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       鈴木マサホひとくち日記 
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2005年4月

                 


●4月30日(土)
初夏の陽射し。JRの脱線事故では100人を超える死者。あってはならないことだ。亡くなった方々に心よりご冥福を祈り、負傷された方々にお見舞いを申し上げます。

昼、府立文芸会館での「つゆ草の会チャリティー歌謡祭」。障害者の共同作業所などにボランティア活動を行っているグループが主催で、歌の好きな人が舞台に立って本格的に歌を熱唱して集まった浄財を寄付される目的。少しぼくも縁があって観客として参加。喉に自信のある人が次々に舞台に立つ。プログラムを見ると60人ほどの人が次々に歌われることになっている。北岡ちはる府会議員は「聖母たちのララバイ」を熱唱。ほんまにセミプロ級や。山田啓二知事も飛び入りで挨拶。来年はぼくも舞台に立とうかな!

同じ会場の和室では学生時代からの友人の書道家、馬渕幽明が主宰する幽石会の篆刻・書展。最近は飲み屋でたまに会うぐらいだが、かってぼくが当選して1期目のとき彼はわが事務所の「市民センター左京」で書道教室を開いていた。あのまま書の勉強をしていたらぼくの字ももう少しましになっていたのにと悔やんでいる。

その後、地元を民主党の党員・サポーター募集のお願いを持って回る。倍増計画で四苦八苦。5月15日が締め切り日。なってくれませんか?ご連絡ください。夕方は、市役所の幹部らと懇談。京都創生のことや迎賓館の活用や今後の市政運営について四方山話。


●4月29日(金)
大型連休の始まり。快晴の休日だ。友人が滋賀県は朽木にセカンドハウスを構えたので、家族や親しい人たちとぼくが運転で、一路、大原から途中、花折峠を越えて、鯖街道は安曇川沿いの367号線をドライブして新緑の美しい雲洞谷へ。娘が世話になったペスタロッチ保育園の園長さんも合流して、自然豊かな庭でバーベキュー。冬には2メートル近い積雪がある所。鱒や岩魚が美味い!ビールを少し飲んだので囲炉裏のある部屋でひと眠り。アルコールが抜けてから夕方帰宅。

焼酎を飲みながら久しぶりにナイターを見ていたら清原選手が500号ホームラン。おめでとう!そして金曜日はぼくのよく見るテレビ番組は「探偵ナイトスクープ」。間寛平探偵が、名古屋の女の子を連れてわが左京区は三千院の大原へ。観光客の道案内をするという犬を探して、これが意外とすぐに見つかって、飼い主も恥ずかしそうにおられたが、犬に導かれてバス停まで大原を歩くというホンマの話。いやはや面白かった。数年前に火災で焼失した寂光院も6月には落慶式が予定されているし、このテレビで大原もまた観光客が増えるたらいいのに。
そういえば昔、貴船の「きらく」のおばあさんも出ていやはったな。ぼくもコネタか何かで取材に来てくれんかな



●4月28日(木)
午前中、他都市の議員団のみなさんも一緒に横浜動物の森公園の動物園「ズーラシア」を視察。「生命の共存・自然との調和」をテーマにしたこの動物園は広大で、その自然の豊かさと、動物の生息地の自然環境を偽岩を利用し演出した観覧ゾーンには驚いた。開園は99年、当時の入場者数は224万人。近年は年間百万人ほどで一日3千人強の入園者数。大人600円。遠足の子どもたちが元気一杯走り回っていた。財団法人横浜市緑の協会が運営主体で、動物のオリジナル商品などお土産の売店もあり、またアニマルペアレントとして寄付を募りエサ代などを捻出しているという。京都は、わが地元の岡崎公園の動物園は、まさに市街地にあり100周年を過ぎて狭隘で陳列型の園だが、その役割は大きい。
遅い昼食は、やっぱヨコハマは中華街。東京と地下鉄とつながったとかで、えらい賑わいっていた。

夕方、京都に戻り上下水道局の職員グループの集いで乾杯の音頭。京水労前委員長の山田さん、ご苦労さんでした。


●4月27日(水)
横浜へ。神戸市会議員団のみなさんと一緒にこの4月1日にオープンした横浜市立みなと赤十字病院で病院経営局の担当者から説明を受け、病棟を視察。市立港湾病院の再整備事業として建設されたこの病院は、中田市長が誕生して以降、指定管理者制度を導入して、日本赤十字社が指定管理者として運営される公設民営の市立病院。免震工 事で新築されたところで屋上にはヘリポートまであり、運河に面しているので船着場まであった。市立病院のあり方の検討委員会が設置され、「委譲」か「民間委託」か「地方公営企業法の全部適用」の順で検討すべしという答申が出され、市会でも大議論になったという。京都市には、市立病院があり、ぼくは今年も公営企業等予算・決算
委員会に属しているので、大いに参考になり、こういう運営形態の是非を議論したいと思っている。

午後4時から民主党政令指定都市政策協議会の設立総会。民主党が結党されて7年、ようやく結成されたことが昨年来ぼくも幹事として準備に関わってきたのでうれしいね。この4月に静岡市が政令指定都市になったので14都市の議員団、会員数160人の議員になる。大都市として政令指定都市が抱える共通の課題を協議し、国や党に発信をして、地方主権の確立や政権交代を担うためにも地方から行動をしていくことなどが目標。

阿部孝夫川崎市長が地方分権をテーマに記念講演。懇親会では、新進気鋭の中田宏横浜市長に、岡田克也民主党代表も多忙な中を駆けつける。補欠選挙で負けたのでちょっと元気がなかったかな。


●4月26日(火)
昼、とある福祉関係者の方と懇談。在日コリアンの高齢者のための施設を計画、大きな夢を持っておられて、話が弾む。

議員団室で、緑地管理を巡って担当者と協議。とある広場の管理や清掃事業に対して、地元住民が水撒きや清掃をして、植樹や剪定は京都市が管理をするという、いわば樹木の里親制度みたいなものの覚書を交わし、地元で予定されている清掃へのバックアップを協議。また別の緑地の管理清掃について市民相談を受けていたことで現場を見に行ってもらうように要請。

また政務調査費の支出報告書や資産報告書を市会事務局に提出。

その後、民主党の党員・サポーターになってもらえそうな支持者にお願いの発送作業。福岡と宮城の補欠選挙で負けたから元気が出んな。

夕方は、妹分の北岡ちはる府会議員と地元の居酒屋で一献傾けながら四方山話。よう喋って飲む、明るくて元気な人や。


●4月25日(月)
民主党京都府連で政治スクールの事務局会議。定員40人のところを、予定していた倍の80人ほどの応募者。う れしい悲鳴だよ。10代から60代まで学生や社会人に女性も多く、また遠方の方もおられてびっくり。定員オーバーでも出来るだけ多くの方に受講してもらえるように配慮することに。そして応募者の方の作文を読む作業。民主党に期待をしていただいている方、自治体議員を目指している方など、それぞれが思いを込めた文章。中には何 を言いたいのか意味不明な人もいたが。読むのもたいへんでした。5月21日(土)の午後が開校式。記念講演は 前三重県知事の北川正恭早稲田大学院教授。応募していただいたみなさん、一緒に勉強しましょう。

夕方は、毎月最終月曜日に開催している「マサホ・定例サロン」。話題提供は、とある小学校の給食調理員の人。参加者13人。学校給食の現場からと題して、給食献立表などを持参してもらって、自らの給食経験を思い出しながら、給食を作る苦労話などを聞く。病原性大腸菌O-157の騒動以来、安心・安全な食材を確保し、調理も慎重にされている。日常の点検もたいへんで、また子供たちの栄養バランスを考えた献立で、もちろん自校方式で手作りが基本になっている。中学校給食や養護学校のクックチルド方式導入については色々と市会でも議論があったが、京都は早くから合成洗剤を使わずにせっけんで洗浄をしているが、これは先進的であった。現場の調理員さんたちには、子供たちの健やかな成長のため にがんばってほしい。次回は5月30日(月)午後7時から。

JR福知山線で列車脱線の報道。信じられない。


●4月24日(日)
朝一番、近くの近衛中学校のグランドへ。吉田体育振興会主催の町内対抗のソフトボール大会に。わが下大路町を応援に。数年前までぼくも選手で出ていたが五十肩になってからは応援団。かっては各町内のチームが出来て盛況 だったが、今年は合併チームも入れて6チーム。寂しくなったな。第一試合はわが町内は大敗。第2試合の途中ま で応援。3位になった。体育振興委員さんご苦労さん。

昼イチ、京都市民の下水処理場である鳥羽の水環境保全センターに。毎年この時期にセンター内の藤棚が満開になる頃、一般公開がされる。交通水道委員として質疑のネタに出来るだけ行 くようにしている。藤の花は五分咲き程度だったが、芝桜が見事であった。

同志社の寒梅館に。京都市長選挙に立候補されたこともある、故岡本清一先生の生誕100年記念講演会に。ぼくが入学したときは京都精華短期大学が創立された時で初代学長をされていて講義を受けたことはないが、家に遊びに行ったこともある。わが師、哲学者の鶴見俊輔先生が記念講演。お元気そうでよかった。またご子息の音楽家岡本サムエルさんのお父さんのエ ピソードは興味深かったし、髭の中尾ハジメ京都精華大学学長が建学の精神である「自由・自治」の意味を語った のも心に沁みた。


●4月23日(土)
午後、大阪へ。梅田の雑踏は、京都に比べて大都会という感じがする。大阪のセカセカ歩く人の列に戸惑うし、阪急梅田駅の歩く歩道というのは、テンポが合わない。あの雑踏にはついていけないな。とあるラーメン屋では行列が出来ていて、そこまでしてラーメンを食うかという驚き。待つのはいやだね。されど久しぶりにパチンコで少し遊ぶ。

夕方はアルフア・ウエーブという異業種交流の会のようなサロンの総会に参加。神戸や京都や大阪近郊からの参加者がおられて新しい人との出会いがある。この会は毎月一回の例会をしてきてなんと97回目。継続は力なりか。代表は朝日新聞の元記者で多彩な人。NPOで活動している人や美術関係、作家や町工場の人など色々な人がいて参加者の女性にパワーがある。わが京都以外の元気な関西人と出会えて面白い。


●4月22日(金)
新年度に入って最初の交通水道委員会が開催される。

まずは上下水道局の吉村管理者から部長、課長が順次紹介され、上下水道事業について、またこの4月から京北町が編入合併されたので京北地域水道事業や京北特定環境保全公共下水道事業についても説明がある。また松ヶ崎の元水道局の分室を不法占拠していたという水道局職員の住民訴訟の地裁判決が出されたのでその説明と質疑もあった。

交通局は島田管理者から同様に理事者紹介があり、市バス・地下鉄事業の概要についての説明があった後、京都のバス事業を考える会・協議会の答申案、27号系統と203号系統のバス乗り継ぎモデルの検証について説明と質疑。山科区の京阪バスの路線についての請願は、陳情にされる見通しだとぼくも発言をして、留保に。その後で、ぼくは廃食油を再利用するバイオディゼール燃料が、軽油取引税が負担になって市バスの利用拡大が頭打ちになっていると京都新聞に掲載されたことについて、質疑をする。この委員会の今年の最大の課題は、地下鉄料金の問題だ!さてどうなるか?!

その後、都市計画局の担当者と伏見区は」高度集積地区におけるリサイクル施設の建設について議論。色々と難しいよ。

その後、民主党京都府連で、自治体議員ネットワークの開催に向けてと政策調査委員会の会議を続けて行う。6月に宮津市でネットワークの総会と研修会を開催することを最終決定。また知事選挙が来春あるが、山田府政の検証をすること、また京都版ローカルマニフエスト策定に向けて、 いよいよ準備をすることを確認。中村向日市議、山下亀岡市議、南部京田辺市議、平田宇治市議ら若い新人議員がやる気マンマン!


●4月21日(木)
事務所スタッフと一路、新緑の綺麗な加茂街道、市原バイパスから左京区は静原に。毎年新緑の季節に開催しているわが事務所の「静原野外パーティ」の会場のキャンプ場が 今年は団体予約が先に入っていて取れないので、思案をしていたところ、静原の方の畑を借りることが出来たので、現地の下見とご挨拶に。静原小学校の手前の農道を入って いった山裾のところ。心が洗われる場所で最高のロケーションだ!お世話になります。5月29日(日)の午前11時現地集合。自然の中でバーベキュー大会。毎年60人ほ どの参加者があって、盛り上がる。ぜひご参加ください。詳細はいずれホームページに掲載します。

帰途、江文峠から金比羅山の取り付まで車で入る。ぼくは少年時代、山が大好きで鴨沂高校時代と大学に入って数ヶ月同志社山岳部に所属していたが、金比羅山は京都市内のロッククライミングの場。先輩らとよく行ったが如何せん、ぼくのセンスはイマイチだった。あのまま山に熱中してたらどこかの岩場で落っこちているかもね。でもちょっと足腰を鍛えてまた山を歩きたいな。

その後議員団室で雑務をしながら建設消防委員会での、ぼくも紹介議員になっている下鴨に計画されている葬儀場に関する請願についてのやり取りをモニターテレビで見ていると、全会派賛成して請願が採択された。この4月から常任委員会もモニターテレビで視聴できるようになり、来られていた住民のみなさんが喜んで飛び込んでこられた。


●4月20日(水)
午前中、交通局の錦林営業所に。近くにある緑地帯の管理・整備について協議。現場を見ると雑草が生い茂り、ごみダメのようになっている。地元の町内会からも要望がある ので担当局と改善要望をしないかんな。

昼は、北白川の友人宅に。以前から市民相談を受けていた道路の改善がようやくなされたので、ご近所の皆さんが集まってお祝いの会 。長年の懸案事項が解決して住民のみなさんに喜んでもらえるとうれしい。担当局のみなさんもご苦労さんでした。

また午後は、岩倉のお宅を訪問。近くの道路にカーブ・ミラーを付けてほしいという陳情。早速左京土木事務所に走り、検討を願う。また左京区役所にも立ち寄り区長と四方山話などをして、また市民から相談を受けていた固 定資産税のことで担当者に実情を伝え現地を見に行ってもらうことに。今日は一日ドブ板議員。

夕方は、元市役所の幹部の方と一献傾ける。同和行政のことやかっての市長選挙のことが話題。熱燗徳利を飲みすぎたよ。


●4月19日(火)
昼前、自転車で新緑が眩い京都御苑に京都迎賓館がオープンしたので、同僚の市会議員らとの見学会に。建都1200年を記念して商工会議所などが誘致した。色々と 議論もあったが国の施設として完成した。思っていたより周りの風景にマッチした数寄屋建築で違和感はない。建具や表具、竹工具、漆など京都の様々な伝統的技能が活用されていて立派なもの。当然庭には池があって鯉も泳いでいて花見や名月の鑑賞や雪見酒のときなど市民に開放したら喜ばれるのになあ。2008年のサミットの誘致を京阪神ですることになっているが、過剰警備で市民生活が影響されないことを希望する。また無用の長物にならんように。

昼は、わが同志社総合政策科学研究科の同窓の若い上村崇府会議員と京都版ローカルマニフエスト策定について打ち合わせ。また自治労京都市職の中央委員会で予算市会の報告など。夕方は、部落解放同盟京都市協議会の総会に。若い元気な泉ケンタ衆議院議員が国 会に於ける人権擁護法案のことについて来賓として報告をする。しっかり喋っていたので安心した。

その足で同志社の「事業評価システム論」の講義に。今日の講師は宇治市役所の職員の松田敏幸君。博士論文に加筆して「政策評価と予算編成ー新たな予算配分方式」晃洋書房から出版している。各自治体の政策評価システムの実態などがテーマ。


●4月18日(月)
 わが地元の吉田神社の例祭。地元の長老らとともに粛々ととり行われる神式に参加。春日大社の南都楽所の倭舞奉奏の儀もある。吉田神社はもうすぐ鎮座1150年祭を迎えることになる。 この数年親父後を継いで氏子講社の役員となり、色々な行事に参列するようになったが、新緑の木立のなか鳥がさえずる声が心を洗う。
 直会で飲んだ清酒のオチョコ一杯で気持ちよくなる。昼間の酒はよくマワル。講社長の鈴鹿隆男さんが書かれた吉田神社や吉田の郷土史を書いた「吉田探訪誌」(ナカニ シヤ出版)は名著。一度読んでみてください。

 午後は、事務所で雑務。この数日テレビでは中国の反日デモが暴徒化した様子が流されている。中国、韓国や北朝鮮の東アジアにおける日本政府の外交の無策と日本の右翼排外主義主義者の(こんな言葉を書くのは久しぶりだな)歴史認識の違いと「愛国」という言葉の意味につ いて色々と考え込まざるを得ない。
自治体間における国際交流や市民による民際交流の努力がすべて無になってしまうのか、残念でならない。冷静に考えんと、ほんまにヤバイヨ。


●4月17日(日)
 快晴の日曜日。わが地元の聖護院消防分団のメンバーと湖西線に乗って滋賀県は志賀町に。琵琶湖湖畔で分団員さんや消防署員の家族の皆さんも一緒にバーベキュー大会。琵琶湖の水も温み、春風が「チョー気持ちいい!」対岸に近江富士が見え、また比良山の頂上付近には残雪が。みんなと和気あいあいとリラックスして楽しく過ごす。

 夜、事務所に戻って雑務をしていると、某労組オルグの友人から呼び出されて、とある職場の組合の結成に向けての相談。今時、共産党系の組合の支配のあり方に驚く。時代錯誤も甚だしいよ。共産党の支配に負けんとがんばってほしい。


●4月16日(土)
 昼前、今後の運営を巡って高野川ライオンズクラブの理事会。そして昼過ぎ京都国際会館でのライオンズクラブ国際協会ーC地区の第51回年次大会。滋賀県や奈良県からの多数の参加者。山田知事や桝本市長が来賓で挨拶。

 夕方は、わが民主党2区総支部の大会。総支部長は前原誠司衆議院議員。ぼくは副支部長。100人近い参加者で福山・松井両参議院議員も駆けつけてくれて、熱気のある大会になった。昨年の参議院選挙の総括や今年の方 針など提案、また各議員の活動報告などもして、さらなる飛躍を誓う。がんばろう!党員・サポーター大募集中!


●4月15日(金)
 議員団室に日本自閉症協会の方が来室。発達障害者支援法が制定されて、各自治体でも取り組みが始められるが、自閉症の親の方々のご意見を聞く会を民主党京都府連として勉強会を開催することを約束。

事務所にはこの4月に編入合併された京北町の住民の友人が来所。自治会の役割など懇談。石浦前町長が逮捕されて、合併気分に水をさされたが、どう円滑に進んで行くのか。この5月の連休には京北町の自然に触れに行くつもり。

夕方は、わが応援団の会長と幹事長と今後の行事や活動日程を決める。5月29日には静原で野外パーティ。6月上旬に市政報告会。8月25日にサマーサロン、11月に日帰りバス研修 旅行などを決める。ぜひご参加ください


●4月14日(木)
事務所に来客は、上下水道局の下水道部の部長ら。雨水対策として取り組まれている桂川右岸流域下水道事業の「いろは呑龍(どんりゅう)」のことや左京区は下鴨の泉川分水路や東大路幹線の公共下水道工事の進捗状況などを報告してもらう。1時間に62㍉の10年確率の降雨に対処するのか、いかに浸水箇所を減らすのか今後の課題。

午後、京都地方裁判所に。オンブズパーソンが2003年4月の政務調査費の返還を求めた住民訴訟で、自民、共産、そしてわが民主・都みらい議員団の会計責任者の証人尋問を傍聴に。傍聴をするのは新しい建物になって初めて。自民は橋村議員が、共産は倉林議員が、そして最後にわが議員団は宇都宮議員が証言に立つ。今回のこの訴訟の被告は京都市なのだが、コピー機などの備品の購入や人件費の支出が問題になって、会派の継続性が大きな焦点。宇都宮議員は理路整然と堂々と正当性を証言。

ぼくは住民訴訟の原告になって1審2審では勝訴し、最高裁では敗訴したこともあるし、監査請求を審査する監査委員になったこともあるし、海外視察では被告の立場。海外視察の件は1審ではわれわれの勝訴で現在高裁で係争中。つまりぼくは原告・監査委員・被告と三様の立場に立ったことのあるたぐい稀な経験者。いずれの機会に住民訴訟について、その問題点などを指摘したい。

夕方は、4月の人事異動でわが会派の市会事務局の担当が変わったので歓送迎会。ご苦労さんでした。またこれからよろしく。色々と苦労したね!


●4月13日(水)
早起きして山科駅へ。民主党2区総支部による政治スクール開講案内のビラまきと演説の街頭行動。通勤、通学途上のみなさんにビラを渡すがあまり取ってくれないな。山科区選出の長老の山口幸秀議員が地元ということで二日酔いにも関わらずハッスル。出町柳駅など左京区だったら知り合いも多いが、山科区なので知人も少なく気楽。

昼前、わが事務所近くの熊野神社の交差点では、聖護院のみなさんが廃油の回収作業をされていたので声をかけさせてもらう。毎月第2水曜日に保健委員さんらが中心となって取り組まれている。回収された廃油はバイオディゼール燃料となってごみ収集車や市バスに活用される。ご苦労さんです。

その後、事務所にて「京都市会だより」33号のゲラ刷りに目を通す。「京都市会だより」は4年ほど前だったか、理事として他会派の理事と調整しながら創刊にこぎつけた。毎回の定例市会の終了後、可決した議案や意見書などとともに各会派の代表質疑の要旨が掲載される。編集の事務は市会事務局がするが、各会派の理事が校正、目を通して了解をする仕組み。感想など述べて善処を求める。5月15日に発行予定。「市民しんぶん」の区版と一緒に各家庭に全戸配布されるのでぜひご覧ください。


●4月12日(火)
午前中、食品リサイクル施設の計画をしている関係者と協議。施設の必要性と都市計画法との関係がややこしいなあ。

新年度になって初めての理事会。昨年の海外視察の報告書ができたという報告。

昼から議員会。今期の常任委員会の開催の方法や5月市会の日程、さらに市会改革小委員会で決まった項目などぼくが理事なので報告して再確認。また京都市選挙管理委員の推薦をどうするかを協議。さらに政令指定都市政策協議会や自治体議員ネットワークの開催、京都創生のための民主党国会議員連盟の結成に向けての取り組みなど。

夕方、ギャラリー「ヒルゲート」での大学時代の同窓生、桜井絵月さんの個展を見る。

久しぶりに同志社の総合政策科学研究科に。「事業評価システム論」の第一回は西嶋淳君の「政策評価の意義」。この10年ぐらいで政策評価のことが論じられ、近年京都市でも実施され始めたが、その背景と今後の課題などについて概論を講義。ぼくはこの授業のラストバッターで7月12日(火)の夕方に「体験的政策評価論」として講義を受け持つことになっている。ぜひ聴講に来てください。


●4月11日(月)
午前中は、衆議院議員前原誠司事務所にて、民主党2区総支部大会に向けての諸般の打ち合わせ。
 
 午後は、これまた民主党京都府連の事務所にてこの5月に開講する政治スクールの打ち合わせ。
 新聞記事や新聞広告などを見ていただいた皆さんからの問合せも多くて、申込者の数はまあまあの出足のようだ。締め切りは4月22日です。詳細は、ホームページで見てください。若者よ、待ってるぜ!社会人のみなさん、一緒に勉強しませんか!

 議員団室では、明日の議員会の次第について打ち合わせ。そして久しぶりに歯医者にて歯石をゴリゴリと取ってもらう。最近では快感になってきたよ。


●4月10日(日)
春爛漫、桜満開。やっと春だ!

 嵐山は嵯峨野の二尊院へ。二尊院の住職さんは、かって中学校の先生で、教え子やボーイスカウト活動で活躍されておられるのでその仲間や、とある焼肉屋の常連客ら多様な人が集まり、お花見の会。夕暮れになってムササビが木立を飛んだ。

 嵐山では、紅葉のシーズンに行楽客で交通渋滞がすごくて、その解決のために京都市や警察、地元の協力でパークアンドライドの交通社会実験が取り組まれてきた。昨年秋には清水寺を中心とする東山区でも交通社会実験が実施され、それなりの成果を得たようだ。
 観光客の皆さん、秋にはマイカーで来られても、ぜひ京福電車やJRに乗り換えて嵐山・嵯峨野を散策してください。

 帰途近くの叔母の家に立ち寄り従姉夫婦と一献傾ける。夜になって雨が降り始めた。桜の花の命ははかないネ。


●4月9日(土)
 午後、民主党京都府連の役員会と常任幹事会。2002年秋の定期大会で副幹事長になって、また昨年の定期大会以降も同じ職なのだが、今期になってともかく会議の回数が増えた。民主党がさらに元気になってきたのだろう。

 宇都宮幹事長からの報告や政務調査委員会や組織委員会、選挙対策委員会などの活動についてそれぞれ報告があり、役員会で検討して、さらに常任幹事会で図る。パーティを7月22日に開催することを決定する。また今は四条烏丸西入るの民家に事務所があるが老朽化し手狭なので、烏丸御池東入るのビルに移転も決める。6月にはオープンする。その節は、ぜひお越しください。

 夕方は、70年代前後にフォークの神様と言われた岡林信康コンサートに。京都では今年で13回目になる。59歳になったという。前半は、なつかしい「山谷ブルース」や名曲「チュリープのアップリケ」が歌われ、後半は尺八や三味線のパーカッションで賑やかにエンヤットットのリズムに乗ってお祭りか花見気分。観客は僕の世代がほとんど。主催のアクティブKEIの山本恵は、わが悪友、2年前の府会議員選挙に出馬したが、アカンかった。2年先も出るんかいな?


●4月8日(金)
 名古屋市会の事務局や議員団のみなさんにご苦労をいただいて、愛知万博「愛・地球博」を視察。1970年の大阪万博のときは日本中が沸き立っていたが、弁当の持込禁止とかが話題になったが、盛り上がりはもうひとつやな。

 入場ゲートでは、空港と同様に金属探知機による手荷物検査もあり、ちょっといやな気分。まずは名古屋市のパビリオン「大地の塔」を見学。市役所から出向している責任者の方に説明を受けて、藤井フミヤ・プロデユースの世界最大の万華鏡。これは一見の価値あり。
 続いてガス館の炎のマジックシアター。ぼくらは予約をしてあったので短時間の待ち時間で入場できたが、会場内に入っても暗がりのところで、暫し待たされる。俳優の津川雅彦が演じる魔法使い?がスクリーンに映し出され、若い青年がガスの炎使ってのショータイム。子どもは喜んでいたが、驚くほどのことでもなく、外国人客にはストーリーがなんのことやら理解できないのでは。
 日本館は、竹で覆われた巨大な空とぶ円盤のような外観。地球を感じるのがテーマだという。360度全天球型映像は、それなりに迫力があったが、最後の森のなんとかは、ようわからんかった。

 そしてメインのグローバルハウス。ソニーの巨大な世界最大の大型スクリーンに映る地球の映像は確かに迫力はあったが、長いこと待たされた上に、入場したところで、暗い部屋に詰め込まれて、ソニーの技術の宣伝映像が写しだされるのを見るのだが、案の定、一人の老人が気分が悪くなったのか、倒れていた。幼児や暗所・密室恐怖症の人やったらたまらんで。
 そして冷凍マンモス。動く歩道に乗って前を通過するのだ。さすが牙はデカイガ、頭部のみ。なんやこんなもんかいな。ちょっと期待はずれ。
 キューバ館があったので、一人で走る。久しぶりにセニヨリータと片言のスペイン語で会話。わが青春のゲバラのTシャツを購入。こうして万博の視察は終わった。名古屋市会のみなさん、ありがとうございました。


●4月7日(木)
午前中、韓国民団の団長さんらが来室。多文化共生社会に向けてのシンポジウムを計画をしているということで、京都市の後援の要請をするために、松井副市長と教育委員会を表敬訪問。この間、京都市では外国籍市民懇話会の設置や国際化推進大綱を策定して多文化共生社会を目指して様々な取り組みが進められてきたが、教科書や竹島問題でギクシャク始めているのが気がかりだ。

午後名古屋に。名古屋城の桜は満開だ!民主党の政令指定都市政策協議会の設立準備会の幹事会。

冒頭に他都市調査ということで財務局の課長から、政令指定都市で政府に要望している国と地方間の税源配分の是正の問題や税源移譲にあたっての課題などについて説明があり、また愛知万博「愛・地球博」での環境への配慮について総務局から説明があった。

その後、設立に向けての規約や役員構成などを協議。参加都市は12都市。4月27日に横浜で設立総会をすることに決定。

政令指定都市は、大都市として共通する課題があり、税源移譲・権限移譲を主に、保健福祉や教育、環境保全対策、都市基盤整備、震災対策など、多くの行政課題について行政当局や議会が連携して政府に国家予算に関する要望を政府に行っているのだが、民主党の各議員団が連携し、交流を深めることに大きな意義がある。

その後、駅近くの「ささしまサテライト会場・デラファンタジア」を視察。夕方で肌寒かったせいもあるが、人の入りは少ない。神戸のルミナリエのようなイルミネーションがあったり、各国のショッピング街などあるが、遊園地を大きくしたようなものだ。夏場になれば入場者は増えるかな?夜食に食べた味噌煮込みうどんは美味かった。


●4月6日(水)
久しぶりに早起きして三条京阪へ。鴨川を吹き抜ける春風が気持ちいい。民主党2区総支部の早朝街頭行動ということで昨日に続いて政治スクールのビラまきと演説。出勤途上の市職員の皆さんにもビラを渡す。

昼は2区総支部の常任幹事会。16日に予定している総支部の大会に向けての議案書や式次第を検討。

午後、議員団室への来客はモンゴルからの家族で来ている留学生の奥さん。今後の住居の問題や子どもの保育園の入所のことなどで相談を受ける。日本語もペラペラだし、顔つきも我々と変わらない。区役所の福祉部に連絡をして手続きの方法などを教える。また食品リサイクル法に関わる処理施設の建設計画について担当者と懇談。都市計画法など関係して複雑やな。

夕方は地元の方の通夜とライオンズクラブの例会に。
それから友人の弘中信正君が来所。彼は阪神医療生協で鍼灸院院長としてがんばっているが、飯田議員の後継者としてこの6月に行われる尼崎市の市会議員選挙に無所属で出馬することになった。すでに挨拶回りなど精力的に活動を始めているようだ。経験者として色々とアドバイスをする。勝てよ!応援に行くで!


●4月5日(火)
久しぶりに春らしい陽射しで、桜がチラホラ咲きはじめた。

昼、百万遍交差点にて京大生相手に北岡府議、隠塚市議そして前原事務所のメンバーと民主党政治スクールの案内のビラまきと街頭演説。ビラを受け取ってくれる学生さんは少ないな。

午後は、散歩がてら先日の三都市政策懇談会の会場になった国際交流会館や疏水記念館にお礼のご挨拶をして、旅行者気分で疏水の「十石舟」に乗船。

岡崎桜回廊ということで、1昨年の世界水フォーラムの時に運行が始まり、京都の新しい観光コースになった。蹴上げのインクライン下の船着場から、動物園、美術館、みやこめっせ、京都会館横を通って夷川ダムまで往復3キロ約25分の運行。定員が12人の小さな屋形船だが、橋桁が低いところはバイトが屋根を下げて進む。桜はようやく咲き始めたところだが、のどかで春風が心地よい。今年は天候がイマイチなので乗客数は予想より少ないみたいだが、5月8日まで運行している。京都市民もぜひいちど乗ってみて!料金は千円です。


●4月4日(月)
前原誠司議員事務所の井上所長と2区総支部の定期総会に向けての議案書の打ち合わせや、議員団室では前原議員秘書の斉藤君と京都創生に関わる民主党の国会議員連盟を結成してもらうべく相談。また教育委員会とは中学生が事業所などで社会体験する「生き方探求・チャレンジ体験」のあり方について懇談。

夕方は、三条御幸町の元毎日新聞京都支局の建物の横の京都三条ラジオカフェでのメディアフォーラムの月例会に。元NHKのカメラマンの小山帥人さんの「世界社会フォーラムが問いかけるもの」というお話とビデオによる大会の映像。

このフォーラムは、世界経済フォーラム・ダボス会議に対抗して、「もうひとつの世界は可能だ!」をスローガンにこの1月にブラジルはポルトアレグレ市で開催され、なんと15万人の参加者があったという。市場経済至上の新自由主義によるグローバリズムに対して、公正で友愛的で平等な社会を築こうと2001年に始まった。ラテンアメリカのおおらかな雰囲気がぼくは大好きで、サンバのリズムのデモやゲバラの写真が出てきたり、チャペス・ウルグアイ大統領の「ルーチャ・コントラ・ヤンキーインペリアリズモ」という演説を聴くと、わがキューバ体験が重なって興奮したよ。メディアフォーラムの代表の一人は元毎日新聞記者の亘さんで久しぶりの再会。大いに盛り上がった。

久しぶりに木屋町の「八文字屋」にも行き、店主の写真家でわが友、甲斐扶佐義らと一献を傾ける。カイさんは「ほんやら洞」で有名だし「八文字屋」も20年を超えるのか。彼の写真集にはぼくの髭面の若い時の写真も載っているよ。


●4月3日(日)
左京区は春の恒例の行事、哲学の道・散策の集いに。

この春は寒くてつぼみが膨らみ始めた程度。残念ながら桜は咲いていない。でも哲学の道の保勝会の皆さんが中心となって左京区長や前原議員も参加して開会セレモニー。哲学者西田幾太郎が散策した由縁で哲学の道という。若王子から銀閣寺まで琵琶湖疏水に沿う小路で、桜の名所として名高い。近くには銀閣寺、法然院、永観堂、南禅寺もあり、春や秋には多くの観光客が来る。6月には蛍も飛ぶよ。女性会の皆さんによる抹茶をいただき、暫し瞑想に耽け哲学する。

午後、雨とともに春雷が響く、ようやく春だが寒い。

事務所にて一念発起、メールニュースを復刊して送る作業。迷惑な人は、ご連絡を。これから思いついたら気ままに出すつもり。よろしくね。


●4月2日(土)
朝、わが家の近くの岡崎は入江町で火災。類焼はなかったが可哀想にお祖母さんが亡くなった。近くに住む友人宅に近火見舞いに。

午後は、国際交流会館で昨年夏から準備し始めた京阪神市会政策懇談会の初会合。神戸、大阪から多数の議員に参集していただく。ぼくが進行役。京都は山口団長、阪神大震災から10年、神戸は萩阪団長、そして職員の厚遇問題で新聞を賑わす大阪は辻幹事長がそれぞれの市政の課題をまじえながら挨拶。参加議員全員に簡単な自己紹介をしてもらって、記念講演はわが地元の前原誠司衆議院議員。そして「京都議定書の発効と京都市地球温暖化対策条例について」わが京都市の環境局部長にパワーポイントを使って説明をしてもらい質疑。終了後、近くの琵琶湖疏水記念館を視察してもらって、懇親会では親睦・交流を深めた。疏水のインクラインの桜が咲いていなかったのが残念。

京阪神3都市は、それぞれの都市の個性と課題があるが、同時に関西の大都市・政令指定都市として共通の課題もあり連携を深めることも必要だ。いい機会になった。次回は大阪で開催することに。京都の責任者として終わってほっとした。


●4月1日(金)
午前中、京都市・京北町合併記念式典。京北町の町長、議長らが編入合併の要望書を京都市長と京都市会議長に提出されたのが2002年11月のこと。以降合併協議会が設置され、昨年秋には京都市会、京都府議会で議決され、平成の大合併と相成ったわけだ。人口6300人、右京区に編入されることになったが、わが左京区と隣接をする。自然に恵まれ、パラグライダー場もあるし、夏は鮎つりで賑わう。常照皇寺の桜は有名。式の後、山国隊軍楽演奏や中学生による鼓笛隊「京北まちの音楽隊」の演奏なども。

午後、一念発起と気分転換で散髪屋に行って、薄くなった頭髪を丸坊主。まるでプロレスラーの武藤のような頭と顔になったよ。夕方は、とある人をしのぶ会で嵯峨野高校出身の同世代の友人らと一献を傾ける。


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