉局から予算概要やこの市会に上程される議案についての説明。補正予算や一般会計、国民健康保険特別会計以外にもこの市会で議論になる保健福祉局の議案は多い。
食品等の安全性及び安心な食生活の確保に関する条例の制定や市立病院の独立法人化、市立看護短期大学の廃止と仏教大学への移行、保健所の支所化のこと、また保育園行政に関わるプール制のこと、もちろん「こども手当」のことある。大いに議論をしよう。
議員会では、この本会議で代表質問に立つぼくと今枝議員と中野洋一議員が質問要旨についてのそれぞれ説明。
ぼくはオーソドックスに門川市政2年目の折り返し点になっての総括と今後の市政運営の決意、新政権になっての予算編成と交付税など財政のこと、グラフを示して質問をする予定。
また食品等の安全性及び安心な食生活の確保に関すること、そして左京区役所の移転に関わる諸問題、とりわけ跡地活用のことと交通アクセス問題について問い、さらに岡崎地区の活性化策について、昨夜書き上げた草稿を示す。
順番は、今枝、ぼく、中野の順番で登壇することになり、ぼくの質問は24日(水)の午前10時40分頃から11時30分頃まで。京都放送とインターネットでの中継があるので見てや!
夜は、明日夕方5時が質問要旨を行財政局総務課議事係りに出すべく
数字を入れたりの原稿の点検。後はいちど読み上げてみて、文章を切ったり訂正、追加したりで、もういちど手直しをすることになる。当日の気分でアドリブもやるが、この20数年、本会議でなんども質問しているが、それなりに気合を入れている。
バンクーバーオリンピックでスピードスケートで長島選手が銀、加藤選手が銅メダル。
どうする知事選 2月14日・15日
●2月15日(月)
議員団の勉強会。環境政策局、建設局、産業観光局、文化市民局、消防局、そして人事委員会や選挙管理委員会などみっちりと午後5時まで、予算概要や議案についての説明と質疑。いつもながら中野洋一君が張り切って質問をしているよ。地球温暖化対策条例の改正や環境モデル都市への取り組み、無電柱化事業、融資制度の預託金に1300億円、商業活性化アクションプランの策定、岡崎地域活性化ビジョンの策定や二条城一口城主、京の七夕事業など硬軟取り混ぜた事業が計画されている。路上喫煙禁止区域の拡大は、喫煙派であるぼくは、ちゃんと吸えるところを設置してほしいと思っている。
夕方、病院へ。手術からちょうど一週間。おふくろは相部屋に移り、重湯とスープとゼリーの食事を美味しそうに食べるようになった。順調な快復でひと安心。
夕方は、オリンピック中継を見ながらカミさんと親父と食事。今まで考えられなかった光景だね。われながら不思議な感じがする。そして事務所にて遅くまで原稿打ち。ほぼ7千字ほどの代表質問の草稿が完成。明日の議員会で要旨を説明することになる。
●2月14日(日)
昼前、岡崎公園に。ええ天気に恵まれて第24回小学校大文字駅伝のゴール地点に。50チームが参加して、多くの保護者が応援する中、松尾小学校が優勝。京都は高校駅伝や女子マラソンのコースだが、小学生のときから駅伝に児童たちは馴染んで、なかには選手になる子がいるかも。もう24回ですか。みんなようがんばったね。
午後1時からは京都造形芸術大学の京都芸術劇場春秋座にて第14回左京文化フェスティバルに。今年は左京区誕生80周年ということで、冒頭に修学院中学校吹奏楽部の演奏がオープニング。フラダンスや大正琴など圧倒的に女性の出演者が多い。客席から「ママがんばって!」と可愛い声援に会場が和む。久多の花笠踊りなど見たかったが途中で退席。
午後3時から民主党京都府連の各総支部の幹事長会議。先の大会で府連の幹事長に就任した山本正府会議員はやる気満々だ。幹事長は各総支部のまとめ役であり、また選挙対策委員会のメンバーでもあり責任重大や。今後の方向性を議論。幹事長会議の後で常任幹事会が開かれる。先週日曜日が投票日だった南丹市会議員選挙で当選した山下澄雄さんが挨拶に。
会場前には、新聞記者さんたちが待機。問題は知事選挙だ。山田知事が3選出馬を表明したが、政党に推薦を求めないということで、さてどう対処するのか。府議会のメンバーが中心に色々と調整をしているようで、その苦労がようわかる。「相乗り」はできないし、さりとて何もしないというわけにも行かないし。今までは商工会議所や連合京都をはじめ各種団体が結集した「活力京都の会」が選挙母体となり、自民、公明、民主が加わり自民党主導で知事選挙がされてきたが、今回はそうもいかず。
「希望の会」というのが母体となり、そこで知恵を絞って、民主党として山田知事を個人的に応援する議員ネットワークを結成しようということになった。がんばりましょう。告示は3月25日かな。もうすぐや。また夏の参議院選挙は、民主党本部の方針もあり二人目の擁立もありそうや。さてどうなるかな。
夕方は、家で親父と食事。我が家は台所が別で食事を共にすることもなかったが、この2週間、おふくろが入院しているので、カミさんが料理を作って親父と一緒に食べるようになった。90歳だが虫歯もないしなんでも食べる。昔の思い出話がでるが、最近のことはちょっとちんぷんかんぷん。
夜、事務所にて代表質問の原稿書き。ほぼ目途がついたかな。限られた時間なのでどう原稿を切るか、また考えよう。
代表質問に向けて原稿書き 2月10日-13日
●2月13日(土)
この間、ぐずついた天気だったが、久しぶりに快晴。昼前から地元をウロウロ。百万遍は東にある「あーす書房」を改装、最近新規オープンした「あーす食堂―閑楽庵」にてマテンメンなる麺類と久しぶりに玄米飯を食す。不思議なヘルシー麺。スープ餃子も美味いらしい。まあいちど行ってみてください。
相談ごとは、漏水事故で水道局から多額の請求がされているのでどうすればいいのかということや、また先日強盗事件が発生して防犯上、街灯設置のことなど。
その後、病院へおふくろの見舞い。お茶も飲めるようになり、ガスも出て快復は順調のようだ。来週、抜糸するという。
夕方は、映画「月下の侵略者」上映実行委員会の事務局メンバーでの反省会。多くの方々の協力もあり、またたくさんの人に見てもらったので、赤字も出ずに済んだ。ありがとう。
多少飲んだが、酔っ払うことなく、事務所で深夜まで代表質問の原稿書き。バンクーバーで冬季オリンピックが始まった。
●2月12日(金)
朝10時から議員会が開催。各局から予算や上程された議案の説明と質疑が始まる。まずは総合企画局。予算概要に従って説明がある。右京区の山ノ内浄水場跡地活用や国際交流や山間部のブロードバンドゼロ地域の解消策や地上デジタル放送の受信対策も総合企画局の仕事。
上下水道局との説明のときには中座して、京都府宅地建物取引業協会第一支部の役員のみなさんとの懇談会に上京、左京、東山の同僚議員と出席。それぞれ自己紹介した後、新景観条例や建築基準法や町家の活用のことなど色々とご意見を伺う。政権交代がなってわれわれ民主党の議員とは初めての懇談会やな。政権交代の影響やね。今後も意見交換をする場を設けようということになり名刺交換。
午後は、行財政局、教育委員会、都市計画局、交通局の順番でみっちり午後5時まで予算などの議案の勉強会。景気後退により市税収入が前年度より164億円落ち込みことになり危機的状況だが、新政権になって地方交付税が確保されたことなどでなんとか財源が確保され、大規模公共事業を抑制して福祉や教育など生活関連施設の整備に当て、また一般会計と公営企業などの連結ベースで投資分野の転換を図った。こども手当て、中小企業金融対策、そして生活保護費の増額で前年度比747億円増えて一般会計予算は7687億円。「生活安心・未来へのトライ」予算として編成したという。
交通局からは、資金不足率を下げないとえらいことになるということで、バスと地下鉄事業の経営健全化計画も示された。今回運賃改定はされないことになったが、乗客一日5万人増を目指さないと計画がなりたたないという。絵に描いたもちにならないよう、みなさん大いに地下鉄に乗ってよ!
終了後、質問テーマを巡って各担当者とやり取り。保育園プール制の見直しについて担当者が説明に来るが、その仕組みはなんややこしいよ。
保育関係者からどんな声が上がるのかな。
夜は友人と食事した後、事務所で遅くまで予算資料とにらめっこしながら代表質問の原稿書き。
●2月11日(木)
今日は小雨降る休日。暖かい。昼過ぎ、社団法人京都鴨沂会の理事会。公益法人化に向けての議論や総会のこと、評議員選出の選挙のことなど。
午後、おふくろを見舞う。出血もなく痛みも薄れて、術後二日目というのに廊下を少し歩いたのだという。水は飲めないらしい。難聴気味なので大きな声で喋る。新聞も読む気になり、ラジオも聞くようになった。安心した。
夕方からパソコンに向かって気合を入れて代表質問の原稿を書き始める。政権交代したことでの予算編成への影響や門川市政が発足してちょうど2年になり、この間の実績やこれからの市政運営の方向を問わなければならないし、左京区役所移転問題にも触れたい。夜遅くまでパソコンに向かう。
●2月10日(水)
2月市会定例会の告示。10時から議員会。理事からの今後の日程や市会改革委員会での協議事項である「市会だより」の充実や議員研修会のあり方を巡って報告があり、多少の議論、席上には2月市会に上程される一般会計や公営企業関係などの予算概要や条例関係など分厚い資料が置いてある。他の会派ではすでに勉強会も始まっているところもあるがわが議員団は12日から。
17日に本会議が開かれて18日には補正予算を審議して、23日24日が代表質問の本会議。質問要旨提出は17日の午後5時。がんばらんといけないよ。
午後は、上高野の葬議場建設計画を巡って宝ヶ池の環境を守る会のメンバーが都市計画局の担当者との懇談に同席。しかしほんまに横着な業者だ。
その後、質問の準備で行財政局の財政の担当者と新政権になっての新年度予算編成の苦労話や特徴点をヒアリング。頭の中ではだいたいのストーリーができてきたが資料をじっくり読み込んで、原稿を書き始めようかな。
夕方、東山のお寺で友人の市職員のお父さんの通夜。ご冥福を。
それからおふくろの見舞いで病院へ。昨日の手術の直後はもちろん話もできなかったが、合併症も出ることなく、少しは落ち着いたのか、血色も良くなってきた。順調な回復を願うのみ。夜は親父と色々と珍問答。ちょっと認知が進んできたのかな。
その後、事務所で役所では「長帳」?と呼ばれている予算概要や議案説明書を読み、質問のメモを作り始めるも、久しぶりにマインスイパーにハマッテシマッタ。我ながらアホやね。
おふくろの手術 2月8・9日
●2月9日(火)
<おふくろの手術>
朝からとある病院へ。おふくろの手術の日。北山の山並みが見える病院内の場所で、親父や弟たちも家族がそろって待機。
時間待ちのためにコンビニで小沢不起訴の内幕の記事が書かれていた「週刊朝日」を買うと偶然、普天間基地の行方、基地問題の原点を考えるとして「反戦喫茶ほびっと」の軌跡、と題してわが友中川六平クンが署名入りの記事を書いているではないか。講談社から昨秋出版した「ほびっとー戦争を止めた喫茶店」の超ダイジェスト版や。みなさん、わが青春の「マサホさん」が実名入りで登場する本をぜひ読んでや。24日の本会議で代表質問するべく行政資料も持ち込むが、読む気にもならずうつらうつらと居眠りしながら待つ。
午後4時、看護士さんから手術が終わりました、との報告を受けて手術室へ。担当医から手術の経過や今後のことの説明を受けて、開腹せずに腹腔鏡手術で取り除いたところの病巣部分を見せてもらう。当分ホルモンを食べる気にはなれないよ。
しばらくして手術が無事に終わったおふくろと対面。麻酔が効いているのか、朦朧としている。目で瞬きして応えるが、酸素マスクをつけてしんどそう。ちょっとかわいそうだが、後は順調な回復を待つとしよう。長い一日であった。
●2月8日(月)
<おやじのこと>
おふくろが入院してちょうど1週間。朝飯を共にして親父を入院先の病院に送る。なんで入院しているのだろうかと、何度も聞く。車中なんども「わけがわからん」と呟く。明日は手術だよ、と言っても、だいぶ混乱しているようだ。せつない気分になる。おふくろはおふくろでなんでこんなになったのかな、と不安が募っているが、手術については覚悟を決めたようだ。
昼前、サボっていた歯医者に行って歯石をとってもらう。
午後は、議員団室に。代表質問の準備をするべく2月市会に上程される議案について担当者から説明を受ける。9年度の補正予算と10年度の当初予算案はともかく、市立看護短期大学のこと、市立病院の独立法人化のこと、保健センターのこと、食の安心・安全の条例など保健福祉局に関わることが多いな。
<永井實先生を偲ぶ会>
夕方は、永井實先生を偲ぶ会。永井實先生は、長年育成養護教育に携わってこられた。また一昨年に縦糸の会が主催した加藤登紀子さんのヒューマンふれあいコンサートの運営委員でもあり、この5年ほど親しくお付き合いしていた。ところが昨年9月に不慮の死を遂げられたのだ。
ご家族と総合支援学校の先生方や教育委員会の関係者や縦糸の会の福祉関係者が集まっての偲ぶ会。ヒューマンふれあいコンサートのビデオも流され、フォークシンガー野田淳子さんの「千の風」や「涙そうそう」の歌、そして多忙な中、教育委員か時代からの長い付き合いだった門川市長も思い出話。しめやかな雰囲気の中での集い。永井實先生が蒔かれた種を育てようということ。見守っていてください。
久多へスノーバスターズ2月6日7日
●2月7日(日)
<スノー・バスターズで左京区久多へ>
朝、大文字山も真っ白に雪化粧。今日はスノーバスターズの一員として友人らと左京区は最北部の山村、久多に雪下ろしに行く日。雪で行けるのかな、と思いながら一乗寺の集合場所に。リーダーは、鴨沂高校の先輩で医師の藤田宗先生。車が十台並んで、40人ほどの参加者がそれぞれの車に分乗していざ久多へ。
雪で真っ白な大原は里の駅でトイレ休憩をして、途中トンネルから花折峠を越えて葛川は30センチぐらいの積雪。梅ノ木から渓谷沿いの細い道を久多へ。除雪はされていたが、各車、無線を使用しながらの安全運転で久多へたどり着いたのは10時前。久多は50所帯、人口120人ほど高齢化が進んでいる。夏には、友禅菊が綺麗に咲く。
「いきいきセンター」には久多の社会福祉協議会のメンバーが待ち受けておられて、独居老人宅の雪下ろしにいざ出発。50センチほどの積雪。各自スコップを持って玄関前に道を踏み固め除雪の作業。つい昨日の昼から雪が降り始め、一晩で50センチの積雪になったという。時には屋根まで雪に覆われることがあるが、スノーバスターズのために雪がほどほどに降ったということかな。
昼前には作業も無事に終わり女性部隊が作ってくれた豚汁をいただきながら、久多の社会福祉協議会の岩淵さんらの話を伺い交流会。このスノーバスターズは10数年続いていていてぼくは5年ぶりぐらいかな。午後2時過ぎに来た道を引き返すが八瀬まできたらすっかり雪も溶けていて春の風景。
夕方、上京区のとある友人宅を訪問。とある建築物の工事で井戸水が枯れて困っているとのこと。業者はそれなりに対応しているようだが、色々と今後の対策についてアドバイス。
<泉ケンタ議員の新春の集い>
そして夜は、内閣府政務官の泉ケンタ衆議院議員・新春の集い。ホテルは満員の大盛況。前原国交大臣、山井政務官ら京都選出の国会議員が終結。ケンタ君はまだ36歳。立命館の弁論部で活躍していたころ、ぼくは審査委員で出会ったのが最初。我が家にも遊びに来たことがある。
その彼が、3期目の当選を果たして行政刷新会議、消費者行政、沖縄・北方領土、防災、少子化対策を担当する栄えある内閣府の政務官に就任とは!いやはやちょっと驚きや。若さをちょっと心配するが、挨拶も堂々たるもの。もって生まれた資質かな。されど驕ったらあかんぞ!
●2月6日(土)
<初雪かな>
目覚めたら今年最初の雪景色。寒いよ!親父をおふくろの入院している病院に送った後、小雪舞う嵯峨の親戚の家に。おじさんの吉本惣吉さんの13回忌。しめやかに法事が営まれる。清水寺の檀家総代などを務めたこともあるらしい。在りし日のことを偲ぶ。昼のお酒はよくまわる。
<プロレス文化研究会>
忙中閑あり。以前から誘いを受けていた現代風俗研究会のプロレス文化研究会の例会を覘く。「力道山」の著書のある岡村正史さんが「2010年代のプロレスー過去から未来へープロレスは終わったシャンルなのか」と熱弁をふるっていた。井上章一日本文化研究センター教授や参加者が、人気が下降気味のプロレスを中心に落語やジャズの世界やメディアなどについて学術的な?討論。アルコールがまわってウツラウツラと聞いていたが面白かった。いちどわがプロレス論を喋りたいな。
夕方は、この6月に予定されている吉田山の茶会のことで企画者の日中文化交流サロン「岩茶房」の佐能さんらと会う。吉田神社の境内を舞台に、環境を考え癒しの場にもなる「大茶会」をしようという楽しそうなイベント。地元吉田の活性化にもつながるし協力しよう。詳細は、いづれ。
小沢幹事長、不起訴!2月4日5日
●2月5日(金)
<山田啓二知事 3選に向けての決意>
朝、岩倉での特別養護老人ホームの竣工式があったが、91歳になる親父のことでバタバタして結局出席できず。残念。
昼前、議員団室に。昨日京都府議会で三選出馬を表明した山田啓二知事が表敬訪問に。府市協調して府民の生活を守るためにがんばりたい、先頭を切ってがんばるとご挨拶。
4月11日が投票日だが、今までは「活力ある京都をつくる会」に連合京都や商工会議所など各種団体が結集して、自民党が選挙事務所を仕切って、公明、民主の「三党相乗り」で選挙が闘われてきた。今回は「実質相乗り」になるのだろうが、政党の推薦を求めないということで、どういう選挙戦になるのかな。事務所の設置やマニフェストをどうするのか、誰が陣頭指揮をして、われわれ市会議員は何をするのかな。ちょっと見えないよ。
昼過ぎは、住みよい京都をつくる婦人の会の左京支部の恒例の新春の集い。
高齢の方々の会員さんが多い。元気な80歳代の人もおられるよ。みなさん健啖家。京都市政の課題や鳩山政権のことなどお話しする。
<インフォームドコンセント>
その後、とある病院へ。おふくろの手術のことで執刀する担当医からあらためて病状の説明や手術の方法、また手術に伴うリスクなど説明を受ける。インフォームドコンセント、説明責任が定着したのはこの10年か。同意書など関係書類にサインをして後日提出することにしよう。同席している親父も心配そうだが、マダラ状態で理解できてないのかな。これからどう付き合うか、悩むよね。
夜は、事務所で2月24日の本会議で代表質問をするべく、先日内示された京都市の当初予算案の概要や国会での鳩山首相の施政方針演説などに目を通す。どうも集中できないな。週明けから本格的に原稿作りを始めよう
●2月4日(木)
いつもながら節分が終わった翌日はちょっとバテ気味。ドリンク剤を飲んで元気を出す。事務所への来客はフットサルの大会実行委員長の大橋さん。元気なオジサン。12回を迎えて方向性や今後の人生について熱く語る。またこの2月市会に上程される「京都市食の安全・安心に関する条例」案についてパブリックコメントの意見集約のことなどについて保健福祉局の担当者が説明に。
午後、とある病院に弟ら家族が集まっておふくろの病状について担当医から説明を受ける。やっぱ手術をしないかんようだ。まあ色々と心配だが、医療技術の進歩はすごいのだね。セカンドオピニオンのことも考えたが、本人の気持ちも大事にして来週手術をしてもらうことになりそう。
夕方は、自治労京都府本部・京都地方自治総合研究所の地方財政セミナーに。奈良女子大名誉教授の澤井勝さんが「新政権の予算と地方財政対策」と題して、中央財政と地方財政の関係や地域主権論における地方財政改革の可能性や特徴点、新政権のこども手当てや雇用対策の予算について説明。代表質問のネタになる話を勉強。
<朝青龍の引退>
テレビニュースでは、朝青龍が引退のニュース。酔っ払って人を殴ったということでこのところ騒がしかったが、見事な引き際か。プロレスに転向したら人気が出るよ。
<小沢幹事長 不起訴処分>
そして、このところ政治とカネのことで新政権と民主党を揺るがしていた「陸山会」の土地購入問題などで、小沢幹事長は不起訴処分に。石川議員ら3人は起訴。検察の横暴だったのか、学生運動の時代の言葉でいえば、革命勢力と反動・反革命勢力とのせめぎ合いで、検察の弾圧に屈しなかったといえるが、これにて幕が引かれるのかな。そして世論はどちらに味方するかな。これで小沢幹事長は、参議院選挙に向けて剛腕を発揮することになるのだろうか。
goo 吉田の節分 2月1日ー3日
2010年02月04日 | 日記●2月3日(水)
<吉田神社の節分>
吉田神社の節分の当日祭。立春。冬来たりならば春遠からじ。暦ではもう春や。8時過ぎ吉田神社に。昨日よりちょっと寒いよ。「御神楽・追儺の矢」の受付に座る。ピーヒャラ、ピーヒャラと横笛が鳴り響き巫女さんが舞う。時折友人等が声をかけてくるし、久しぶりに会う人も。いつも受付に座っている柿阪正夫さんがおられないので、「今日は柿阪さんはおられないのですか?」と多くの人に尋ねられた。
去年は午後から雨が降り、参拝客が少なかったが、今年は一瞬小雪が舞いかけたが寒風吹くこともなく、手もかじかむこともなかった。印象に残ったのは、第四錦林小学校の児童が総合学習の一貫として、地元伝統行事として節分見学に来て、ぼくの目の前でお神楽を見ていたが、巫女さんたちの踊りに目を輝かせていたのが実に印象的だった。
午後8時には左京消防団と左京消防署長らも激励に。お神楽で左京の安心・安全なまちづくりを祈念。そして、午後11時からはお札を燃やす火炉式が執り行われて、赤々と炎が舞い上がった。これでこの一年も無病息災。
「仕舞い神楽」が終わったのは12時前、2日間に渡っておよそ8百人がお神楽で厄払いや家内安全を祈願された。今宮会のメンバーの打ち上げを覘いて一献傾けて帰宅したのは午前1時過ぎか。
●2月2日(月)
<吉田神社の節分・前日祭>
今日から吉田神社の節分祭。ホカロンを体に貼り付けて白袴に黒の羽織を着て8時過ぎ吉田神社に。今年はええ天気や。いつものように本殿横の「御神楽・追儺の矢」の受付に座る。今年はわが後援会長の柿阪さんが喪中で不参加。今宮会の福井さんがピンチヒッターで初登場。上阿達町の藤澤さんと3人で座る。午前10時前には岩清水八幡宮の笠井社中のお神楽・雅楽のいつものメンバーと京都造形大学の学生さん巫女さんたちが揃いお神楽の舞を始める。
<10年度京都市当初予算が内示>
始まってしばらくして、いつのもように白袴・羽織姿のまま市役所へ。新年度予算の内示の日。11時から市長応接室で門川市長から「生活安心・未来へのトライ予算」と名付けた当初予算についてその概要の説明があり、星川副市長から主な施策や事業について説明がある。
市税収入は、未曾有の不景気で前年に比べて史上最高の164億円の減収。地方交付税などは76億円の増収されるが、公債償還基金の取り崩してなんとか凌ぐということになる。昨年に比較して中小企業金融対策で預託金が500億円、子ども手当及び児童手当に162億円、生活扶助費に80億円の増加がされることになるので、昨年の当初予算より700億円増加した7687億円の規模になった。
大規模公共事業を圧縮して保育所整備や学校耐震化など生活関連施設等の整備に重点化したという。個別の施策では、雇用創出事業や動物園の整備や岡崎公園の活性化、無電柱化事業の推進など目に付くかな。2月24日の本会議でぼくは代表質問に立つので節分が終われば、原稿書きを始めようか。
<吉田神社の節分 追儺式>
帰途、須賀神社の節分祭に立ち寄って聖護院の婦人会の人たちに挨拶して、吉田神社に戻り「お神楽・追儺の矢」の受付に座り、参拝されるみなさんの受付や追儺の矢をお渡しする役。地元吉田のみなさんや毎年来られる方も多くて顔馴染みになった人も多い。確か2005年の節分からでもう今年で6回目になるのかな。
夕方6時からは「鬼やらい」といわれる追儺式。境内は人並みで埋まり、赤鬼と青鬼と黄鬼が登場。黄金四つ目の仮面を被った方相氏が鬼たちを追い、葦の矢を殿上人が放って鬼を追う払うという、つまり人々の幸福と平和な生活を願うという儀式。
その後も参拝客は途切れることなく続き、お神楽の舞が終わったのは11時前。近衛中学校の森田先生も巫女さんになられて中学生たちの人気者。お疲れさんでした。暖かい夜でよかった。帰宅は12時かな。
●2月1日(月)
<どうなる地方議員年金制度>
今日から如月、雨の2月。あっという間に1月が過ぎたよ。
午後、市役所で民主党の政令指定都市議員協議会の役員会。わが議員団の山岸理事と一緒にぼくは副会長ということで出席。札幌、横浜、川崎、名古屋、大阪、北九州からの代表が参加して、議員年金の今後のあり方について協議。平成の市町村大合併により市町村議員が大幅に減って議員共済年金制度が崩壊の危機。全国市町村議長会でも議論され総務省からも色々と提案されているが、さてどうするのか。京都市会で可決した意見書なども参考に色々と議論する。ぼくは毎月10万円近い掛け金を支払ってきたが、戻ってくるのかな?老後の不安がよぎるよ。
<旗びらきもいよいよお終い>
夕方、とある病院に今朝、検査入院した母親を見舞いに。同居している親父もマダラ模様だし、さて両親の介護のことがいよいよ現実になってきたよ。
夜は、連合京都京都市地域協議会の旗びらき。洛北、洛東、洛南、伏見、洛西地協が統合されて、労組の関係者が集う。市内選出の民主党の府市会議員が揃う。正月以来、ロイヤルホテルには何回来かな?これで旗びらきシーズンもお終い。ほんまに疲れたよ。
その後、この8日に予定してる永井實先生を偲ぶ会の打ち合わせを経糸の会のメンバーと。
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