<宝ヶ池球技場の人工芝改修工事完成式>
午前中小雨模様だったが、昼前雨も上がり、チャリンコで宝ヶ池球技場に向かう。高野川から松ヶ崎の疏水の桜満開!春らんまん!気分もうきうき。
1時から宝ヶ池球技場の人工芝改修工事完成式。昭和62年に京都国体のために開設したこの球技場は、京都のラグビーやアメフト、サッカーのメッカ。人工芝に変えられて17年、摩耗してきたので張替工事が昨年から行われてきた。スポーツ振興基金の3千万円を入れて、1億4千万円で完成。くらし環境委員会と左京選出の議員に京都のラグビー、サッカー、アメフトの関係者、そして子供たちが集い、甦った緑の人工芝のグランドで竣工式と子どもたちによるキックオフ!左京区民念願の体育館の建設も新年度予算では調査費もついた。市民に喜ばれるスポーツ公園になってほしいね。
その後、6月8日に開催する「ヒューマンふれあいコンサート」は、中国人の李広宏さんを招いてのコンサートだが、彼と親しい山科の方に協力のお願いに経糸の会の事務局長の杉村伸爾さんと訪ねる。
みなさん、ぜひご協力のほどよろしくお願いします。チケットは3千円。収益は、福祉施設に寄付をします。
<高野パチンコ店 説明会>
夜は、教育文化センターで2回目の高野パチンコ店出店に伴い、京都市中高層建築物等の建築等に係る住環境の保全及び形成に関する条例による説明会。
設計事務所とホテルパートナーという業者と高野パチンコ店建設反対住民連絡協議会のメンバーを中心に住民とのやりとり。5階建ての700台の大型駐車場の設置したパチンコ店の計画。おおまかな建物の設計図面と模型も示されたが、良好な住環境の道路を一本隔てたところにデカい5階建ての威圧感のある建物ができるのだ。けしからんよ!そのゴリ押しの姿勢には怒りを覚える。これからまだまだやり取りは続く。粘り強い住民運動が必要。左京選出の議員としてできることはしたい。
その後、テレビを見ながら晩酌。阪神タイガースの希望の星、高卒ルーキー藤浪晋太郎投手が熱投。7三振を奪うも敗戦投手。しっかり打ったらんかい!
これからが楽しみ。
今日で三月はおしまい。もう4月や!気合を入れてがんばろう!
●3月30日(土)
<吉田山 大元宮の幽斎桜>
ええ天気!昼前、我が家近くの真如堂から宗忠神社、竹中稲荷、吉田山山頂、大元宮を散歩。桜咲き、春風が気持ちいい。大元宮の枝垂れ桜も満開だあ!
この桜は幽斎桜と名付けられているが、この由来を記しておきましょう。わが後援会会長の柿阪正夫さんが、あるときラジオで、舞鶴は吉田地区の瑠璃寺にある桜が、わが京都の吉田から細川幽斎が移植したとかというニュースを聞かれて、舞鶴へ飛んで行かれたのは、平成14年か15年のこと。吉田地区は高田舞鶴市議の地盤でぼくも親しく、ぼくも瑠璃寺へ見学に行ったこともある。色々ないきさつがあり、京都府の緑化センター?などの協力を得て、吉田の大元宮に里帰りして、植えられたのが平成16年の2月のこと。細川護煕元首相が命名者。剣鉾保存会会長の造園業の津田正之さんの手入れもあり9年。見事に咲きました!
吉田山の里山を再生する会が植えてきた桜もあと10年たてば見事に花を咲かせるでしょう!

この間、苦戦していた花粉症も峠を過ぎたのか、山頂で京都の街を見ながら吸う煙草も美味い!
<わかば会>
午後は、市原野は二ノ瀬の手前にある知的障がい者の入所支援施設「わかば会」に。ちょっとしたご縁があって、ぼくも理事の一員。
施設がオープンしたのは6年前か。永井實先生の後を継いで、スタッフとともに、小谷理事長が熱い想いで、色々な困難を乗り越えて運営されてきた。現在利用者は40人とかで順調に進んでいる様子。
今後の事業計画などが示されて承認。山裾にはてづくりの東屋も建設されて、自然に親しみながら利用者が快適に暮らせる施設を目指しているよ。スタッフのみなさん、がんばってね!
夕方は、円山公園内のすき焼き屋で大木工務店のメンバーらとすき焼きを食べながら花見の宴。暫しカラオケ大会を聞いた後、退席。
<「こぺる」終刊>
小冊子「こぺる」終刊記念の集いに。発行人は、部落問題に真正面から向き合ってこられた藤田敬一さん。「同和はこわい考」が出版されたのは1987年のこと。偶然にもぼくが市会議員に当選したとき。我が家近くの楽友会館で開催された「部落問題全国交流会」に参加し、その後も交流会には参加して、時には報告者となって議論をしてきた。京都部落史研究所版『こぺる』の廃刊後、藤田さんが編集者となって93年に復刊。次のような思いが書かれている。
「個々人の思索と実践の中から生み出される問題意識をふまえ、部落差別を核心にすえつつ、『人間と差別』をテーマに、現代の文化情況にも踏み込んだ誌面づくりに努めるつもりです。/書く人・作る人・読む人という分業を前提にしたやり方ではなく、読者の、読者による『こぺる』として、差別に関心を寄せる人びと、差別をめぐる息苦しい情況に少しでも風穴をあけようとしている人びとと共に、開かれた論議の場にしてゆきたいと思っております。」
以来20年間に渡って発行されてきたが、この3月号をもって終刊となった。
ぼくが、藤田さんと京都会館別館で「同和行政と制度疲労」と題して公開討論をしたのは1995年だったか、市職員や運動団体、市民など300人ほどの参加者で満員になり、同和行政の在り方に大きな波紋を投げかけた。また「こぺる」に寄稿したのは96年だったか。あれから15年を過ぎて京都市の同和行政は終止符を打った。藤田さんから学んだことがぼくの原動力となった。今後も「志」だけは、ぼくも持続したいと思う。藤田さん、ご苦労さんでした。
なお昨年「こぺる」に寄稿すべく京都の同和行政に向き会ってきたことを書いたが、日の目を見なかった。冊子にしたのでぜひお読みください。
散会後、わざわざ福知山から参加した今はない「かりん亭」のマスター長谷さんらと一献。木屋町は桜満開で大賑わいだった。
●3月29日(金)
<近衛広場 公園体操>
毎週金曜日は朝9時半から近くの近衛広場で公園体操。桜満開、春風に吹かれて、この日曜日の朝粥の会でお話していただいた中川長重さんがリーダーとなっていつものように40人ほどの高齢者が元気よく公園体操。始まってちょうど1年とのこと。この公園体操が近所の人の健康の秘訣。ぼくも写真を撮りながら久しぶりに体を動かす。そして最後は、「今日の日はさようなら」を民生委員さんの指導で手話で唄う。
昼過ぎ、某新聞記者が来所。池坊美佳さんが参議院選挙の出馬を辞退したことで、後任はどうなるか、或いは、民主党はどうなるか、などなど意見交換。民主党も参議院候補の選出も先行きは、不透明。ほんま、どないなるんやろな?
午後は、この間さぼっていた日記書き。
<星川副市長の退庁式>
午後5時には、市役所前広場に。星川茂一副市長の退庁式、2期8年の副市長の在職、多くの職員が広場を埋めて、門川市長と大西議長からそれぞれ送別の辞が述べられて、花束贈呈の後、万感の思いで星川副市長が挨拶。多くの人の前で話すのは苦手だとご本人。誠実で公平な判断をする人というのがぼくの印象。
星川さんは、1972年京大卒業後、京都市に奉職。教育委員会では学校統合問題などを、その後、総合企画局長、収入役を歴任。多くの職員にも慕われていた人。
なんといってもぼくと誕生日が一日違い。1949年(昭和24年)1月13日で星川副市長が確か1月12日。元教育長の高桑三男氏が1月17日だったか、3人で誕生会などと称して、たまに呑みながらわいわい喋っていた。64歳。同年代が卒業するのは、寂しいよ。ご苦労さんでした。ちょっと落ち着かれたらまた飲みましょう!
夜は、京都高野川ライオンズクラブの例会で珍しく祇園に出る。円山公園の夜桜見物の人で大賑わい。
●3月28日(木)
10時過ぎ近くのぼくの息子もお世話になった吉田幼稚園に。法人の理事長は吉田神社の澤井宮司さん。氏子講社長の福井晟さんに近くの住む日本画家清水信行くんらが役員。金桝園長から現状報告があり、25年度予算案についての説明など。園舎も建て替えられて自然の中の幼稚園ということで200人を超える園児がいる人気の幼稚園ですよ。
<人権擁護 相談日>
桜咲く鴨川は荒神橋の西にある京都地方法務局へ。昨年来、京都市会選出の人権擁護委員を拝命。今日は久しぶりの電話相談の担当日。いささか緊張しながら電話を待ち受ける。
昼休みには、荒神口を下がったところの「よしなが」で定食を食す。去年秋にリニュアルして以来。だしまき卵がついたボリューム満点のカキフライが美味かった!
午前中に1本、午後に2本の電話相談。守秘義務があり内容を書くことはできないが、それぞれ20分ほど電話でお話をお聞きする。お役にたったかな?午後4時まで待機。パワハラ、セクハラ、人権侵害など相談は、075-231-2001京都地方法務局までお電話ください。
夕方、某住宅建設会社の知人がアパート建設について相談ごと一件。4月になってから担当者と話をしてみようと思う。
午後6時前からは、吉田神社の総代会に。京つけもの「大安」の大角正幸社長や瓢亭の高橋英一さん、そして氏子講社長の福井晟さんや地元の常任役員が揃い、25年度予算案などの説明を受ける。この2月の節分は暖かいこともあり多くの参拝客があり、よかった!直会は、清酒で乾杯。洛中で最も古い蔵元は、吉田の松井酒造。社長の松井八束穂さんと親しく盃を交わす。
上機嫌で事務所に戻ると高野公団住宅の知人から電話。ホテルアバンシェル跡のパチンコ店出店問題で中高層条例による説明会が開催中とのこと。8時過ぎ会場へ走る。業者と設計事務所が壇上に座り、50人ほどの住民との質疑応答の最中。駐車場と交通渋滞の問題、日照権の問題、騒音の問題など色々な視点で住民が訴えるが、のれんに腕押し。
ぼくが予想していたより、業者の開発進行のペースが速い。強引なやり方に怒りを覚える。