鈴木マサホ事務所本文へジャンプ
       鈴木マサホひとくち日記 
文字サイズを変える
文字サイズ大文字サイズ中
2005年6月

                 


●6月30日(木)
議員会を開催。7月中旬に議員団で他都市調査で福井、金沢、富山市に行く予定なので、事前勉強会。福井では災害時のボランティア受け入れ、金沢は「金沢21世紀美術館」と景観保全、富山では職員の評価制度と富山港線路面電車再生化事業を調査するので、京都市のボランティア受け入れ体制、京都市美術館の現状と課題、眺望景観保全の取り組み、職員評価制度の現状、京都市のLRT(次世代路面電車)の調査導入の検討について各担当者から説明を受けて質疑。委員会が違うと議論できないことが多いのでこういう勉強会は日頃顔を合わせない理事者と議論が出来て有意義だ。

その他、議員会ではインターネットの動画配信の実験画像を見たり、世界歴史都市会議への日韓親善議員連盟の参加について報告。

夕方は町内の鴨沂高校の1期下の友人のご母堂の通夜に参列。夜は、加藤登紀子さんの親父さんが創業者の南座前のロシア料理店「キエフ」にて若い友人の誕生日のお祝いの会。ウオッカを飲んで盛り上り、二次会も付き合って久しぶりに歌を歌う。


●6月29日(水)
市会事務局より、9月市会定例会から開始される予算・決算特別委員会での市長総括質疑のインターネットによる中継、動画配信の実施案が提案される。

ぼくが当選した19年前は、まだ手書きとワープロの世界で、もちろん携帯電話は高嶺の花。京都市会がホームページを立ち上げたのは、2001年の春。4年前のこと。インターネット配信など想像もつかなかった。いやはや情報技術の進歩には驚くばかり。ちなみにぼくがホームページを立ち上げたのは2000年だったか、リニュアルして「ひとくち日誌」を毎日書き始めたのは2001年の1月から。

ところで、京都市会のあり方も、市民に開かれた市会にするために様々な改革をしてきて、モニターテレビによる委員会の視聴もやっと軌道に乗った。時代は変わるのだ。予算・決算特別委員会での市長総括質疑は、現在区役所などでも録画されたものが流れて市民に見てもらえるようになっているが、秋からは、市会のホームページ上でインターネットによる生中継と録画放映をしようと案。実施までいくつかの課題はあるが、ええこっちゃ!委員会で各議員がどんな質問をして、市長や副市長がどんな答弁をしているか、ぜひ見てください。


●6月28日(火)
この間市会は閉会中で、暇なはずなのに、なんでこんなにバタバタするのか。市会議員はよろず相談所なのだ。

浄土寺は、錦林車庫、正式には交通局の市バスの烏丸営業所錦林出張所の北にある緑地帯と西側の白川に面した側道は、木がうっそうと茂り、放置自転車があったり汚いので、地元から清掃の要望が出ていたことで、町内会長さんを尋ねたり、出張所の所長に会う。過日剪定もされて少しは改善されたが、清掃事業をするように進言。

事務所にはわが地元の町内会長さんと建設局の緑地管理の担当者が来所。地元の近衛広場の緑地の管理について桝本京都市長名と町内会長とで覚書を交わす儀式。近衛広場の改修と管理については10年ほど前から色々と近隣の方と左京土木事務所と調整で苦労してきたが、地元町内会と京都市との間で、緑の里親制度がやっとこれで解決したので感慨無量だ。会長さん、ありがとう!

また「声を刻むー在日無年金訴訟をめぐる人々」を出版した中村一成君が来所。わが事務所のスタッフが、出版記念会の案内の封筒や返信葉書、案内文を印刷、発送作業。友人たちが本を出版することは嬉しいことだ。出版記念会のノウハウがあるわが事務所で代行業をしたら喜ばれるかな?夜は、とある相談ごとの解決のために岩倉へ。空梅雨を心配していたが、雨。恵みの雨か。


●6月27日(月)
午前中歯医者に。超音波で歯石を取ってもらうのが快感になってきた。

国民健康保険の算定の改定では、保険料が多くなる人も多くて、色々と質問やご意見をいただくが、市民から相談を受けていたことで、左京区役所に出向き担当者と懇談。

事務所には、「砂岸あろ」こと酒谷佳子さんが書いた「駱駝はまだ眠っている」が30冊届く。この青春小説 は、1970年代、ぼくが20代後半、マスターをしていた喫茶「駱駝館」が舞台。フイクションだが、ビルボという名前で、ぼくらしきマスターが登場する。7月17日には出版記念会を予定しているが、ぜひ読んでほしい。

夜は、事務所にて第21回目の定例サロン。気鋭の小原健司弁護士が「裁判員制度について」話題提供。この裁判員制度は、司法改革の一環で、、殺人や放火など刑事裁判を一般市民から選ばれる裁判員が、アメリカの映画の陪審員のように行う制度で、4年後には実施されることになるらしいが、その制度について説明。15人ほどの参加者から色んな疑問や質問が出て、面白かった。なるほど市民が裁判に参加できる制度になるのだろうが、選任されたらたいへんやで!とういうのがぼくの印象。

次回の7月の定例サロンは、大文字の送り火について保存会の井上さんが話題提供。初めての方もお気軽にご参加を。


●6月26日(日)
久しぶりに何も行事がない日曜日。夕方まで家でゴロゴロ。

夕方はわが加藤登紀子さんの歌手生活40周年のコンサートに娘と京都会館に。第1ホールはほぼ満員。デビューした頃のなつかしい歌から最近の歌まで熱唱。

登紀子さんの連れ合いで、今は亡き同志社の先輩、藤本敏夫さんが環境問題に取り組み始めた頃、「水と土の会」という会を作って彼女の京都でコンサートを主催したのは、1981年だったか、ぼくはロシナンテ社で「月刊地域闘争」という住民運動を紹介する雑誌の編集をしているときで、友人らと一緒に京都会館を満杯にしたことがある。それが縁で、ほろ酔いコンサートも始まり、アクテイブKEIを立ち上げた悪友の山本恵が京都での登紀子さんのコンサートを主催している。

ぼくの好きな「時代遅れの酒場」の舞台は、三条河原町を下った路地を入ったところのカウンターだけのオーシャンウイスキーを置いた「リラ亭」だ。熱狂的な阪神タイガースファンだったマスターが亡くなってもう10年は経つと思うけれどよく飲みに行った。「リラ亭」のあと「カリン亭」として数年間友人が引き継いだが、今はその店もない。ええ飲み屋がなくなって寂しいなあ。「ひとり寝の子守唄」や「ラ・レボルシオン」や石原裕次郎さんが歌った「わが人生に悔いなし」はぼくの好きな歌。登紀子さん、50周年に向けて歌い続けてほしい。


●6月25日(土)
相談ごとは、両親の介護で苦労している友人。新規に建設される施設への入所を希望しているが、たいへんみたい。色々と悩みを聞く。

午後は、民主党京都府連で役員会に常任幹事会、国会報告に続いて党員・サポーター登録の集約では倍増を果たしたとのこと。ぼくは自治体議員ネットワークや政務調査委員会の活動報告。各担当から報告があり、また諸課題について議論。7月22日の「民主党京のつどい2005」のパーティには田原総一朗さんが記念講演。1万円だが、来てや!チケットはぼくから買ってチョーダイ!それから新事務所の引越しのお披露目ということでささやかに缶ビールで乾杯。午後6時からは政策調査委員会。京都版ローカルマニフエストをどう策定していくのか、作業手順など打ち合わせ。もう疲れたよ。ご意見があればお寄せください。

その後、インパクト出版から「声を刻むー在日無年金訴訟をめぐる人々」を出版した新聞記者の中村一成君が来所。近くの飲み屋で呼びかけ人や名簿作りの準備など出版記念会の打ち合わせ。7月23日に開催することに。一成君の友人の皆さん、来てや!


●6月24日(金)
午前10時から交通水道委員会。
まずは交通局から「市民生活に必要な市バス路線を守るための小型バス・ジャンボタクシー代替モデル実証実験の開始について報告がされ質疑。この実証実験については、この日誌でも度々書き、委員会でも質疑を繰り返してきたが、昨年のエムケイタクシーの市バス路線への参入問題から始まって、「京都のバス事業を考える会」が発足して協議され答申を受けての実施。7月23日から主に南部地域の路線の6系統で、小型バスやジャンボタクシーを活用して、ヤサカ、エムケイ、京阪バスに委託されて実証実験が始まる。ものはためし、実験は大いにやるべし!ぜひいっぺん乗ってみてください。そしてご意見をお寄せください。また梅津や西賀茂営業所の市バス路線の一部を民間のバス会社に運行をしてもらう「管理の受委託」を予定より1年早めて、受託者を募集するという報告。簡単に言うと、運転手さんが交通局の職員ではなくて、民間バスの運転手が運行をするということになる。すでに南部や西部ではこの方式が取られていて、経費の節減が図られてきているのだ。その他、過日の京都駅での白煙発生事件など質疑がされた。

午後、上下水道局からは雨水貯留施設設置助成金制度とモニター活動について報告。雨水の利用を図るために各家庭や事業所でこの貯留施設を購入、設置すると経費の二分の一(上限2万5千円)を助成するという制度。この9月から受け付けるが先着100件です。ぜひ打ち水やガーデニングに利用ください。一般質問で、空梅雨で水不足が各地で伝えられてので、琵琶湖の水位の現状や臭い水対策と節水対策などについて、ぼくも質疑をする。豪雨も困るが、水不足も困る。こまったこっちゃ。

委員会後、農畜産物の安全性確保を図るために独自に検査を実施したり、安心な農産物の情報を提供したり、農業塾の開催や消費者と生産者の交流などに努めているNPO法人「京の農産物あんしんネットワーク」の総会・懇親会に出席。女性が多く賑やか。機関紙「ウーケ」は読み応えがある。

夜は京都高野川ライオンズクラブの例会。新入会員が二人こられて久しぶりに盛り上がる。


●6月23日(木)
ある相談ごとの解決のために岩倉に。当事者同士がぼくの知り合いなので難儀な問題だ。ほんまに頭が痛いよ。

その後ぼくの友人が何人か教員をしている木野の京都精華大学に遊びに行く。板倉豊研究室と山田國廣研究室を訪問。髭の板倉豊さんは、元京都市の職員で自然観察会「京都自然教室」を長年運営をしてきて、わが娘も世話になり、ぼくの選挙のときの応援弁士もしてくれた。大学の裏山で炭を焼いたり、養蜂をしたりユニークな研究室。また山田國廣先生は、著書に「ゴルフ場亡国論」があるが、水問題や環境問題の第一人者。環境マネジメントの視点から学生たちと竹林の間伐について取り組んでいるとのことで、竹の活用について研究中。時間がなくて髭の中尾ハジメ学長に会えなかったのが残念だが、ハジメさんは、1972年に岩国の反戦喫茶「ほびっと」や出町の「ほんやら洞」を作った人。「自治と自由」を標榜するええ大学や。非常勤でええから講師に呼んでくれないかな!

夕方の相談は、ケアマネさんを探しているのだが、と知人が来所。夜は、求職中の知人を連れて、求人中の知人の会社に紹介をする。うまくマッチングすればいいのだが。


●6月22日(水)
京都市会の議員の有志が集って日韓議員連盟を結成して数年経つが、ぼくは民主・都みらい議員団の代表なので自民党と公明党のメンバーと懇談。この秋に韓国は古都・慶州で開催される予定の世界歴史都市会議に日韓議員連盟で参加をしようという計画。世界歴史都市会議は京都市が事務局となって、10数年前から2年ないし3年に一度開催されていて、ぼくもスペインはバルセロナ、ポーランドはクラコフ、フランスはモンペリエでの会議に参加して色々と勉強をしてきた。政府間の交流ではなく、世界の歴史都市の自治体交流は大いに意義のあるところで、開発と保存で各都市は苦闘してきている。日韓の政府関係が微妙なときに、自治体間の交流は、断固推進すべきだ!

午後は、東九条で子育て支援や配食サービス、デイケアサービスなど在日の高齢者福祉でがんばっているエルフアのメンバーが来室。今後の運営方法や京都市の協力について懇談。

また文化施設の運営については指定管理者制度が導入される予定で、今後公募されることになるが、舞台美術の関係の友人からも相談があり。

その後、週末に予定している民主党京都府連の政策調査委員会に向けてレジメ作りや、夜は議員らと今後の市会運営について懇談。


●6月21日(火)
就職のことなど相談ごと2件。次から次へと相談ごとが入る。よろず相談所だ。

午後、鴨川は荒神橋に。消防局が中心となって京都市が実施した鴨川・高野川洪水対応訓練の一環の都市型水災対応訓練を見学に。今年は空梅雨で鴨川の水も少なく中洲が出来ていてそこに若い消防職員が扮して、市民が取り残されたという設定。各消防署のレスキュー隊が救助用のボートをセットして川岸から救助に向かう。水が浅く安心してみていたが、豪雨などで増水している本番で実施されたらたいへんだと思う。昨年は保津峡などで実際に救援されたという。消防のみなさん、ご苦労さんでした。

その後、わが飲み友達の西院の「ゆうクリニック」に出向いてほぼ1年ぶりの健康診断。血圧は見事に正常。尿検査もレントゲン検査も問題なし。血液採取では、ぼくの血管
が細くて看護師さんをてこずらせたが、検査の結果は1週間先。中性脂肪などが検査の結果が気にかかるが、ほぼ問題ないやろう。

夕方は、長岡京市の「コラボねっと・京都自立支援センター」を訪問。自閉症や学習障害者など発達障害に係わる児童や成人に対して自立支援の道を確保しようとがんばっておられるところ。色々とお話をうかがう。


●6月20日(月)
市バスのバイオデイーゼル燃料「みやこ・めぐるオイル」使用のPRステッカーを表示するということで、交通局の担当者が来所。95台の車両については「このバス環境にやさしいバイオデイーゼル燃料を使用しています」というステッカーが車外に貼られ、750台の全車両には「使用済みてんぷら油を原料とする、環境にやさしいリサイクルオイルですと」宣伝をすることになった。

左京区役所まちづくり推進課や左京土木事務所に。先日地元住民から要請を受けていた、左京区は二の瀬の道路拡幅や崖崩れの危険性のある箇所への対応について協議。集中豪雨や台風シーズンの前になんとかせんとあかんで。左京区役所では、国民健康保険の料金改定の通知書が行ったことで、区民が問い合わせに長蛇の列。土木事務所では、簡易舗装をするためのアスファルトの積み込みも。

午後、相談ごとが2件。まあ色んな相談ごとが持ち込まれるよ。

夕方は伏見区の共同作業所「福祉工房P&P」に。久しぶりの運営委員会。設立5年目、印刷事業の落ち込みはあるものの、障害者の利用者も増えて意気軒昂。NPO法人の立ち上げに向けて本格的に取り組むことに。


●6月19日(日)
日曜日、昼前からとある急用でバタバタ。

昨年不慮の死を遂げた藤林晋一郎君の偲ぶ会があったが参加できず残念、心よりご冥福を。

5月市会をまとめた「京都市会だより」34号の校正。校正といっても市会事務局が万全を期して編集をしてくれているので、ざーと目を通す。正副議長の就任挨拶も掲載されているし、代表質疑もうまくレイアウトされているが、今のところ、会派名は載っていても発言者の名前は載せていない。今後の検討課題。なお9月市会から予算決算特別委員会の市長総括質疑は市会のホームページで動画配信されるのでご期待ください。

夕方は、NPO法人「市民環境研究所」の総会の後の懇親会に参加、元京大教授の石田紀郎さんが、所長となって定年退職後2003年に設立した。石田さんは、農薬や水問題など環境問題をライフワークとして、京都の市民運動を引っ張ってきた。「原爆の図」展やぼくの初当選した選挙のときの参謀だった。長い付き合いになった。わが事務所の定例サロンでも話してもらったこともある。

その後、藍綬褒章を受けられた羽生田先生や在日韓国人で初めて京都府立大学の助教授になった金先生らのお祝いの会。友人らが集いワイワイ。


●6月18日(土)
土曜日。午前中、先日の市原野での市政懇談会で要請を受けていた左京区は鞍馬学区の二ノ瀬地区へ。道路改良が必要な箇所や地滑りの危険箇所について地元の役員さんと現場を見て回る。二ノ瀬は、市原から鞍馬、貴船、花背に抜ける街道にあり、その狭隘な道路は、行楽シーズンには大渋滞を起こし、昨夏は救急車が走れなかった事件もあった。行楽シーズンにおける大型観光バスの通行規制は昨年秋から行われ、地元の理解もあり下鴨署や区役所や産業観光局の担当者の努力でそれなりに成果を生んでいるが、昨年の大晦日の雪で、がけ崩れが生じて停電の事態を引き起こしている。現地を見て、これはやばいぞ!集中豪雨で崖崩れの恐れのある箇所もあり、緊急な対策が求められていることを実感。地元の役員さんたちが心配されているのがよくわかった。現場に足を運ぶのも議員の仕事だ!

午後は、民主党京都政治スクールの2回目。コーディネーターは、参議院の決算委員会での質問を終えたばかりの気合十分の松井孝治参議院議員。ゲストは、政策研究大学院教授で21世紀臨調の委員の飯尾潤さん。わが国の統治構造の課題と展望というテーマで熱い議論が繰り広げられた。通産官僚から内閣副参事官として首相官邸で行政改革に取り組んだ松井孝治さんが、参議院議員として日本の国のかたちをどう変えようとしているのか、その志の高さを知り、改めて敬服。受講生からも質問や意見が相次ぎ、事務局が予定していたグループ討議などが飛んで担任の出る幕なし。

その後、下鴨の葬儀場建設計画に反対をしている地元住民のみなさんと、この間の議会での請願採択の意味や都市計画局をはじめ京都市の対応や来週に予定されている説明会の対処の仕方など左京区選出の若い議員も一緒に懇談。

新日本プロレスを見に西京極の京都市体育館に。藤波辰巳選手が復活、蝶野組と3人タッグマッチ。ドラゴンスクリューやドロップキックを見せて場内が沸く。メインは、総合格闘技でお馴染みの藤田選手が初登場。イマイチ、迫力は感じず。ぼくも昔は後援会のメンバーであり、選挙事務所にも応援に来てくれた京都出身の中西学選手がトリでマイクを持って締めくくった。天山広吉選手も京都出身だよ。二人ともがんばれよ!


●6月17日(金)
久しぶりに歯医者に行って、ゴリゴリと歯石を取ってもらう。

帰途、以前から要望を受けていた近くの交通局の烏丸営業所錦林出張所の北側の緑地帯と白川沿いの緑地の整備について、樹木が剪定されているのを確認して、今後は出張所で清掃作業をしてもらうことを進言。

午後は、「駱駝はまだ眠っている」の出版記念会に向けての打ち合わせで、その舞台になる喫茶「駱駝館」の元オーナーが経営する烏丸今出川のローザ薬局を訪ねる。規制緩和もあり、まちの薬屋さんの世界もたいへんだ。

その後、友人の病気見舞い。ポリープを除去したとかで、たいしたことはなくすぐに退院できるらしい。「検査を受けたほうがええですよ!」と言われる。

夕方は、一般廃棄物は事業系のごみ処理に携わっている友人らと懇談。この数年、廃棄物処理については、世の中の流れが大きく変わって循環型社会を目指すべく、容器リサイクル法、家電リサイクル法、自動車リサイクル法の制定や、ごみ減量に向けて一般家庭における分別収集の取り組みも大きく変わってきた。もちろん産業廃棄物や一般廃棄物を取り扱う業者の対応も変化をせざるを得ない時代になってきた。ごみ処理手数料の問題もあり、色々な意見が活発に述べられていた。現場での苦労は色々とあるんだよね。


●6月16日(木)
朝、ぼくは7時30分から8時頃に起床、シャワーを浴びて、テレビのニュースやワイドショーを見ながら、青汁を飲んで新聞を読み、だいたい9時30分ごろには事務所に行くのが日課。このところ、朝のテレビは、若貴の兄弟喧嘩騒動で食傷気味。亡くなった大関貴乃花は、わが同時代のヒーローでテレビ観戦で応援していたものだ。幸せそうに見えた家族が瓦解していく様をみていると、野次馬としては面白いが、もうええかげんにしてほしいな。

午前中、政治スクールの受講生と懇談。今後の運営について意見などを聞く。
昼、聖護院消防分団後援会の総会。聖護院学区の各種団体のみなさんが出席。5月に須賀神社がお祭りの当日に焼失したことで、地元の関係者の無念さを垣間見る。1年間無火災達成というのはなかなか出来ないものだ。

その後、民主党京都府連で政治スクールの事務局会議。若いスタッフが第2回目の講義を控えて、当日の段取りなど、進行について最終チェック。またわが同志社総合政策科学研究科の同期生で京田辺市選出の若き上村崇府会議員とは、京都版ローカルマニフェスト策定に向けて打ち合わせ。出産の予定日とかでもうすぐ親父になるらしい。子育てにもがんばりや!


●6月15日(水)
議員会を開催。先日開催された理事会で示された市長の海外視察の報告、また新たに設置される「時を超え光り輝く京都の景観づくり審議会」のあり方についてや委員会におけるクール・ビズ、夏場の軽装について議員会に図る。

クールビズは、政府が温暖化対策などの理由で、国会では軽装で行われているが、西陣地区のある上京区選出の小林議員からネクタイ業界の現状が報告され、ノーネクタイが喧伝されるのは、いかがなものかという意見も出る。委員会で背広着用は義務付けられているわけではないので、各議員が良識で対応しようというのが結論。クソ暑いときにガンガンに冷房をして背広を着ている、というのは滑稽な風景だとぼくは思っている。その他、市民に配布する議員団ニュース号外版の編集や議員団の他都市調査について協議。

午後は、議員団の実地視察で、まずはこの春に開設された京都市消防活動総合センターに。この施設は、本部救助隊スーパーレスキュー隊と特別設備隊の活動拠点で、消防車両の点検整備行う他、大災害のときに他府県から集結する緊急消防援助隊の受け入れ施設となる。仮眠室や巨大な備蓄倉庫などの管理棟の見学の後、スーパーコマンドレスキューチームの訓練ぶりを見る。瓦礫の山に人がいるという設定で、電磁波探査装置やサイバースコープによって生存者を確認し救助することになる。阪神大震災以降、各種の探査機器が飛躍的に進歩したという。

次に横大路は南部クリーンセンター横の消防ヘリポートに。この4月に更新されたユーロコプター社のドーファン「ひえい号」に搭乗。消防のヘリコプターに乗るのは10数年ぶり。離陸するとき少しは緊張したが、京都の上空を飛ぶ。南部では高速道路の工事が進んでいることがわかり、山科から御所の上空を過ごして、左京区は岩倉から先日山火事のあった深泥が池北のケシ山から緑深い雲が畑から北山を越えて京北町上空に。山林火災の際、消火用の水を汲み上げる沢池から右京区は天神川駅周辺の工事現場を見て、京大桂坂キャンパス、向日市のキリンビール跡地など上空から視察。40分ほどの滞空時間。京都は緑豊かな三山に囲まれ、市街地にも御所や二条城をはじめ多くの社寺仏閣が緑を形成してして、吉田山、船岡山などが島のようにある。

またヘリポートでは、「ひえい号」に設置されたテレビ電装システムや赤外線カメラ、救急救命装置、機体の下部につける防火用タンクなどを見る。性能や装備も向上している。今後はドクターヘリの検討なども進めてほしい。ともあれ、災害時や救急や山林火災など空からの守りに大いに貢献してほしい。消防局のみなさん、ご苦労さんです。

夕方は、京都市選挙管理委員会委員に選任された梅林等議員らと選挙管理事務や
京都市政の今後について懇談。


●6月14日(火)
午前中、相談ごと1件。

午後、議員団室にごみ減量に取り組んできた左京区のとある学区の友人が来室。彼は、この間地域でPTAの協力を得て、家庭のてんぷら油の回収に努力をしてきたのだが、バイオデイーゼル燃料が市バスの一部にしか利用されていないという記事が過日京都新聞に掲載されたことで色々と疑問を持っていた。そこで交通局と環境局の循環型社会推進課の担当者にきてもらい実情を知るべく懇談。問題は軽油取引税が課税されるので軽油より高くなることが最大のネック。ヨーロッパ各国では、バイオ燃料を推奨しているので、税も軽減されているが、日本政府はその姿勢がない。市民回収の意義は大いにあり、京都市では先週ぼくも見学に行った廃食用油燃料化施設を作って循環型社会の形成と温暖化対策に取り組む努力をしているのに、税金が立ちはだかっているのだ。

その後、地下鉄で二条駅へ。というのは、通勤に二条駅を利用している人から過日、地下鉄入り口の段差を解消すべきだという議員団室に電話があり交通水道委員ということで、現場で会うことにした。歩く歩道の設置や市バスのバスロケーションシステムの充実などの陳情なども併せて聞く。懸案の二条駅前の再開発は、この6月末に書店やレストランと映画館のビルがオープンするし、立命館大学の本部と法科大学院のビルの建設も始まり大きく変わろうとしている。地下鉄の乗客が増えることを期待したい。

夜は、ネクタイの販売業を営む友人が相談ごと。格安の中国製が入ってきたことで、西陣のネクタイ業界は四苦八苦。会社の存続が危ういのだ。


●6月13日(月)
久しぶりに高野の合同福祉センター内にある左京図書館に行く。左京図書館が現在地に移転したのは6年前か。「図書館友の会けやき」の総会の後の会員の皆さんと館長と司書さんとの懇談会に参加。以前「けやき」のみなさんから著作権に関連してビデオ上映会のことで相談を受けていたこともあり、いちおうぼくも会員なのだ。

現在京都市内には中央図書館をはじめ左京区内の岩倉など地域図書館も入れると19館開設されている。左京図書館では夜間や休日の開館が5年前から先駆で始まっていて、一日平均400人近い利用者があるという。京都市の蔵書は160万冊、左京図書館には6万5千冊があるが、年間7000冊が戻ってこない。盗難防止装置や防犯カメラを設置したり対策が講じられているようだが、マナーの低下もあって返本の催促の電話もたいへんらしい。色々と苦労話を聞く。

ぼくは近年、目が悪くなり、本をあまり読まなくなったので図書館通いをしたことはないが、元図書館司書の親父やおふくろはよく利用しているようだ。「けやき」のみなさんは、ニュースレターを発行したり、公共図書館のあり方について学習会をしたり、絵本を読むボランティアをしたり、図書館と利用者とのパイプ役を担っている。今年度は京都の魅力・美の再発見のテーマでビデオ上映会も開催される。大いに図書館を活用してください。但しマナーを守ってくださいよ!

夕方は、市役所の幹部の方々と京都創生や諸問題についての懇談会。


●6月12日(日)
午前中、吉田山を美しくする会主催の吉田山の清掃事業。会長は我が家の隣のおじさん。わが母校の第四錦林小学校のボランティアクラブの児童やボーイスカウトのメンバーや地元の人たちに環境事業団や左京区役所の関係者が参加。毎年恒例になっているこの清掃事業で吉田山も不法投棄など減ったが、京都大学横の道路にはタクシーが休憩して空き缶やタバコ、弁当箱などが散乱している。何人かのメンバーと一緒に竹箒を持ってぼくも汗を流す。終わって飲んだビールは美味かった!

夕方は、わが青春の1ページを過ごした喫茶「駱駝館」のスタッフが揃い、「砂岸あろ」こと酒谷佳子さんがこの7月に「かもがわ出版」から発行される青春小説「駱駝はまだ眠っている」の出版記念会に向けて案内を送るべく当時の常連客やスッタフの名簿作り。駱駝館は1970年代半ば、ぼくが25歳から30歳前まで同志社大学に通いながらマスターをしていた場所。そこを舞台にしてヨッチャンが「海の方法」という同人誌に連載をしていたものが出版されることになったのだ。ビルボ言う名前でぼくらしきマスターが登場する。買ってや!読んでや!出版記念会は7月17日の祇園祭巡行の日に、京阪七条のサカタニで開催する。縁のある方はぜひ来てや。


●6月11日(土)
昼、近所の方の告別式。

午後、久しぶりに「ひと・まち交流館京都」に。この施設は2年前に菊浜小学校跡地に建設され、市民活動総合センター、長寿すこやかセンター、福祉ボランティアセンターそして景観まちづくりセンターがあり、様々な市民活動を支援する施設。

まずは喫茶室でとある作業所のメンバーと会い、今後の施設運営のことで相談を受ける。

それからわが鴨沂高校の先輩の梶宏さんが理事長のNPO法人「きょうと介護保険にかかわる会」の総会に出席。事業報告や決算、事業計画や予算案が議決される。この団体の役割は、オンブズマン事業と第3者評価事業を中心として高齢者福祉や介護保険に係わる諸問題に取り組み介護予防に向けての活動をしている。ぼくも色々と勉強になる。

総会後、同じ会場で開催されていた「在日の歴史とウトロを知る」展覧会を見学。知人が受付をしていた。ウトロは、宇治市伊勢田にある在日韓国・朝鮮人が多く住む地域。ぼくも何回か訪れたこともあるし、デモに参加したこともある。この間、立ち退き裁判が行われていて、予断を許さない。在日の歴史とウトロの歴史がパネルで展示されていて、真実の歴史を提示している。18日まで開催中、ぜひ行ってください。


●6月10日(金)
舞鶴市議の鳥居文子さんが京都のバイオディーゼル燃料化事業について急遽、視察に来られる。環境局の循環型社会推進課の担当者から説明を受け、ぼくも時間があったので、横大路の南部クリーンセンター横の京都市廃食用油燃料化施設に同行。急なことにも係わらず所長らが丁寧に対応してもらう。一年前に竣工式が行われ、自治体や国や関係業界の施設見学は多く、市内の一般家庭から出される使用済みてんぷら油の他、レストランなど事業系の使用済み油を再利用して、バイオディーゼル燃料としてすべてのごみ収集車と市バスの一部を走らせている。京都議定書が発効され、環境先進都市を目指す京都のシンボル的な施設。

夕方は、左京区は市原野会館にて市政懇談会。東北部クリーンセンターの便宜施設と児童館と併設されて開館した市原野会館での市政懇談会は、ぼくにとって初めてのこと。何人来ていただけるかと心配をしていたが、自治連の役員さんや前原誠司衆議院議員の後援会の皆さんなど30人をこえる方に来ていただいて感激。松井孝治参議院議
員も飛び入り参加で感謝。

松井孝治議員の国会報告の後、ぼくは、左京区北部に関連すること、地域水道、下水処理、京都バスの敬老乗車証、鞍馬貴船への観光シーズンの大型バスの規制、京北町との合併のことなどを報告し、ゲストの北岡ちはる府会議員も熱弁。その後、地元の皆さんから道路の改善や河川美化について要望を受ける。こうして、各地域の問題を聞き、解決に向けて動くことが、議員の仕事や!

この10日間、静原での野外パーティに始まり、定例サロンに熊野神社と市原での2回の市政懇談会の開催とちょっとハードやった。心地よい疲れ。ご参加いただいたみなさん、ほんまにおおきに。


●6月9日(木)
左京区役所に出向いて、片田区長と21世紀の左京区づくりのために策定された区運営方針や今年度の予算がついた左京区での諸々の事業について懇談。いくつか列挙してみると、ぼくがこの間交通水道委員会で議論していたきた地域水道は、静原、鞍馬・貴船で供用開始されているが、広河原、花背、久多地区での整備に向けて順調に進んでいる。水道が終われば、下水処理施設にかかることになる。上高野では随分前に請願が採択されていた児童館の建設もやっと予算がついた。大原の観光トイレは昨秋開設されたが、落慶した寂光院前のトイレも改修されることになった。また下鴨のノートルダム女学院の前の暫定使用されてきた住宅展示場については、北山ふれあいセンター(仮称)として、基本計画が策定されることになる。その他、大学と地域の交流事業など色々あるが、財政厳しい状況下でぼちぼちではあるが、区民生活の向上に向けて取り組みが進んでいる。片田区長、たのんまっせ!

そして明日の市政懇談会の案内ビラを配りに、市原に。今、岩倉幡枝から木野にかけて大きく変貌しようとしている。モヒカン山で有名な一条山は、山を削っての開発が進み始めたし、道路も区画整理事業で一直線になったし、地球環境研究所の建設工事を進みはじめ、精華大学と京都産業大学を加えて新しい文教地区の誕生を期待したい。
それにしても暑い陽射しの中での2日間続いてのビラ入れは四捨五入したら60歳のぼくには応える。顔も真っ黒になったよ。


●6月8日(水)
昼、市会の理事会が開催。この理事会には、正副議長が同席し、市会運営委員長のもと、自民、共産、公明の各理事と民主・都みらい議員団の理事としてぼくが出席。今日は、桝本市長が姉妹都市締結40周年でイタリアはフイレンツエとまた帰途パリを訪問すること、またその期間の職務代行は松井副市長がその任に当たることが報告。理事会として了承。

午後、10日に市原野会館で予定しているぼくの市政懇談会の開催に向けて、左京区は北部の静原と市原の知人宅をあいさつ回り。静原では、先の野外パーティでお世話になった方々に御礼のご挨拶。市原野では、東北部クリーンセンター建設時には反対運動が起こり、色々と関係者にはご苦労をかけたものだ。当時の自治会長さん宅らを尋ねて四方山話。また市会報告会の案内ビラを各戸に個別配布。蒸し暑く陽射しもきつくて薄くなった頭に応えるで。されど久しぶりに会う人や「元気にやっているか」と声を掛けていただく方もおられて嬉しくなる。地域を歩くことが議員として大事なのだよ。

夕方、京都高野川ライオンズクラブの例会で飲んだ一口のビールは渇いた喉に美味かった!それから帰宅して日本がタイでの北朝鮮との無観客試合で勝って、ワールドカップ行きを決定したことを知る。ぼくは熱烈なサッカーファンではないが、よかったね。


●6月7日(火)
久しぶりにアクティブKEIの山本恵と会食。ケイとはもう30年をこえる付き合いか、2年前に南区から府会議員選挙に出たが、悪友の一人。加藤登紀子さんや岡林信康さんのコンサートのことや、今後のことなど四方山話。

午後は、新しい民主党京都府連事務所にて、政務調査委員会に先立ち、民主党の府市町会議員が日本自閉症協会京都府支部の方と勉強会。発達障害者支援法が成立したこともあり、京都市でも支援センターが開設されることになるが、自閉症について基礎的なことを教えていただき、また親としての悩みなどをお聞きする。国会では山井和則議員ががんばっているが、府市町村レベルでは、ぼくら自治体議員の取り組みが今後必要だ。大きな宿題をいただいた。

その後、政務調査委員会を開催。京都版ローカルマニフェストづくりに向けて各議員が防災や景観、少子化対策、自転車の活用など積極的に提言。それぞれ議論を重ねながら精力的に今後取り組みを進めるが、みなさんの提言もどんどんお寄せください。

夕方は、京都の文化行政や指定管理者制度について舞台美術関係者と懇談。照明、音響、舞台製作などに裏方として携わるプロの彼らがいるからこそ、コンサートや芝居の舞台芸術が成り立っていることを痛感。京都の文化振興のためにもがんばってほしいな。


●6月6日(月)
午前中、交通局のとある営業所の所長さんらが来所。先週末に車椅子に乗っていた方が市バスの乗車拒否にあったと議員団室に電話があり、その経過を報告に。

左京消防署から花背消防分団は総合査閲で4位入賞との報告とともに、浄土寺で幼児がマンションのマンホールから遺体で発見されたと連絡。午後、南田公園近くの現場に行くと、報道関係者が多数詰め掛けている。事件性があるのか、テレビ局の中継車も来ていて、テレビで時折見るレポーターも待機している。ご家族の悲しみなどお構いなしか、と思う。

夕方、1年ぶりに地元の熊野神社社務所で市政報告・懇談会。地元の聖護院の人たちはもちろんのこと、メールや葉書を見てわざわざ来ていただいた方、30人の参加者。この間の京都市政や市会の動きや左京区の課題、さらに昨秋の本会議で「公共交通先進都市を目指して」と代表質問をしたが、特に市バスの課題を中心に交通問題について喋る。ゲストの北岡ちはる府会議員は府政の報告。熱心に聞いていただき、また提言や質問もあり、ご参加いただいた皆さんに感謝。車座になって、活動報告して市民の声を聞くことが、議員の仕事。まだまだがんばるで!


●6月5日(日)
朝、宿舎近くの宮津港周辺を散策後、研修会は松井孝治参議院議員による「地域主権の国づくりー分権と霞ヶ関改革」と題して講演。

尾道市の土堂小学校やわが京都の御所南小学校の取り組みなど実例を挙げて、また田中角栄時代の功罪や市場化テストや民営化の意味、住民のガバナンスの大切さや官僚の問題点など、いかにこの国のかたちを変えて、地域主権の国を造るか持論を熱く語る。国会の決算委員会での質問つくりに忙しいときに感謝。

こうして京都自治体議員ネットワーク研修会も昼前に解散。ほんとは天橋立にでも行ってゆっくりしたかったのだが、福知山経由帰洛。同僚の議員と伏見の消防学校での京都市消防団総合査閲に走る。わが左京区代表の花背分団の小型動力ポンプを使用した訓練も終わり、区長や地元の応援団に府市会議員も揃って団員さんの労う時にかろうじて間に合った。

それから次は、京都市会スカウト振興議員連盟の副会長でもあるので日本ボーイスカウト京都連盟の年次表彰式に走る。閉式間際に飛び込んで皆さんにご迷惑をかけたが、ここもかろうじて間に合った。表彰されたみなさん、おめでとうございました。いやはやまるで参議院議員のように北奔南走の一日だった。


●6月4日(土)
朝から山陰線に乗って一路宮津市へ。京都自治体議員ネットワークの第2回定期総会・研修会。京都府内の府市町村議員が50人近く結集。ぼくが司会進行役。

総会の後、研修会では、東南海・南海地震対策と昨秋北部に甚大な被害をもたらした台風23号の災害状況や対応委員会の報告について、或いは今後の対策について「自然災害に対する京都府の防災対策」というテーマで京都府の防災監に講演していただく。

続いて参議院議員の山本孝史さんが「社会保障のあり方と地方自治体の役割」と題して、この間の社会保障制度の変化の背景と厚労省の対応や、年金、国保、生活保護、介護、医療などの具体的な課題について講演。少子化と高齢化で漂流する日本社会や地域社会をどう考えるのか、大きな宿題をもらった。

北は京丹後市から南は木津町までの自治体議員が熱心に講演を聞き質疑。そしてその後は松井孝治参議院議員や民主党小林哲也五区総支部長も駆けつけた交流会ではそれぞれの議会活動や自治体の課題を喋って大いに意義のある時間が持てた。事務局のメンバーもがんばってくれて大成功。準備してきた者としてほっとした。


●6月3日(金)
6日に市政懇談会を予定しているのでビラまき。途中で日時が間違いの校正ミスを発見。えらいコッチャ。配りなおし。午後、働く人々の相談所としてNPO法人を立ち上げた人と懇談。また自治体議員ネットワークの準備の最終チェック。

夕方は、わが事務所にて「トークバトループロレス放談会」この6月18日に京都市体育館で興行をする新日本プロレス共同企画の平岡君をゲストにプロレス美術館の湯澤館長らプロレス好きが集まって、喧々諤々。近頃、KIやPRIDEに押されてプロレスは元気がないが、今に見ていろアントニオ猪木だ。湯澤館長が持参してくれたお宝は、アンドレザジャイアントの巨大な靴と猪木と倍賞美津子さんの結婚式の引き出物。ぼくは獣神サンダーライガーとトークバトルしたときの写真。王道の全日本プロに就職をしようとした男とか、とある行事に猪木さんを呼んだやつもいれば、その会場で猪木サンに気合を入れてもらった男もいて大いに盛り上がる。6月18日には藤田選手も登場する。チケット希望の方は、至急ご連絡を。


●6月2日(木)
朝、小雨模様の中、京都バスで左京区は大原へ。寂光院の本堂落慶法要と祝賀会に参加。「京都大原三千院恋に疲れた女がひとり」という歌があるが、三千院と並ぶ古刹・寂光院は2000年5月の放火事件で本堂を全焼した。あれから5年、多くの人々の努力で再建が図られたのだ。三千院の小堀光詮門主らにより、厳粛に落慶の法要が執り行われ、大原の地元のみなさんも多数参列されていた。また場所を変えて行われた祝賀会では琴で奏でる現代的な演奏と祝舞も披露され、関係者が集い再建を祝った。大原では里づくり協会が中心になって観光振興に取り組まれているが、寂光院の再建で観光客が来ていただけるようになるだろう。

夕方は、同志社の今出川キャンパスでの総合政策科学研究科の同窓会「総政会」の役員会。総合政策科学研究科が開講したのは1995年。ぼくは1期生なのだよ。ぼくは総政会の副会長なので、研究科の創立10周年を迎え今年の秋に予定している総会の持ち方を議論。昨年はシンクロの奥野史子さんの講演がメイン。懇親会の参加者が少ないので知恵を絞ることに。


6月1日(水)
5月市会定例会が終わり一息。市会議員選挙の応援に尼崎市に行く。

京都駅から新快速で45分。駅からタクシーでJRの事故現場に。復旧作業の進む現場の横のマンション横に献花台があり焼香し黙祷。ただ頭を垂れるのみ。亡くなった方々のご冥福を祈り、怪我をされた方々の快復を祈るのみ。二度とこんな悲劇があってはならない。

それからわが友人、弘中信正候補の事務所に。現在尼崎は市会議員の選挙中。45人の定員の所に61人が立候補。ノブさんは、使い捨て時代を考える会で活動していた時代からの友人で、ぼくが2度目の選挙で落選したときに選挙で出会ったナッチャンと結婚をして、15年ほど前から尼崎で阪神医療生協で鍼灸師としてがんばってきた。このたび飯田議員の後継者として、出馬することになり準備を進めてきた。阪神医療生協の応援団の皆さんと桃太郎作戦。町工場と路地が並ぶ金楽寺町周辺を「ヒロナカノブマサをお願いします」と声をからす。また夕方、個人演説会場に。小さな会場だったけれど40人ほどの方が応援に駆けつけ、熱心に耳を傾けていただいた。尼崎で福祉と医療の地域活動にがんばってきた弘中君をお願いしますと応援弁士。尼崎には知人の議員や民主党の候補者もいるが、なんとしてもノブさんには勝ってほしい。最後の最後までがんばれよ!


鈴木マサホ事務所
〒606-8313 京都府京都市左京区吉田中大路町17-1 鈴木文化会館2F
tel: 075-761-5537(代) fax: 075-761-5591

Copyright ©2001-2010 Masaho SUZUKI All Rights Reserved