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       鈴木マサホひとくち日記 
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2004年9月

                 



●9月30日(木)
21号台風一過、やっと秋らしい空になる。この夏は、次から次へと台風がきた。今日はぼくの属していない普通予算特別委員会の開催で、ぼくは久しぶりにゆったりした気分。多少二日酔い気味。昼前、消防士を目指している知人の息子さんが来所。京都の消防、防災についてレクチャー。がんばれよ!

 午後は、事務所の資料整理と清掃会社の友人と今後の環境行政について、また某学校の校長先生と四方山話。

 夕方は、秋空の鴨川を散歩がてら街に出て市役所のOBの先輩らと懇談。朝は二日酔い気味で、今夜は飲まないでおこうと思っていたが、結局飲んでしまった。暑い夏もようやく終わった。

明日から10月。気分も新たにがんばるか。


●9月29日(水)
 いよいよ公営企業決算特別委員会の最終日。総括質疑ということで桝本市長と3人の副市長と交通・水道の両管理者が中央に並び、今回から質疑する委員が正面に座って対面式での質疑。その模様がビデオに撮られて今後区役所などで放映される予定。今までより、緊張感がある。

 持ち時間はあらかじめ決められていて一人答弁をいれて20分。自民は120分、共産は102分、公明は68分、民主は51分でそれぞれ10分の延長が可能。無所属は17分で自民、共産、公明、民主の順で質疑。午後4時過ぎぼくは16番目のバッター。

 代表質問と局別質疑で議論してきたテーマで、市立病院は、救急医療の充実、ドクターカー、ドクターヘリの導入。水道局は、、4年前の料金改定の深夜議会と修正案の討論に立ったことを述べながら、今後の料金改定の見通しと地域水道について。交通局とは、この間勉強してきた交通政策についての感想と醍醐コミュニティバスや市バス事業を考える会を発展させて、明日の京都の交通問題を考える会の発足のことや鞍馬街道の大型車規制問題、地下鉄四条駅のバリアフリー問題など、要望を含めて20分でやりとり。都合18人の議員が質疑に立った。

 夜は、この2ヶ月頑張ってくれたインターン生と台風が接近する中、打ち上げ。その後、飲み友達に出くわして、委員会も終わったので痛飲。


●9月28日(火)
 公営企業決算特別委員会は、書類調査の2日目、市立病院特別会計の収入伝票、支払伝票、金銭出納帳、地域水道特別会計の支出命令書、清算書。そして水道事業特別会計の金銭出納帳や出金伝票、入金伝票、清算書の綴ったものが並ぶ。昨日に続いて、黙々と書類を見て、疑問点があったところを担当者に聞く。ぼくは、今回特に地域水道会計の帳簿類を中心に調査。3時前に終わった。

 夕方、久しぶりに歯医者に。先にブリッジを替えたのだがイマイチ噛み合せの調子が悪い。全部入れ歯になったらいややな。

 その後、先の局地的豪雨で床下まで水が付いた浄土寺の関係者宅に伺いお話を聴く。京都市の下水道は、10年確率の雨、即ち1時間62ミリの降雨に対して対策が進められているが、それ以上降ると、今のところ対応できない個所もある。雨水対策が必要だ。
 夜は、事務所にて日誌の打ち込みと明日の総括質疑のメモづくり。


●9月27日(月)
 公営企業決算特別委員会は、書類調査ということで、委員会室にテーブルに交通局の自動車運送事業と高速鉄道事業に関する帳簿類、総勘定元帳、収入伝票、支払伝票や東西線石田駅出入口建設工事契約決定書などがどーんと山積になっている。この書類調査は他の政令都市議会ではやってないと思うが、議会がチェック機能を果たすための一つの方法として意義がある。といっても監査委員会がすでにチェックしているし、また全ての書類を見る訳には行かず、ざーと適当に見て、疑問点を担当者に聞く。共産党さんは、あら捜しをしているのか、いつも熱心に書類をめくっているのが印象的。昼休みを挟んで3時前まで。

その後、左京区役所に。鞍馬街道の大型車通行規制問題について、地元の関係者に来てもらい、区長を中心に産業観光局の観光企画課と都市計画局の交通政策課の担当者と協議。秋の行楽シーズン、また来年の大河ドラマの義経の舞台が鞍馬になるということで、観光バスの乗り入れ問題が大きな課題。叡山電車を活用したパークアンドライド方式や、また観光バスをどこに駐車させるのか、警察の規制だけではなく、観光政策や交通需要管理施策としてどうするのか、地元と行政がどう連携できるか、検討を要することが多い。

 夕方は、わが事務所にて定例サロン。下鴨の「ただすの森のハリネズミ」のおもちゃやさんの田川明子さんから「おもちゃ大好き」ということでヨーロッパのおもちゃのことを現物を見ながら話していただく。参加者は、13人。童心に返って楽しく聞いた。


●9月26日(日)
 体育振興会主催の区民運動会シーズンが始まり、まずは地元聖護院学区は錦林小学校グランドで、いつものように美味しい河道屋さんのうどんをご馳走になってから、左京区は八瀬から静原、岩倉北の各運動会を回る。それぞれの会場で来賓として、紹介してもらい、また知合いの役員さん等と喋る。区長や他の府市会議員も回るから、ぼくだけサボるわけにもいかず。これは年中行事。

 3時過ぎには、地元の聖護院に戻ってきて閉会式で、抽選のくじを引かして貰い、消防団のテントの後片付けをちょっと手伝う。

 夕方、疲れていたけれど、十二提灯・子供神輿巡行の案内ビラを持って各町内会長さん宅に回覧をお願いに回る。

 それから事務所にて、同志社大学総合政策科学研究科の同窓会総会の昨年のシンポジウム「総合政策と地方自治」の原稿の校正。総政出身の若い府市会議員の発言を会報に載せる。面白いよ。この秋の総会では、スポーツコメンテーターの奥野史子さんが講演の予定。11月23日、今出川キャンパスにて、ご来聴、大歓迎!


●9月25日(土)
 この春、松下政経塾を卒塾した吉田健一君の結婚披露宴。可愛い奥さんは尾張名古屋の女性。吉田君は、ぼくが初当選した頃、彼が高校時代から知っていて、ぼくの選挙を手伝ってくれたこともある、左京生まれの青年。仲人は前原誠司議員夫妻。来賓挨拶は、福山・松井両参議院議員。乾杯は木戸連合京都会長。松下政経塾の彼の友人や同期のメンバーが多数お祝いに駆けつけ、彼等の人生の新しい船出を祝った。

 2次会にも参加して、ビンゴゲームで素敵なカバンが当たって、やった!健一君、きくよさん、仲良くがんばれよ!


●9月24日(金)
 公営企業決算特別委員会の局別質疑も最終日、上下水道局と。ぼくは1日目に質疑をしたので、今日は、睡魔に襲われながらも、他の委員の質疑のメモをとる。水道事業は、この間、使用量が減ってきているし、下水事業も拡張期から維持管理と雨水対策の時代になってきた。企業債残高も巨額で、経営の効率化も求められているし、市民に安全で美味しい水を供給し、また都市型浸水対策にも力を注がねばならない。課題は多いが、平成20年までは料金改定しないということも管理者から明言されたので、大きな波乱もなく委員会は終わった。

 夕方、京都造形芸術大学客員教授の仲尾宏さんと久しぶりに一杯だけビールを飲む。その足で、きょうと教組が中心の「生かそう!教育基本法きょうと9・14集会」に。浜田寿美雄奈良女子大学教員の講演とザ・ニュースペーパーのコント。石原知事や君が代を揶揄したコントは面白かった。


●9月23日(木)
 暑さ寒さも彼岸まで。いやはや暑い!午前中、10月の初旬に予定している吉田の「十二提灯・子供神輿」の巡行のお知らせの案内のビラの作成と印刷。ぼくが世話人の代表者になっているので、準備がそれなりにたいへん。

 午後は、吉田神社第2鳥居前にある祖霊社にて大元講社の秋の大祭。春と秋の彼岸の日に祭事が行われる。わが家は神道で、近年親父の代を継いで行っている。厳粛な気持ちになって、頭を垂れる。講社長の鈴鹿隆男さんは、いつも含蓄のあるご挨拶をされるが、水の神さんのいわれや水の大切さを訴えられた。ぼくも講社の役員なので、後片付けを手伝う。そやけど暑かった!夜は、久しぶりに家族とわが家で夕食。


●9月22日(水)
 公営企業決算特別委員会は上下水道局との質疑。4年前の市会では徹夜して修正案賛成の討論の原稿を徹夜で書いたことを前振りにして、ホームページの評価や市内の山間部の水道未普及地域での地域水道の設置までの経過を振り返りつつ、現在の進捗状況と今後の予定、下水処理施設の早期実現、また疏水に関係する水道局の土地の整理、また過日の局地的豪雨による出水と松ヶ崎の雨水幹線の工事のことなどを質問。

 各委員からは、公営による上下水道事業のあり方や特に局地的豪雨による被害状況とその改善策の取組や1時間62ミリの10年降雨対策などが大きな話題になった。

 4時前に終了したので、京都交通労組、京交の定期大会を激励に走る。大会議案の審議中であったが、先の代表質問で言ったことをコンパクトにまとめて、組合の代議員等、参加者に挨拶をさせてもらう。市民の足を守るためにしっかりたのむで!

 夕方は、学生時代からの友人で市職員のお母さんの通夜と京都高野川ライオンズクラブの例会に。


●9月21日(火)
 公営企業決算特別委員会。交通局の審議の2日目。エムケイが、京都市のバス事業を考える会の専門部会で、市バス路線への参入の凍結を示唆。どう動くか、興味津々。

 午後、ぼくの質問時間。先に代表質問をした際、市民のみなさんからいただいた意見や運転手さんの声を紹介しながら、交通局管理者の決意、運転手の四条駅のバリアフリーのこと、ラッピングバスや空き広告の活用など広告収入のこと、六地蔵までの延伸開通の記念切符の発行、定期売りなどの営業努力、局内のプロジェクトチームのこと、市民の意見の葉書の成果などを質問。3ヶ月ほど先になるが、議事録が市会のホームページで公開されるのでぜひ読んで見てや。 5時過ぎまで各委員から様々な交通事業に関しての質問が続いた。

 夜は、事務所にて、明日の上下水道局の質疑の準備で、局のホームページをチェックしたり、4年前の水道料金改定の時の本会議でのぼくの質疑や修正案賛成討論の議事録を読み直したり、決算の資料を読んだりの質問メモづくり。真面目に勉強をしているんやデ。これが議員の仕事や。


●9月20日(月)
 秋は結婚シーズン。久しぶりに昼前から事務所にて、ひとくち日誌の打ち込み。

 午後は、わが友、フォークシンガー-古川豪君の娘さん、舞ちゃんの結婚披露宴。古川豪とは、20代のベ平連や「ほんやら洞」時代からの30年以上の付き合い。現在は新大宮商店街の家業のくすり屋さんの店主だが、原発の歌や京都新聞にも寄稿していてマンガも書く多才な男。ぼくが30歳の時に髭をはやして選挙に出たときのテーマソング「猫もネズミも怒ってる」を作ってくれた。舞ちゃんも3回目に当選した時の選挙を手伝ってくれた。その舞ちゃんは、長身で綺麗になって音楽の道を歩んでいる。新郎は体育会系の青年。おめでとう!豪ちゃん、娘を嫁に出して寂しいやろうな。


●9月19日(日)
 京都文化祭典オープニングの京都まつりのパレード。建都1200年を記念して始まった京都まつりは今まで10月末に行われてきたが、今年は予算も半分になって、時期も早まった。

 左京区民パレードにわが地元の吉田剣鉾保存会と第四錦林小学校の伝統文化部の児童の子供剣鉾が去年に続いてパレードに参加。メンバーを車に乗せてスタート地点に運ぶ役。そして、雨を心配したが、堀川から寺町まで御池通を、ぼくも剣鉾を乗せる台車を押しながら2基の剣鉾の横を歩く。子供たちもがんばった。

 左京区民パレードは、白川女や大原女の行列に地域女性会の踊りや国際色豊かに留学生が続いた。いつもより沿道の観客は少なかったかな。パレードは4時頃まで続いたと思うが、ぼくはカミサンが住みよい京都をつくる婦人の会のパレードを歩くのを見てから、剣鉾保存会のメンバーのご苦労さん会に走り、乾杯!ほんまにご苦労さんでした。その後、久方ぶりに散髪に行って肩を揉んでもらい、疲れがとれた。


●9月18日(土)
 昨夜、街頭演説が終わって、ちょっと一杯のつもりで飲んだのが、深酒になり、疲れもあったので、午前中のNTT労組の大会には出席できず。ごめん!

 午後は、北野天満宮での今出川通に路面電車を走らせる実行委員会主催のシンポジウム「京都のまちづくりとLRT」に少し遅れたが参加。会場の社務所は超満員。今電会の顧問は、自民党の国枝議員だが、共産党や民主党の議員、そして京都市の関係者も多く参加。襖の横に座ったのでスライドを使った講師の先生の話を聞くのみ。ちょっと残念。今出川通にLRTを走らせて出町柳駅の叡山電車と白梅町の嵐電をつなぐことがみなさんの夢。されど今出川通は狭隘で、色々な課題があると大島都市計画局長が、夢を現実に引き戻す役目。代表質問でぼくもLRTの問題を取り上げたので、ええ勉強になった。

 プロ野球選手会がスト突入!古田選手会長、がんばれ!


●9月17日(金)
 公営企業決算特別委員会の3日目。今日から交通局の市バスと地下鉄事業についての質疑。自民、共産、公明、民主の順で、持ち時間が決まっているが、特に市バスについての質疑が多い。「京都市の市バス事業を考える会」の審議の様子をうかがいつつ、エムケイ参入問題も大きな問題であり、民間に運行を委託する「管理の受委託方式」や職員乗車証や敬老乗車証の問題、生活支援路線の問題や走行環境の整備やノンステップバスの導入問題や運転手の給料の問題など、多岐にわたる。

 ぼくは、自分の質問をどうするか考えながら、各委員の質問と交通局の管理者をはじめ理事者の答弁をメモる。あの手この手で質問を各委員がするので、答弁する理事者もたいへんや。5時過ぎまでみっちり審議。

 すぐに、三条京阪へ。民主党2区総支部の街頭行動。先に北岡府会議員と隠塚議員が、特に年金問題で演説をし、前原誠司議員の事務所のスタッフがビラ配りをしてくれていた。山口議員とぼくは遅れて駆けつけ、参議院選挙以来、久しぶりの街頭演説をこなす。たまにはやらんといかんな!


●9月16日(木)
 公営企業決算特別委員会。市立病院のあり方を巡って各委員から質疑がされる。自治体病院の役割をどう考えるか、経営との狭間で論議があった。ぼくは、外国人医療通訳のこと、女性総合外来のこと、また昨年パリで視察してきたSAMU(フランスの救急医療制度)のことを取り上げながら、ドクターカーやドクターヘリの可能性などプレホスピタルのことや今後の施設計画について質疑をした。

 3時過ぎに終わったので、急いで宝ヶ池公園で開催されていた自衛消防隊の総合訓練を激励に。閉会式間際でかろうじて間に合った。わが地元の吉田神社の若い神官もがんばったようだ。左京区のホテルや事業所、それに左京区らしく大学や社寺仏閣のメンバーが放水訓練などをして、防災・防火に努めている。

 夜は、吉田神社境内で京都まつりのパレードに向けて練習に励む吉田剣鉾保存会のメンバーを激励に。


●9月15日(水)
 代表質問も終わって、ほっと一息。京都新聞朝刊にぼくの質問した醍醐コミュニティバスのことが数行の記事になった。うれしいね。

 10時から公営企業決算特別委員会。ぼくが公営企業決算の委員会に所属するのは4年ぶりか?市立病院、交通局、上下水道局から15年度の事業と決算の説明があって、各委員から資料請求が行われる。市立病院では、この5月に医療事故があり、その報告と病院の今後の役割と施設整備についての審議会答申の説明もあった。委員会は午前中に終わる。
 
 昼過ぎ、交通局の労組、京交の役員とエムケイ参入問題などについて意見交換。その後、明日の質疑を控えて、あまり行く機会がない市立病院を視察。友人の見舞いに行ったのが3年程前。中庭の木々の緑が印象に残る。

 夜は、市立病院のホームページをチェックしながら質問のメモづくり。夜、事務所の来客は、近衛中学校のペルー人の生徒のビザが下りないかもしれないということで、関係者が相談に。色々とアドバイスをする。


●9月14日(火)
 京都市会9月市会定例会本会議の二日目。10時から共産党の議員2人と公明党の議員1人が、午後から公明党の議員とわが議員団の宮本徹議員が登壇。ぼくは9人目のラストバッター。ぼくの予定していた質問と同趣旨の交通問題の質問も先にあったので、小会派になった悲哀を味わう(ちょっとオーバーか)。されど気合を入れて午後2時20分頃壇上に。

 参議院選挙のことと、わが議員団は次回の統一選挙で飛躍を目指すと述べた後、いかに市民の足を守るのかという視点で、京都の交通の歴史とこの間の交通局の経営改善の努力を振り返り、また皆さんからメール等で寄せられた意見と運転手さんたちの声を少し紹介して、また京都市バス事業を考える会の設立と方向性やMKのバス路線への参入問題やバスレーンや違法駐車防止条例の実効性などについてまずは質問。また地下鉄事業は延伸のことと不良債務対策。
 
 その後、TDM(交通需要管理施策)と「歩くまち・京都交通まちづくりプラン」や観光と交通、、環境の視点で制定が準備されている地球温暖化対策条例(案)の意義、またLRT(次世代型路面電車))のこと、車椅子の青年とノンステップバスに乗ったことを踏まえバリアフリー対策、さらに醍醐コミュニティバスの意義などについて答弁を求めた。
また答弁の時間がなかったので、自転車を総合交通体系にいれること、鞍馬街道への大型車通行規制、左京区の山間部と京北町を結ぶバスの運行の研究などを要望し、最後に公共交通先進都市を知恵を出し合いつくろうと提言した。
 
 近日中にその質問と市長らの答弁要旨をホームページに貼り付ける予定。ご意見をいただいたみなさん、またぼくのインタビューに応じていただいたり資料をいただいた皆さん、また色々と議論をした担当者の皆さん、そして口述したのを打ち込んでくれたインターン生、ありがとう。感謝。将来の京都市の交通政策に何らかの波紋を投げかけられたらええのになあ。


●9月13日(月)
 10時から本会議。厚生委員会で不採択になった「生活保護受給者への見舞金の復活」について共産党の議員が討論に立つが、委員会での結果どうり、起立採決で不採択に。その後、各議案を委員会付託することを決めて休憩。

 午後から、KBS京都放送のテレビ中継が入る中で、自民党の国枝議員、井上議員、そして共産党の西野議員が京都市の諸課題について登壇質問し、市長、副市長、各局長等が答弁。国枝議員の質問はいつも味があって楽しい。睡魔と闘いながら聞く。本会議後、普通予算と公営企業決算特別委員会の正副委員長の互選。
 
 それから、この間、ぼくの代表質問づくりを手伝ってくれたインターン生ふたりを前にして、手を加えた質問原稿を朗読。なんとか27分の時間内に収まるようになって、読みやすいように1ページ300字で読み上げ原稿を作る。議員になって18年で本会議での質問は30回近いと思うけれど、準備はいつもたいへんだよ。
 
夜は、吉田神社参集殿で、ぼくが代表の「十二提灯・子供神輿保存会」の世話人会。10月7日に飾り付けをして8日(金)の夜と9日(土)の午後に巡行することを決める。もうすぐ祭と運動会シーズンだ!


●9月12日(日)
 恒例の「鈴木マサホバス研修旅行会」。今年で第14回目になる。バス一台で東インターンから名神、東海北陸道を通って、飛騨は郡上踊りや名水宗祇水や子供が飛び込む吉田川などで知られる小京都は郡上八幡へ。バスの中で、この1年間の鈴木の活動報告や市政報告。衆議院選挙に市長選挙に参議院選挙。ほんまに忙しい1年だったな。
 9月になったとはいえ、残暑厳しく天気も良くて、懇親会の後は、旅情溢れる郡上八幡の町をボランティアガイドさんに案内をしてもらう。高速道路を使って3時間で帰京できたので、驚く。近くになったのだな。いつもながら御世話になった明星観光さんに感謝。


●9月11日(土)
 昼、同志社大学文学部文化学科文化史で民俗学の教授であった竹田聴州先生の25回忌で偲ぶ会。ぼくは、西洋史専攻でゼミ生ではなかったので先生ご自身とは親しくなかったのだが、市会議員になってから百万遍に事務所を長らく構えていたので、知恩寺の中にお住まいの奥さんとよく出会っていたし、また竹田ゼミに悪友達が多いので参加させてもらった。久しぶりに会う同級生たちと献杯。

 それから「次世代都市交通導入フォーラム」に。パネラーはわが民主党の福山哲郎参議院議員等。色々と勉強をさせてもらう。05年度予算概要要求で国交省がLRT総合支援事業を創設することを知り有益だった。次回も参加しよう。
 
 夜は、北岡ちはる府会議員を励ます会。毎度ながら彼女のワンマン歌謡ショー。前座の挨拶が福山議員や前原議員に山田知事。ほんまに脱帽だ!楽しい会だった。


●9月10日(金)
 午前中は事務所にて代表質問を朗読してみる。時間制限があって、1万3千字から9千字まで切ったが、まだ千字ほど切らねばならぬ。

 午後は、民主党京都府連の4役会議に幹事総会。11月に予定されている府連大会や統一地方選挙に向けて候補者擁立委員会の設置のことなどで議論。その後、連合京都の代表者等をまじえた懇親会と続く。参議員選挙に大勝利して気勢が上がる。岡田克也代表の再選も決まり、当面はメデタシメデタシ。

 その後、「岡崎人権ひろば」に。昨夏のぼくのサマーサロンで歌ってくれたソプラノ歌手渡辺千賀子さんのステージ。「上を向いて歩こう」を手話で歌われた。ええコンサートやった。


●9月9日(木)
 9月市会定例会の開会、冒頭に7月に亡くなった天方晶英議員に対して黙祷。天方議員の席には遺影と花が飾ってある。天方議員は西京区選出だったので、西京区最長老の北川明議員が追悼演説。心よりご冥福を。

 そして、昨日、小川議員から辞職願いが出されたので、辞職の決定をする。またそれに伴い、宮本議員が建設消防委員会に、さらに砂川議員が市会運営委員を辞任し、共産党の議員が選任される。わが会派が12人から10人になった影響。無念だ!

 その後、桝本市長からひとこと定例市会を迎えるに当たっての挨拶があって、以降、淡々と高木副市長より京北町との合併など条例案などの議案の説明が、松井副市長からは、水道事業と病院事業、毛利副市長からは、交通事業についての決算概要の説明があって延会。

 天方議員の奥さんと息子さん、後援会の会長さんらが来られていたので、団長として各会派と市長らに挨拶回りに同行。つらいね。

 昼過ぎ、生活共同組合エルコープが、「容器包装リサイクル法の見直しに係る意見書提出の要請」の請願を出すということで、他会派の議員にも紹介議員になって貰い市会事務局に提出。また昨日提出した質問要旨を巡っての調整や、元OSK歌劇団の有志等の京都公演を準備している人を田中セツ子議長に紹介したりで慌しい。

 夕方、この秋に鞍馬街道の観光バスなど大型車の通行規制が行われることになっているのだが、地元の関係者に集まってもらって、その経緯や考え方について、北岡ちはる府会議員らと懇談。警察署長の権限で通行規制はできるのだが、観光政策や市民生活の観点から交通需要管理施策として京都市が知恵を出すことも大切だ。代表質問でも触れることにする。

 夜は、お祭りを控えて、吉田氏子講社の理事会。秋は忙しい。


●9月8日(水)
 台風一過、秋の空と言いたいところだが、未だ蒸し暑い。昼前に議員団室に行き、原稿の再度の検証。ストップウォッチを手に読んで見るが、早口で読んでも、3分ほど時間をオーバーする。そこで更に削る作業。だいぶ疲れたが、午後3時頃にはほぼ出来上がり、フロッピーで議事係りに出来上がった質問を渡す。ほっと一息。

 夕方、歯医者に。奥歯に新しいブリッジを入れてもらうが、痛い。そこで麻酔をかけてもらう。で、終わって出たら、今夜7時30分から緊急の理事会ですが、小川議員のことですかという、新聞記者からの電話。麻酔が効いていてちゃんと喋れん!で、議員団室に急遽出向くと慌しい動き。今日の昼、とあるところで、小川議員が田中セツ子議長に辞職願いを出したので、受理したということ。従って、明日の本会議で、その辞職を認めることを決定することに。宮本理事と手分けして同僚の議員に連絡。
 
 小川議員は、何かのトラブルに巻き込まれたのか、4月初旬から消息を絶ち、色々とそれまでの議会活動にも問題があったので議員団を除籍、また民主党を除名したのは5月上旬のこと。5月市会の最終日には辞職勧告決議も可決されていた。生きていてくれてよかった。もういちど人生をやり直してほしい、と思う。京都市会における小川議員の問題もこれで幕が降りることになった。


●9月7日(火)
 午前中、勉強会の続き。消防局からは、先日の地震について報告があり質疑。京都では大きな被害もなくてよかった。また議案は、伏見消防署の新築工事請負契約の締結のことなど、都市計画局からの議案は、景観三法が制定されてことでの条例の改正や先の都市計画審議会で決定された京都外国大学の地区計画の変更など。

 台風18号接近。今年の夏は、次から次へと台風が来襲。これも地球温暖化の影響かな?地震と台風の夏の終わり。インター-ン生には早退してもらう。ぼくは、議員団室にこもって質問原稿の手直し。夕方、各担当者に質問の内容の通告をするも、今回の質問は、市バス事業のあり方と交通政策について、観光や環境や福祉の視点も入れての質問だが、ともかく質問時間が足りない。そこで、書き終わっていた自転車総合計画や福祉乗車証のあり方について、えいや!と今回は質問項目から削った!残念無念!
 夕方から夜にかけて御池通を吹き抜ける猛烈な風の音!10時頃になって原稿にも目途がつき、ほっと一段落。


●9月6日(月)
 午前中、来週予定している「十二提灯・子供神輿保存会」の世話人会の案内を持って近所を回る。お祭りシーズンになると毎年のこと。
 
 議員団の局別勉強会は昼から。交通局からは、昨年度の決算でこの1年の取組と財務状況について。市バスは11年ぶりの黒字決算。建設局からは、国から地方へ移管される里道と水路の管理条例の制定についての説明と質疑。環境局からはフロン回収にかかわり国の法律が変わったので手数料条例の改正について。ぼくは、大原の観光トイレの処理方式が当初予定されていたバイオ循環型ではない、という住民の声を披露し苦言を呈しておく。
 
 その後、議員会を開催して、理事から報告を受けて、今後の日程など決める。夕方は、代表質問づくりの3日目。インターン生もがんばってくれて、8時頃までかかって、第一稿が完成する。字数はなんと13000字。わが会派に与えられた時間は50分。同僚の宮本議員が23分。ぼくの時間は27分と分けるのでその時間内で納めなければならない。えらいこっちゃ。いつもの原稿を短くしんとアカン。頭が痛いぞ!でも8日のまでと5時までという期限に十分間に合って提出できそうである。近くの定食屋さんでささやかにインターン生と乾杯
以下はインターン生の感想 <インターン 諸藤 記>
 お昼から市役所にて勉強会。交通局、建設局、環境局の方から議案説明があり、とりあえず今日も、耳に留まったフレーズをメモに取りつつお話を聞きます。ここ数週間のインターン活動の成果か、交通問題に関しては(少しは)理解できるものの、実のところ私の知識と理解力では、建設と環境についてはメモを取ることもままならぬ状況・・。各議案について事細かな質問や意見を出されている議員さん方を前に、ただただ感心するばかりです。幅広い関心と視野、それに人並み以上の勉強なしに、議員というお仕事は勤まらないのだと思います。先日「え?議員?毎日料亭で秘密会議やってんでしょ?」なんて言っていた私の友人に報告したい、議員さんの一面です。代表質問の原稿(一次案?)完成!鈴木議員、朝倉さん、お疲れ様でした!


●9月5日(日)
 日曜日。午前中、大原の清掃事業や静原の自主防災訓練に行くべしだったが、立ち上がれず。

 昼過ぎ、市役所の議員団室に出勤。代表質問の原稿書きもいよいよ佳境。昨日に続いて、この2週間に仕込んできた交通問題についてのインタビューのメモや資料などを見ながら口述。インターン生二人が打ち込みにがんばってくれる!友人の警備の職員さんから缶コーヒーの差し入れ。感謝。だいぶ筆が進んだ、午後7時頃、地震発生。議員団室のテレビがユラユラと揺れる。お、これは久しぶりにきついな!と動揺するが、静岡出身のインターンの朝倉君は、動ぜず、8時頃まで作業を続ける。帰宅して一杯焼酎を飲んでテレビを見てボーとしていたら、またグラグラ。しばらくニュースを見ていたが、大した被害もなくてよかった。
以下はインターン生二人の感想 <インターン  諸藤 記>
 休日なので今日は私服。不審人物に間違えられて捕まらないかちょっとびくびくしつつ、市庁舎の中に入りました。相変わらずたいしたお役にはたてないながらも原稿作りのアシスタントをします。
 途中の休憩時間には、役所前広場のフリーマーケットを覗きにも行きました。中学受験の数学の参考書を発見、問題を解こうと挑戦するも、解法の見当もつかず・・。落ち込みました。
 原稿は着々と完成の方向へ。鈴木議員の口述にも、私たちがお供した時のことが登場し、問題点等があげられています。原稿作成中に大きな地震があり、テレビが落ちそうになったりして怖い思いをしました。
<インターン 朝倉 記>
市役所にて、先日から行っている鈴木議員の代表質問の原稿作りを手伝いました。今まで、様々な交通に関係する主体に話を伺ってきており相当な量の情報が集まっていたため、原稿にまとめるのにはかなり苦労すると思っていました。しかし、鈴木議員の頭の中ではしっかりと構成がされていたようで、思っていたよりも遥かにスムーズに原稿作りが進みました。
 この辺りに、一つ一つの交通主体にてそれぞれ分けて話を聞いていた僕と、全体的な視点を持って聞いていた鈴木議員との、意識の違いを感じました。何はともあれ、原稿の完成まであと少し。楽しみです。


●9月4日(土)
 今日は土曜日だが、昼前、インターン生も議員団室に召集。まずは、市役所前から100円循環バスに乗って四条まで。阪急桂駅で車椅子の立川さんとヘルパーさんと合流、河原町まで阪急で移動、河原町駅では昇降機エスカルを使ってホームから改札口に移動。河原町から205系統のリフト付バス「ふれあい号」で、北大路駅へ。ミスタードーナツでちょっと一服して、地下鉄で四条まで。地下鉄から阪急に乗り換えるにはエレベーターに乗って一旦、烏丸通に上がり、また四条通との交差点の入り口から降りるという、遠回りをしなければならないのだ。わずか20段のほどの階段があるために阪急に乗り換えられない!早急に改善せよ!

 その後、立川さん等と別れて京都駅から観光100系統のバスに乗って議員団室に戻る。疲れたよ。されど午後8時まで代表質問の原稿書きを開始。ぼくの頭の中ですでに質問内容の構成ができているので、まずは項目のメモを書いて整理し、順次口述すると、インターン生がワードに打ち込んでくれる。彼等の能力が高いので助かる!

以下は、インターン生二人の感想 <インターン 諸藤 記>
 お昼前に市役所に集合、御池から四条まで、百円循環バスに乗りました。わりとゆっくり、穏やかな運転だったように感じました。他の路線バスよりは時間を気にせず走ることができるからですか?
 その後車椅子で生活していらっしゃる立川さんと会い、一緒にリフト付バスや地下鉄に試乗。私も恐る恐る車椅子を押させてもらいましたが(立川さんはもっと怖かったですよね…貴重な体験をさせていただきありがとうございました)
 車椅子で移動するには街の中はまだまだ不便で、周囲の人にもとても気を使わなければいけないことに気付きました。設備整備と人々の理解、どちらも障害をもった方が楽に移動できるまでのレベルにはまだ達していないように感じました。たくさんの人が訪れる京都、障害のある方もさりげなく受け入れられる優しい街を目指してもらいたいと思いました。夕方からは代表質問の原稿作りのお手伝い。あまり使えないアシスタントではあります。
<インターン 朝倉 記>
 今日のインターンでは、交通のバリアフリーの問題を実際に感じるために、車椅子の方に同席していただき市内を一周しました。僕も車椅子を押させてもらったのですが、道路や歩道のわずかな段差(横断歩道の凹凸程度でも)や傾斜(スロープの上り下り)が大きな振動や負荷として感じられて、その感覚の違いに驚きました。また、車椅子で移動できる経路がわかりづらいために、知らない場所には行きづらいとも思われます。(専用の地図を作成しておられるようです)
 バリアフリーの達成度のようなデータもありますが、接続のしやすさ案内の有無、道路の凹凸の具合など、そのようなデータに現れない情報もあるので、データのみを見て安心してはいけないのだとも改めて感じました。


●9月3日(金)
 9月市会定例会を控えて議案発送。各局と議案についての勉強会が始まる。総務局では京北町の合併と職員の交通費支給制度の改正について、上下水道局では上下水道事業の昨年度の決算、保健福祉局は市立病院の決算、総合企画局からは、京北町の合併に伴って情報化推進にかかる費用についての補正予算。団長ということで議事進行の役。居眠りができないよ!
 
 わが二人のインターン生と隠塚議員のインターン生も一緒に勉強会に参加。その後は、清水観光政策監と観光から見た交通政策について話を聞く。産業観光局では界隈観光という歩いて観光地を巡るプランを進めたりオフシーズンの観光を活発にし、5000万人を目指す。されど交通渋滞問題をどう解決するか、処方箋を捜さねば。鞍馬・貴船では、観光バスによる交通渋滞で救急車が通れないといった問題も発生しており、観光と交通問題の関わりは深い。
 
 夜はインターン生の諸藤君を連れて、同志社の総合政策研究科の同窓会、総政会の幹事会に出席する。今年の総会では、シンクロでオリンピック出場した奥野史子さんに講演してもらうことに。彼女もラグビーの平尾選手も総政会の会員だよ。


●9月2日(木)
 9月市会定例会が告示。昼前、MKタクシー本社に出向き青木社長と面談。MKタクシーがこの間提案してきた交通政策についての要望書などの資料をもらい、四方山話。40代の社長で、若々しい。今後の事業展開のことなど1時間ほど聞く。「バス事業を考える会」も発足したが、今後の動向を見守ろう。
 
 午後は障害者の生活支援センター「きらリンク」の今後の運営について「西陣会」のメンバーと市の担当者と協議。京都市民福祉センターを運営している西陣会とはもう30年近い付き合い。
 
 その後、環境からの視点で交通政策を質問を予定しているので地球環境政策課長と、この秋に上程される予定の温暖化防止対策条例(案)と交通施策について懇談。
 
 夕方は、吉田神社参集殿にて、秋の祭りの準備のための吉田氏子講社の神事世話人会。10月10日が神幸祭、神輿や剣鉾の巡行をする。ぜひ見に来て下さい。これから秋祭りの準備等で忙しくなる。


●9月1日(水)
 午前中、本来なら山科で行われた京都市総合防災訓練に参加すべきところだが、2、3日前から足にマメができて歩けなくなって、近くの皮膚科に走る。水虫の一種で、湿期になると出て困る。午後は、日中知的交流支援事業「中国における民意の集約と調整の実態に関する日中共同研究」ということで、熊谷府会議員が同行して慶応大学の加茂具樹講師と中国人民大学の研究者等3人が来訪。わが議員団と交流。京都市会や議員の役割について説明し懇談。特に地域の町内会や自治会活動に興味があった。また高木副市長を表敬訪問。

 その後、障害者介護事務所「にっこり」の立川さんとヘルパーさんと待ち合わせて三条から四条まで205系統に試乗。親切な運転手さんで対応がよかった。ただバス停付近の路上に看板が出ていて、乗降口にドアを着けられず、たいへん。これも代表質問に向けての現場体験のひとつ。夕方は、漬物で有名な大安の社長で、京都府物産協会会長の大角正幸さんの黄綬褒章受賞を祝う会。ぼくの祖父と大安の創設者の大角安冶郎さんが兄弟で親戚になる。たくさんの方が全国から来られていた。鏡割りもさせていただいて恐縮。


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