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       鈴木マサホひとくち日記 
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2004年8月

                 


●8月31日(火)
 午前中、事務所にて交通局烏丸営業所錦林出張所、京交錦林支部の友人の市バスの運転手さん4人に運転の苦労や悩みや交通問題の解決の方法などを語ってもらう。渋滞する道路をあの大きなバスを事故のないように安全に走らせ乗客サービスをするのもたいへんだ。

 午後は京都市都市計画審議会。議案は、桂イノベーションパークの用途地域、高度地区、地区計画の変更、続いて、山科は東部山間埋立地に計画されている焼却灰溶融施設の建設について、また太秦映画村近くのJR嵯峨野線の高架化にともなう都市計画道路の位置の変更について、そして大きく議論を呼んだのが、向日市との境界にあるキリンビール京都工場跡地の開発に関して、JR駅の新駅の設置に伴う道路と自転車駐輪場の設置、そして土地区画整理事業と地区計画の決定。キリンビールが事業者となって高層マンションと大型店などを計画しているのだが、とりわけ交通渋滞が心配され、様々な意見が出た。ぼくもひとこと発言をしたが、賛成多数でそれぞれの議案は可決された。どんな開発になるか楽しみだ。それにしても議員の委員はよう喋るな。

 夕方は、自治労教育支部のビアパーティ。若い組合員が多くて若さが溢れて気持ちがいい。

 挨拶と乾杯の後すぐに抜けて、NPO法人「ドア・ツー・ドア」主催の「車を減らし環境にやさしいまちづくりを!―京都の都市交通のあり方を考えるーTDM(交通需要管理システム)シンポジウム」にインターン生を伴い途中参加。この会はタクシー業界の方が多くおられた。公共交通体系の中にタクシーは入っていないのが問題。便利な反面、客待ちのタクシーで渋滞を引き起こしていることもあり、運転手さんのマナーの問題もあろうが、なんとか改善をしたいという思いは伝わった。


●8月30日(月)
午前中、以前から相談を受けていた私道の側溝の改善問題で、この秋にでも下水道局が対応をしてくれることになったので報告に。長年の要望が実現されることになり喜んでもらえるとうれしい。

午後は、京都商工会議所に出向き、3年前に発表された次世代型路面電車(LRT)導入の提案や商工会議所の京都の交通問題や政策への提言や試みを担当者の方からレクチャーを受ける。この2週間、交通問題で色んな人の意見を聞くのが仕事。

それから歯医者にて、ガリガリゴリゴリ、なんと1時間余の拷問。麻酔をかけられその後2時間ほど口半分が麻痺して感覚がない状態。ほんまにマイッタ!歯医者さんは職人の力仕事だな。

 夕方は、マサホ定例サロンでおもちゃの話を聞く予定だったが、台風接近で中止、来月に延期した。それでも4人の方が来ていただき四方山話。ひとりはマッサージ師さんの友人で久しぶりに体をほぐしてもらう。


●8月29日(日)
 昼頃、1人で吉田東部地域を昨日のように自転車で「市民派議員レポート」の郵便配達。坂道もあるのでちょっと暑さがこたえた。

 午後、三条河原の「リベレーションフエスタ2004」。残念ながら模擬店は店をたたみ始めていて舞台での催しも終わっていたが、授産施設の手作りのパンを買ったり、部落解放同盟の親しい友人と四方山話。

 夜は、向日市へ車を走らす。市役所の友人のお母さんのお通夜。

深夜、アテネオリンピックも最終日、男子マラソンの中継を見る。トップを走っていたブラジルのデリマ選手に観客が抱きつきレースを混乱させるハプニング。それでも彼はメゲズニ3位。マラソンは常にドラマがあるんだな。日本の油谷選手と諏訪選手も大健闘や。これで明日から早く寝るぞ!


●8月28日(土)
 昼前、二人のインターン生来所。「ひとくち日誌」の打ち込みなどをしてもらう。昼食後、自転車に乗って聖護院と吉田の西部を「市民派議員レポート」を郵便配達。所々のお宅では、玄関のベルを押して、四方山話。路地の中を自転車で走ったりするのでインターン生はびっくりしていた。

 夕方は、わが母校第四錦林小学校の校庭で恒例の吉田学区民の「夏まつり」。精華高校や近衛中学校のブラスバンドの演奏に吉田剣鉾保存会のみなさんと四錦小の伝統文化部の子ども達による子ども剣鉾に和太鼓演奏など賑やか。

 その後、これまた恒例の京都高野川ライオンズクラブによる高野川清掃事業。松ヶ崎橋周辺を清掃。気持ちのいい汗を流したあとのビールは美味かった。


●8月27日(金)
 交通水道委員会。上下水道局からは、上下水道モニターの意識調査結果の報告が会った後、ぼくは、8月7日の夕方に左京区中心にあった局地的集中豪雨の被害状況などのついて質疑。左京区では床上浸水7箇所、床下57箇所、道路冠水2箇所、マンホールの吹き上げ個所7箇所だった。現状の把握と今後の対策等を求める。

交通局からは先日開催された「京都のバス事業を考える会」の審議内容と経過報告、また「市バスご意見葉書」の設置について報告。これらは、ぼくが予定している代表質問の格好のネタ。

 昼、京都市国際交流協会の幹部と韓国人の友人チョン君が来訪。9月12日に蹴上の国際交流会館で予定されている「コリアンサロン<めあり>まつり」の宣伝に。二つの民族団体が共催し、市民相互の友好や多文化共生社会を目指すためにたいへん意義のあるイベント。女優の黒田福美さんのトークショーやオークションにサムルノリなど盛りだくさん。「冬のソナタ」にハマッタ人、ぜひ行こう!

 午後、百万遍はぼくの前の事務所のあったビルのガリア書房を訪問。「環境にやさしい交通体系の早期実現を求めてー近年の京都市の交通政策と市民の動き」を編集した右衛門佐さんと懇談。参考資料として大いに役立つ。

 夕方は、わが母校の近衛中学に通学するペルー人の生徒がビザが切れて送還されるおそれもあるということで、彼の人権を守るために立ち上がった保護者の方が来所。色々とアドバイスをする。協力を惜しまないよ。

 夜は、ボーイスカウト24団の友人のお父さんのお通夜に出席。


●8月26日(木)
 事務所で雑務。来客は育成学級の担任をしている友人の教員。学校全体での障害児に対する理解不足か、悪戦苦闘している模様。子ども達のためにがんばってほしい。

また学生時代にぼくは引越しのアルバイトをしていたが、その時以来の運送会社の人が四方山話に。

午後は、イギリスのオックスフォードに留学しているで国際法の研究をしている人と懇談。

夜は、共同作業所「工房あすく」の社会福祉法人化に向けての立ち上げの評議委員会と理事会。自閉症の人たちの作業所。理事ということで責任重大だ。協力しよう。


●8月25日(水)
 厚生委員会が始まる前に、山科区の産業廃棄物処理場建設計画にかかわる請願の対処について、わが議員団の厚生委員会のメンバーと協議。地元の反対運動と法的な条件を満たしていることのジレンマがある。他会派の動きを見ながら、地元議員の意向もあるので採択に賛成をする方向で臨んでもらうようにする。

昼には、エルコープの友人らが容器リサイクル法の見直しを求める意見書の提出を求める請願に。与党の他会派の厚生委員に紹介議員になって貰うように同行する。

夕方、京都府庁に。交通需要管理システムに取り組む村尾さんと懇談。村尾さんは同志社総合政策科学研究科で修士論文を書き、今、仕事に生かそうとしている。京都市と京都府の連携などを議論。


●8月24日(火)
 朝から民主党の前原議員らと山科の保育園「岩屋保育園」の視察に向かい、園長の室田一樹さんの話を伺う。杜の中にある広い園舎は、食事や着替え遊びなど用途ごとにスペースが分けられ、子供たちがそれぞれ自主性を持って行動できるように工夫されていた。自分から進んで行動することで、ルールを守ったり協調性を身に着けたりできるようになる、とのことだった。とても元気な子供たちのパワーに圧倒される。

 昼からは、醍醐コミュニティバスの事務局長さんらに話を伺う。伏見区の醍醐地区は市民の足となるバスがなかったため、住宅街に住む市民は市街地に向かうのに不便な思いをしていた。住宅街と市街をコミュニティバスで結ぶことで、住宅街の市民も活動しやすくなり市街もお客が増えて活性化しているようだった。住民の自分達がバスを支えているのだ、という気持ちが、バスの利用につながっているとのこと。住民との距離が近いコミュニティバスの非常に良い点である。


●8月23日(月)
 岩倉コミュニティバスの試乗に行く。市バスの走っていない岩倉地域を走る小型のバスで、普通のサイズのバスが通れないような小道にまで入って行き、坂道の多い長谷町など山の手の住宅地に住む市民の重要な交通手段となっている。往復の路線を試乗した後、運営をしている京都バスの事務所で話を伺う。

 夕方、下鴨は御陰橋周辺の交差点改良工事反対を訴える市民の方と会い、現場で様子を見ながら意見を聞く。「周辺の住民に十分な説明がないまま工事が始められた上、工事によって景観が損なわれたり、地価が下がったりするのではないか」といったご意見だった。この後、左京土木事務所に向かい工事反対の意見があることを責任者に伝える。納得のいく話し合いをさらに進めていってほしい。(インターン記)


●8月22日(日)
 やや夏バテ気味。日曜日なので家でごろごろしながらオリンピックや高校野球を見る。駒大苫小牧が乱打戦を制し、北海道勢初の優勝。夕方、「どうする京都21スペシャルー規制緩和でどう変わる?京都のバス事業」というKBS主催の討論番組に参加。司会はばんばひろふみさんら、討論者は堀場雅夫さん、横浜市交通局管理者、浜松の遠州鉄道の事業者、大学関係者の中川大さんら。京都市の都市計画局長、交通局長も参加。バス事業の民営化問題などについて議論される。僕の大きな顔もチラッとテレビに映った。
 
 番組の録画撮りが終了後、村田商工会議所会頭ら「どうする京都市民クラブ」のメンバーと懇談。代表質問の準備にたくさんのヒントをもらった。

 深夜、オリンピックの女子マラソンに熱中。京都にゆかりのある野口みずき選手にハラハラどきどき。金メダル、おめでとう。京都市市民スポーツ栄誉賞が授与されることだろう。


●8月21日(土)
 ぼくが第四錦林小学校の1年の時の担任であった松葉弘先生宅を訪問。先生は現在、左京共同作業所の代表者でもある。現在の作業所の状況や今後の運営について、特に場所の問題などについて相談を受ける。共同作業所の運営はどこも大変だ。

 夕方、わが下大路町東部の町内の地蔵盆の準備でご近所の人が集まり、テント張りを手伝う。近年、わが下大路町も子どもの数が減り寂しくなったが、大人も子供も楽しそうにしていた。これが地域コミュニティの良さだ。

 夜、ロシア料理店「キエフ」にて、元反帝全学連委員長、藤本敏夫さんの三周忌の集い。妻の歌手、加藤登紀子さんが藤本氏の思いを、とりわけ鴨川王国での農業について、熱く語る。同志社で学生運動をしていた諸先輩も集まり、久しぶりにインターナショナルを歌う。


●8月20日(金)
 今日も朝から市役所にて勉強会。交通政策課の方からバリアフリー基本構想、嵐山TDM、LRT導入についての話をうかがう。特に、嵐山で進められているTDM政策については、住民と有識者を交えた研究会を設け、観光シーズンの渋滞解消に向けて行政と住民が一体となって取り組んでいるとのこと。住民の合意を得るのは難しいということであるが、これからは道路作りなどのハード面の整備だけでなく、住民や観光客の意識に働きかける、ソフト面からの政策が必要だ。

 午後からは京都市交通局を訪問。京都市の交通の中での市バスの位置役割について尋ねる。その他にMKタクシーの参入問題、コミュニティバスについての意見交換をする。交通局の労働組合では、代表質問に関してや、市バスの広報についての話をする。市バスをアピールする新しいポスターは、斬新なアイデアが取り入れられ、面白く仕上がっている。その後市役所にて鈴木議員は議員団ニュースの校正。インターン諸藤記


●8月19日(木)
 今日は一日勉強会。初めは自転車交通、特に放置自転車の問題について行った。京都市において自転車は重要な交通手段であるが、放置自転車という大きな問題が存在する。京都市は駐輪場の整備や自転車撤去などの施策で対応しているが、やはり最終的には利用者のモラルによる問題であるということだった。次は交通福祉政策に関して敬老乗車証についての話をうかがう。敬老乗車証は高齢者の社会参加に大きく貢献しているが、その財政負担も大きい。今後はさらに高齢化が進み敬老乗車証の財政負担も大きくなるため、そのあり方についての議論が必要とされる。また、高齢者以外に対する福祉について考えることも重要である。一例であるが、初期妊娠に対してプレマママークを配布することなどが検討されているようだ。その後は、税制研究会の答申が出るということでその資料を担当者が持参。環境や町並み保全観光などの新税について議論がされたが、特に今すぐ新税を作るという提案はない。本日最後の勉強会は都市計画審議会の担当者と行う。桂地区に設置するイノベーションパークにおける建築物の規制緩和や、桂川久世橋西にあるキリンビール工場跡地のJRの新駅とその開発計画などについて話を聞いた。都市を活性化するために規制を緩和することは必要なことであるが、それによって交通渋滞などの問題が発生する可能性がある。住民と十分に協議して計画を進めていくことが大切だ。イノベーションパークにおいては住民の方だけではなく、学生の意見も聞いて学生も生活しやすい研究空間にしていただけると、学生の僕としては非常に嬉しい。(インターン朝倉記)


●8月18日(水)
 知人からアパートの敷金の返還と修繕費の請求について相談事の解決のために知り合いの不動産屋に行く。妥当な数字が示されて、一件落着。

 午後は上下水道局の「きた管路管理センター東部支所」で先の集中豪雨で下水道が逆流し浸水したお宅のこと。そして、とある私道側溝の改善について相談。また京都市立美術館に行き、来年展覧会を計画しているグループの日程などについて要望。

 夜は親しい市役所の幹部と若い職員等と懇親会。


●8月17日(火)
 わが吉田の高校時代の後輩の日本画家である清水信行君にお願いしていた絵が完成する。初夏の出雲路橋からの見た光景。感激する。

 午後は元OSK歌劇団の人たちの「熱烈過激100人劇場」というイベントを企画している女性が現れ京都での公演の協力を頼まれる。えらいパワーのある人でびっくりする。10月初旬にアートコンプレックスで公演予定。ご協力のほど、よろしく。

 夕方、歯医者に行く。麻酔を打たれ神経を抜かれ、痛い痛い。もうたまらん。鎮痛剤を飲みながら、ひとくち日誌を打ち込む。


●8月16日(月)
今夜は、大文字、五山の送り火。
夕方から事務所にて送り火の鑑賞会と親睦会をするので、昼前から、事務所のわが机の上の整理や掃除。

午後、前原、北岡、隠塚議員らと銀閣寺から大文字山に登る。鴨沂高校時代は山岳部のトレーニングで駆け上って行ったものだが、久しぶりの山登り。暑い中、えっちらおっちら無理をせずにゆっくり登る。体力が疲弊しているのがわかる。50分ほどかけて大の字の中心に。京都市内が一望。

保存会やボーイスカウトのメンバーと一緒にリレー式に火床に薪と護摩木と水を運ぶ作業。太陽の陽射しも強くて汗がしたたる。およそ1時間の作業。もうフラフラ。下る時、膝が笑う。こらあかん、年や。ちょっとトレーニングをしないかんぞ!でもシャワーを浴びた後のビールは最高。

7時前、事務所には、わが後援会や友人、松井孝治参議員議員、はるか播州赤穂からも友人が、また京田辺市の南部登志子議員と一緒にカナダ人ら3人、また別の友人と一緒にアイルランド人の夫婦が来て、みんなで20人を越える参加者でワイワイ。8時前には8階建てのマンションの屋上に上がる。市内のネオンサインも消された。まずは、ぼくも薪を運んだ大文字に火がつき、松ヶ崎の妙法も見事に見えるし、京大病院の建物で半分くらいしか見えないけれど、船形も見えて、金閣寺近くの左大文字も赤く燃え、そしてはるか西の鳥居形も見えたのだ。五山がすべて見えた。もうすぐ、京都は秋。来年もやりますよ。予定してください。


●8月15日(日)
59回目の終戦記念日。
イラク戦争はますます泥沼化が進み、自衛隊も派兵されている。日本が掲げた、平和主義の理想は、どこへ行くのか。

夕方、出町柳駅から京都バスで鞍馬から峠道をあえぎあえぎバスは登り、1時間10分、カミさんと花脊の松上げに。「ふるさと森都市交流の森」で、鮎弁当を味わい、消防団の器具庫では、関係者と懇談していると、夜のとばりの中に、9時頃から松明の行列。

暗闇の広い河原に松明に火がつけられ、そして、30㍍ほどの高さの巨大な松明に、まるで紅白玉入れ競争のように、地元の人たちが、縄をくるくる回しながら火を放り上げる。幻想に満ちた行事。そして、初めてその頂きに火がつくと拍手喝采。たいへん難しい作業だが、次から次へと投げ込まれた火が夜空を焦がすと、フィナーレは、巨大な松明は、燃え盛りながら、倒れる。歓声が沸く。いやはや感激した。


●8月14日(土)
アテネオリンピックが始まった。

昼、久しぶりに北山ラーメン「てっちゃん」に。マスターと参議員選挙やこれからの自治体選挙のことなど喋る。鰹節と大根おろしがたっぷりの和風冷麺は、美味かった!北山通を地下鉄松ヶ崎駅から東に行けば、屋台風のラーメン屋があり、北岡ちはる府議とぼくのポスターが貼ってある。元気な家族で、味も抜群。「鈴木のホームページを見て、来ました」と言ってもらえればうれしい。

また市民の相談ごとは、アパートの敷金の返還と修繕費のこと。

夕方、盆休み気分で、久しぶりにパチンコへ。久しぶりの大勝利。出るわ、出るわ。最初にしたイエローキャブで2連ちゃん、郷ひろみの台で9連ちゃん。続いて京都の送り火もあるお祭りの新台でも9連ちゃん。なんと合計20箱だ!初めての快挙!


●8月13日(金)
盆休みだ。昼過ぎ、近くの浄土宗、公安院の若い住職にお参りに来ていただく。わが祖父、鈴木増次郎と祖母つね、らが祀ってある仏壇とカミさんの両親の霊にお経をあげてもらう。わが家は、吉田神道でもあるが、神仏混合なのだ。なお、おふくろと娘は日曜日には近くの錦林教会に通っている。ぼくにはキリスト者の友人も多い。

夕方、事務所には、来客。介助犬育成のことで、詐欺まがいのことがあったみたい。また市役所の第1次の採用試験に合格した学生に、京都市の課題などについてレクチャー。二次試験、がんばりや!


●8月12日(木)
お盆らしく、相談ごとは、墓地のこと。とあるお寺の方と会う。墓地の許可は、京都市の仕事。自治体の仕事はまさに「ゆりかごから墓場まで」。

夕方、歯医者に行く。奥歯のブリッジを替えるべく麻酔をかけられ、ゴリゴリやられる。気分が悪い。食事も進まないしビールも不味い。家でテレビを見ながらゴロゴロする。


●8月11日(水)
 先日の集中豪雨は、1時間に70mmを越す降雨量だった。そのために浸水したところもあり何人かの知り合いから連絡もあり、お宅を訪ねて浸水状況を聞く。下水がオーバーフローして逆流して部屋の中が水浸しになったお宅や京大の敷地から一気に流れ出た水で床下浸水のところなど。この集中豪雨で鴨川の河川敷まで水があがってたいへんだったのだ。

 夕方、30年近く前、百万遍で共同保育所「門前小僧」をやっていたメンバーと久しぶりに会う。小堀恵美子さんらが始めた「門前小僧」で、わが長男もそこで育った。ぼくもたまに保父さん役。子供等と一緒に昼寝をしていた。専門の保育士さんはいなくて、子供達の母親や時には父親が交代で、みんなで育てる共同保育。当時のイメージで言えば、コミューン、共同体運動か。あの頃は、子育てにもエネルギーがあった。その時の子供達も今や30歳前後になった。


●8月10日(火)
国際会館での第6回「地域教育フォーラム・イン京都―みんなで考える21世紀の教育」に参加。

記念講演は広島県立安西高校の山廣康子校長。暴走族で荒れた学校をトイレ掃除から始めて、立て直していくお話。エネルギー溢れる講演に元気をもらう。午後は、「学校評価システム」についての分科会に参加。わが左京区の下鴨中学校の実践報告があり、PTA会長や学校評議委員の友人が報告をした。生徒会の作ったビデオに感心する。全国からも注目をされて多くの参加者がある。京都の教育改革と各学校での実践もたいしたものだ。

夕方は、今枝徳蔵議員のパーティ。京都タワーホテルで4日間連続で開催される。中央市場や相撲の関係者などヒゲの徳さんの交友関係は広い。教育委員会の友人らと二次会。


●8月9日(月)
今日から、久しぶりの夏休み気分。それでも事務所には、固定資産税のことについて相談ごとがあったり、資料の整理。議員団室では、政務調査費の領収書の提出のことで、連絡をとったりでアタフタ。

夜は、16日の夕方に事務所で「五山の送り火」鑑賞会をするのでその案内を友人たちにメールで送る作業。色々な催しの案内をメールで送るので、案内ご希望の方は、メールアドレスをお知らせください。


●8月8日(日)
 朝一番、吉田神社の神輿の虫干しに行くも、昨夜の豪雨の影響で湿気がきつくて中止。

 昼過ぎ、京都会館会議室での「左京に息づく火の文化―炎に願いを託して」のシンポジウムに参加。

 基調講演は、仏教大学の八木透教授。ぼくは1968年度に同志社文学部文化学科西洋史専攻に入学をしているのだが、八木さんは、ぼくより後輩で日本史で民俗学の研究者で竹田聴州先生のゼミだったという。「くらしの中の火―民俗学からのアプローチ」と人々に「火」機能と性格について、大文字の送り火や松上げなどの行事の意味を解説された。また久多花笠踊り、広河原と花脊の松上げ、静原田の虫送り、松ヶ崎妙法、大文字送り火のそれぞれの保存会のみなさんが、各行事の説明や課題について話された。左京区に生まれ育った1人として、「火」の行事の奥深さとそれを継承する人々の苦労を知ることができてよかった。準備されたみなさん、ご苦労さんでした。

 その後、インターン生に一週間の日誌を口述して打ち込みをしてもらう。

 夜は、久しぶりに出町の「ほんやら洞」へ。写真家で「ほんやら洞」と「八文字屋」の主、甲斐扶佐義の新刊の写真集「出町転々―八文字屋有情」の出版記念会。といっても飲んでいるだけ。ぼくがカイさんと出会ってもう35年か。「ほんやら洞」が開店したのは、1972年のこと。岩国に反戦喫茶「ほびっと」を作った中尾ハジメさんや岡林信康さんやベ平連の仲間が建設にかかわり、ぼくも大いに関係をしている。ぼくの名前も出てくるよ。


●8月7日(土)
昼前、自民党の市会議員中村三之助さんの奥さんの告別式に参列する。小学校の教頭先生をされていて、53歳の若さでの死。子供達やボーイスカウトの関係者も多く参列されていた。心よりご冥福を。

夕方は錦林夏まつり。居合道の試技があったりしたが、猛烈な大雨で途中で中止。

その後は雨の中京都スーパーウォール会「夏の夕べお客様感謝の集い」へ。第一部ではチェルノブイリで被爆したウクライナ出身のナターシャ・グジーの歌と演奏を聞く。透き通る声が素晴らしかった。また二部はフィリピンのバンドのオールデイズで盛り上がる。


●8月6日(金)
ヒロシマに原爆が落ちてから59年。被爆二世の僕も、85歳になる親父も元気。二日酔いでふらふら。

11時から議員会。昨年4月の政務調査費について住民訴訟が起こされ、領収書の公開について議論をする。先の裁判で裁判長が提出命令を出す方向にあることがわかり、命令を出される前に自主的に領収書を提出することを議員団として決定する。その他の案件も議論。

午後に東京より友来たる。暑い中、左京区は修学院離宮を見学。暑さにまいったが、その離宮の風景に感動する。左京区に生まれ育ちながら修学院離宮に行ったのは初めてなので、良かった。


●8月5日(木)
午前中に生活協同組合エル・コープの方が見える。「容器包装リサイクル法の見直しを求める意見書」の提出を求める請願についての相談を受け、京都市会における手続きの説明や活動のアドバイスをする。エル・コープは僕の友人たちが立ち上げてから十年。よくぞここまで来たものだ。

昼は寺町のギャラリー「ヒルゲート」にて日高暢子展を見る。日高暢子さんは、社会学者の日高六郎さんの奥さんであり、現在パリに在住している。

午後、都市計画道路予定地で買収されるお宅に伺って、その想いを聞かせていただく。

夜は、「あびこ和子を囲む夕べ」に参加。故安孫子隆秀議員が七回忌ということで、在りし日の本会議での写真等も映される。和子議員は二期目になってますます元気。その後、元同僚の議員と飲みに行き、痛飲。


●8月4日(水)
午前は、西京区長の明石さんのお父さんの告別式に参加する。

昼から、インターン生を伴って、障害者地域生活支援センター「きらリンク」を訪ねる。今後の運営等について相談を受ける。次に訪れた左京区役所では、区長と私道舗装の改善のことや左京区北部の諸問題について協議。
その後「工房あすく」に、法人立ち上げに向けて理事就任を要請されていたため、その書類を持って行く。また、シルバー人材センターに知人宅の草刈の仕事を頼みに行く。そして、交通局の北大路タウン内烏丸営業所に出向き、事務所前に貼ってある「聞こえません」という張り紙の改善について申し入れる。

夜は、伏見の共同作業所福祉工房「P&P」のNPO法人化に向けての運営委員会。今日は昼からよく動き、疲れた。


●8月3日(火)
昼前から、昨日議員団室にて用意したサマーサロン参加者への礼状を持って、インターン生を伴い、市役所内の組合や職員さん達に挨拶回り。「外から見たところ、あまり広くないように思える京都市役所内で、予想以上に多くの分野の業務が行われていて驚いた。」「屋上にも組合の事務室があるとは思わなかった。」とインターン生は言う。

午後、この夏に京都市の公務員試験の第一次試験に受かった知人の娘さんに会う。京都市が抱える課題、特に伝統産業における課題について話す。

そして、議員団室に亡くなった天方議員のご子息が来られ、お父さんの机やロッカーを整理される。寂しい思いで見守る。


●8月2日(月)
昼前から事務所で、郵便物や資料に目を通す。また、サマーサロンに参加していただいた皆さんに礼状を送るべく、準備する。

夕方、三ヶ月ぶりに歯医者に行く。「どないしてはりましたんや」と主治医におこられる。

晩は、カミさんが京都を留守にしていたので、息子と娘を誘って近所の中華料理屋で飯を食う。たまの家族サービス。


●8月1日(日)
今日から8月。インターン生の二人も今日から。午前中から夕方にかけて、みやこメッセでの「左京区民ふれあい祭り」に参加。今年度は予算が少なくなり会場も半分になっている。ダンスやコーラスなどの様々な催し物や、ブースの展示物,模擬店を見学する。それぞれ工夫の凝らされたものであった。特に、展示物は区民の方々にわかりやすい形で、市の活動や各団体の活動を説明できていた。
その後は、事務所に戻ってHPの更新作業。インターン生に一週間分の打ち込み作業をしてもらう。大いに助かる。

鈴木マサホ事務所
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