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       鈴木マサホひとくち日記 
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2002年2月

                 



●2月1日
金 議員会。定数是正問題について、次の特別委員会に向けてのわが会派の考えをまとめるための協議。一票の格差の是正をする必要性と、地方分権時代に議会の重要性が増すが、時代の変化を考えわが議員団としては、2減を提案することに決める。今後の他会派との折衝については、「鈴木理事に任せる」といわれて頭が痛い!またストレスがたまりそうだ!それから知事選挙についても協議。


自治労青年部の旗開き。わが息子の同世代の若い市職員に、「友達をつくれ、元気があればなんでもできる!」と挨拶。新潟の元県会議員の友人、武田貞彦夫妻が上洛。「虹と緑の500人リスト運動」などの話。おーい武田君、新潟市民新党の友人のみんな、がんばれよ!


●2月2 土 民主党京都府連の常任幹事会。知事選挙、候補者推薦に向けてのいよいよ大詰め。現京都府副知事山田啓二氏の所信を聞く会。山田氏は48歳、東大法学部卒、自治省出身、岐阜、和歌山、高知県などに出向、自治省大臣官房参事官など歴任の後、京都府総務部長として3年前に京都に赴任、昨年6月から副知事に。初めて顔を合わし、所信を聞いたが、どんな人物か、ぼくにはまだようわからん。色々な意見が出たが、吉田京大教授の不出馬表明後、第3の候補を擁立する時間もなく、山田氏が出馬表明をすれば、民主党も推薦することを決定した。あまり燃えんやろな?

議員団議事録出版の打ち合わせやこの間たまっていた「ひとくち日誌」の打ち込みなど。


●2月3 日 事務所で雑務。夕方から地元は吉田神社の節分祭。もう立春、いつもは雪が舞うが、今年は好天に恵まれ暖かい。消防団を激励し、今宮会の一員として警備、3年ほど前から火炉式(お札を燃やす儀式)に持ち込まれるビニール袋に詰められたお札さんなどは、ダイオキシンが発生するということで、ビニール袋をとってもらう作業が手間取る。11時に点火、勢いよく燃え上がる。暑さをこらえながら、雑踏の警備。そして、一杯飲んだ後、燃えやすくするための作業をする消防団の手伝い。これで、今年も無病息災だ。帰宅は深夜2時。


●2月4 月 議員定数等特別委員会。各会派が、検討結果を述べる。自民は1増5減、共産は1増1減ないし2増2減、公明は1増3減、そして、民主はぼくが代表して2減で考えていると先日の議員会での協議の結果を述べる。

この委員会では定数是正を巡り議員同士が質問し答弁するという議論をオープンにやってきた。まずそのことが画期的だ。分区合区問題は市当局が検討を始めるということで棚上げになったが、一票の格差の是正と法定数の72名をどうするのかということ、そして、いくつかの行政区において人口と議員数が比例していないという逆転現象の解消も課題になったし、地方議会や議員の役割も大いに議論になり、議会の活性化になったと思っている。

定数問題は、市民の厳しい視線にさらされながらも、議員自身が当事者であるので、党利党略個利個略で議論されることもありうるのだが、自民党が満場一致でよくまとまったものだと感想を持つ。今日の各会派のそれぞれ違う4つの結論を受けて、どのように最終的な合意を形成していくのか、他の政令都市がほとんど減数をしている中で、減数断固反対の共産党は今後どうするのか、また特別委員会の委員長報告のまとめ方をどうするのか、いつまでに結論を出すのか。次回は2月14日に今期最後の委員会が開催されることになった。

市会改革を旗印にがんばってきたぼくは理事として頭が痛いよ!理事の進退をかけて(ちょっと大げさかな)、これから同僚の議員と、また他会派の議員と議論をし折衝することになる。さてどんな結末を迎えることやら。議員定数に関して、アナタの声を、市民の声をお聞かせください!

地域FM放送を準備しているグループと懇談。掲示板の論客、shunsuke8氏と京都市税制研究会のことで懇談。交通局担当者と市民の苦情の対応と3号系統の北白川地域での路線の見直しについて説明を受ける。その他相談ごとの処理。西京極のスポーツ振興課へ左京小学生バレーボール大会の賞状をもらいに行く。


●2月5 火 わがホームページのカウンター10000を突破!やったね!

予算案会派別説明会。市長、副市長から各会派別に14年度の当初予算の概要の説明が行われる。昨年よりマイナス380億円、マイナス5・5㌫縮小され総額6494億円の超緊縮・重点配分型の一般会計予算。市税収入が128億円の減収の見込みで、財政健全化債を108億円組むことでしのぐことになる。使用料、手数料、また国民健康保険料の改定は行われないのでほっとするが、選択と集中により、福祉・教育に最重点政策に位置付けた予算だという。今後、各局から詳細な説明が行われ、予算市会で審議することになる。この予算案については、随時解説を加えたいと思う。

議員会では、昨日の議員定数等特別委員会の報告、来週の議員会で議論をすることに。今までは理事という立場上、議員団をまとめる方向で動いてきたが、これからは市会改革に向けて、僕自身の意見を述べ、突っ込んだ議論をすることで会派内の意見を取り纏めて行きたいと思っている。

山田啓二前副知事が出馬表明。各社のテレビカメラが回り、各党の議員が並ぶ中で、予想していた以上にしっかりした受け答えで、基本方針には好感が持てた。共産党の候補者と一騎打ちになる。4月7日が投票日。

ぼくも運営委員をしている共同作業所福祉工房P&Pの運営委員会。この4月で2周年を迎えるので記念パーティをすることに。印刷の仕事があったら紹介してや!


●2月6 水 議会の情報化の取り組みについて,市会運営委員会の他都市調査で、鳥取、岡山、高知に。自民党、共産党、公明党の委員と呉越同舟。

鳥取県議会を訪問。鳥取県議会では、1997年にインターネットに接続し、98年には議会内LANシステムを構築、会議録と新聞記事のデーターベース化を行い、県議会独自のホームページを開設している。また昨年にはペーパーレス化をめざして、38人の議員全員に自宅でも使用できるようにノートパソコンを貸与している。この予算は700万円だったという。ランニングコストは360万円。京都市会では議事録検索は昨年4月からできるが、議員の半分以上はパソコンを使え、2名ほどが使えないという。わが京都市会では、どうだろうか?

鳥取県は片山知事が独自色を出した施策を展開しているが、議会でも暴走族根絶条例や枯松伐採促進条例、男女共同参画推進条例、非営利公益活動促進条例など、議員提案条例を制定している。わが京都市会では、2000年に京都市会情報公開条例を議員提案で制定したが、本来の市会のひとつの仕事は、条例制定にある。鳥取県議会を見習って、活性化を図らなければならないと決意をする。

夜、学生時代の友人、医師徳永進と30年ぶり(?)に再会。彼は「死の中の笑み」を書き、1982年第4回講談社ノンフィクション賞を受賞している。なつかしい笑顔であった。昨年末、鳥取赤十字病院を辞して、市内に19床の「野の花診療所」を開業。案内してもらう。患者さんの希望と選択を支えると、張り切っていた。


●2月7 木
鳥取から岡山へ。

岡山県議会では、昨年、2500万円の予算で56人の議員全員にパソコンを貸与し、情報化を進めている。4割の議員がパソコンを使ったことがなかったということで、研修もされたという。行政側は、現在知事部局で一人一台、5300台が、出先機関など入れると12800台が端末台数になっている。また「岡山情報ハイウエー」を全県に構築、「アイトピア岡山」の構築を目指し、行政電子化の推進をはじめ、経済活性化や人材育成に努め、78市町村を結ぶネットワーク戦略を進めている。また委員会の傍聴については、京都市会と同様にモニターテレビでできるように2000年から整備された。

そして夕方高知着。暖かい。


●2月8 金 泊まったホテルが、キャンプしているダイエーホークスの宿舎だったので、朝、練習に向かう王監督らと出くわす。ももうすぐプロ野球が始まるのだ。さらば、阪神タイガース、今年からは近鉄ファンだ。

高知県議会を訪問。2000年に議会情報システムを稼動している。41人の議員全員にノート型を貸与、システム構築に2600万円、施設改修工事に1100万円をかけている。議会情報システムは、会議録検索については、本会議はもちろん、京都市会ではまだやれていない常任・特別委員会の会議録も検索できるシステムで、議員支援データベースシステムというのが優れモノ。新聞記事はもちろんのこと議案説明資料や図書目録、政務調査レポートなど広範囲にデータが集積され、これは、京都市会もやらねば!今後の課題は、インターネットによる委員会の中継。京都もやろう。また「議会だより」がもちろん発行されているが、本会議の質問のコーナーは、質問者の名前と会派名と写真付き。「京都市会だより」にも会派名と名前を入れようと前からぼくは主張しているが、まだ合意はとれない。高知県議会を見習おう!

夕方、京都着。そのまま自治労理財会計支部の旗開き。1月8日から始まった「過酷な旗開きロード」もようやく終了。支部長がプロレスファンで、ビンゴゲームの景品に猪木の詩集「馬鹿になれ」があった。それをあてた某部長は、ぼくにプレゼントしてくれました。感謝!


●2月9 土 活力ある京都府政推進議員連盟結成総会。府内の荒巻知事与党の国会・府会・市町村議員が集い、山田啓二(前京都府知事)知事候補の必勝に向けて、ようやく足並みがそろう。「声と体がデカイ」山田候補は、意外と気さくでぼくが出張中の留守宅に挨拶に来られたのだが、そのお礼をいうと「奥さんがびっくりされてました」と握手。また選挙が始まるのだな。来年の自分の選挙準備だと思って、がんばるか?

同志社大学院総合政策科学研究科の同窓会の役員会。今年度から副会長になったので新旧役員の引継ぎをする。ぼくは95年の開講した時に社会人入学、98年修了。いちおう1期生か。今年の総会は11月23日に開催することに決定した。久しぶりに社会人の学友と飲む。


●2月10 日 第5回高野川ライオンズクラブ杯左京小学生バレーボール大会。朝、修学院第二小学校で開会式。左京区の各小学校やスポーツ少年団33チーム、300人が集う。養正小学校の金管バンドが開会式を盛り上げる。明徳、錦林、養正小の4ヶ所の体育館で子供たちが熱戦を繰り広げた。

修学院で未明に火事の知らせ。現場に走る。アパートの一室が燃え、一人焼死者が出た。タバコの不始末が原因か?

昼からドットジェイピー主催の議員インターン(研修生)の説明会。関西の自治体議員が20人ほど、応募した学生が30人ほど集まる。各議員が1分間の自己紹介の後、学生と交流、質問に答える。ぼくは、2年前の春からインターン生を受け入れてきた。薮木、那須野、信岡、吉田、橋口、豊田、水野、岡田君ら同志社、立命、竜大、奈良大の学生さん達だ。わが事務所スタッフの薮木さんは1期生。今年も二人来てもらおうと思っている。予算市会の傍聴や資料作り、知事選の手伝いなどが中心になるだろう。来たれ、地方自治に興味があり、「親父」と一緒に仕事をしたい元気な青年達よ。


●2月11 月 バレーボール大会の2日目。ぼくは錦林小学校に張り付き熱戦を見る。そして、午後養正小学校で決勝戦と閉会式。6年生の部の優勝は松ヶ崎パワーズ、5年生の部は明徳小、4年生の部は錦林小。トロフィーやメダルを渡す役目。多くの保護者の皆さんも応援に。先生方や地域の指導者の皆さんの熱意に敬服。

夜はたまに行くスナック「ラウンジCOCO」の10周年記念の集い。消防の関係者や島根県人会の人たちなど常連さんたち100人ほどが集まり盛況。本場の安来節の躍りが楽しかった。


●2月12 火 左京区区役所で、左京区民作品展のオープニング。百万編保育園の子供たちの可愛い打楽器の演奏の後テープカット。手芸品、書道、絵画、写真など老人会や女性会やまた児童など区民500人の作品が展示、識字教室のコーナーなど。市長の書もあり。

議員会。知事選挙のこと、そして、議員定数問題のこと。先の特別委員会の報告をし、他会派の提案を検討。各自意見を述べてもらう。、当該の議員には、覚悟を決めて欲しいと意見を述べる。14日の最後の特別委員会の後、いよいよ定数是正に向けて他会派との調整に入ることになる。正直、各選挙区の事情もからみ、今後、頭を悩ますことになる。予算市会の大きな課題。どんな結末になるにせよ、やりきりたい!


●2月13 水 久しぶりに浄土寺の吉田歯科に行く。歯石を取ってもらうのが快感だ!吉田先生は歯科医師会の重鎮、患者の3割負担問題など政治談義。

16日(土)に開催される第33回部落解放研究京都集会でぼくは昨年に続いて分科会の発題者になっているので、準備を始める。「こぺる」や「同和はこわい考通信」や、わが96年の本会議質問や、京都市の「特別施策としての同和対策事業の終結とその後の取組み」の方針を読む。テンションを上げて気合を入れて臨まなければ!

高野川ライオンズクラブの例会。クラブの存続問題について議論。


●2月14 木
議員定数等特別委員会。

いよいよ大詰め。2月4日の委員会での各会派の提案を受けて、議員会で検討した結果を表明。KBS京都のニュースで見た人もいるかもしれないが、自民は1増5減、共産党は、いくつかの理由を述べながら定数削減はしない、公明は1増3減を主張、ぼくは、議員団として検討をしたが、結論は出てないが、今後、わが会派の2減案に固守することなく、他会派の定数削減案を検討しながら、この3月市会で決着をつけたいと発言。そして、会期中ももういちどこの特別委員会を開催して、最終決着をつける方向で正副委員長に協議をしてもらうことに。なんのこっちゃわからんかも知れないが、要は削減案を、共産党以外の自民、公明、民主の会派で、決めようということだ。オープンに議論をしていくのは当然だが、水面下の様々な動きもこれから出てくるだろうう。しかし、市民に理解してもらえる議員定数削減を図る方向で全力でがんばるぞ!次回の委員会までの動きは随時報告するつもり。結論をお楽しみに。

介護保険の今後のあり方、同和対策事業の終結と今後の取り組み、学童クラブのあり方、精神保健福祉の作業所の設置のこと、市民から相談受けていた教育問題、交通局の新年度予算についてなど、各担当者と協議。理事ということもあり、予算市会を控えて、あわただしくなって来た。

夜は、インターネットで地域情報を発信しているコムページ左京区版のメンバーと懇談。そして部落解放研究集会に向けてレジメ書き。


●2月15 金 2月定例市会が告示、市会運営委員会。副議長の視察報告の後、2月定例会の日程を決める。22日が提案説明の本会議、2月28日3月1日が代表質問、会期末は3月26日の長丁場。議員会で、米英の臨海前核実験に抗議文を送ること、市会だよりに会派名を入れること、市会事務局長のテニスコート私的使用について厳重文書訓戒の処分がされたこと、など報告。

午後、市長から議長や理事らに14年度予算案概要や2月市会に提案される議案について説明会。その後、各部長らが議案について、説明に。予算市会を控えてバタバタし始めた。また深泥が池を守る会のメンバーと文化財保護課との懇談会。夜は、明日の部落解放研究集会の分科会で配布する京都市の「特別施策としての同和対策事業の終結とその後の取組み」のダイジェスト版づくりなど深夜まで。


●2月16 土 第33回部落解放京都市研究集会、ひとり芝居「地面の底がぬけたんです」を結純子さんが熱演、プロデュサーの木村聖哉さんと再会。午後、ぼくは第8分科会「わたし自身と差別問題」-自由な対話が成り立つ人々との交流の場を求めてーで、高知県から来られた野町均さんと話題提供者。主に、同和行政の終結と今後について話す。会場には80人ぐらいの参加者があり活発にまた率直な意見が交わされた。予算市会でも大きな論議を呼ぶだろうが、同和問題を巡って自由な意見を述べ合う、この分科会は貴重な場だと思っている。

夜は民主党2区総支部の議員らの集まり、知事選挙、総支部の定期大会のこと、来年の自治体選挙問題などの話し合い。


●2月17 日 疲れて午前中立ち上げれず。恒例の小学生の大文字駅伝の応援に行けず残念。昼過ぎドットジェイピーの議員インターン生の面接。立命館大政策科学部2回生の常盤良子さん、わが娘の世代。3月31日まで来てもらうことに決める。この市会では、議員団の勉強会や委員会の傍聴、また知事選挙の見学など色々なところで研修をしてもらう予定。

もうひとりの来客は京都市のゴミ収集員の一次試験に合格した青年。2次試験にがんばれとアドバイス。夜は久しぶりに娘らと食事の家族サービス。


●2月18 月 副市長が、年末に提出したわが議員団の予算要望に対する回答を持って部屋に、団長らと一緒に受け取る。そして議案発送。いよいよ2月市会定例会が始まるので、議員会を開き局別の勉強会。

環境局、総合企画局、文化市民局と1時間づつ順番に、13年度の補正予算や14年度の予算と事業概要やその他の議案について説明を受け、質疑。これを局別勉強会という。インターン生の常盤さんも参加してもらう。緊縮財政の中で、各局はどういう事業を展開するのか、予算委員会に向けて検証をしなければ。また情報公開条例などの各議案について十分吟味しながら委員会に臨みたい。

与党会派の理事が集まって、議案の取り扱いについて調整を始める。夜は来年100周年を迎える動物園の今後のあり方について議論。


●2月19 火 議員会での局別勉強会の2日目。総務局、消防局、理財局、交通局から議案と予算について説明と質疑。今回の各議案と14年度予算については、議員団ニュース19号を近日中に発行するので読んで欲しいが、財政非常事態宣言下で、福祉や教育、環境先進都市、情報化推進、雇用や中小企業支援対策やまちづくりにどんな取り組みを進めるのか、また凍結された新規事業や、特別施策としての同和行政が終結するが、今後はどうなるのか、各種イベントの見直しはどうなるのか、が大きな話題になるだろう。

連合京都から雇用問題と医療改革についての意見書をあげてほしいと要請もあり。同志社生協に、総合政策科学研究科の同窓会の新入会員に渡す記念品について相談に。


●2月20 水 議員会での局別勉強会3日目。保健福祉局、上下水道局、建設局、教育委員会と議案についての勉強会。福祉と教育にはそれなりに集中的に予算が組まれている。昨年の4月からすべての議案を委員会付託をするということで議会の権能を高めてきたのだが、子どもカウンセリングセンターの新築工事請負契約の締結についての議案について、早期に議決をしなければ竣工が来春の入学式に間に合わなくなるので、委員会審議をどうするかで頭を悩ます。

民主リベラル京都労組懇談会の春季拡大研修会。山田前副知事が地方自治のあり方について講演。夜、10年程前からの若い友人、松下政経塾の吉田健一君来訪。来年の統一地方選挙に出馬したいとの相談。


●2月21 木
市会運営委員会。会期の決定や明日の本会議の順序などを決める。京都市有効者(議員OB)に予算案が説明されたのちの懇親会に市長、議長らと、理事としてよばれて会食。20数人の元議員さんたちが集う。みなさん「怪物のごとく」カクシャクトシテ元気。

議員会は局別勉強会最終日。産業観光局と都市計画局。観光政策や葬儀場建設計画のことが話題に。明日の本会議の日程などを説明。夕方事務所でわがスタッフの薮木さんとインターンの新人常盤さんの顔合わせ。同じ立命で北海道出身。


●2月22 金 2月市会定例会、本会議。恒例の京都市交響楽団の演奏は、京都市歌と「カンツオン・ベルガマスク」。その後、和服姿の桝本市長から14年度の予算案(考え方や各種事業の概要など)について40分ほど提案説明。また13年度議案について中谷副市長から提案説明。ところで、なんで14年度の予算関連でない議案について提案説明をせんのや!改善を求めるために今後担当者と協議したい!本会議終了後、議場において13年度補正予算案を委員会付託するので普通予算特別委員会の正副委員長を互選(昔に比べて随分簡略化された。) 

午後は、13年度補正予算について各担当者から細部の説明を受け、月曜日の委員会に向けて勉強。ライオンズクラブ国際ポスター展に出展された絵の返還で小学校回り。

夜は、久しぶりに帰京した高校時代の同期の悪友、加藤啓を囲んで一杯のみ。40年をこえる付き合い。東京で学習塾や学習参考書の出版業を営んでいるが、お互い、よう生き延びてきたな。


●2月23 土 ゆっくりした土曜日。議員団議事録の冊子に載せるこの3年間の京都市政の年表づくりの校正と議員団ニュース第19号づくりの作業を開始。新潟の美味しいお酒を持って友人、来訪。こういう来訪は大歓迎。ありがとう。ストレス解消で久しぶりにパチンコ屋に。タバコを2カートン交換したが、結局負けてストレスが余計たまった。たまに勝つこともあるけど、アホや。


●2月24 日 活力ある京都をつくる会の市会・府会議員が知事選挙のことでの寄り合い。演説会やポスター貼り、選挙車の乗り方など、各行政区ごとの議員が集まって打ち合わせ。ぼくらは市会が3月26日まであるので、府会議員に一任だ!

「使い捨て時代を考える会」の総会に顔を出し、その後事務所で議員団ニュース19号の編集作業を続行。また明日の予算特別委員会での質疑のために13年度補正予算の関係資料を読みメモ作りやホームページのコラム書き。ソルトレークでの冬季オリンピックも日本勢は金メダルもとれずに、終わりですね。


●2月25 月 13年度補正予算を審議する公営企業予算特別委員会と二つの分科会分かれて普通予算特別委員会が開催、ぼくは第1分科会に所属。総合企画局とは、財務会計システム構築の入札と地域水道特別会計に関し質疑。教育委員会とは、市立学校ネットワーク整備事業と京都いのちの電話出えん金と、繰越明許費に計上され、工事請負契約の締結の議案にもなっている「こどもカウンセリングセンター」のことで質疑をする。補正予算を委員会付託して委員会で審議し始めたのは昨年から。これが本来の議会の役割だ!

正午に理事会。普通予算・公営企業予算委員会委員長から審議状況を聞き、27日の討論結了の委員会の日程などを決める。

夕方、「連合京都」の2002年春季生活闘争の街頭行動に協力して四条河原町でティッシュ配りのあと、昨夏、北米に海外行政視察に一緒に行った議員と四方山話。


●2月26 火 議員会。13年度補正予算の各委員会の審議状況について報告の後、会派として補正予算等の議案に賛成の態度を決める。その他この市会の見通しなどについて報告。この市会の本会議の代表質問は、山口、今枝両議員がするが、その質問のこととか、なんやかんやで右往左往。また与党3派の理事が集まって、今後の市会運営について意見交換。理事は、色々と面白い役職だけど、気を使うことが多くて、ほんまストレスがたまるよ!

間をぬって、同志社の総合政策科学研究科の事務室に同窓会の記念品のことで。夜は、来春の選挙に向けて、前回の選挙スタッフのメンバーと相談ごと第一弾。きびしいけれど負けへんで!


●2月27 水 議員会、補正予算に対して公明党から付帯決議(預託金の減額について)の態度を協議。11時すぎに、委員会付託いていた補正予算案について、公営企業予算特別委員会、続いて普通予算特別委員会の討論結了委員会。各会派、態度を表明。その後、市会運営委員会。明日と明後日の本会議の日程など。共産党は、補正予算案と委員会で不採択になった迎賓館反対の請願や羽束師橋仮橋の撤去の請願について、本会議で討論に立つ旨の発言。

また議員会では、14年度議会費の説明と委員会でのペットボトル利用や議会受付ボックスの変更などについての報告や、山口、今枝議員から代表質問の要旨についての説明や知事選挙について。

夜は、高野川ライオンズクラブ例会、クラブの存続問題について、続けることに決定。その後、友人と北大路ビブレ(マイカル)の倒産問題後の話。


●2月28 木
本会議。子どもカウンセリングセンターの工事請負契約の締結などほか1件可決した後、代表質問が始まる。自民党は、椋田議員、伊藤議員が昼前まで、昼から自民党中村議員、共産党藤原議員が、3時の休憩後に共産党山本議員、そして、三宅議員が質問。三宅議員は障害者福祉についての部分を自分で手話をしながら質問。会派を超えて多くの議員が拍手を送る。テーマは、財政、経済、福祉、環境、同和、教育問題など京都市政の重要課題や14年度予算案に関して限られた時間内に質問をし、また市長、副市長、各局長が答弁に立つ。KBS京都テレビの中継があるのだが、ライトが眠気を誘う。共産党さんが、知事選がらみの演説した時は野次が飛んだが、淡々と進んで、5時前に終了。



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