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       鈴木マサホひとくち日記 
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2004年11月

                 


●11月30日(火)
 今朝は、接骨院に。だいぶ体もホグレテきた。頚椎も肩の痛みもなくなってきたかな。そやけど体がガタガタや。
 帰途、。先日新聞記事に喫茶店を開いたとあったので、わが家のすぐ傍にある白河総合養護学校を訪問。校門の前に「喫茶室ミルキーウェイ」の看板、焼きたてのパンの香りに誘われて、校内に。
 生徒さんが慣れない手つきだけど社会経験を積もうと一生懸命で応対してくれる。ひとつのパンとコーヒー・紅茶がついてセットメニューで200円、フランスパンなどもあるよ。偶然、店内に久しぶりに会う養護の先生がおられたので学校内を案内して貰う。パソコンで名刺などを作る教室や縫製の作業をする教室などを見学。屋上には畑があって、ブロッコリーなど野菜がいっぱい出来ていた。  

  午後、京都・次世代都市交通システム導入プロジェクトを立ち上げ、京都にLRTを走らせようとがんばっておられる「まち創生研究所」と「モチベート」の方からお話を聞く。
 来年、堺市でゴムタイヤ式のトランスロールというフランス製のLRTが実験走行をするので、ぜひ京都に持ってきて実験走行をしてみたいという夢のある提案。
 三条通などで毎年11月に実施中の「歩くまち・京都」のイベントとして商店街や経済界などの協力を得て実現させたいということ。面白いやないですか!
 今出川に路面電車を走らせる会の国枝議員らと懇談。ぜひ実現させましょう。


●11月29日(月)
 例によって歯医者通い。痛みが治まったのでほっとする。
 午後、議員団室に。二つの分科会に分かれて開催されている普通決算委員会の質疑の模様をモニターテレビで見ながら、地方財政の三位一体改革の全体像が見えてきたので、急遽12月3日(金)に議員団の研修勉強会を開催しようと準備をスタッフに指示。講師は、地方財政について詳しい奈良女子大教授の澤井勝さんに来てもらうことに。来聴歓迎です。

 夕方は、最終月曜日ということで第14回目の「マサホ定例サロン」。話題提供は、わが鴨沂高校の大先輩、市役所OBで現在は「介護保険にかかわる会」代表の梶宏さん。
 「京都市政を第三者評価するーヨイショでなくタタクだけでなく」ということで、戦前の京都市政の変遷やご自分の学生時代のこと、市役所の職員としての組合運動のことや仕事のことなど人生を振り返り、また議会や監査委員やオンブズマンの役割などを語っていただいた。 狭い事務所に20人近い参加者でした。
 12月の事務所定例サロンは、最終月曜日ではなくて、12月17日(金)の午後7時から忘年会を兼ねたフリートークで定例サロンをします。いつもの定例サロンは無料ですが今回は懇親会でもあり、飲み物・食べ物も出るために会費2千円です。ご参加ご希望の方は、12月16日までにメール・FAX・電話等で、事務所か僕にご連絡をお願いします。


●11月28日(日)
 小春日和の日曜日の午前中、わが母校近衛中学校のグランドで左京区総合防災訓練が開催。吉田、聖護院、岡崎、浄楽、錦林東山、川東、新洞の各学区の消防団、自主防災会の皆さんを中心に、新潟県中越地震の直後でもあるので、およそ千人の住民の参加者。
 消火訓練や救急訓練が行われ、水道局やNTTなどの事業所、また警察のモトクロスのバイクの試走、そして消防団による放水訓練と盛りだくさん。
 来春の1月で阪神大震災から10年、そして中越地震直後、花折断層が南北に走る左京区では、激震にいつ見舞われるか、わからないといわれている。地震や大火災が起こったときにどうすのか、自助、共助、公助とい考え方があるが、地域の住民がともに助け合うこと、これが基本だろう。自主防災会や消防団の役割は大きい。区役所のみなさんも参加されたみなさんもご苦労さんでした。

 午後は、弟が運営している小さな会社の株主総会。家族が集い、経営状況などの説明を受け、新たな展開をするために新会社を設立することなど議論。


●11月27日(土)
 朝、同室のみんなから、わがイビキの凄さにブーイング。すまんね!朝食後、一行は一路金沢へ。
 ぼくは午後に行なわれる民主党京都府連第7回定期大会に参加するためにサンダーバードで帰京。、。われらが2区総支部の九谷議長が、大きな声で気合を入れる。山田知事や桝本市長ら来賓挨拶、また岡田克也民主党代表も駆けつけ、政権交代をめざしてがんばろうと挨拶。ちょっと元気がない感じやった。
 その後、この1年間の党務や会計報告、これからの活動方針や予算案が示され、質疑の後、いずれも満場一致で承認、可決。そして、会長の選出は、立候補者が福山哲郎参議院議員だけで満場一致の拍手で会長留任。それから新役員の選出ということで新任の宇都宮幹事長を筆頭に副会長や副幹事長、常任幹事が紹介されて、無事に大会は終わった。
 ぼくは政策を担当する副幹事長に留任になった。長年幹事長を勤められた坂田禄郎元府会議員、ほんまにご苦労さんでした。礎を作ってもらったことに感謝。

 その後和気あいあいと懇親会。この新しい執行部で、当分解散総選挙はないと思われるが、政権交代を目指して陣地を固め、広範な市民の支持を得られるように活動を強化充実し、とりわけ07年の統一自治体選挙、特にわが京都市会議員団の飛躍を目指して候補者の発掘や擁立や調整が始まり、また民主党としての自治体政策を確立していかなければならないので、また忙しくなるな。がんばるぞ!


●11月26日(金)
 朝一番、歯医者に駆け込む。昨夜に続いて処置をしてもらい、少しはマシになった。

 さて、今日は、わが鈴木マサホ後援会の幹事さんたちとの初めての一泊研修旅行。2台のワゴン車に乗り込み、いざ北陸へ。名神、北陸道から石川県は千里浜の「なぎさドライブウエー」に。波打ち際の砂浜を観光バスも走る風光明媚なところ。日本海の波は比較的穏やかだったが、もうすぐ冬の海。波打ち際で、童心に返って波と戯れる。海のない京都で育ち生活していると海を見ると心が和むのだな。
 そして能登路を和倉温泉に。久しぶりの温泉でリラックス。夕食前に、この間のぼくの活動や市政報告をして懇談。歌も歌い、4人で卓も囲み、深夜までワイワイ。たまの休暇旅行を仲間と満喫。


●11月25日(木)
 地下鉄東西線の醍醐・六地蔵延伸の開通式典。市役所前から東西線に乗って醍醐駅はパセオダイゴローの地域体育館で式典に。
 式典は例によって市長の式辞から始って、工事経過報告、山田知事や議長らの祝辞などあって、宇治茶のペットボトルで乾杯。テープカットの後、六地蔵駅では宇治市のみなさんが到着式。宇治と京都市内が約30分で結ばれることになり利便性が高まった。 延長期間は2、4キロ、5年間にわたる工事だった。3年先には二条駅から天神川まで西伸が開業する予定。
 洛西までは、はるか夢物語だが、おおむね目途がついた。財政的な負担をどうするかが大きな今後の課題だが。

 午後、議員団室に左京区は大原の自治連の会長さんらが来室。岩倉は乱開発の象徴だった一条山の再開発されることになり搬出される土砂が国道367号線を通過する予定で、観光地大原を直撃するということで、ダンプの通行規制など要望書を持って来られ、今後の取り組み方を協議。

 夕方、この2~3日前から歯痛だったので、行きつけの歯医者に。またまた神経を抜かれて痛い痛い。夜、福山参議院議員から、民主党京都府連の副幹事長に留任して欲しいと電話連絡。若手の抜擢もあり、これからの京都の民主党にご期待を。

 朋あり、静岡より大学時代の友人来たる。1968年、6月15日、東京での反戦デモに参加するために彼とヒッチハイクで行き、また70年にはキューバに一緒にサトウキビがりにも行った仲。ナベさん、お互い腹が出たな。体には気をつけようぜ!


●11月24日(水)
 朝、吉田神社は大元宮の大祭。「大元宮は、859年(貞観元)に藤原山蔭[ふじわらやまかげ]が、平安京の鎮守社としたのが始まり。
 その後、文明年間(1469~87)に吉田兼倶[よしだかねとも]が吉田神道を創設し、全神道の頂点に位置づけた。末社の斎場所大元宮[さいじょうしょたいげんぐう](重要文化財)は、兼倶が建てたもので、全国の式内神3132座を合祀。ここにお参りすれば全国の神祇に参詣したのと同じ御利益があるとされている。
 2月2~4日の節分行事は盛大で、多くの参詣者で賑わう。」と観光ガイドに書かれている。大元講社の長老らとともに、厳粛な気持ちになって玉串を祀る。

 その後、マッサージ師の友人の荷物運びを手伝う。議員とは頼まれごとをなんでもやらんないかん、まあ便利屋稼業みたいなもの。

 午後は、普通決算特別委員会の休憩時間に緊急の議員会。民主党京都府連の定期大会を控えて、最大の話題である坂田幹事長の勇退を受けて誰が幹事長に就任するかが焦点だったが、宇都宮議員が、受諾をされたという報告がご本人から。議員団として了承して、支えて行くことを確認する。

 夜、友人とベトナム料理を食べに行く。初物だったが、お好み焼みたいなものが美味しかった。


●11月23日(火)
 朝、出町柳駅から吉田体育振興会のみなさんと叡山電車に一緒に乗って一乗寺公園に行き、左京区民ふれあいウオーキングに参加。
 北白川の疏水の遊歩道をテクテク歩いて、さらに銀閣寺前から紅葉の綺麗な哲学の道を若王子まで、地元の知人達とお喋りしながら深まり行く秋を満喫。
 途中、観光客が押し寄せていた永観堂前で抜けて、若い交通局職員の告別式で修学院に。40歳の若さで癌での死。奥さんの「健康診断に行って下さい」という挨拶が涙を誘う。

 帰途、近くの関西セミナーハウスの「紅葉まつり」に立ち寄り、お茶席で紅葉に見とれる。近くの曼殊院には、ものすごい観光客。

 夕方、同志社大学院総合政策科学研究科同窓会「総政会」の総会。総会は淡々と議事を進め、記念の公開トークは、総合政策科学研究科の修了生で、バルセロナオリンピックのシンクロのメダリストで現在はスポーツコメンテーターとして活躍中の奥野史子さん。「私にとってのシンクロ、五輪、スポーツ人生」というテーマで、聖護院はわが事務所近くの「踏水会」の時から始ったシンクロ人生の歩みなどを語ってもらった。
 ぼくも小学生の時は、「踏水会」に行って、当時はプールではなくて疏水のダムが泳ぐところだったが、褌姿で泳いでいたよ。

 総会の後は、寒梅館のレストランで、先生方にもご参加いただいての懇親会。参加者がイマイチだったが旧交を温めた。


●11月22日(月)
 普通決算特別委員会が始る。しかし、ぼくはこの市会は、ヒマ。というのは、ぼくは9月市会で、交通局と水道局と市立病院の決算を審議する公営企業決算特別委員会に属していて、この普通決算特別委員会には所属をしていないので、委員会に出席をしなくていいのだ。各局質疑をしたいことが山ほどあるが、残念だ。しかし議員団の05年度予算要望書と政策提言作りという大事な仕事もある。今はこちらの方に力を注ごう!

 で、午前中はこの前の肩痛のケアを兼ねて、接骨院でローラーに乗って体をほぐして貰う。 帰途、紅葉で綺麗な近くの真如堂を散歩。

 午後、同志社の総合政策科学研究科に行って、「総政会」の役員さんと明日の総会の議案書のチェック。それから小春日和だったので御所から市役所まで歩く。秋の陽射しを浴びて歩くのも気持ちがいいな。

 夕方は、自治労京都市職の役員とわが議員団の懇談会。各職場や京都市政の課題など、参加者一人一人が、思いを語り、公務員への眼差しが厳しい時代、いかに公共サービスを向上させるのか、いかに京都市政をよくするのかを議論。
 議員の役割は、多くの人の声を聞き、政策に反映することも大切だ。帰途も歩く。万歩計を見たら2万歩を越えていたぞ。


●11月21日(日)
 午前中、修学院は修学院離宮の近くの社会福祉法人修光学園の恒例の修光まつり。好天のもとで、模擬店、バザーや自作のパンなどを販売されていた。

 それから中央市場第一市場に走る。2回目の「鍋まつり」。ぼくは、2回目の選挙に落選した後、34歳から38歳で当選するまで4年間、数年前に倒産した水産は塩干の、山本水産で働いていた。
 毎朝、4時前に起きて、暗い中を通った。手鉤を持ってデッチ車を引いたり、またモートラに乗って場内をウロウロしていた。中央市場に活気のある時代。
 「鍋まつり」では、セリ場に大鍋で何種類もの鍋が用意され、また野菜や水産物など安く売り出されているので市民が大勢詰め掛けていた。
 市場長の田中耕造さんは、この9月に講談社から「京都市場長のおいしい内緒話―誰も教えてくれなかった京野菜と魚の常識」という本を出版された。カラー写真を多く使った京野菜や魚の食べ方などが書いてあって、これは京都市民はもちろんのこと全国の京都ファンの必読の書だよ。
 
 帰途、京都駅前のバスターミナルに立ち寄って、「おもてなしキャンペーン」に頑張っている交通局の職員や組合のメンバーを激励。清水寺や東福寺に行くバスに長蛇の列。交通社会実験の成果は、どうだろうか。また今年の観光客は増えたのかな?次回の交通水道委員会で質問をしよう。


●11月20日(土)
 久しぶりに叡山電車に乗って八瀬に。かってはお花見の名所でもあり、遊園地としてプールなどがあったが、今ではリゾートホテルの造成中で雰囲気が変わった。
 
 比叡山へのケーブル線の横を紅葉をみながら15分ほど登ると八瀬野外保育センターがあり、恒例の「落ち葉まつり」。今年は猿の群れを見なかったが、いつもは多い。保育園の関係者が集い、バイオリニストの岩淵龍太郎さんらのコンサートと「土と緑の賞」の贈呈式など。

 夕方は、この秋、作家の小田実さんが団長の日越反戦市民交流ツアーに参加した友人が、ベトナム人をホームステイで京都に招いているということで、彼らを囲んでの交流会。
 ホーチミン市在住の医者夫妻で、ぼくは京都弁の英語で通訳。参加したメンバーは、1970年前後「ベトナムに平和を!」と一緒に市役所前から河原町通を円山公園まで定例デモを歩いた友人たちで、久しぶりの再会。来年ぐらいにベトナムに行きたいな。

 二次会で久しぶりに写真家甲斐君がマスターの「八文字屋」に行く。相変わらず汚い店だけど、ええ雰囲気や。開店して20年ほどになるのだな。


●11月19日(金)
 本会議の2日目。

 午前中、共産党の藤井、玉本議員が、続いて公明の津田議員、昼休みを挟んで久保議員が、そして、わが議員団から小林、隠塚議員が壇上に立つ。
 ぼくと同期の小林あきろう議員は、例によって、国家戦略としての京都創生、バイオデイーゼル燃料化事業、文化戦略とソフトパワーについて質問をし、1期目の隠塚議員は、2度目の登壇。地球温暖化防止の取り組み、行政評価における第三者評価と情報公開、住民基本台帳閲覧などに係わる個人情報保護の対策と少人数学級制度の取り組みをオーソドックスに質問。
 共産党の高速道路問題をいつも取り上げる藤井議員の時と、公明党議員への理事者の答弁がえらく丁寧なので、多少野次が飛んだが、その他の時は睡魔との戦い。イビキを高らかにしていた某長老議員もいた。わが議員団ではないが、某新人議員が寝込んでいた様子だったので、注意をする。テレビ中継のための照明でともかく睡魔が襲うのだよ。ともあれ、紛糾することなく平穏に終わった。
 
 夕方は、高野川ライオンズクラブ10周年記念アクティビティの打ち合わせ。毎年開催している左京小学生バレーボール大会の特別行事として、高校のバレーボールチームに来てもらってふれあいバレー教室を開催予定。その準備会で各学校やスポーツ少年団の指導者や保護者が来られた。小さなクラブだけれど子供たちの健全な育成を願っての行事。


●11月18日(木)
 本会議。午前中は、補正予算について審議するために普通予算特別委員会設置すること、各議案については委員会に付託すること、一般会計歳入歳出決算については普通決算特別委員会に付託することを動議が出されて決める。
今回は、ぼくはこれらの委員会に所属をしないので、気楽だ。いや残念だ!午後からKBS京都放送のテレビ中継がされる代表質問。自民党は、椋田議員、繁議員、加藤議員の3人が、続いて共産党の岩橋議員が壇上に立つ。
 いづれも台風23号による京都府北部の水害と新潟県中越地震の被災者へのお見舞いから始まり、災害対策が取り上げられた。
 椋田議員の時は、予定していた質問が時間切れで全部出来なくなったハプニングがあったが、各議員から、三位一体改革と財政問題、少子化対策、地球温暖化対策、スポーツ振興、学校教育、伝統産業の振興や各行政区の課題など、それぞれの視点で質問がなされ、市長、副市長、そして各局長から淡々と答弁がされた。


●11月17日(水)
 午前中、財団法人京都ユースホステル協会職員組合の定期大会。彼らとは、宇多野ユースホステルの改築問題などについて意見交換をしてきた経緯もある。少ない組合員だが、青少年活動にがんばっている。
 公の施設に、民間企業などの参入もできる指定管理者制度が導入されることになるが、雇用の継続の問題は深刻だ。コスト削減だけで民間企業に公の施設の運営が委託されるのは、問題だ!指定管理者制度についてもういちど勉強会をしようと思う。

 午後、札幌市議会の民主党の議員団の4人のメンバーが来訪。京都市のごみ減量問題について他都市調査に。環境局の各担当者に来てもらって勉強をしてもらう。また京都朝鮮第一初級学校の勧進橋公園使用に関する要望書を持って関係者が来られる。阪神道路公団による高速道路の工事のために今まで体育の時間などに使用していた公園が使えなくなるので善処して欲しいという要望を議長宛てに提出したと説明に。

 その後、同志社の総合政策科学研究科に。同窓会の財務担当と会計処理について協議。総会の議案になるのできっちりと分かりやすく説明できるようにしないかんな。


●11月16日(火)
 11月市会定例会の冒頭の本会議。桝本市長がひとこと挨拶した後、高木副市長から、03年度の決算概況に続いて、各行政分野部門の施策についての成果を報告し、また地球温暖化対策条例など各議案の提案説明を淡々と。
 その後、共産党の加藤議員が壇上に立って住宅改修工事助成条例と木造住宅耐震改修費助成条例を提案。このように条例が議員提案されるのは、中味は大いに審議するとして、議会の活性化にもなるので、ええことや。わが議員団からもいずれは条例提案をしよう。

 本会議後、議員会を開催して、小林、隠塚両議員から代表質問の要旨を説明して貰う。小林議員は、例によって、京都創生と廃油のバイオデイーゼル燃料と文化論。隠塚議員は、環境政策を中心に行政評価や少人数学級、住民基本台帳のプライバシー保護の問題など。

 午後は、議員団室にて、消防局の担当者と各学区の自主防災会の役割について、また建設局の担当者とは現在調停中の中京区のとある街区公園のあり方について協議。来客は、市長に京都市独自の奨学金制度の創設や京都芸術大学の施設の充実などを要望すると、京都府学連の学生さん。ぼくらの世代の前の京都府学連は、元気があったが、ぼくらの時代の京都府学連は、黄色のヘルメットで代々木系(分かる人は、分かるね。)で踊って歌っての軟弱な学生運動だったのを思い出した。

 夕方は、議員団と部落解放同盟京都市協議会のメンバーと懇談会。この間、解放同盟は補助金不正使用問題で役員体制が変わった。ぼくは10年程前に、同和行政のあり方と解放運動のあり方について憂慮して議会でも論議をしてきたが、市立浴場や改良住宅の家賃滞納、空き室問題やコミュニティセンターの運営問題などについて率直な意見交換。


●11月15日(月)
 午前中、事務所で雑務。マンション建設計画の資料を持って、関係者が来所。一時期は、マンション建設反対運動が市内のアチコチであって、建設消防委員会に請願がよく出されたものだが、近年は少なくなった。それでも紛糾することが多い。近隣住民への丁寧な説明と工事協定の締結などするように言う。

 午後は、議員団室に。本会議の代表質問を控えて、質問要旨出しの締め切り日。この市会のわが議員団の質問者は、小林議員と隠塚議員。いづれも早い仕上がりで、ほっとする。
 この各会派からの質問出しが遅いと、市役所の各局の担当者が深夜まで待機をすることになるので、いつもハラハラするのだ。
 また議員団ニュースの編集をスタッフの中野君と山岸議員にお願いをしていたのだが、発行責任者として一読してチェックやアドバイス。かっては、ぼくが黙々と編集、打ち込みをしていたのだ。若手議員がやってくれるようになって、楽になった。みなさん、読んでや!

 夕方は、歯医者と接骨院巡り。歯もアカンし、肩も痛いし、もうガタガタや。


●11月14日(日)
 紅葉が色づいてきて秋の行楽シーズンの開幕。嵐山に続いて今年から清水寺周辺の東山区でもパークアンドライドの交通社会実験が実施されることになり、昼前、東山通を南下、たくさんの警察官が路上に立っているので、交通社会実験に協力をしてくれているのかなと思っていたら、なんのことはない、小泉首相が入洛をしていたのだ。
 ともあれ、地下鉄烏丸線「くいな橋駅」近くの近畿運輸局の駐車場と近鉄上鳥羽口駅近くの村田機械駐車場を、さらに五条通は丹波口駅の中央市場駐車場を見て回る。それぞれ市の職員やボランティアの人が受付で、一日駐車して100円。それぞれのところから電車に乗って、観光地に行ってもらおうという試み。曇天で紅葉もちょっと早いのか、利用者はイマイチみたい。

 それから京都駅に走り、駅前のバスターミナルで「おもてなしキャンペー-ン」として違法駐車への監視や続々と入洛される観光客に清水寺へのシャトルバスなどの案内をする交通局の職員を激励に。
 また東山通の各バス停でも交通局と職員と京交の労組員が、協力して案内作戦。よう頑張ってるやン。
 いずれ交通水道委員会で、これら交通社会実験の成果について議論をしてみたい。

 午後は、わが母校、地元の近衛中学で第3回になる「近衛フエスタ」に。吉田今宮太鼓の勇壮な演奏に始まり、合唱あり、軽音楽ありの楽しいひととき。地域と学校が連携を強めようという試み。近衛中学は京都市内の公立で、ぼくらの時代もなかったが、唯一、今も標準服、制服がない。ぼくはこれを誇りに思っている。ええ学校や。

 夕方、民主党の議員仲間らと鍋を囲んで、2007年の統一地方選挙のことや民主党京都府連の幹事長人事などで四方山話。


●11月13日(土)
 午前中、事務所にて十二提灯神輿保存会の会計決算を担当の人とやり始めるが、帳面がごちゃごちゃになっていて要領を得ない。こまったこっちゃ。

 午後、民主党京都府連の常任幹事会。27日の府連大会に向けての最終の詰め。連合京都の事務局長から、連合が推薦する統一地方選挙などの候補者像について発言もあった。

 夕方、同志社の総合政策科学研究科の同窓会「総政会」の総会を23日に控えての役員会。今回は、スポーツコメンテーターの奥野史子さんが、修了生として公開トークをしていただくことになり、ええ会になりそうだ。
 ただ会計処理に多少問題があって監査をすることができず。夜、友人の娘さんがライブをするということで駆けつけたら、終わっていて、残念。


●11月12日(金)
 議員会の勉強会は3日目。総務、理財、環境局から、それぞれ03年度の決算概要と事業、さらに議案について説明。
 京都市個人情報保護条例の一部改正、さらに、全国に先駆けて京都議定書発信の京都として、地球温暖化対策条例を制定すること、東部山間埋立地に焼却灰の溶融施設を新設する工事請負契約の締結も議案にあがっている。

 ところで、03年度の決算概要だが、市税収入も落ち込み、実質収支で3年連続赤字。三位一体改革もどうなるかわからん状況で、来年度の予算編成もたいへんだ。また議員会では、共産党議員団が、京都市住宅改修工事助成条例と京都市木造住宅耐震改修費助成条例を議員提案するということで議論。
 条例案の中身はともかく、議会の活性化にもなるし、委員会に付託する方向。また市会改革検討委員会で議論されている諸案件についても協議。

 夕方、近所の行きつけの「ひげ床」で、この1月伸ばしてきて、むさくるしくなった髭にバリカンを入れてもらって整える。ちょっとカッコよくなったかな?


●11月11日(木)
 議員会の勉強会は2日目。建設局、産業観光局、総合企画局、消防局の順番で、補正予算や03年度の主な事業概要や議案について説明を受け、各議員から簡単に質疑。
 建設局では、京阪電車淀駅の高架化事業が買収問題などで完成が5年遅れになる工事契約の変更、消防局からは、冒頭に消防団長らのゴルフ行きのこと、左京消防署内で署員同士の暴力事件でお詫びもあったが、補正予算で自動体外式除細動器(AED)、心臓に電気ショックを与えて救命を図る装置が持ち込まれて説明もある。今後、公共施設に置かれることになる。いちど見てください。

 終了後、元社会党の衆議院議員で伏見の岡本病院の創始者でる岡本隆一さんを偲ぶ会に走る。享年97歳の大往生。多くの参列者がおられたが、ぼくが社会党時代にお世話になった諸先輩と久しぶりに会う。みなさん、お元気で何より。

 夕方、友人の快気祝いで、同志社寒梅館の同志社ワインで乾杯。寒梅館は、わが青春の同志社学生会館を建て直した立派な建物。ビジネススクールとロースクールの拠点。最上階のレストランからの眺望は最高ですよ。


●11月10日(水)
 11月市会定例会の始まり、議案が発送される。この市会は03年度の一般会計決算が中心で、地球温暖化対策条例の制定が大きな目玉。
 議員会を開催して、文化市民局、保健福祉局、教育委員会、都市計画局の順番で03年度の決算事業概要、補正予算、議案について説明を受けて質疑。左肩の痛みに耐えながら、団長として進行係りなので居眠りもできず。
 道路上の広告入りのベンチやピンクビラなどの広告物の除去に関して屋外広告物条例の改正について質疑。
 また京都市会として、台風23号で被災した京都府北部地域及び新潟中越地震の被災地へそれぞれ100万円の見舞金を送ることを確認。

 さらに自治労京都市職の委員長ら役員と懇談。自治体で働く職員組合の立場で、自治体改革、福祉の充実、子育て支援、環境行政など京都市予算編成に関する要望・提案を受けとる。

 夕方、わが議員団の若いスタッフと11月市会をがんばろう!と焼肉を食べて充電。焼酎を飲んで肩の痛みがなくなった。


●11月9日(火)
 家族や周囲の人々にヒンシュクをかいながら髭を伸ばし始めて、ほぼ1ヶ月。出会う人のほとんどが、びっくりするし、色々と評価がされる。汚い!老けて見えますよ。よう似合いますね。なにか心境の変化ですか、などなど。クリスマスまで伸ばします、とぼく。

 朝、連日の接骨院通い。左肩の痛みは残るが、頚椎の痛みはなくなって、気分はましになった。
 11月市会定例会が告示されたので、午後議員団室に。団長ということで、前もって議案の説明に来る理事者が次々に来室。

 夕方、今年で20年目になる世界の科学・文明の発展、また人間の精神的深化・高揚に著しい貢献をした人々に贈られる稲盛財団の「京都賞」の授賞者の歓迎レセプション。 
 今回の受賞者は、先端技術部門が「情報科学」の分野から、アラン・カーティス・ケイ博士 (アメリカ)、基礎科学部門が「生命科学」の分野から、アルフレッド・ジョージ・クヌッドソンJr.博士 (アメリカ)、思想・芸術部門が「哲学・思想」の分野から、ユルゲン・ハーバマス教授 (ドイツ)である。
 山田知事の歓迎の挨拶に続いて会食。大学関係者や経済界の人々が招かれて懇談。議員団長として招待していただき、前議長と現議長に挟まれて緊張したよ。

 その後、近所のお米屋さんのおばあちゃんの通夜。中学生のときに年末にお餅の配達のアルバイトでお世話になった。ご冥福を。


●11月8日(月)
目覚めると、首の痛みは多少治まっていてほっとする。歩いて近くの接骨院に。うつ伏せになることができたので、電気治療をしてもらう。首の痛みは治まったが、左の肩に鈍痛が残る。ともかく、首の痛みがなくなってほっとする。 

 昼前、京交の支部長が事務所に四方山話に。午後、体調もだいぶよくなったので車に乗って修学院へ、昨晩、火災があり、友人宅の近くでもあったので近火見舞いに。
 
 夕方、シャドーボックスという手芸的な重ね絵(?)の教室サークルをされているフラワーデザイナーの方に会う。来年の秋に京都市美術館での作品展が内定したのでその報告に。がんばってええ作品を作ってくださいよ。

 体調はイマイチ。左肩に痛みがある。早々に帰宅して、ぼーと秋の夜長を過ごす。


●11月7日(日)
 朝、目覚めても痛みは治まっていない。痛みに堪えながらテレビの前に座る。この姿勢が一番楽なのだ。「明日に向かって撃て」や「エネミーオブアメリカ」や「デイープコンタクト」を見る。またアメリカンプロレスやドラゴンゲートのプロレス番組を見る。
 ペスタロッチ保育園のバザーや四条河原町での民主党の災害義援金カンパ活動に行く予定をしていたが、家から出る気力もなし。もちろんキャンセル。久しぶりに家族団欒で食事。といっても痛くて喋る元気もなし、またテーピングをしているから左右に首を動かせない。
 夜になっても痛みは治まらず、寝返りも打てなくて寝るのも一苦労。このまま痛みが取れなかったら、整形外科に行って手術しないかんのやろか、と不安に思いながらウトウトする。


●11月6日(土)
 朝、目覚めて腕を動かしたときに首に激痛が走る。寝違いを起こしたのか痛みで立ち上がることもできず、寝返りを打つこともできず、一瞬、焦った。なんとか階下に降りるが、救急車を呼ぶのもカッコ悪いので、痛みに耐えながら近くの藤村接骨院に車で行くも、ベッドに寝ることもできない。ともかくテーピングをしてもらって様子を見ることに。
 自宅に戻っても、寝ると痛いので、テレビの前の椅子に座って痛み止めを飲んで、ボーと痛みに耐える。
 環境塾の勉強会やバザーの準備手伝いなどいくつかの予定していた用事があったのだが、全部キャンセル。頚椎損傷で、このまま動けなくなったらどうなるんやろと不安がよぎる。夜、痛みで横になるのも苦労する。


●11月5日(金)
 午前中、西京極の市立体育館での第9回「精神障害者スポーツ大会」に。主催はNPO法人京都府精神保健職親会で会長は、わが民主・都みらい議員団の砂川祐司議員。砂川議員は、精神障害者福祉にほんまに一生懸命取り組まれていて、感服している。
 始った頃は200人の参加者だったというが、今では各作業所やデイケアサービスなどに通所している人やボランティアの方々など2千人の参加者。
 各事業所が応援合戦をして賑やかに、「こころ・のびのび・JOY・スポーツ」を参加者一同楽しまれた。

 帰途、市民スポーツ振興課に立ち寄り室長と、午後駐車場公社に立ち寄り理事長と、それぞれ四方山話。
 事務所で雑務の後、事務所から夕暮れの岡崎公園、ライトアップをしている青連院、知恩院から円山公園、高台寺から清水2年坂、3年坂を歩き、清水寺近くまで30分余で歩く。若い観光客で賑わっていた。

 夜は、前原誠司衆議院議員や福山哲郎参議院議員を交えて、民主党2区総支部の府市会議員と連合京都洛東地協のメンバーらと懇談会。前原議員が小選挙区で圧勝してちょうど1年、また福山参議院議員の再選から4ヶ月。政権交代を目指してこれからもがんばろう!と気勢を上げる。


●11月4日(木)
 2、3日前から猛烈に左肩が痛くなったので近くの藤村接骨院に。50肩は、4、5年前に経験済みで、3ヶ月ほど苦闘したことがあるが、ほぐしてもらって少しは楽になった。

 午後は、半月ぶりの議員会。理事から11月市会の日程の報告や新潟中越地震や23号台風による京都府北部への義援金を京都市会として送ることの確認、
 さらに市会改革で懸案になっている政務調査費の領収書公開、海外視察のあり方や永年議員表彰や議員OBの処遇のことや市バス地下鉄の無料パスのこと、また委員会のビデオのダビングの問題など議論をする。
 ぼくが初当選した頃は、ある種の議員特権に驚くようなことがあったが、市民的な眼から見て、おかしいものは随分改善してきたが、常任委員会のモニターテレビによる公開などまだまだ課題はあるのだ。
 また議員会では、来年2月市会で上程が予定されているユニバーサルデザイン条例についての考え方が、保健福祉局から説明がある。バリアフリーといい、ユニバーサルデザインといい、外来語のカタカナですぐに理解をするのが難しいが、要は、最初から、すべての人々が利用しやすく設計することだという。例えば、自動販売機だったら、車椅子の人でもお金が入れやすいように低い位置に投入口を設けることが必要だし、住宅にしても高齢者や障害者が生活しやすい設計をするという理念を明らかにするという考え方。パブリックコメントもされることになる。ぜひご意見をお寄せください。

 夕方、前原誠司衆議院議員事務所の井上所長来所。彼は、ぼくと鴨沂高校で同期。近くに開店したお好み焼屋で、四方山話。


●11月3日(水)
午前中、地元の近衛通の広場の管理を巡って近隣の人と京都市の公園管理課と協定を結ぶ相談をうける。緑の里親制度をどう生かすか、知恵を出したい。

 昼、岡崎はマリア教会でのボーイスカウト24団のバザー。息子がカブスカウトでお世話になり、ぼくは育成会の会員。娘もサブリーダーか何かでお世話になっている。久しぶりに会うメンバーと模擬店のおでんを食べ、ビールを飲みながらワイワイ。
 ぼくはそんな縁もあって、京都市会のスカウト振興議員連盟の副会長でもあるので、それから烏丸御池は新風館東の京都市教育相談総合センター・子ども相談センター「パトナ」でのガールスカウトフエスタに。
 パトナは、初音中学校跡に設置された施設で、不登校児童などの相談所になっている。グランドは芝生で、ガールスカウトの少女達が歓声を上げていた。前庭には、「水琴窟」というものが設置してある。水を流すと地中に埋められた「かめ」に共鳴して水滴の音が聞こえるのを竹筒で聞くというもの。風流なもので、日本庭園で最高の技法だという。初めて聞かしてもらう。

 それから地下鉄に乗って九条駅近くの東和小学校での「東九条マダン」に。「東九条マダン」は今年で12回目になる。京都駅南の東九条は、韓国・朝鮮籍市民の多住地域で、京都市民や障害者との交流の場としての「まつり」として定着してきた。年に一回、この東九条マダンで会う友人たちも多い。アチコチから、そのヒゲどうしたん?と声をかけられる。
 声をかけてくれた一人は、京都ビッグイッシュー応援団。京都駅前などで「ビッグイッシュ-」という雑誌を売っている光景を目にしたことがあるが、ホームレスの仕事をつくり自立を応援するビッグイッシュー販売の苦労などを聞く。ぜひ見かけたら買ってあげてや。京都市のホームレス対策がどうなっているのか、検証しておこう。韓国料理や焼きそばなどの模擬店も並び、グランドでは琉球民謡や仮面踊り、和太鼓とサムルノリの共演など、快晴の秋空の元、大いに盛り上がった。

 その足で、松井孝治参議院議員の勉強会、京都からこの国のかたちを変える会。代表はご意見番の堀場正夫さん、講演は、政治評論家の岩見隆夫さん。岩見さんは、小泉首相、岡田代表、そして武部自民党幹事長の品定めをしながら、日本の政治の現況を面白おかしく話をされ、パネルディスカッションでは、どう地方主権の国づくりをするのか、民主党はどうなるのか、の討論。そして懇親会では、山田知事、桝本市長も駆けつけ、盛況だった。

 文化の日の一日もこうして終わった。ブッシュアメリカ大統領再選。イラク戦争は、ますます泥沼化する。リベラルなアメリカは、どこへ行ったのか!


●11月2日(火)
 地元で反対運動が起こっている下鴨の泉川通と御陰通の交差点改良について、建設局の担当者と地元選出の村山議員と協議。
 特に歩行者の交通安全の面からこの種の交差点改良は行われるのだが、説明不足もあって、こじれてしまっている。今後の対策や道路管理者の考え方を聞く。ぼくがもうしばらく汗をかくことになる。議員の仕事は、このように行政と住民の間に立っての調整役になることもある。頭が痛いよ。

 午後、民主党京都府連で定期大会を控えて予算案の検討をする小委員会。結党以来、まだ6年。四条通に面した最高の立地条件のところの民家が、わが民主党の事務所なのだが、老朽化しているし手狭でもあり、移転を考えている。家賃の検討など、新年度の予算案に智恵を出す。

 プロ野球の新規参入チームに仙台をホームグランドにする楽天に決定。この半年のプロ野球は、近鉄とオリックスの合併問題から始まって、ナベツネの「たかが選手」発言から、選手会のスト決行となって、グランド外の騒動が社会面をにぎわしたが、これにてライブドアと楽天の場外戦も終止符が打たれた。実は、当初、ぼくは楽天もライブドアも知らなかったのだ。田尾監督、がんばってや。


●11月1日(月)
 今日から11月。事務所への来客は、とある老人保健施設の理事長が四方山話に。運営になにかと苦労されているようだ。
 また左京図書館の利用者の方が、図書館のあり方について、特にビデオによる映画の上映会などについて相談に。著作権の問題があるので、公共図書館においても名作映画などの上映は、色々と制約があって難しいのだが、視聴覚センターのフイルムなどを使ってもなんとか実現できる方法はないのか、関係者と協議をしてみたい。現在、京都市の図書館は、20個所あって、左京区には高野と岩倉にある。
 左京図書館では、図書館友の会「けやき」がボランティアのメンバーとして活動をしている。ぼくも今年から会員になった。

 午後、とある病院に京大名誉教授の飯沼二郎先生を見舞いに行く。飯沼先生とは、ぼくの高校時代か、京都べ平連の集会と定例デモに参加して以来の付き合いで、もう40年になる。すでに80歳を越えられ、足がだいぶ弱っておられるが、思っていたよりお元気そうでよかった。しばし談笑する。
 先生は、農業経済学者として、研究書を何冊も出され、また敬虔なキリスト者として、在日韓国・朝鮮人の人権問題や反戦・平和運動に取り組んで来られた。ぼくの師の一人である。お元気で過ごして欲しいと思う。


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