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鈴木マサホひとくち日記 |
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●2月1日(土)
朝から前原誠司衆議院議員に同行してもらって、斉藤秘書の車の運転で、小雪が舞う中、前原後援会の人たちに挨拶回り。前原代議士は、府会議員時代から実にこまめに地域を歩いてきた。その多様な支持者の広がりや彼に期待をしている左京区民が多いことに驚く。寒さに参ったが、夕方5時までがんばったぞ。国政は前原、府政は北岡、市政は鈴木のトリオで売り込むぞ!国政がたいへんなときに一日つきあってもらった前原衆議院議員に感謝。
夜は「翔け33歳、中野洋一」、この4月に東山区から立候補する中野洋一君を励ます会。中野君は、関東出身で京都が大好きで、ロイヤルホテルに就職、その後6年近く前原衆議院議員の秘書としてがんばってきた。東山区は定数を1減したので当選できるはわずか2人。自民党の2人と共産党が2人の超激戦区。演説も上手くなったのに感心。ぼくも挨拶をさせてもらったが、候補者夫人になった中野君のオクサンの戸惑いを理解して、がんばってとエールを送る。かってはわがカミさんも選挙前には離婚届を懐に入れていたこともあったが、今はよう動いてくれていてわがカミさんに感謝。ふたりしてがんばって、奇跡を起こせよ!若さで乗り切れよ!
●2月2日(日)
日曜日は早朝の街頭演説はしない日。今日は、節分の日の前夜祭、わが地元は須賀神社、熊野神社、吉田神社と節分祭で賑わう。
まずは、須賀神社の交通神社へ。聖護院の消防分団や婦人会の人たちがお世話をされているのでご挨拶。それから熊野神社もお参りして、事務所で雑務。その後ぼくも氏子講社の理事をしている吉田神社へ。大元宮でローソクの番をしたりするうちに、夕方、鬼やらい式。参拝客でごったがえすなかで今宮会のメンバーとして白い半纏を着て警備。神楽岡の人たちが扮する赤鬼、黄鬼、青鬼が登場。鬼に抱きつかれて泣く幼児も。参道には多くの露店が並び、節分は子供の時からの楽しみ。ぜんざいを食べたりしながら、社務所でお札さんや福豆を売っておられる地元の長老らにご挨拶。
夜は、学校の教員の相談ごと1件。深夜、事務所でひとくち日誌を打っていると南区から府会議員選挙に出馬することになった悪友、山本恵君が登場。励ます。そして帰宅して2時頃に寝入ったと思ったら、未明の4時、心の病をわずらっている近所の方に叩き起こされる。ともかく寒い中、ガウンを着たままでお宅まで送る。
●2月3日(月)
節分の当日祭。節分の警備をしている聖護院消防分団のテントを訪ねたたりした後、事務所で雑務。
午後、節分に行く人で賑わう百万遍交差点で街頭演説。市会の改革と環境問題について。数年前から吉田の節分で古いお札を燃やす火炉式では、ビニール袋に包んでお札を持ってこられるとそのビニール袋を取る作業をしている。なぜならダイオキシン対策なのだ。そんなことも演説をした。
夕方から神社境内ににつめる。警備に当たっている吉田や浄楽の消防分団のみなさんに左京消防署長らが激励に。市会議員ということで某長老議員と一緒に紹介してもらう。
そして、午後10時、吉田神社の賽銭箱のお金を今宮会のメンバーと集める作業。さらに11時からの火炉式に集まった参拝客の警備でロープを張る。月曜日でもあるので、今年の人出は例年より少ない感じ。神官によって厳粛に儀式が行われて山のように積まれた古札などに火がつけられる。歓声が湧き上がるが、熱さでたいへん。
消防団のメンバーが左京消防署の指導で、火の粉が飛び過ぎないように水をかける。その後、毎年のように今宮会のメンバーと一献傾けた後、深夜2時前まで消防団の人とたちと燃えさかるお札の山を切り崩す作業を手伝う。この作業をするからぼくは風邪もひかない。深夜にもかかわらず外国人がいつも30人ほど集まり、火に当たっている。帰宅したのは2時過ぎ。睡眠不足でフラフラ。
●2月4日(火)
朝の街頭演説は、睡眠不足で起き上がれず。10時過ぎからの、久しぶりの議員会では、議員報酬の5㌫カットの継続のことや2月市会定例会のことなど諸般の報告。
午前11時から市長・福市長らから議員団に新年度予算についての会派別説明会。一般会計の予算総額は6468億円で4年連続のマイナス予算で「超緊縮型」。歳入は、市税が90億円、地方交付税が55億円の減となり、730億円の財源不足。このため臨時財政対策債(赤字地方債)の発行や新規施設の建設凍結などで財源不足を補うなど、京都市財政は火の車。しかし使用料や手数料などの値上げはなく、また乳幼児医療費の助成を小学校就学前までに拡大したり、小学校の35人学級の実現など少子化対策や教育の充実への予算は配慮されている。左京区関係では、大原に循環型の観光トイレ建設への予算が計上された。地元のみなさんの要望が実った。よかった!
いずれにせよ2月21日から始まる2月市会定例会で予算案を審議をすることになる。午後は、議員団ニュース合本出版に向けて編集作業。夜は、某労働組合の委員会に呼ばれてご挨拶をさせていただく
●2月5日(水)
朝の街頭演説は、高野交差点で。昨日発表された新年度予算についての概要と地方財政の問題点など。
10時から厚生委員会。環境局とは、東北部クリーンセンターの稼動に伴う便益施設として市原野児童館がオープンしたことや大気観測のこと、ゴミ収集にがんばっている女性職員のことなど質疑をする。保健福祉局からは、次期高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画について説明があり、質疑。特に大きな課題は、次期介護保険料の改定が提案されており、議論が必要。その他各委員から障害者支援制度の問題など一般質問があるが、昼過ぎに終了。
午後、NPO法人シルバーリンクの方と懇談。定年後の生き方をいかに豊かにできるか、色々と考えさせられる。
夕方「議員団ニュース」の合本の編集にほぼ目途がつき、印刷屋の福祉工房P&Pにデーターを渡す。また自治労青年部の新年の集いに参加、若い市職員の未来に思いをはせながら「元気でがんばろう!」とわが息子や娘の世代に向かって連帯の挨拶。その後地元の民生委員さんと相談ごと1件。
●2月6日(木)
目覚めたら雪が降っている。それでも朝の街頭演説に熊野神社の交差点に。雪が降り続けて寒い寒い。昨日の厚生委員会でのやりとりを中心に、特に介護保険制度の問題について喋る。通勤途中のバスの中から手を振ってくれる人やクラクションを鳴らして応援してくれる人がいてもらえると嬉しい。でも最近、目が悪くなってきて顔がわからない人もいてゴメン。
午前中、事務所で雑務。昼から推薦のお願いに諸団体を回る。また銀閣寺前の桜の植え替えについて疏水事務所の担当者とも協議、夕方は、わが妹分の左京区の府会議員の北岡ちはるさんらと選挙の連携ことで協議。
夜は、自治労文化市民支部の旗開き。文化市民局や動物園や西京極スポーツセンターやコミュニティセンター(かっての隣保館)の職員さんらと挨拶、そして次に連合京都洛東地協のみなさんとの懇談会がウエスティン都ホテルで。都ホテルの労組の皆さんや左京区の労組のみなさんと懇談。
●2月7日(金)
朝の街頭演説は、下鴨の家庭裁判所前。今朝は比較的暖かく気分は上々。
テーマはポンポン山ゴルフ場の住民訴訟の大阪高裁の判決を巡って。京都市が買収した価格が違法で26億円という巨額な金を、先日亡くなった田邊市長に払えという判決。なるほどポンポン山のゴルフ場開発計画を巡っては不透明なところもあるが、ゴルフ場の建設計画をストップさせたことは大きな成果だった。当時、議会でも議論をしたところだが、高裁の判決の「26億円」という金額を田邊市長に払えという判決は、到底リアリティのある話ではない。裁判長の常識を疑うよ。ぼくもかっては住民訴訟の原告として最高裁まで争い敗訴した経験があるが、この判決を聞いて、住民訴訟のあり方を根底的に問う必要があるというのが、ぼくの感想。
もう一つのテーマは、アレルギー体質、アトピーの子供たちに対して保育行政において新年度の取り組みが新聞記事になったが、先の厚生委員会での陳情を受けての速やかな対応についての評価などを喋る。
久しぶりに歯医者で歯石をとってもらう。
その後、山陰に残雪が残っている岩倉方面を挨拶回り、友人の娘に子供ができていてびっくり。孫ができるわが世代だ。
その後市役所へ。自民党、京21クラブの与党会派で「次期介護保険料の減額を求める緊急要望書」を提出。直前になって公明党が同席せずということで、首をひねる。自民とわが民主の団長から趣旨説明があって、ぼくは理事として同席、簡単なコメントを述べる。その後、国民健康保険料のことで担当者と協議。
夜は、鴨沂マサホ会の世話人会。3月14日(金)に懇親会を開催してもらうことに。鴨沂高校卒業の先輩、後輩の皆さん、ぜひ来てください。
●2月8日(土)
土曜日の朝は、街頭演説もなし、ちょっとゆっくりする。
でも事務所で雑務の後、挨拶周りに岩倉、上高野方面に。同志社大学時代にお世話になった先生にもご挨拶。定年退職後も元気にされていてほっとする。
夕方の街頭演説を始める。第一弾は、高野イズミヤ前。このわが4期16年間のことを喋る。久しぶりに出会う人から声をかけらるとうれしくなる。
夜は、「暴れん坊記者が明かす京都秘史―右と左と裏」を出版された笹井滋郎さんの出版記念会。笹井さんは、元京都新聞の記者で当時の京都新聞の記者の仲間の人はもちろんのこと、府知事、市長らの挨拶と野中衆議院議員をはじめ京都の政財界の方々が集まり、その人脈の多彩さに驚く。野中広務衆議院議員は、「よくぞ、ここまで書いた。恐れ入った」と帯の宣伝に書かれたが、戦後の京都の政治の蠢きを知るにも絶好の本。ぼくが京都政界にデビュー?する前のことが多いが、必読の書。ぼくも扱っているので、ご希望の方はご連絡ください。
その後、鴨沂高校時代の山岳部の1年後輩の友人から相談ごと。結局近所の居酒屋で飲む。
●2月9日(日)
疲れがたまっているのか、二日酔いか、昼頃までダウン。
でも日曜日にも係わらずわが事務所はオープンして地元の応援団の方々に集まっていただいて、市民派議員レポートの折る作業をしていただく。黙々と作業をしていただいているみなさんに感謝。ぼくは、岩倉方面を挨拶回り。
夕方、泉健太君を囲む新年の集い。健太君は伏見区や長岡京市を中心とした京都3区で25歳で衆議院選挙に初挑戦。惜敗だったが大健闘。ぼくは、彼が立命館大学の学生時代、弁論部で活躍していたころ弁論部の大会に呼ばれて審査委員をしたときからの付き合い。もう8年ぐらい前のこと。わが家にも来て一献傾けながら議論をした好青年。今度は勝てよ!
その集まりには菅直人民主党代表の子息で、若者の政治参加を進めるためのNPO法人[Rights]のメンバーの菅源太郎君が参加していて初対面。「鈴木さんの最初の選挙の本を読んでますよ」と言われて、うれしくなる。今から24年前、わが30歳の時の市会議員初挑戦の時のドキュメント「猫とネズミは怒っている」は、ぼくの原点。残部もあり、ご希望の方はご連絡を。ともあれ、健太に源太郎君!がんばれよ!
●2月10日(月)
暖かい朝、街頭演説は、百万遍の交差点で、古都京都の大きな課題であるまちづくりと景観問題について。
事務所で雑務した後、全日本美容講師会京都支部の新春パーティ。今年流行するヘアスタイルのファッションショーもあって華やかな雰囲気。気分も晴れる。
事務所では、鈴木の政策や活動を吹き込んだテープモ出来上がり、早速宣伝カーでまちを流し始める。アナウンサー志望の同志社大学の女子学生に吹き込んでもらった。夕方、熊野神社交差点などで街頭演説を始める。気分は上々。
夜は、自治労理財会計支部の旗開き。支部長は、わがプロレス仲間。この正月以来、自治労各支部の旗開きは、合計17ヶ行ったことになる。ようやく旗開きもお終い。予算編成も一段落した理財局の理事者のみなさんらも参加されていたので、予算編成の苦労話なども聞く。
●2月11日(火)
雨の休日、岡崎グランドがゴールの小学生の大文字駅伝の応援。小雨降る冬の一日、沿道には保護者のみなさんの応援も盛り上がって、小学生たちが駆け抜ける。この中から未来のマラソン選手が生まれるかもしれないな。スタッフのみなさん、ご苦労さんでした。がんばった選手たちにエール。
午後、前原衆議院議員と彼の後援会の皆さんに挨拶回り。雨の中、一緒に回ってくれた代議士に感謝!ありがたいことだ。
夕方、3年前に亡くなった北沢恒彦さんの遺稿集「隠された地図」の合評会に参加。鶴見俊輔先生が司会で、「思想の科学」のサークル「家の会」のメンバーなどが中心。北沢さんと出会ったのは35年前、1967年のこと。68年の「反戦と変革のための国際会議」での事務局のことで、ぼくの名前も年譜に載っている。亡くなる日の昼に偶然百万遍で出会ったのが最後だった。芥川賞候補になった黒川創が彼の子息。
夜は、前原衆議院議員の後援会の役員会に呼んでもらって、選挙の応援について懇談。心強い味方を得て、千人力。負けへんで!
●2月12日(水)
街頭演説は、洛北高校前で教育問題について喋る。
10時前から区役所の3階で左京区区民作品展のオープニングセレモニー。百万遍保育園の子供たちによる可愛い鼓隊の演奏、区民400人の作品、手芸品や書、写真や絵画などの展示。知り合いの方々の作品も多く展示してあった。
午後、京都犯罪被害者支援センターのフォーラム。大谷實先生が理事長でわがカミさんもボランティアで電話当番に行っている。被害者支援都民センターの方の講演を聞く。
この春に岩崎書店から児童用に韓国・朝鮮の歴史の本を出版される仲尾宏さんの出版記念会について打ち合わせ。
夜は市政懇話会。澤井勝先生の講演の後、自治労運動をかってされてた市役所OBの諸先輩らが元気に集われる。鍋を囲みながらワイワイ。
深夜、南区から府会に立候補することになった悪友、山本恵が事務所に登場。選挙の心構えを教える。いずれ「ケイを励ます会」をするから、友人のみんな集まってや!
●2月13日(木)
昨夜は名簿の整理などで寝たのが明け方になったので、朝の街頭演説、無理をせず。風邪でもひいたらえらいこっちゃ。
久しぶりに歯医者に。ちゃんと磨かないと入れ歯になるで!と脅かされる。
午後は、友人宅でミニ懇談会。ほぼ同時代の女性たちに囲まれて市政報告。図書館のこと、放置自転車のこと、市バスのこと、ボランティア活動のことなど井戸端会議。元気な女性陣に囲まれ、様々な提案やご意見をいただいてタジタジ。このような出前のミニ市政懇談会をやりたいので、ご協力いただける方、ご連絡ください。頼みます。
夜は、自治労教育支部の勉強会に。わが教育論を語り、若いメンバーと教育談議。わが息子と同じ世代のメンバーと喋るのは楽しい。いづれ、彼らが京都の教育行政を担っていくのだ。
●2月14日(金)
朝の日課の街頭演説は、松ヶ崎駅前で。地方財政のあり方について話す。
2月市会が告示され、11時から市会運営委員会。2月市会の日程を決める。21日に提案説明の本会議。27,28日が代表質問の本会議。会期末は、3月14日。
市会が近づいてくると、ぼくは理事なので各局の幹部が次から次へと議案の説明に来室、ゆっくりしている閑はない。
午後は、市長、副市長、公営企業の管理者から、正副議長、各会派の理事、予算委員会の委員長らに予算案概要等の説明会。
15年度の予算は、4年連続でマイナス。730億円の財源不足を臨時財政対策債で確保したとのこと。使用料、手数料のなどの値上げはなし。集中と選択の予算編成だという。今後は、各委員会で審議をすることになる。予算の中味については随時、ひとくち日誌でも説明を加えていきたい。
夜は、事務所でスッタフ会議。27日の「励ます会」のことなど、また選挙に向けての準備も着々と進んでいる。事務所では、封筒詰やビラを折ったり、宣伝車の運転など山ほどボランティア仕事がたくさんあります。手伝ってくれませんか?
今日は、バレンタインデー。もらったチョコは5個でした。ありがとう。
●2月15日(土)
土曜日は、朝の街頭演説はなし。少しゆっくりする。昼前から挨拶回り。百万遍の知恩寺境内では毎月15日に開催されている「手づくり市」をウロウロ。知り合いに27日の励ます会の入場整理券を渡して参加を呼びかける。「手づくり市」はもう12年ほどの歴史を持つ。今では境内狭しと店が賑わっている。
午後は、交通局は京交烏丸支部の支部長のご母堂の告別式。
その足で、だいぶ遅刻をしたけれど、民主党京都府連の常任幹事会。3月7日(金)午後6時30分に四条烏丸のシルクホールに民主党のわれらが菅直人代表を招いて「民主党時局講演会―京都から政治を変える!決起集会」を開催することを決定。みんな来てや!入場無料!入場整理券は、鈴木マサホ事務所まで。
それから伏見工業高校のラグビー部の総監督、山口良治先生の還暦を祝う新年懇親会。新春の全国大会で3位。大八木選手が乾杯の音頭。山口先生は、現在京都市のスポーツ政策監という要職も兼任、和服姿も凛々しいが雪駄は赤。「信は力なり」、近日中に山口先生の熱血人生が映画化されるという。楽しみだ。
●2月16日(日)
雨の日曜日は、昼過ぎまで休息。
つい最近までお元気だった、わが家の前の清水さんが90歳で亡くなり告別式。下大路町のご近所の人と一緒にお見送り。
地元は、上大路町の社家、庭園が立派な重森宅を訪問。保存を巡って相談を受ける。
事務所では、日曜日にもかかわらず、わが応援団の人たちが10人ほど集まっていただいて「励ます会」の案内にタックシールを貼る作業をしていただく。着々と準備は進んでいて感謝。
ドキュメンタリー映画「タラウマラの村々にて」の監督山崎博子さんもわざわざ大阪から陣中見舞いに。彼女は、わが青春時代の反戦脱走米兵援助活動を描いた映画の製作を計画中。数年前から関係者にインタビューをしている時に出会った。「タラウマラの村々にて」は、メキシコの先住民が住む地域で井戸を掘るNGOの活動を描いたドキュメンタリー映画。昨秋、京都ウイングスでも上映されたが、もういちど京都で上映会をしてみたい。みなさん、協力を頼みますよ。
●2月17日(月)
朝の街頭演説は、熊野神社交差点で。それほど寒くはなくなってきた。
2月市会定例会の議案が発送される。14年度の補正予算と関連議案、また新年度の予算が分厚い資料で各議員に配布される。また副市長から12月に議員団から提出した予算要望についての回答書が戻ってくる。また各議案について、各局の担当者が理事ということで説明に。
また市民からの相談ごとで公園管理のことや小中学校の2学期制について担当者と協議。今春からいくつかの小中学校では、今までの3学期制から2学期制を取り入れることに。従って夏休みの始まりや終わりが学校ごとに変わってくるケースもありうるということ。
一段落した午後は好天なので、挨拶回りを兼ねて、インターン2期生の岡田君の運転でテープを流しながら久しぶりに大原と静原へ。三千院の前と静原の農協前でスポット演説も。
夕方、この春のインターン生と面接。立命館大学の女子学生。今週から来てもらうことに。夜は、お蕎麦屋さんで某先輩らと四方山話。
●2月18日(火)
朝は、三条京阪で街頭演説。新年度予算について喋る。鴨川を吹き抜ける風は、まだ冷たい。
2月市会を控えて議員会の勉強会が始まり、各局から予算などの議案について説明を受けて質疑。
理財局は、14年度補正予算と新年度の予算について、長引く不況で市税収入が落ち込み、昨年に続き非常事態宣言下、職員の給与カット、各種イベントの見直し、新規施設の凍結などとともに、臨時財政対策債を活用することで歳入を確保し、選択と集中で、教育と福祉に重点をおいた予算という説明。一般会計予算は、4年連続マイナスの6468億円、公営企業会計、特別会計をあわせて1兆6599億円。
市政の総合的な推進を担う総合企画局からは、市民活動総合センターの開設などの事業の説明、ぼくは、左京区の山間部の地域水道の敷設のことや市民参加推進条例がこの市会で上程されない要因などについて質疑。
総務局とは、市職員の給与や勧奨退職者、国際交流、歴史都市会議や京都芸術大学のことなどが話題に。
産業観光局からは、産業、伝統産業、中小企業、観光、農業、林業の各施策や中央卸売市場特別会計の説明と各議員から質疑。各局それぞれ1時間のやりとり。
夜は、ライブハウス「拾得」の30周年記念のパーティに顔を出して、開店した頃の話をわが友人、店主のテリーとしたが、わが青春時代をふと思い出し苦笑。されどテリーにふうちゃん、30年もようがんばったな!
その後事務所で「鴨沂マサホ会」開催に向けて打ち合わせ。
●2月19日(水)
朝の街頭演説は、久しぶりに松ヶ崎の簡易保険事務センター前で。16年前に清水府会議員とともに初当選した時からの顔なじみの職員さんもおられてなつかしく声をかけてもらう。
10時から議員団の予算勉強会は、交通局から。規制緩和や乗客離れで危機的な交通事業を市民の足を守るためにどう対応するのか。ルネッサンス計画を中心に説明と質疑。
教育委員会とは、市長が教育長出身でもあり、35人学級の実現や中学校給食など手厚い予算がついている。京都府教育委員会が洛北高校に府立中学校を開校するという計画を巡って市教委の考えなども説明を受ける。
上下水道局は、不景気でもあり水の需要が減ってきているが、安全な水の供給と浸水対策なども今後の課題。
文化市民局は、今年二条城の400年、動物園の100年、美術館の70周年など記念行事が目白押し。同和運動団体の補助金問題の調査についての説明も受ける。
消防局は、消防団の充実や韓国の痛ましい地下鉄火災事件を受け、その対策なども話題に。
中村議員の議員団離脱でこの間の懸案事項であった本会議場の議席の変更についてようやく公明党と話がつきほっとする。
夕方、新規のインターン生の根津君と面接。以前あったことがある好青年。夜、事務所で雑務をしていると友人が来所。一杯飲んでまた事務所で雑務。2時を過ぎた。
●2月20日(木)
寝たのが3時だったので、今日は朝の街宣は中止。
議員団の勉強会は、10時から3時まで環境局、建設局、保健福祉局、都市計画局。途中、11時からは市会運営委員会が開催されて、明日の本会議の日程を決める。
環境局は、環境先進都市を目指して、地球温暖化防止条例の制定に向けての市民会議の開催などの予算もついている。そしてわが左京区の大原に汚水循環型バイオトイレの設置の予算もついた。やったね!
建設局は、阪急の桂と東向日市の高架の事業などが新規。歩道橋のことや日ノ岡・蹴上間の拡幅工事のことなどが話題に。
保健福祉局からは、福祉や衛生施策のことはもちろん、市立病院の予算、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計の説明など盛りだくさん。介護保険料の改定は大きな課題。
都市計画局とは、パークアンドライドなど交通政策やラッピングバスのことも話題になった。
昼休みは、元議員さんらに新年度予算の説明会があり、その後の懇談会に議員団理事として出席。今は議員を辞された諸先輩らにご挨拶。
夕方、2区総支部の選挙対策委員会。東山、山科、左京区から出馬する府市会候補と各事務長各の者が集い、打ち合せ。
その後、議員団室で、議員団ニュース27号の編集をインターンの根津君に早速打ち込んでもらう。夜は、事務所でスタッフ会議、27日の励ます会のプログラムなど。
●2月21日(金)
市会本会議。
開会前に京都市交響楽団員5人による演奏は、京都市歌とモーツアルトの「ディブエルティメント」の演奏。オーボエとフアゴットの演奏者はぼくの友人。
本会議では、まず市会議員の報酬の額の特例に関する条例の一部改正、なんのことかというと、報酬の5㌫を新年度も継続をするということを全会派一致して可決。その後、桝本市長から15年度の予算議案の提案説明が行われ、また高木副市長からは14年度補正予算などその他の議案の説明があって延会。
そのまま本会議場で、普通予算特別委員会を開催して正副委員長を互選するセレモニー。議員団で記念写真を撮影。
午後は、組合を2箇所挨拶回り。またとある団体で学校2学期制になることについて説明や市民から老健施設の入居についての相談など。夕方、皮膚科で薬をもらう。
夜は、錦林車庫前のラーメン屋「一休軒」の店主で、スナック「ゲリラ」の元マスターが闘病の甲斐なく亡くなったので通夜に。静岡から友人も駆けつけ、マスター満身学さんを偲ぶ。
●2月22日(土)
正午から満身学さんの告別式。スナック「ゲリラ」には30年近く前から行っていたし、真如堂前のラーメン屋「一休軒」の前にはぼくの看板も貼ってもらっている。同志社学生時代からの常連客だった民俗学研究会の面々が駆けつけてくれて献杯。享年56歳。ご冥福を。
民主党府連では四役会議。統一地方選挙に向けて情勢分析、また選挙政策の調整など。菅代表を迎えての決起集会は3月7日(金)午後6時30分、シルクホールで。入場整理券は鈴木事務所まで。
そのシルクホールでは、「ストップザ温暖化京都市民会議」。「地球温暖化防止に向けた、京都市民から世界へのメッセージー京都発 ストップザ温暖化宣言」が採択される。ぼくの大好きな深夜番組「探偵ナイトスクープ」の秘書、岡部マリさんが記念講演。なかなかの勉強家でリサイクルやリユースの話。サインをもらいたかったな。
四条河原町では、雨が降るのに民主党の街頭演説。市内の府会・市会候補が勢ぞろい。雨が降っていては気勢も上がらない。
夜は、仲尾宏さんの出版記念会の打ち合わせや、さぼっていた「ひとくち日誌」の書き込み、さらに議員団ニュース合本の校正。
●2月23日(日)
早朝、電話で起こされる。わが家の近所、中大路町で火災発生の報。未明3時ごろの出火だったというが、寝入りばなでサイレンの音も聞こえなかった。一軒が全焼。死傷者はおられなかったが、被災に会われた方のことで警察に走る。消防団の方やご近所の方が不安げに集まっておられた。
午後は、インターンの根津君を伴って、自転車で27日の励ます会の案内やポスターをもって地元の挨拶回り。久しぶりに会う同級生は、親の介護で苦戦しているとのこと。
夜は、ボーイスカウト24団で団委員長をされていた荒木さんの慰労会。息子が小学校の時に24団のカブスカウトでお世話になって以来のつきあい。もう18年前のこと。デンダッドもさせてもらって、色々なところへキャンプに行けて楽しかった。荒木さん、ご苦労さんでした。京都市会で「スカウト振興議員連盟」を結成し、副会長であることを報告させてもらう。
●2月24日(月)
朝一番、選挙のときのタスキのことで、走る。手づくりの心のこもったタスキを作ってもらえることに。感謝感激!
10時から14年度補正予算と関連議案を審議する公営企業予算委員会と二つの分科会に分かれて普通予算委員会が開催。今回の補正予算は国の認証による公営住宅の建設などや中小企業金融対策預託金の減額など総計35億円の減額の補正予算。ぼくは、第2分科会の委員でインフルエンザの動向とホームレスの調査について質問。また都市計画局とは、総合住宅資金融資預託金と特定優良賃貸住宅供給促進事業の減額補正などについて質問。
正午からは理事会。各予算委員会の委員長の審議状況の報告を受けて討論結了の委員会と市会運営委員会の日程などを決める。
その後、代表質問に立つ同僚議員の質問原稿づくりのことでヤキモキする。
夕方、今期3人目のインターン、立命館大学の片山君を面接。夜は、某組合のみなさんと懇談。気合が入る。
●2月25日(火)
朝の街宣は高野交差点。予算市会の状況についてしゃべる。午前中、27日の集会の案内を持って挨拶回り。何人の人に参加してもらえるだろうか?200人には来て欲しいなあ。
昼から議員会。14年度分の補正予算案などの委員会に付託していた議案に対する議員団としての態度を決定、3年前から、ほぼすべての議案を委員会付託をすることに議会改革をしたが、以前は補正予算案なども議員会での議論のみで、安易過ぎた。これが本来の議会だ!
また本会議で代表質問に立つ石黒、宮本議員から質問要旨について説明を受ける。石黒議員は、2期目で勇退するということで、8年間のまとめ的なもの。選挙をしないので穏やかな顔。うらやましいな。
議員会の後、議員団ニュース27号をインターン生を伴い組合や各局に配布。階段を上ったり下りたりで汗をかく。
夕方、地元の人の相談ごとで民生委員さんたちと、とある診療所に行って担当医に対処の仕方を相談。
夜は、吉田の節分のお疲れさん会。地元の長老や神輿担ぎの今宮会のメンバーと懇親。
●2月26日(水)
朝の街頭演説は出町柳駅。激寒の頃を過ぎて、だいぶ穏やかな風になってきた。もうすぐ春や。月末なので午前中は支払などでウロウロ。
昼、議員団室に。午後1時に予定どうり、普通・公営企業予算委員会が開催され14年度の補正予算案等の議案について討論結了。各会派の代表が「慎重に審議した結果議案に賛成します」と態度表明の儀式。
2時から市会運営委員会が、これも予定通り開催され、明日の本会議の日程を決める。共産党は工事期間変更の議案など2件については反対だが、補正予算は全会派賛成。ほぼ順調に流れてほっとするが、諸般のことで理事として多少ウロウロ。
そして、夕方二人のインターン生を伴って銀閣寺と熊野神社の交差点でこの市会の報告の街頭演説。インターン生には市民派議員レポートを配布してもらう。演説中に小学校時代の同級生や久しぶりに会う人が声をかけてくれて、演説を時折中断。差し入れももらう。
夕方歯医者と明日のために行きつけの理容店「ひげ床」に。散髪をしてもらうだけではなくてマッサージもしてもらいリラックス。事務所によって少し雑務の後、明日は本会議なので早く寝る。
●2月27日(木)
本会議が10時から。
午前中は自民党が2人。午後は自民党1人と共産党が3人。各議員は、15年度予算を巡り京都市政の様々な課題について質問をしたが、冒頭、自民党の議員が京都民医連の虚偽検査報告事件のことで共産党を批判。共産党から案の定、議事録削除の動議がかかり、議長預かりになる。また共産党が公明党批判を繰り返し、野次合戦。選挙前のつばぜり合い。公明党と共産党のやりあいはこのところとみに激しい。わが民主は、良識もあっておとなしいのだ。されどKBS京都放送のテレビ中継のライトが眠気を誘う。睡魔との闘い。5時前、延会宣告で代表質問一日目が終わる。
夕方、わが地元の東一条は日本イタリア会館に。「鈴木マサホを励ます会」。
京都市交響楽団のメンバー二人による演奏でオープ二ング。桝本市長、福山参議院議員も応援に駆けつけてくれて挨拶をしてもらう。そして15年間の軌跡をまとめた短いビデオを見てもらう。次に、国会議員候補の泉健太、北神圭郎、わが先輩の梅林等議員、市会候補の中野洋一君、南区から府会に立候補するわが悪友、山本恵、妹分の北岡ちはる府会議員が壇上に上がって、それぞれがスピーチ。その後、会場でアンケートをとった「マサホに聞きたい」コーナーでぼくの考え方を喋り、タスキをかけて決意を述べさせてもらう。
会場は立ち見も出て、地元吉田はもとより左京区の支持者を中心に前原誠司後援会や組合の友人たち、およそ300人の方々にご参加いただき感謝。5期目の挑戦に向けて気合がはいる。一気に走り始めるぞ!集まっていただいたみなさん、ありがとう!
●2月28日(金)
代表質問の本会議の二日目。
10時からわが民主・都みらい議員団を代表して、わが同世代の石黒利雄議員と宮本徹議員が登壇、2期目で勇退する石黒君は、この8年間の彼自身の代表質問を振り返りながらの惜別の演説。感無量の彼の思いが伝わったのか、他の会派の議員も拍手。同世代としてもう1期続けて欲しかった。勇退するのはちょっと早すぎるで!
宮本議員は、右京区の諸課題について質問。太秦を地盤とする彼は、今年中止になる「京都映画祭」のことについて質問をし、来年には開催するという答弁を引き出す。
午後は、公明党が二人登壇。公明党と共産党の野次合戦は激しく、京都民医連問題で、また共産党から議事録削除の動議がかかりまた紛糾。代表質問の後、14年度補正予算と関連議案について普通予算委員会と公営企業予算委員会のそれぞれの委員長から委員長報告があり、可決。
夕方、少し時間があったので、寺町通の画廊での北沢徳子さんの絵画展と田中幸雄先生の写真展を鑑賞。夜は、若い時にヤンチャをしていた北区の小川議員の励ます会。
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