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       鈴木マサホひとくち日記 
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2004年5月

                 


5月31日((月)
定例市会も終わり、久しぶりに事務所で雑務。手紙類や資料の整理。

来客は、クラブ「メトロ」の山本氏。前原事務所の中野洋一君とは、選挙体制の打ち合わせ。また区画整理事業における保留地の購入についての工務店の友人が相談に。

夕方、神戸に。三宮から地下鉄に乗って西神中央駅に。神戸市議会の民主党のスタッフの内藤博さんのお通夜に参列。社会党の時代から交流があって、この正月もメールで資料のやり取りをしていた。享年55歳。ぼくと同じだ。いささかショック。

この5月は、小川議員の消息不明問題が浮上して団長という立場上ほんまにしんどかった。議員団と民主党としても残念ながら除名をし、また京都市会では、前代未聞の除名勧告決議を可決するという事態になったが、今も連絡がない。安否も心配だし、どうしているんだろうか?

副議長人事では、小川議員問題で、当初に予定されていた小林議員の就任も延期になり、ぼくの就任は、今期なくなった。やっぱ、残念無念ですよ。3年先の選挙をがんばろう。応援のほど、たのみまっせ!

明日から6月。気分を変えて、参議院選挙にがんばろう!


●5月30日(日)
曇天模様。天気予報では曇り時々雨。9時過ぎに熊野の事務所からテントを積んだトラックや乗用車に分乗して一路左京区は静原に。静原では朝市があり、知り合いの奥さんがらが店を出されていたので、野菜などを購入しキャンプ場に。現在はボーイスカウトが管理運営されている。

各自テントを立てたり、火床を作ったり、野菜を切ったりの分業。肉は「新羅」から。11時過ぎには開会して、京都バスに乗ってこられた人や車で来る人におよそ70人。毎回来てくれる人に初めて来る人。緑いっぱいの中で雨も降らずにカンカン照り。気象予報は当たらず。ビンゴゲームで遊び、ビールを飲み、美味しい焼肉でリフレッシュ。

夕方、修学院小学校グランドで行われた京都市消防分団総合査閲に左京代表として受閲する修学院消防分団の激励会。40人近い分団員さんが、この1年がかりで訓練されてきた成果を披露。いやはやその団結力と一糸乱れぬ行進や点検訓練に驚きの声があがり、キビキビした小型動力ポンプ操法も素晴らしかった。来週の日曜日はがんばってや。


●5月29日(土)
朝一番、「きょうと教組」の定期大会に。多少二日酔いでもあったが、この間の疲れで精神的にテンションの上がらない挨拶をした。教育基本法の改悪問題もあり、日教組運動は正念場。

午後、京都自治体議員ネットワークの結成総会。
この間、北岡府会議員らと相談をしてきたが、京都府内の民主党と無所属議員のネットワークをようやく設立にこぎつけた。参加者は、北はこの前の選挙で初当選の京丹後市から、南は精華町や加茂町の議員さんら40人近くの参加者。今後年に2回ほど研修会ができたらいいな。ぼくが規約などを提案させてもらう。

総会後は、議員研修会。講師は文化庁文化部長の寺脇研氏。元文部省の官僚で、そもそもぼくは文部省の官僚は嫌いだが、この人の講演を数年前に聞いたときは、実は面白かったのだ。今回は、「いま、問われる教育力、文化力」ということで、河合隼雄文化庁長官の提唱されている「文化で日本を元気にしようー関西元気文化圏」のことを中心に語ってもらう。いやはや、勉強になりました。

夕方は、この6月に来訪するキューバからの友人たちの歓迎準備の会とライオンズクラブ例会。明日は、静原での野外パーティだが、雨が降りそうや。


●5月28日(金)
5月市会定例会も最終日の本会議。

冒頭に副議長を「一身上の都合」で辞職した公明の谷口議員が挨拶したのち、一人一人の議員が順番に投票箱へ。結果、共産の加藤広太郎議員が19票、公明の久保省二議員が47票で副議長に。本来ならわが議員団の同期の小林あきろう議員が就任の予定だったのに!残念無念!

以下、普通予算特別委員会委員長、財政総務委員長、文教委員長、厚生委員長、さらに建設消防委員長が順番に委員会での付託された議案の審議報告をして、共産が反対した議案もあるが、順次各議案を賛成多数で可決していく。

次に監査委員には、わが議員団の先輩今枝議員が選任される。意見書については、「介護予防対策の拡充を求める意見書」は。共産も賛成して全会派一致。そして、「地方交付税削減などの見直しを求める意見書」は、共産、民主、そして無所属の村山議員が賛成に起立するも、自民、公明の多数反対で可決されず。「年金改革法案の撤回を求める意見書」は、共産のみ賛成で否決。わが議員団からは、隠塚議員が「年金改革法案を撤回し抜本的な年金改革法案の審議を求める意見書」の提案説明をする。わが議員団が提案説明をするのは、結成以来初めての快挙。我々だけが賛成で起立するも少数で否決。そして、共産提案の「小川裕樹議員を問責し、真相解明を求める決議」は共産だけが起立して、少数可決されず。そして「小川裕樹議員に対する辞職勧告決議」は、共産は態度保留ということで全員が本会議場から退席したところで、自民、公明、民主が賛成して可決されたのだった。

夕方は、1975年、いまから30年前になるのだな。ぼくは。烏丸今出川西入で「駱駝館」という喫茶店のやとわれマスターをしていたが、そのときの仲間がプロデユースする楽々コンサート「宮原晴彦弾き語りライブ」に出向き、久しぶりにその時代からの友人たちと一献傾ける。その後ひとりでいきつけのスナック「ゲリラ」へ。久しぶりに酔っ払った。


●5月27日(木)
朝から議員会。明日に会期末の本会議を控えて右往左往。

意見書を巡っての調整とともに、小川議員の処遇についての決議が、共産は「問責」で、自民、公明は「辞職勧告」でということになり、わが議員団は、一本化を求めることになっていたが、わが議員団の理事が不規則発言をしたらしく、多少混乱。結局、共産は「小川裕樹議員を問責し真相解明を求める意見書」を、自民、公明は、辞職勧告決議を出すことになり、わが議員団は、賛成することを決める。

午後この定例会に上程され、委員会に付託されていた議案についての討論結了の常任委員会と普通予算委員会が、ほぼ予定通り開催される。一方、副議長人事については小川問題もあり、また議員団の人数が公明党より1名減になったこともあり、5月からも公明党が副議長を、民主からは監査委員をだすことになった。されど監査委員の人選で多少の議論があり、調整した結果、今枝徳蔵議員が就任することに。

そして、夕刻は休憩をして、市会運営委員会が開会されたのは、午後10時前。3月市会定例会は、議事録削除問題で大揺れだったが、この定例会は予想通り、小川問題と副議長・監査委員の人事問題でほんまに疲れたよ !


●5月26日(水)
朝から議員会。
昨日夕方5時前に公明、共産から意見書が出されてきたので、それに対する態度を協議。公明党からは「介護予防対策の拡充を求める意見書」が、共産からは「年金改革法案の撤回を求める意見書」「地方交付税削減などの見直しを求める意見書」「イラク占領に反対し、自衛隊の撤退を求める意見書」などそれぞれの案が提出されていた。国会では民主は野党、京都市会では自民、公明と市長与党でもあるので、複雑な構図だ。年金問題に関わる意見書では、わが議員団から対案を提出することに。

小川議員の問題については、「問責」か「譴責(けんせき)」か「辞職勧告」のいずれかの決議を上げる方向で話が進む。意見書や決議の調整具合を見ながら断続的に議員会。議員団のみんなの意見をまとめ、また他会派の動向を把握しながらの攻防。そして大きな課題である副議長人事と監査委員の選任をめぐって、公明党と協議を進める。実は、ぼくは今期副議長候補の一人なのだ。小川議員の問題が浮上したので、あきらめるしかないな。

夜、知人が経営している京阪電車は丸太町駅にあるクラブ「メトロ」に立ち寄る。ビートルズナンバーがガンガンに流れていて楽しい空間。わが青春時代を思い出す。


●5月25日(火)
会期末を控えて、5月市会もいよいよ大詰め。議員会を開催。

理事から追加の人事案件や小川議員に対する決議案が提出されていることなどの報告。またこの市会に上程され、委員会に付託され審議されてきた各議案について、所属する議員から報告を受けて態度を決め、意見書の提出などについて協議する。

また市会改革に係わる検討項目についての(議長私案)について、市会事務局長らから説明を受ける。議会機能の充実、委員会の活性化、開かれた市会の推進、議会のIT化の推進など41項目ある。具体的には、モニターテレビによる常任委員会の傍聴、休日・夜間などの本会議の開催など、論議になったのは、委員会における飲料のペットボトル化。今後これらの項目を各 会派で検討して、さらなる市会の改革に向けて小委員会が持たれ、議論されることに。


●5月24日(月)
市会の委員会は、厚生委員会、財政総務委員会、文教委員会。ぼくはなし。
しかし、会期中でもあるので、議員団室で待機。来客も少なく久しぶりにゆっくり。

忙中閑あり、医者であり立命館大学経済学部教授でもある柿原浩明さん著の「入門医療経済学」(日本評論社)を手に取る。近年の経済学の本は、グラフと数式が一杯で素人には、理解が不能の場合が多いが、医療経済学の基礎的な考え方や、年金や介護保険制度、病院経営なども含めて経済学的な視点で分かりやすく分析している。喫煙の経済分析の項は、興味深く読んだ。医療経済学的にもタバコはやめるべしだという結論。ただし経済効率だけで、世の中や人生は測れないと思う、と書いて、議会の喫煙室で煙をくゆらした。

夕方は、自治労運動に関わってこられた市役所退職者や現役のメンバーが集まった市政懇話会の総会と懇親会。話題は、市長選挙や参議院選挙。議員団の報告もさせてもらう。

夜は、わが後援会の幹事会。30日に予定している静原野外パーティや市政報告会に参議院選挙のことなど打ち合わせ。


●5月23日(日)
左京区は木野の京都精華大学のグランドで、左京区消防団の総合査閲。27分団、およそ500人の団員さんたちが日頃の訓練の成果を披露。通常点検と小型動力ポンプ操法訓練。女性消防団員さんたちも大活躍。この6月6日に京都市全体の総合査閲を受ける左京代表の修学院分団は人数も多く、おそらく1年がかりで訓練をされてきたと思うが、さすが迫力があった。奥さんたちもそろいのエプロンをつけて応援に。区民の火災や防災のためにがんばってほしい。雨も降らず、さほど暑くもなくてよかった。

午後は、福山参議院議員とわが左京区の支持者宅を挨拶回り。「民主党もたいへんやね」と声をかけられながらの行脚。この地道な活動が、大事なのだ。

夜は、友人の議員と四方山話。


●5月22日(土)
小泉首相が、近くて遠い国、北朝鮮を日帰り訪問。一日中、テレビは拉致家族問題で一色。夜、行方不明者の記者会見での、その怒りの凄まじさに驚く。明暗が分かれた感じだ。キム・ジョンイル体制にぼくは違和感を持っているが、率直に言って、国交の正常化は、冷静に進められるべきだと思っている。扇動的な言動は慎みたいと考えている。そして、この小泉訪朝は、参議院選挙にどう影響するのか、予測がつかない。

午後、「京都市少年合唱団を育む会」の発足式。娘が中学校時代に入団させていただき、当時「親の会」の結成に少しは寄与させていただいた。京都市少年合唱団は、4年後に創立50周年を向かえ、指揮者の佐渡裕さんらが卒団。育む会の名誉会長には、河合隼雄文化庁長官が就任。歌手の加藤登紀子さんらが顧問。ぜひ会員になってください。

夜は、同志社大学院総合政策科学研究科の同窓会「総政会」の役員会。例年どうり11月23日に総会を開催することに。親睦会の下見を兼ねて、元は学生会館のあったところに立てられた寒梅館のレストランにて、さらに打ち合せ。わが青春時代の学生会館は、見事に生まれ変わったが、やっぱ、寂しいな。


●5月21日[金)
交通水道委員会。
交通局からは、「市バス・地下鉄市民モニター報告書について」説明があり、質疑。また一部の路線の運行を民間のバス会社に委託する管理の受委託方式や三菱ふそうバスのリコールに関連して、交通局の取り組みなどについて質疑がある。
上下水道局からは、「京都市水共生プラン」の策定についてと、「夏休み親子下水道施設見学会-地下十数㍍のシールド工事現場」 の企画についての説明。これは7月27日に右京区の有栖川幹線工事の現場を見学するということで、参加者を募っている。下水道局のホームページをご参考に。また給水停止の手続きや地下水をくみ上げて専用水道にするシステムについて質疑などがあった。
ぼくが交通水道委員会に所属するのは、久しぶりなので、当面勉強だ。散会後、正副委員長が集まり、今後の委員会日程などを協議。

夕方は、民主党時局講演会「京都から政治を変える!決起集会」。以前から予定されていたが、年金未納問題から始まって、ゴタゴタが続いた民主党もともかく少しは落ち着きを取り戻しての集会。空席も少しあったが、シルクホールは800人の入り。山田知事、桝本市長、木戸連合京都会長らの挨拶に、今回民主党の政調会長になった仙石由人さんが福山がんばれの講演。この人は、四国の出身で元は社会党。駄洒落を言ったりで、面白い楽しい話で会場は和んだ。そして、福山議員が、この間の停滞を払拭する思いを込めた演説。吹っ切れた感じで、よかったよ。元気を出そう!


●5月20日(木)
昼、各会派の理事さんらに議員団と民主党京都府連から小川議員を除名した経過を説明。また質問にも答える。未だ連絡はなく、京都市会としても、議員辞職勧告決議など、それなりの措置をすることになるのだろう。前代未聞のことになりそうだ。

午後、京都大学の法学部の学生が5人来室。ゼミで介護保険と地域コミュニティーというテーマで発表することになったので、お勉強に。学生たちと話すのは、楽しい。介護保険制度の意義と現状、その考え方や今後の課題、さらに京都の元学区を中心とする地域コミュニティーの役割について喋る。

夕方、ホームレスのことで、市民が相談に。

ぼくは、議員インターンを受け入れて4年になるが、1期生で昨年京都市役所に就職した子が来所。晩飯を一緒に食べて、彼女の仕事振りを聞く。がんばっているのでうれしい。がんばれよ!


●5月19日(水)
KBSのテレビ中継のある本会議。各会派からの代表質問。自民は、久しぶりの高橋議員。内海議員は環境問題が中心、共産の妹尾議員のときは多少野次が飛んだが、新人の樋口議員は、左京区の北部の問題を述べたが、青年の主張のような演説。公明は、元国会議員の竹内議員と女性の井上議員が、それぞれ京都市の諸課題について演説。そして、今回はじめて答弁にたつ副市長や局長は、いささか緊張気味。、

わが民主は、小川議員を除名し、11人の会派の人数になったので、今回から代表質問の順番がラストバッター。ベテランの宇都宮議員が、観光客5000万人構想、特に外国人観光客の受け入れ、国家戦略としての京都創生の実現に向けた展望について、また介護保険問題では、介護給付費の見通しとケアマネジャーについてまた御池中学校のPFI方式の導入、さらに京北町の合併問題について、淡々と格調高く演説。

散会後、議員団室にて、パソコンに向かい、明日、各会派の理事等に小川議員除名の経過について説明をすることになっているので、メモに書く作業で残業。気が重い。


●5月18日(火)
混迷する民主党の代表に、岡田克也幹事長が就任。一度も会ったことがないので、どんな人かぜんぜん知らん。コメントのしようがない。阪神の現岡田監督と野村克也元監督をいっしょにした名前やな、というのがぼくの最初の感想。原則主義者と新聞には書かれているが、もひとつ迫力がないかんじ。でも地位が人を作っていくから大化けしはるかな?たのみまっせ!ほんまに!

小泉首相、拉致問題解決のために、北朝鮮訪問を発表。国民年金未納、未加入のスキャンダルは、これで沈静化するのだろう。

本会議。この日は、開会したと思ったら、自民党議員団の若手議員が、議案を委員会付託する動議を出して、了承されてすぐに散会。本会議場では、普通予算特別委員会の委員長互選が行われる。小川議員は、この日も欠席。

本会議終了後、理事から理事懇談会の報告を受け、この間の小川議員除名について議員団の団長として他会派に説明をすることに。

午後は、市民派議員レポートを持って、組合などを回る。

夕方、以前から相談を受けていた市バスに乗っていて転倒、怪我をしたという人に会いに行く。


●5月17日(月)
今日は市会はオフ。朝から友人の画家宅を訪問。京都の文化行政について喋る。

事務所では、出版記念会の案内の発送や市民派議員レポートの発送作業。昼から雨も上がったので、地元の聖護院と吉田を市民派議員レポートを自転車でポストマン。ところどころで、「民主党もえらいこっちゃね」「小沢さん、どうやの」「鈴木君、年金ちゃんと支払っているか」と冷やかされっぱなし。

夕方、食堂で晩飯を食っていたら新聞記者から電話。
「小沢さんが、年金を未納だったので、代表を辞退するということです。コメントをいただけませんか」
「なんやて、ほんまかいな。大笑いやな」とほんまにぼくは笑ったよ。

まるでマンガやないか!国会議員は、全部やめたらどうやね!民主党もガタガタやな。そやけど、未納の地方議員も多いやろな。

夜は地元の錦林小学校グランドで、23日の左京区の消防査閲に参加する岡崎と聖護院の消防分団の練習風景を見学に。操法の訓練と隊列行進。日夜、訓練と市民の防火に貢献する彼等に頭が下る。ほんまにご苦労さん。


●5月16日(日)
朝から雨、京都水道労組の友人の親父さんの告別式。出棺のときに雨が止んでよかった。

午後は、民主党2区総支部の幹事会と定期大会。
支部長はもちろん前原誠司衆議院議員。この間の国民年金未納問題による国会と民主党のドタバタ劇。小沢一郎さんが代表になるその経過等を報告。以下、幹事長の山口議員が、この1年間の衆議院選挙や市長選挙の活動報告と参議院選挙などこれからの活動計画を提案。質疑もあったが、淡々と大会は終わる。民主党府連会長の福山哲郎参議院議員も挨拶。夏の選挙は、しんどなったな。

ともかく小沢代表の下で反転攻勢だ!気合をいれて元気を出そう、と閉会の辞をぼくが述べる。


●5月15日(土)
どんよりとした土曜日。昼前から事務所に篭って、市民派議員レポート5月号の発送の準備作業。およそ2500通を印刷したのを地元の吉田や聖護院は手渡しで配達をするために仕分けをしたり、一筆書き込む。

また6月13日に予定している同志社大学総合政策科学研究科でともに学んだ宇治市職員松田敏幸氏の書いた「政策評価と予算編成ー新たな予算配分方法」の出版記念会の案内の発送準備。

夕方、気分転換のために京都市環境局が設置をした二条駅前の100円有料トイレに行く。このトイレは、自動的に便器が洗浄される優れもので、韓国製。ぜひいちど試してみてください。帰途、パチンコするも大敗。ウンがないわ。


●5月14日(金)
5月市会定例会の冒頭の本会議が召集。予想通り、小川議員は姿を見せないが、某議員に連絡があったということで欠席届が出された。

風邪気味の桝本市長が簡単に挨拶して、高木副市長から5月市会に上程された議案の説明が淡々と行われる。15分ほどで説明が終わり、散会。その後、全議員が揃い、市役所正面玄関前で記念写真の撮影。市長と正副議長が正面に、自民党の長老たちがどーんと1列目に陣取る。

その後、議員会を招集して、19日の本会議で代表質問に立つ宇都宮議員から、その趣旨の説明を受けて議論をする。議員によっては、質問の作成が遅くなったり、中味について色々と心配をしてヤキモキすることもあるが、ベテランの宇都宮議員の場合はその心配も一切する必要がない。安心していられる。

夜は、昨年の衆議院選挙で見事初当選した泉ケンタ君の国会報告を兼ねた船出を祝う会。600人を越える参加者。ケンタ君は今春結婚し、もうすぐ親父にもなる。国会の委員会でのやりとりがビデオで流されたが、なかなかのもんや。ぼくは彼が学生時代からの付き合いで、わが家にも飯を食べに来たこともあるので、感慨無量。これからもがんばれよ!

民主党の代表に小沢さんの就任が決定。また石原都知事や小泉首相、さらに桝本市長の年金未納問題も浮上。風はどうふくのか!


●5月13日(木)
年金未納の国会議員が次々に暴露されてきた。
そこで、わが身のことがいささか心配になっていたので、左京区役所の保健年金課に行って担当者からぼく自身や家族の国民年金の納付状況を調査してもらう。ぼくは、30代に中央市場の仲卸会社で社員として厚生年金の期間もあったが、その期間を除いて、議員になる前から、そして議員になってからも国民年金を13300円、きっちり支払っている事がわかってほっとした。わがカミさんがしっかりしていた。カミさんに感謝。

桝本市長に議員団団長として面会。小川議員のことで、この間の経過を説明。

民主党の代表に小沢一郎代表代行が就任の方向に。「剛腕小沢」の登場か!1年程前に某国会議員のパーティで初めて近くで見て、名刺を交換させてもらったことがあるが、圧倒的な存在感がある人だという印象。そやけど、なにかしらぼくはなじめないな。当分、見守るしかない。


●5月12日(水)
議員団で市内視察。元の西京商業高校で、昨年からエンタープライジング科をつくり、校名も西京高校と名前を変え、また今春から中高一貫教育を発足させ、ピカピカの1年生が120人入学した付属中学校を視察。委員会の審議でエンタープライズとは、なんぞやと質問したことを思い出す。未来社会に活かす独創力とリーダーシップを育成するということで、自然科学系と社会科学系のコースがある。高校と中学校の校長先生から説明を受けた後、新築された校舎で授業中だったけれど見学をさせてもらう。京都に西京ありと、今後を期待したい。

続いて、京都市内にほとんど隣接している長岡京市にある「エコの森京都」を視察。産業廃棄物や一般廃棄物を扱っている9社が出資した「京都有機質資源株式会社」が運営している食品廃棄物を飼料や肥料にリサイクルするプラント。補助金などもなしに、18億円をかけたもので、1日最大126トンの処理ができるという。また隣には、安田産業グループが設立した空き缶やペットボトルのリサイクル工場もあり視察をする。民間でここまでやっていることに驚いた。

夕方は、未だ連絡の取れない小川議員の宣伝カーをとある駐車場に当分の間預かって貰うべく運ぶ。その後は、京都高野川ライオンズクラブの例会。会長の任期もあと2ヶ月で終わる。


●5月11日(火)
議員会は局別の勉強会の続き。環境局は、ダイオキシン対策での南部クリーンセンターの整備工事の工事契約、文化市民局は、宇治市との境界変更についての議案だけど、伏見区役所の庁舎問題で、当初の計画と違う方向が新聞発表されたので、地元の山岸議員から特に質疑がある。保健福祉局からは、子供保健医療相談・事故防止センターの設置についてと 国民健康保険特別会計の補正予算。面白いのは、京都市蓄積指定基金条例というのがあって、100年前の明治37年に金100円を向こう100年間蓄積して慈恵費に充当する寄付金があり、期間が満了したので福祉に当てるという議案。利息が1万1194円になったという。他にも昭和11年に寄付された1万円を、向こう300年蓄積するというのもある。夢があって面白いではないか。教育委員会は、不登校生徒を対象とした新中学校「洛風中学校」及び下京区の5中学校を統合して、「下京中学校」を設置する条例と、PFI手法を導入して建設する御池中学校・複合施設整備等事業実施契約の締結、建設局は、高速道路のランプ新設工事契約。

局別の勉強会が終わった後、無所属になった小川議員の本会議場における議席が変更になるので、わが議員団の山岸議員の議席の移動を決めたり、海外行政視察のメンバーの決定などする。

また議員団室には、来客多し。障害者地域生活支援センターのこと、青年会議所がドミノ倒しの会場探しなど。


●5月10日(月)
菅直人民主党代表、年金未納の責任をとって辞任。20数年前に市川房枝さんの選挙のときに出会って以来の付き合い。残念!後任の代表はどうなるのか、混迷する民主党よ!いやになるよな!

さて、京都市会は、5月市会定例会の始まり。議案発送ということで、議員会を開き各局から議案についての勉強会。5月市会は、あまり大きな話題はないのが通常。4月に人事異動があり、局長、部長級の新任者も紹介。消防局は、消防団員の退職報償金の額の改定。30年以上の勤続で団員の場合、68万円になる。また現在2機ある消防ヘリコプターの更新と電送システムの購入の議案。ヘリコプターは、7億8000万円、産業観光局は、毎年のことだが、中央市場第一市場特別会計の繰上げ充用。都市計画局は、市営住宅改修工事の契約や市営住宅の家賃滞納者への訴訟の提起、理財局からは、地方税法の一部が改正されたことによる市税条例の変更の議案などが説明され、それぞれの局と簡単に質疑。

議員会の後は、小川議員の議員団及び民主党の除名について団長として、自治労市職や各会派の団長や市の幹部に経過報告で回る。一応のケジメをつけた。


●5月9日(日)
午前中は雨の日曜日。地元の須賀神社のお祭りは中止になった。午後には雨も上がって、吉田神社では、氏子講社の大祭。境内では、わが母校、第四錦林小学校の伝統文化部の子供たちによる子供剣鉾と和太鼓が披露される。昨年の京都まつりのパレードで御池通を歩いたのだが、参加する子供たちも増えて、大いに賑わう。指導をされた長老等も満足そう。


民主党京都府連の参議院選挙に向けての総合選挙対策会議。国会議員、府市町村議員や連合京都の役員さんらも集まり、今後の日程など。逆風にどう立ち向かうのか!やりきるしかないぞ!

そのあと、民主党京都府連の常任幹事会。ひとつは、ぼくと北岡ちはる府会議員が代表世話人になっている自治体議員ネットワークの結成に向けての報告をぼくがして、続いて小川裕樹議員の議員団除名に至るこの間の経過を説明し、幹事長から民主党除籍の提案。当然のごとく反対意見もなく小川議員の除名が淡々と決定される。新聞記者が数人結果を聞きに来ていたが、説明役は幹事長。ぼくの出番はなくほっとする。

その後、北区の小川事務所に行って、家主さんの立会いの下での荷物の撤去作業を見守る。そやけど、ほんまにどうしているんだろうか!

小川君と連絡が途絶えて、ぼくが右往左往し始めてほぼ4週間。民主・都みらい京都議員団と民主党からは除名し、ひとまずケジメはつけた。だが、無所属議員として彼は、今も市会議員の職にはある。14日、18日、19日に本会議があるが、もし姿を現さなかったら、議会としても辞職勧告決議など、しかるべき処置を講ずることになるが、京都市会では、前代未聞のことになりそうだ。


●5月8日(土)
快晴の土曜日。左京区のとある友人宅で、ご近所の方に集まってもらって私道の側溝の補修や市道認定の可能性など陳情を受ける。解決には時間がかかりそうだが、とりあえず要望書を作成してもらい、関係者に提出をする方向で話を進めようと思う。

昼は、左京区は大原は小出石へ。高野川上流の河原にて、埋蔵文化財研究所労組の野外パーティに参加。この冬に捕獲し冷凍にされていた猪肉の焼肉が最高。またウドなどの山菜のテンプラも美味しかった。

夕方は、事務所にて、消防ヘリコプターのパイロット資格や運行のことで友人と懇談。


●5月7日(金)
小川議員のことが各紙朝刊に記事となる。関係者に経過を電話連絡。うつろな一日。議員団室には、このことでほとんど市民からの問合せもなくほっとする。議員団室にあった彼の机などもわが議員団室から撤去され、倉庫として使われていた共産党の隣の部屋に移動される。

夜は、在日本朝鮮人京都府商工会結成50周年祝賀会に行く。公明党の府市会議員らと同じテーブル。キム・ヨンジャさんのコンサートがメーン。オモニたちがえらく盛り上がっていた。

ニュースで国民年金未納問題で福田官房長官の辞任が伝えられる。次は菅代表辞任の動きが風雲急を告げる。「政治は一寸先は闇だ」といわれるが、ほんまにどうなるのやろ。


●5月6日(木)
連休明けの憂鬱な一日。午前中、事務所で雑務。

市会は、建設消防委員会が開催。わが議員団所属の小川議員は、やはり欠席。この連休の間にでも連絡があるかなと期待していたが、この1ヶ月消息がない。

午後、建設消防委員会終了後、召集していた議員会を開催して、今日の委員会を欠席したら除名をするという、前回の議員会でほぼ決めていたように、重苦しい雰囲気のなかで、民主・都みらい議員団からの除名を断腸の思いで決定する。いったいどうしたのだろうか、なんらかのトラブルに巻き込まれているいるのだろうかと、心配をするも、この間、国民健康保険料の滞納問題や委員会の遅参、欠席もあり、度々注意、警告をしてきたが、これ以上議員団としても放置することができないと、苦渋の決定。

団長のぼくの名前で、田中セツ子議長に「本日、小川議員を除名しました」という趣旨の「所属会派変更届」を提出。自民、公明、共産の各会派の理事さんらにも報告をする。そして、問合せにきた新聞記者らにその経緯を説明をするのが、ぼくの仕事。ええことや楽しいことで記者に話すのはいいけれども、憂鬱な話で、いやな役回りだ。

もし、このまま14日から28日までの5月定例市会に姿を現さなかったら、京都市会で前代未聞の不祥事になる。市民や関係者にお詫びをしたい。小川君、一刻も早く市会に出て来て、説明をして欲しい。

夜は、小川議員の事務所のことで関係者と協議。家賃も滞納していて当然退去を求められている。帰宅は深夜11時。ほんまに消耗した一日!


●5月5日(水)
 昼、左京区は哲学の道にある大豊神社のお祭り。友人の柿阪くんらが剣鉾をさすので見学に。新緑の木立を背景にした剣鉾は美しい。吉田神社でも9日の日曜のお祭第四錦林小学校の子供剣鉾も出るよ。
午後は、34年前にキューバに行ったメンバーと再会。1970年、21才の時、ぼくはキューバにサトウキビ刈りに行った。今は亡き山本満喜子さんがリーダーで30人ほどのグループで3ヶ月、サトウキビ畑のキャンプで働き、またバスの乗ってキューバの各地を回った。チェ・ゲバラの肖像写真がいたるところに張ってあって、カストロ首相の演説には100万人の人が集まった。わが青春の時。あれから34年、当時僕らの世話をしてくれていたメンバーがこの5月末に日本にやってくるので、京都でも集まろうということになって、その歓迎の準備会。楽しみだ!


●5月4日(火)

雨の一日。事務所にて本棚などの整理。

つい最近出版された「あきらめないで、また明日も」(岩崎書店刊)を読む。著者は、友人の児童文学作家の越水利江子さん。点字つき絵本を普及した全盲の岩田美津子さんの生涯を描いたノンフィクション。障害をもろともせずに明るく元気に生きてこられた岩田さんの生き様に元気をもらう。著者の越水さんは、京都在住、「風のラブソング」で芸術選奨新人賞などを受賞。これからもがんばって書いて欲しいなあ。


●5月3日(月)憲法記念日
北岡ちはる府会議員らと左京区は静原のお祭りへ。友人宅でお寿司等をご馳走になり、お神輿さんを見る。

それから京都会館での「マジックフエスティバル」に。古村さんが、ラストバッター。鳩が消えた!お見事!また向いの「みやこメッセ」では古書市。友人の「あーす書房」や「吉岡書店」などをひやかす。

夜は、久しぶりの家族サービス。


●5月2日(日)
一日中、家でカウチポテト族。スカイパーフェクトテレビで映画を見て、ゴロゴロする。人に会いたくない日もあるよ。


●5月1日(土)
 快晴のメーデー日和。
「働くものの連携で平和・人権・環境・労働・共生に取り組み、労働を中心とする福祉型社会と自由で平和な世界をつくろう!」
「年金改悪阻止!抜本改革で安心・信頼の年金制度をつくろう!」と第75回メーデーが岡崎公園から市役所前までデモ。連合京都のみなさんとデモの先頭を歩き、京都市役所前では、市長や幹部職員が待ち受け、民党の議員団もそろって参加者を激励。福山議員は、年金問題でお詫びの行。

終了後、民主党四役会議。某議員の処遇を巡って、どうするか意              思統一。府連としては、9日の常任幹事会で最終結論を出すことになる。

その後、久しぶりに4人で卓を囲む。前回のリベンジのつもりが、スーアンコウを積もられ、万事休す。がっくり。

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