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鈴木マサホひとくち日記 |
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●10月31日(日)
久しぶりにゆったりした日曜日。午前中、NHKの将棋を見るのがぼくの定番。
午後、京阪電車に乗って大阪へ。京都を離れてなんとなく遠くのまちへ来た気分、京橋駅の立飲み屋で昼過ぎから串カツでビールを飲んで、いざパチンコ屋へ。1軒目ではぜんぜん出ず、2軒目も最初は全くリーチもかからずイライラしてもうやめようと思っていたら、なんと6連チャン。勝ってよかった!
急いで6時に天満橋へ。元朝日新聞の記者だった岡部さんが主宰されている異業種交流会のようなアルファーウエーブという集まりの秋の特別例会で、水の都は大阪の大川に浮かぶ屋形船に乗って鍋を囲む。
ペンクラブの会員の方、ギャラリー経営者、オーストラリアからの留学生や東大阪の経営者に神主など多彩な人々、ともかく元気なのは女性陣。毎月1回の開催で90回、7年になるという。雨の御堂筋ではないが、雨の大川を大阪の夜景を見上げながら盃を交わして、楽しく過ごした。明日から11月。また定例市会が始まる。
10月30日(土)
土曜日だというのに早起きして、民主党京都府連の四役会議。定期大会に向けての協議。結党以来まだ6年だ。京都での国会議員の数は、自民党を凌駕したが、組織的には整備をし充実しないかんことが山積。規約の改正や組織の改定、また統一地方選挙に向けて、候補者発掘委員会を設置することや台風23号災害対策のことなどを論議。
なお次期会長候補には福山哲郎参議院議員が立候補を表明。他にはいないので2期目の福山会長が誕生することに。
それから「きょうと教組」の教育研究集会に。伏見区の小学校での「中国帰国生徒と日本語指導」、養護学校での「安全な給食を求めて」、また中学校での「生徒会活動の可能性を求めて」と題したそれぞれの報告を聞く。
現場でがんばっている教師の話を聞く機会も最近はあまりなかったし、ぼくの子供たちも学校を離れているので、たいへん新鮮だった。
夕方、地元の神輿の今宮会のご苦労さん会もあったが、西京極の京都市体育館に1年ぶりに足を運ぶ。新日本プロレスの「強くあれ、闘魂シリーズ」に。雨で客足はイマイチだったが、棚橋・柴田・中邑の新三銃士がからむワンナイトのニューパワータッグリーグは、黄色い声援も多く、えらく白熱した。
石森太ニという若い選手がよかった。また天龍と中西のどつきあいも場内を沸かし、メインでは蝶野の存在感が光る。新日本プロレスも内部では色々とあってゴタゴタしているようだが、しっかりたのむで。力道山時代からのプロレスファンとして、応援するで。
●10月29日(金)
交通水道委員会は、この11月26日に開通する地下鉄東西線の醍醐・六地蔵間の試乗と駅舎の視察。
交通水道委員のメンバーと交通局、市会事務局、さらに新聞記者等で、地下鉄に乗り醍醐駅へ。醍醐駅からは操縦訓練中の車両に乗り換えて六地蔵駅に。ホームからコンコース、またオストメイトや車椅子対応のトイレ、さらにJR六地蔵駅との結節する駅前広場などを見学。また石田駅でも下車して見学。開通に向けての最後の追込みがされている。
この延伸開通で宇治市との交通ネットワークが確立し利便性が格段に進む。記念切符の発売など記念事業も行われる。ぜひ楽しみにしてください。
昼過ぎ、自治労京都市職労の定期大会で挨拶。今は10人の議員団になったが、桝本市長与党会派として、次の統一自治体選挙では躍進したいと支援を訴えた。
その後、都市計画審議会に。川崎清京大名誉教授が座長で、いつものように委員会の公開を確認してから、各議案について都市計画局の担当者から説明があり、審議。 まずは、生産緑地地区の変更。今回130地区が変更され、2341地区になり、京都市内で754ヘクタールが生産緑地になる。また用途地域の変更、職住共存特別用途地域の変更、高度地区の変更、防火地域及び準防火地域の変更、京都産業大学のキャンパスの拡大による下水道区域の拡大や今までは下水処理場といっていたものを水環境保全センターと名称変更したこと、さらに向日町上鳥羽線の道路の構造の変更に、また祇園は新門前通にカラオケボックスや風俗営業などができないようにする建築物の用途を制限する地区計画の決定など議案は多岐にわたったが、それぞれ質疑は少しされたが、紛糾することもなく、淡々と承認されて行った。
なお国道367号線、大原街道は上高野と八瀬の境のところの道路拡幅するべく都市計画道路の変更したと報告。多少ぼくも事情を知っている個所なのでいつ拡幅されるかと質疑、平成22年ごろには、工事も終わるという。たのみまっせ!
それから一昨日京都高野川ライオンズクラブの10周年記念例会で集めた義援金を持って京都新聞社の社会福祉事業団に。わずかな金額だが、京都府北部の水害と新潟中越地震の被害者への義援金。何かの役に立つのかな。
その後、議員団室では、ユニバーサルデザインの条例策定に向けての取り組みを保健福祉局らが説明に。いづれ議員会で説明をしてもらうことに。
夜は、ぼくが副運営委員長をしている伏見区は大手筋近くの共同作業所「福祉工房P&P」に。NPO法人の設立に向けての運営委員会。だいぶ方針が固まってきた。年末にでもは設立総会ができればいいな。
●10月28日(木)
久しぶりに行きつけの京大会館前の耳鼻科は、柴田クリニックへ。柴田先生の可愛い奥さんは、ぼくの選挙のときのウグイス嬢をしてもらった縁もある。
先に吉田歯科で作ってもらった無呼吸睡眠の予防のマウスピースの効能についてうかがう。もうすこし慣れたら検査をしてもらうことに。
午後、左京区役所で、とある土地の固定資産の課税について担当者と懇談。色々とむつかしいのだな。その後、市役所に出向き、村山議員と下鴨の交差点改良のことで相談。
また議員団室には東映の助監督が来訪、来春放送される京都を舞台にした名取裕子さんが主演のテレビミステリー映画「地検の女」で、事件を起こした男の父親が議員だったということで、議員が発行しているニュースや会報を参考に見たいということで、議員団や同僚議員のニュースなどを持って帰ってもらう。
京都を舞台にしたミステリー物は視聴率が高いのだ。ぼくもエキストラで出演したいな。ひげを伸ばした悪徳議員役だな。
夕方、事業系のゴミを取り扱っている一般廃棄物業者の皆さんらと環境局の廃棄物指導課の担当者と「京都市廃棄物減量等推進審議会」からの中間まとめ、クリーンセンターへのごみ搬入手数料のあり方や事業者が一般廃棄物の処理を委託する場合の基準などについて勉強会。
拡大生産者責任などの考え方も出てくる中で、いかにゴミを減量するか、循環型社会形成に向けて、色々と議論も必要だ。現場で苦労している業者さんたちも真剣に考えないかん時代になってきた。いずれ家庭ゴミも有料化の動きになる。ぼくにとってもええ勉強になった。家庭ゴミの有料化についてみなさん、ご意見をお聞かせください。
●10月27日(水)
午前中、久しぶりに吉田山を散策。大元宮横には、舞鶴の吉田は瑠璃寺からこの4月に移植された”しだれ桜”が、順調に育っているようだ。竹中稲荷から「紅燃える丘」の石碑がある山頂周辺を散歩して、社務所にて、神官と四方山話。
午後、京都高野川ライオンズクラブのチャーターナイト10周年記念例会なので、その準備でアピカルイン京都に。夕方、6時から例会と記念祝賀例会。百万遍に事務所を構えているとき、隣の吉岡書店の鴨沂高校の先輩の吉岡誠さんに口説かれて高野川ライオンスクラブのメンバーになったのは7年程前か。当時は20人を越えるメンバーがおられたが、今では10人。和気あいあいと小さなクラブながら、社会奉仕にがんばろう、ということだ。
記念例会ということで、335-C地区地区の役員さんや親クラブの天神川ライオンズクラブのメンバーやゾーンのクラブの会長や幹事さんら、この春結成されたチェリーライオンズクラブの会長の磯辺とし子さんは前京都市会議長、副会長の松井副市長夫人もご参加いただき感謝。府北部の水害と新潟中越地震の義援金も募った。
●10月26日(火)
午前中、在日外国人無年金障害者・高齢者給付金施策の要望について、年金訴訟を支える会代表の仲尾宏さんや民団と総連の在日の民族団体の代表者のみなさんと保健福祉局の担当の課長らと懇談。
京都市では、94年から障害者の、98年から高齢者の在日の無年金者に給付金制度を実施してきたが、さらなる施策の充実を求めての要望活動。外国籍市民の社会保障を自治体としてどこまで援助できるのか、対象者への周知や生活相談の窓口開設など課題はある。
在日コリアンの人権問題、国籍条項の撤廃や外国人教育の諸課題について留学生の問題と共に内なる国際交流として、京都市会で最初に取り上げたのはぼくだ。もう10数年前になる。国籍条項の緩和や外国籍市民懇話会の設置など少しは前進したかな?
午後は、先の市会議員選挙に東山区から立候補して惜敗した、前原誠司衆議院議員の秘書の中野洋一君から相談ごと。今後の活動や仕事の話。ぼくだって、30歳の時に最初に選挙に出て2回落選して、中央市場で働き百貨店の配達をしながら3度目の正直で当選したと話して激励する。
夕方、梶寿美子さんの「筝弾き語りー筝の音を未来に」。ゲストは尺八の倉橋義雄さん。寿美子さんは、生まれたときから全盲の視覚障害者で盲学校の幼児部の1人だけの一期生で、大阪音楽大学で学び、琴の教室を開きながら、色々なことにチャレンジしてきたパイオニア。アルツハイマーで療養生活を送っておられるお母さんの話などを交えながらの演奏。マネージャーで連れ合いの梶宏さんは、ぼくの鴨沂高校の大先輩で市役所OB。「ドキュメント京都市政」も出版されている。心にしみるええコンサートでした。
●10月25日(月)
新潟中越地震で被害に会い、孤立した集落や体育館などに避難している人々の模様が次々に報じられる。京都市会としても義援金を送ることになるだろうが、みなさんの安心な生活を祈るのみ。京都で地震が起きたらどうなるか、不安がよぎる。終日、事務所にて資料の整理など雑務。この2年間ほど、各種の選挙運動や議員団の諸課題の解決や色々と右往左往した日々が続いたが、個人的には、この数日、ゆったりした気分。
夕方、事務所にて毎月最終月曜日に開催している「鈴木マサホ定例サロン」。第13回目の本日は、わが後援会会長の柿阪正夫さんが話題提供で、舞鶴市吉田町の瑠璃寺のしだれ桜がこの春に吉田山の大元宮の前に移植されたいきさつを、お話いただく。
偶然ラジオで、舞鶴の吉田のしだれ桜の由縁を知られたのが始まり。戦国時代の武将、細川幽斎が吉田の桜を舞鶴に持って行き、今また、その子孫が吉田山に帰るという、そのロマン溢れるわが郷土の歴史話。地元の長老等もご参加いただき、狭い事務所は15人の参加者。次回の定例サロンにぜひお越し下さい。
閑話休題、プロ野球の日本シリーズが終わった。パリーグの2位だった西武が優勝したが、今年は、岡田阪神も最低だし、なにもオモロナイやないか。せめてオレ流の中日に勝って欲しかったな。ナベツネの辞任や選手会のスト、それに楽天やライブドアの新規参入の争いなど場外乱闘が面白かったが、イチローとゴジラ松井の活躍につきる。
●10月24日(日)
午前中、市役所前はゼスト御池の地下街で「白杖安全デー・視覚障害者の交通安全を考える府・市民のつどい」に参加。「点字ブロックが危ないよ!視覚障害者の安全な歩行」を今年はスローガンに。
オカリナなどによる楽器演奏や小学生の作文コンクールの優秀作品の発表などが行われ、小学校2年生の女子児童が最優秀作品。「しあわせなまちにするために」と題した、素晴らしい作文で感動した。また楽しいクイズがあって、点字ブロックの設置が日本で始まったことや、音響信号の言われも知ることができた。点字ブロックに自転車やバイクなど絶対に置かないようにしよう!
その後、快晴の秋空の元、秋まつりのシーズン。地元は、吉田神楽岡社と浄楽は日吉神社、さらに銀閣寺横の八神社のお祭りの巡行の見学に。
それぞれ友人や知人が役をしていて、挨拶。お稚児さんの行列や子供神輿にギャル神輿が、町内を練り歩く。
京都の各学区の地域力は、地蔵盆や区民運動会や伝統的なお祭りで発揮されていると常々思っている。災害時などにこの地域の連帯感が必要になるだろう。
ニュースでは、新潟地震でヘリコプターで救助される人々や倒壊した家屋や地滑りを起こした現場などの映像。凄まじいなあ。花折断層などある京都でもいつ地震が起きるか分からない。阪神大震災から来年で10年、今一度防災対策の検証をしなければーーー。
●10月23日(土)
午前中、「人権ひろば・錦林のつどい」。「人と人、つなぎ合う心と行動で人権と共生のまちをつくろう」ということで7回目。
同和問題の解決を目指して、永観堂の法主さんが実行委員長になって部落解放同盟と全国部落解放運動連合会や学区の各種団体や近隣の東山学園やノートルダム女学院などが構成団体になって毎秋開催されてきた。
岡崎中学校の吹奏楽部の演奏に始まって、「自分たちでつくる地域社会」というテーマで社会福祉協議会の志藤修史さんが、京都府北部の水害のボランティア派遣のことから始まり、地域の福祉活動のあり方などについて記念講演。
ぼくが京都市会で同和行政のあり方について真っ向から論議を始めたのが94年の5月市会で、96年の5月にも本会議で質問に立った。(これらの本会議の議事録をぜひ読んでほしい)。
その後、同和問題の懇談会の委員にもなり意見具申もした。あれから同和行政も改革され、法律も切れ、特別施策としての同和行政も終結したが、まだまだ課題はある。
昼、わがプロレス仲間が30日のチケットを取りに来所。最近の新日本プロレスのゴタゴタのことなど話が盛り上がる。
その後、近くの吉田下阿達町で友人が開いているギャラリー「クレエ」で開催されていた梅棹マヤオ君の陶器展をのぞく。彼の兄貴がぼくの同級生。マヤオ君は、美山町で工房を持って大活躍。
夕方、近くの浄楽は日吉神社の宵宮。宮司さんや役員さんに友人も多く、前原誠司衆議院議員も多忙な中、駆けつけ歓談。
そのとき、新潟で震度6の地震があり、上越新幹線が脱線したと聞く。「えらいこっちゃ、大惨事やないか」と自宅に帰りテレビのニュースを見る。台風に地震、日本列島は次から次へと自然の猛威にさらされている。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
しばしニュースを見た後、ライブハウス「拾得」の「中山ラビひきがたりLIVE」に。ラビちゃんと「ほんやら洞」で出会って30年か。ぼくと同世代だと思うが、いやはやますます妖艶になってきたな。久しぶりに聞く「ひらひら」やラビちゃん風にアレンジしたボブ・ディランの「風に吹かれて」はよかった。
東京のルポライターの阿奈井文彦さんから久しぶりの電話。かって一乗寺にあった映画館「京一会館」のことを聞きたいと。
わが青春時代、今から30年程前学生運動がはなやかし頃、高倉健や藤純子・日活ロマンポルノなどの映画をよく見に行ったのだ。
閉館されて随分経つが、当時の支配人さんは今も元気だという。
帰宅後は深夜まで新潟の地震のニュースを見る。死亡された方もおられ負傷された方も多くおられるようだが、心配されていた大火災もなくて、新幹線の乗客も無事みたいで、少しは安堵した。
●10月22日(金)
交通水道委員会が開催。
交通局理事者から「第2回京都のバス事業を考える会・協議会」の報告と九条営業所の市バス路線の一部を京阪バス会社に「管理の受委託」すること、さらに市バス59系統を広沢の池・仏教大学アジア宗教文化情報研究所まで延長させること、また11月26日の地下鉄東西線醍醐・六地蔵間の開通について、記念切符の販売やダイヤの改正などの報告。
ぼくは、エムケイが市バス路線への運行の先送りを考える会で表明したこと、或いは、生活支援路線で乗合タクシーや小型バスでの代替輸送の可能性の実証実験されるということで、質疑をした。
また水道局からは、23号台風で水害にあった舞鶴市へ給水車を派遣したこと、また琵琶湖に発生した藍藻類のアナベナが原因で、9月下旬から10月初旬に水道水に臭気が出て その対策と307件の苦情が市民からあった報告。
午後は、市役所前で「時代祭り」の行列を見て、先頭を行く議長や市長に手を振る。
また、来週開催される都市計画審議会の議案について担当者が説明に。今回は紛糾する議案はなさそうだ。
夕方、鞍馬の火祭りに行くつもりで叡山電車の出町柳駅に行ったらものすごい行列。1時間は待ってもらいますよ、と駅員さんに言われて、あきらめた。
●10月21日(木)
下鴨は高野川に架かる御陰橋の西詰の泉川通の変則交差点の改良事業を左京土木事務所が実施しているが、反対されている方が来所。
工事前の説明不足に端を発して、地元では反対運動が起こり、請願を提出したいと相談に。この種の交差点改良では、紛糾したことは今まででも、ぼくは経験済みで、どう調整できるのか頭が痛い。いくつかの提案をしてみるが、さて、どうなるか。
午後は、障害者スポーツセンターで「左京心のふれあいネットワーク・こころときめき芸術祭」に。左京区のデイケアセンターなどに通所されている精神障害者のみなさんの発表会と各共同作業所などの作品の展示。
シンガー・ソングライターの関島秀樹さんをゲストに、当事者の青年達も自らのことを語った。ちょっとしたことが要因で引きこもったり鬱になり、精神疾患になる。あまり頑張りすぎたらあかんのだ。
ぼくも委員会で精神障害者の福祉施策について論議をしてきたが、さらなる充実と社会的偏見のバリアフリーがされることを思う。
帰途、今朝相談を受けた下鴨の交差点改良の現場を見た後、下鴨署で署長さんに面会して、この10月から実施された鞍馬街道の観光バスなど大型車の通行規制についてや一条山の開発によるダンプカーのことなどで懇談。
夕方は、同和地区に住む友人が共同作業所の立ち上げなどの検討についての相談ごと。
●10月20日(水)
またまた台風、23号が来襲。
昼前、吉田神社の宮司さんから相談ごと。昼過ぎには、風雨も強まり暴風が吹き荒れるが、事務所にこもって、積み上げているダンボール箱や書棚の資料の整理にかかる。
なつかしい写真や自分が書いた文章や新聞記事を出てくると読み返すのでまた時間がとられ、或いは大事に取っていた市会資料や行政資料、選挙のときのポスターや民主党の資料など捨てるのと残すのを選別。ぼくはあまり整理能力がないのだが、たまに気が向いたらこういう作業をするのだ。整理術にたけた人がいたら教えてほしいな。
夕方には風も雨もおさまり、京都市内は左京区や京都市内は大した被害もなかったようだが、夜のニュースでは全国で大きな被害が出ている模様。
京都府北部では由良川が決壊して、たいへんなことになっている。自然の猛威に、人は抗することは出来ないのか。被災者の方々にお見舞い申し上げます。
●10月19日(火)
午前中、事務所で雑務。午後は、議員団室にて、この間の案件の問題について担当者と協議。
ひとつは「税制研究会」が提案していた診療用家屋などに係わる固定資産税などの減額措置の廃止についての今後の取り組みについて説明に。
また岩倉はモヒカン山として乱開発の象徴だった一条山の再開発をめぐり、土砂の搬出においてダンプカーの通行問題が大きな課題になってきていて、大原街道の沿道や地元からも憂慮する声が上がってきている。
およそ18ヶ月にわたり一日30台のダンプカーが5往復する計画で、粉塵や交通事故が心配される。この一条山の乱開発は、ぼくが議員になる前になされていて訴訟もあり、色々とあった。業者と、関係する住民と、どのように今後合意されていくのか、担当者からその経緯などを聴取。
夕方は、久しぶりに映画館に。われらが青春のヒーロー、ラテンアメリカの革命家エルネスト・チェ・ゲバラが南米大陸をバイクと徒歩で旅したのを描いたドキュメント風のロードムービー「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見る。カストロと共にキューバ革命を成功に導いたゲバラは、67年にボリビアで銃殺されたが、今の若者にも人気があるのだろう。ぼくがキューバサトウキビ刈に行ったのは1970年のこと。あれから35年近い。なぜか涙ぐんでしまった。
この6月にキューバからそのときのキャンプで世話をしてくれたメンバーと再会したが、今、ぼくの机の上には彼等からもらったゲバラの写真が飾ってある。
●10月18日(月)
昼、近所のぼくの行きつけの散髪屋さん「ヒゲ床」のおじいさんの告別式がしめやかに。
午後は、とある老人保健施設の役員さんの方から相談ごと。介護保険制度のなかでの運営の問題などを聞かせていただく。また友人とは立ち退きにかかわる家屋の移転保証のことなど協議。ほんまに色んな相談ごとがありまっせ。
夕方は、東九条のデイケアセンターの「エルフア」にて、来週、京都市に要望書を出し懇談する場を予定している、在日外国人無年金障害者・高齢者「給付金」施策についての勉強会に参加。年金問題に取り組んでいる在日韓国・朝鮮人の知人等と議論。京都では外国籍市民の障害者には94年から3万6千円、高齢者には、98年から1万円が給付されてきたが、まだまだ課題は多い。
●10月17日(日)
秋空の日曜日、9月中旬から各学区で繰り広げられてきた体育振興会主催の区民運動会も今日で最後。残ったのが北白川区民運動会。地元の隠塚議員は、リレーに出たり、体振の役員でもあるので夫婦揃って大活躍。この間、10数箇所の各学区の運動会を回ったことになる。区長や体振の役員さんら、ご苦労さんでした。
次に一乗寺の左京共同作業所のバザーに。ぼくの第四錦林小学校の1・2年の担任だった松葉弘先生が立ち上げられているので、毎年行っている。これから秋はバザーのシーズン。ブランデーを買う。
それから府立体育館の第6回京都オープンフットサルフエスタ2004-みんなでフットサルを楽しもうー暑き戦いに古都の秋が燃えるー会場へ主催者の大橋さんを激励に。 大会委員長は福山参議院議員。京都や大阪のチームを中心に遠くは福岡や鳥取からも参加があり70チームを超える盛況。ぼくは単に見学だけだが、昨日は、民主党の京都の若手が汗を流したらしい。
●10月16日(土)
快晴の秋の空。気分がいいよ。午後、同志社大学の今出川キャンパスに。総合政策科学研究科の同窓会「総政会」の役員会。11月23日に予定している総会の案内と昨年の総会での公開シンポジウムを活字にした会報などの発送作業。
今年の総会にはシンクロの選手でバルセロナオリンピック銅メダルリストでわが総合政策科学研究科修了生の奥野史子さんにトークをしていただくことに。公開トークなので誰でも参加できますのでぜひご来聴ください。詳細は、わがホームページの情報館で。
夜は、前原誠司衆議院議員の国政報告会が、わがホームグランドの吉田は京大会館で。ぼくの応援団のみなさんも多く参加していただいて、70人近い参加者。前原議員は、予算委員会での質問を控えて、日本歯科医師会の献金問題に係わり政治とカネの問題、年金改革の問題、さらに郵政民営化についての考え方などを披瀝、ぼくも簡単に市政報告をさせてもらう。みなさん最後まで、熱心に前原議員の国会報告を聞かれていた。
●10月15日(金)
京都市が自治権を獲得したのが明治31年、106年前のこと、毎年10月15日に「京都市自治記念式典」が岡崎の京都会館で開催される。今年はアテネオリンピックで大活躍した京都ゆかりの野口みずきさん、立花美哉さん、武田美保さんらがスポーツ栄誉賞、野球で銅メダルのヤクルトの宮本選手らがプロスポーツ特別表彰、またパラリンピックで活躍した選手らもスポーツ特別賞表彰ということで、華やいだ雰囲気。そして篤志家や様々な分野で市政の発展に尽くされたボランティアの方々が表彰され、永年勤続職員表彰ということで、25年勤めた市職員も表彰された。ご苦労さんでした。数年前にぼくも在職12年だったかで、有効者表彰をされたことがある。
午後は、百万遍の知恩寺境内での「手づくり市」を冷やかす。また相談ごとは道路計画にかかわり、買収が予定されている方と懇談。夜は、一気にひとくち日誌の打ち込み。
●10月14日(木)
昼前、朋あり、遠方より来る。滋賀県は、朽木村生杉で農業や山仕事や炭焼きをしながら生活してきた「杣の会」(そまのかい)の今北哲也さんが来所。もう30年を越える付き合いだ。NPO法人も立ち上げ、都市と山村の交流にがんばっている。お互いええオッサンになった。
午後は、京都市主催の京都創生推進フォーラム「世界における京都―京都に見る日本的感性」ということで、会場は祇園の甲部歌舞練場。いかにも京都らしい会場で、京都造形芸術大学院長の高階秀爾氏がコーディネーターで、村田商工会議所会頭や俳人の黛まどかさんらが京都の思いを語る会。景観、文化、観光をキーワードに、京都創生に向けて国の新たな制度的、財政的措置を求めて、歴史都市京都再生特別措置法(仮称)を実現しようという試み。市民はもとより国民的課題として運動を進めようとしている。ご協力・ご支援のほどよろしく。
その後、議員団室で「セクシュアル・マイノリティの人権を考える会」世話人の森村さやかさんら、性同一障害者の当事者の方と懇談。性同一障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律が7月に施行されたのだが、京都市会に選挙名簿の性別欄の廃止や公文書からの性別記載ランの削除や市職員への研修と理解を求める陳情を出されている。色々な悩みや要望事項を聞く。森村さんのホームページには日記が日々更新されていて、各地で講演などもされているようだ。彼女たちの要望を一度委員会でぶつけてみたい。議員をやっていると、ほんまに色んな人々と出会うな。
●10月13日(水)
午前中、一乗寺に。お宅の横を流れる水路と国有地のことについて相談ごと。地方分権に関連して、この9月市会で水路や里道を京都市が管理するという条例を可決したところでもあり、一度担当者に話を聞いてみよう。
昼前、左京区役所で、この10月の日祭日に鞍馬街道で実施される大型車の通行規制についてのバス・アンド・ライドの試行についての検討結果がほぼまとまったので、説明を受ける。叡山電車の活用と観光バスを市内の公共駐車場への誘導を図るというもの。未調整の課題は少しあるが、大きな前進。この間、地元の人と懇談会を持ち、また京都市の担当者と協議し、また代表質問で要望をしたのが、成果を生んだ。よかった、よかった。産業観光局、都市計画局、環境局そして左京区役所の担当者、下鴨署のみなさん、ご苦労さんでした。来年は大河ドラマに義経が放送されるということで、鞍馬はさぞ賑わうだろうが、この秋の試行を参考に実効性のある交通需要管理政策を実現してほしい。
昼は、ライオンズクラブのガバナー公式訪問合同例会に出席。この6月末にぼくの会長の任期も終わったので気楽。
午後は大阪へ。大阪市会と神戸市会の民主党の議員団の役員さん等と懇談。関西の政令指定都市である三都市の議員団が、それぞれの都市の課題や都市政策を協議し、また議員同士の親睦を深めて行こうという試み。民主・都みらい議員団団長として参加。社会党時代の時に知合った議員さんもいて話が弾んだ。また全国政令指定都市議員団会議も立ち上げる準備もすることに。
●10月12日(火)
午前中、知人の民生委員さんからご近所のお隣り同士の紛争について相談を受けるが、名案はなし。色々と相談ごとを受けるが、この種の相談は一番難儀する。また先日の十二提灯子供神輿に要したジュース代の支払など。
午後は、以前から相談を受けていた、とある車を廃車をするために、右往左往。ゴミを知合いの清掃業者に引き取ってもらい、車は自動車屋さんに廃車の手続きを取って貰うことにする。こういうネットワークがあると助かる。これで大きな荷物がひとつ片付いた。ほっとする。
夕方は、在日の友人と四方山話。色々と難題は、あるなあ。夕方、近所の方の通夜。夜、事務所で久しぶりにパソコンに向かっていると来客あり。環境問題について四方山話。
●10月11日(月)
疲れた体に鞭打って、今朝も6時起床、吉田は今宮社へ。神輿の後片付。飾りや台車を取った神輿が倉庫に納められる。ぼくは十二提灯子供神輿の後片付けを長老の指示に従いながら倉庫に納める2時間ほどの作業。これにて、わが吉田のお祭りシーズンも終わった。もうフラフラや。来年からは、宵宮を土曜日の午後に、十二提灯の巡行も一日だけにしよう。
午後、三条寺町の元毎日新聞京都支局跡のアートコンプレックスでの熱烈歌劇100人劇場「カリーニョー花天月地之夢」の公演に出向く。元OSK歌劇団に属していたという4人のスターの競演。何やら魔界を舞台にしたおどろおどろしいストーリーで、ようわからんが、目の前で歌い踊る彼女達は、迫力があった。要はタカラヅカなのだ。観客は女性が圧倒的に多く、一緒に行ったカミサンはエラク興奮して見てはりました。プロデューサーの野住さん、お疲れさんでした。
●10月10日(日)
吉田の神幸祭。台風一過、快晴。暑い、まつり日和だ。ハッピを着て白い地下足袋を履いて、いざ出発。お稚児さんたちが先頭を歩き、和太鼓が勇壮に打たれて、剣鉾が3基、参道を鈴を鳴らしながら一歩一歩進み、神輿が「ほいっと」「ほいっと」と担がれながら進む様子は、ええもんや。ぼくは、子供剣鉾を四錦小に先に車で運んだり、神輿の横に付いて交通整理をしたりで右往左往。お神酒も喉を潤す程度にいただき、元気復活。
午後には近衛通から今宮社まで、子供剣鉾と十二提灯子供神輿を本神輿の前を巡行するので、笛を鳴らしワッショイワッショイの音頭取り。11時に出発して戻ったのは4時をまわっていた。無事に今年もまつりは終わり直会(なおらいかい)。みんなで飲むビールが美味かった。
それを途中で抜け出して下鴨は葵教会での「作家小中陽太郎さんを囲む会」。小中さんとは、べ平連時代からの付き合い。もう35年を越える。このたび「ラメール母」(平原社刊)を出版、自分の生い立ちと活動を振り返りながら、お母さんの一生を重ねた自己史。べ平連のことが書かれている章で、ぼくの名前も出てくるよ。また1967年にベトナム戦争に反対して脱走した「イントレピッド号の4人」というインタビューフイルムも上映された。撮影は小中さんで、若かりし頃の小田実さん、鶴見俊輔さん、日高六郎さんらがベトナム戦争反対のメッセージを語っている。今やみんな70歳を越えた。イラク戦争が泥沼化する今、あの時代の経験を今一度蘇らせ、生かしたいものだ。
●10月9日(土)
台風は関東方面に。小雨模様の中、待望の大原の観光トイレの竣工式。地元の観光保勝会の方からトイレ設置の要望を聞いたのは4年前だったか、色々と相談・協議しながら、請願を出し、また本会議で質問もし、また担当者と地元のやりとりに時には調整に入り、ぼくもそれなりに苦労した。担当者のみなさん、地元のみなさん、ホンマにご苦労さんでした。よかった!感慨無量だよ。
竣工式では市長はじめ三千院の門主さんらが挨拶。トイレは、京都バスのバスプールの敷地内にあり、植木も植えられて景観に配慮された建物。雨でテープカットは中止されたが、可愛い大原女さんたちとハイ・チーズ。トイレ建設に尽力したわが友人と乾杯。
午後は、どんよりした空模様だったが、雨も上がって「十二提灯子供神輿」の巡行。ぼくが責任者なので、笛を吹いたり、マイクを持ってワッショイワッショイ。中学生から幼児まで子供たちが80人ほど集まってくれる。昨夜の巡行を雨で中止したので、いつものコースとはちょっと替えて、吉田は本町、上大路、中大路、下大路、近衛、二本松の各町内を2コースで巡行。ローソク代としての寄付も例年より少なかったが、用意していただいていた人も多く感謝。昨年は暴走車とパトカーの追跡劇で冷や汗が出たが、今年はお天気には恵まれなかったが、事故もなくほっとした。
夕方は、民主党2区総支部の議員団会議。前原誠司衆議院議員に山口市議、隠塚市議、北岡府議、そしてぼく。和気あいあいと民主党府連大会に向けての代議員人数等の確定など話題。
夜、再び吉田神社の参集殿の宵宮に戻り、またまた神酒をちょっと飲む。明日は、神輿巡行の本番。
●10月8日(金)
朝6時過ぎに起きて今宮会のメンバーらと吉田の神輿出し。神輿が復活されたのは20数年前でぼくも当初からのメンバー。長老の指示に従い、大工さんや植木屋さんなど職人さんが大活躍。第四錦林小学校に夜店に必要な椅子なども借りに走る。昨晩は、十二提灯・子供神輿も組み立ててもらった。今日から祭りデー。されど台風が、またまた接近。吉田のまつりを直前にしてえらいこっちゃ。シャワーを浴びて市役所に。
9月市会定例会もいよいよ最終本会議。田中セツ子議長のもと、昨日の市会運営委員会で決まった日程で粛々と進んで行く。最初にぼくも紹介議員になった「JR東海道線東大路駅(仮称)新駅の検討」の請願は全議員賛成。実際の建設は無理だろう。
以下、付託されていた議案の審査結果について各委員長から順次報告される。共産党は、京北町の合併に反対。また交通局の市バス・自動車運送事業の決算については認定せず。共産党の議員がそれぞれ討論に立つ。そして、市立病院については、「安心安全な医療の取組」「災害拠点病院の確立や救急体制の充実」、上下水道事業には、「夏の局地的豪雨による浸水被害を教訓として総合的な治水対策」また市バスについては、わが議員団と共産党は反対したが「管理の受委託の活用」が「付す意見」として可決された。意見書は共産党が「郵政民営化反対」の意見書を提案したが、自民、公明、民主で「郵政事業の経営形態のあり方についての国民的合意を求める意見書」を可決し、他の9本の意見書は、昨日の市会運営委員会で決まったように全議員賛成で可決された。なお本会議の最後で議員が海外視察に行くことが報告された。(議員団ニュース40号参照してください)。本会議後、市長と3人の副市長、交通局・上下水道局の管理者が各議員団に挨拶に。そして、議員会を開催して、11月市会の日程案や代表質問のバッターを、小林、隠塚議員がやることを内定して、散会。長かった9月市会定例会もこれにてオシマイ。盆休み後から代表質問づくりの勉強や実地視察に原稿書き、そして連日の議員会での議案の勉強会に3日間の本会議、そして2週間にわたる公営企業決算委員会と最後の3日間の議員会と、やっぱハードだった。これで明日から少しは楽になるかな。
午後は、雨の中、秋の恒例行事は、ライオンズクラブのアイバンクキャンペーンを高野いずみやとカナートにてボールペンなどを配布。ついでに、3年ほど使っていた携帯電話を新機種に交換する。夕方、久しぶりに歯医者に行き、無呼吸睡眠を防止するために作ってもらったマウスピースを受けとる。ぼくのイビキは凄まじいのだよ!
夕方、降りしきる雨で十二提灯・子供神輿は中止。しかし参集殿にて宵々宮の夜店は決行。雨の中、子供たちが少しは来てくれて、また売上げ協力ということで焼きそばを食べたり、ビールを飲んだりで地元のみなさんと雨の秋の夜を楽しむ。長い一日だった。
●10月7日(木)
明日の本会議を控えて議員会。午前中から意見書の調整の詰めの作業。最終的に残ったのが郵政民営化に関して、「郵政事業の経営形態のあり方について国民的合意を求めることに関する意見書」。自民党内でも意見は色々あるし、共産党は反対をし、対案が出されることに。その他、「犯罪被害者の権利と被害回復」「牛海綿状脳症(BSE)対策の継続」「生活保護費負担金の国庫補助率引き下げの方針の再検討」「容器包装リサイクル法の見直し」「ストーマー用装具の自治体や自己負担の軽減」「民間保育所運営費国庫負担金・補助金制度の継続および総合施設のあり方」「昼間里親事業の消費税非課税化」「航空機の障害者対策」「消費者保護法制などの整備」「人身売買禁止のための法制化」の合計10本の意見書は全会派一致して賛成することで決着がついた。その結果、予定されていた時間より1時間遅れになったが、各議案が付託されていた委員会が順番に開会され、各会派が「慎重に審議した結果、議案について賛成します」ないし「反対します」ということを表明する。これを討論結了という。
その後、ぼくは、交通水道委員会で「賛成します」と、また「公営企業決算委員会」では、「いずれも認定します」と発言。その後、他会派から出ていた「付す意見」の調整に議員団を代表して入り、他会派の議員と丁丁発止。市立病院については2個、上下水道事業には1個、バス事業の付す意見には賛成しないことを表明した。
その後、市会運営委員会が開かれ、明日の本会議の日程の確認や各議案や意見書などの賛否が図られて、大団円。終わったのは、午後6時前。2月市会は議事録削除問題で、5月市会は小川議員の辞職勧告決議問題で、深夜まで及んだが、今回は早かった!そして、気苦労もなくてほんまによかった!夕方、議員団で反省会。明日の本会議で長かった9月市会定例会も終わる。
●10月6日(水)
10時から議員会。まずは昨日提出された各会派から提出された意見書について賛成か反対するか、態度をどうするか、問題点はなにか、などを検討。意見書調整役の隠塚、山岸両議員にその役を担ってもらい、議員団としての意見を調整する。
また総合企画局からは、都市計画局など関連する部局の局長、部長らをまじえて「歴史都市・京都創生策ー日本にとって今、京都創生が必要である理由とその具体的方策」の説明を受ける。景観や文化や観光の視点で国家戦略として京都をどう再生するかの方策を示したもの。14日に歌舞練場でシンポジウムもあるのでぜひご参加ください。
そして、この市会に提案され委員会に付託されていた公営企業決算や各議案について、各委員会の所属の議員より委員会での審議の問題点などの報告を受けて、議案についての問題点を検証しながら賛成するかどうか慎重に態度を決めていく作業。公営企業決算はいずれも認定し、各議案についても賛成することに。その間、自民、公明、民主の市長与党三派や共産党を交えての意見書調整が行われ、その経過が隠塚、山岸議員から随時報告される。京都市会の慣習として、意見書はできるだけ全会派一致して提出しようというのが原則。そこで文言訂正をしたり、押したり引いたりの攻防が行われるのだ。また公営企業決算について他会派から「付す意見」も提案されてくる。それらを随時、議員会で図りながら態度を煮詰めていく。民主主義はほんまに時間がかかるなあ。されど、ほぼ見通しがついてきて、紛糾することもなく、明日は久しぶりに夕方には終われそうだ。
●10月5日(火)
朝一番で、京都水道労組の定期大会。この4月に水道局と下水道局が統合し、また公営企業への民間参入問題など課題は多いなかでの大会。賃上げ闘争でガンガンやれる時代ではなくて、組合運動はしんどい時代だ。社民党の京都の代表の浅田さんも挨拶されたが、久しぶりだ。
9月市会定例会も会期末を控えて各会派が議員会。11時から議員会を招集。理事から今後の日程、人権擁護委員推薦の追加議案、また市会改革に関連して政務調査費や海外視察のあり方についての検討などについて報告があり議論。また意見書提出については、エルコープからの請願でぼくが紹介議員になっている「容器包装リサイクル法の見直しを求める意見書」と亡き天方議員が紹介議員になっていた「オストメイトが利用するストーマー用装具の自治体や自己負担の軽減を求める意見書」を提出することに。他会派との意見書の調整の役に隠塚議員とともに今回から山岸議員を抜擢。有能な若手2人で頑張ってほしい。
夕方5時に他会派からの意見書案も出揃う。10本を越える意見書。えらい多いやないか。議員会の途中、風致地区における建築物についてや美川憲一チャリティコンサートの予算についての相談なども。
●10月4日(月)
市会は、財政総務、文教、厚生の各常任委員会が開催。ぼくは所属してないのでオフ。午前中、事務所で雑務。
午後、町中のとある街区公園に隣接したところに住んでいる市民から相談ごと。公園が朝からにぎやかで、夜はボールで遊ぶ子供や少年、時にはグランドゴルフで、またトイレ利用のためにタクシー運転手などが深夜や早朝にアイドリングしながらいるし、グランドの埃も激しく、ボール使用の禁止や夜の照明の規制にトイレの深夜利用の規制など、日曜日だけでも、なんとか、静かにならないでしょうか、という切実な声。
夕方は、民主党京都府連の小委員会の会議。現在、府連の事務所は、四条烏丸を西へ行った民家だが、場所はええけど手狭だし、ちょっと傾きかけている。事務所移転などのことなど議論。地下鉄沿線で安い広い事務所スペースがあったらお知らせください。
●10月3日(日)
スポーツの秋、どんよりと曇った日曜日、各学区で区民運動会が開催される。朝一番で先ずは、地元の吉田学区はわが母校第四錦林小学校に。開会式に参加してラジオ体操で体を久しぶりにほぐして、錦林小学校での岡崎、南田公園での浄土寺を回って、以下、他の府市会議員と時には出くわし、養徳、松ヶ崎、大原、市原野、明徳、岩倉南、修学院と左京区一円を昼飯時間も惜しんで回る。
以前は、知らない人も多かったが、最近では、どこの会場でも声をかけてくれる人が多くなり、また色々と市政相談のことを持ちかけられることも。各学区それぞれの特色があり、来賓として紹介してもらうところもあれば、ないところも。いずれにせよ、各学区の体育振興委員さんや体育指導員さんたちはたいへんだ。ご苦労さん。
地元の吉田に戻ったのは午後3時過ぎ。閉会式の後、お楽しみの抽選会。団体役員の来賓のみなさんとくじを引く。夕方になって秋空になった。
そして夕暮れ時、わが事務所から歩いて5分、京都文化祭典04・京の華舞台平安神宮幻夜コンサート「鬼太鼓座」の公演に。平安神宮の社殿をバックに勇壮な太鼓の音色。京都ならではのイベント。
●10月2日(土)
下鴨の京都府立植物園80周年の記念式典。京都府主催の式典に市会議員がよばれることは稀。あいにくの小雨模様で、大広場の式典会場では、傘を差しながらのセレモニー。山田知事や田坂府会議長と京都市長代理で星川収入役が挨拶。コスモスが綺麗に咲いていた。植物園には高校時代にガールフレンドとデートをした。また昭和30年代前半に進駐軍がいたこともかすかな記憶としてある。はるか昔の話。
式典が終わって、情報労連の定期大会に走る。会場に着いたとたんにタイミングよく来賓の紹介ということで、出席していた民主党の府市町会議員と正面に並んでひとことスピーチ。ラッキー!
夕方、事務所に1昨年秋にインターン生をしていた立命の女子学生が、この10月から某大学に就職をしたとお菓子を持って挨拶に。うれしいね。
テレビではメジャーリーグでイチロー選手が年間の安打記録を更新したニュース。これでアメリカではスズキがまた有名になったな。今までは外国人にホンダ、カワサキ、ヤマハ、スズキと言って、ぼくは自己紹介したことがよくあった。これからイチローの親戚のスズキだ!というかな。
●10月1日(金)
会期中の交通水道委員会。付託された議案についての審議が中心。交通局からは高速鉄道旅客運賃条例の一部を改正する条例の制定。何のことかというと、この11月に醍醐から六地蔵まで延伸開通するのだが、本来なら新たな区間を作って料金設定をしないかんのだが、改札機器の更新などで費用もかかるので、5区間のままにして320円の料金にするということ。これで国際会館駅から六地蔵まで320円で行けることになる。2、3人の委員から質疑があった。 また理事者から「京都のバス事業を考える会」専門部会での審議の模様が報告される。エムケイが、試運転やバス停の設置を凍結することを表明したということ。次回の「考える会」で参入の凍結が方向が明らかになる模様。 また陳情は京都駅南の系統のバス路線の見直しについて。
上下水道局からは、京都市地域条水道条例の一部を改正する条例の制定、左京区は最北部の久多に地域水道を設置に向けて準備をするということ。理事者報告は、琵琶湖に発生した微生物で水道水に臭気が発生が対策を講じているという報告。交通水道委員会のメンバーは公営企業決算委員会と委員とほとんど重り、決算委員会で審議をし尽くしたので、活発に意見は交わされず、淡々と終了。
午後は、来春チャリティコンサートを計画している作業所のメンバーに同行して京都市と教育委員会の後援を依頼するべく説明に。なんと美川憲一さんのコンサートだよ。
夜は、わが議員団の先輩、髯の今枝徳蔵議員が社長の「ちゃんこ横綱」で親しい議員仲間と懇親会。地鶏と今秋初めての松茸のすき焼が美味かった。
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