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       鈴木マサホひとくち日記 
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2005年11月

                 


●11月30日(水)
午前9時前京都駅へ。「のぞみ」に乗って在日本大韓民国民団京都府本部の団長さんと事務局長さんと一緒に東京へ。初めて新装成った品川駅で下車をして、韓国民団の中央本部へ。中央本部の団長さん国際局長さんらに挨拶。そして一緒に国会議事堂近くの民主党本部に。

わが前原誠司民主党代表を表敬訪問をし、定住外国人住民の人権保障に関する要望書を提出されるのに同席。前原代表は、アレルギーか何かで鼻をグズグスしながらであったが、まあ元気そう。この時間を取ってもらうための調整にはご苦労をかけた。要望の要旨は、定住外国人住民の人権保障、地方参政権の実現、無年金障害者・高齢者の救済について。韓国では永住取得3年で19歳以上の外国人に地方選挙権を付与することを決められた。

日本では、京都市会を含めて1500以上の自治体議会で地方参政権の実現を求める意見書を決議して、さらに法案も提出されたが、小泉政権下では見通しが立たない。日本で生まれ日本で生活をし、納税の義務がある定住外国人に地方参政権があるのは、当然の法理だ。前原代表、頼みまっせ!

民団のみなさんとは品川駅で別れて、東京駅は八重洲口にある京都市の東京事務所を訪問。同世代の事務所長らと、三位一体改革の財源移譲の見通しや京都創生のことや京都市の国への予算要望活動のこと京都出身の国会議員の活動ぶりや官庁とのパイプ作りの苦労など、話題はつきない。穴子寿司は美味かった。帰りの「のぞみ」では爆睡したが、新大阪まで乗り過ごすことなく無事に帰京。


●11月29日(火)
午前中、事務所で雑務。午後、議員団室で普通決算特別委員会の審議のやり取りをモニターテレビで見ながら、スタッフの青木さんとひたすら予算要望づくり。各議員が提出
した項目を精査し、文章を書き直したり。途中、色んな来客が議員団室に来られるので、応対はしないかんし落ち着いてやってられない。今週中に仕上げて議員団会議に諮ってもういちど校正しないかんな。青木さんががんばってくれるので感謝。

議員団室には、市会事務局から2006年版の京都市会手帳が届けられた。1年が経つのは早い。もう師走で、早速真新しい手帳に新春の予定を書く作業。1月13日がきたら、なんと57や。定年制があればあと3年や。そして来年の今頃は、選挙準備でアタフタとしてる頃やな。

夜は、地元の錦林小学校でのごみ減量のための有料指定袋制度導入を巡っての意見交換会に参加。これで三回目。寒い中を50人ほどの参加者。不法投棄対策や観光客のごみ対策などの質問。また学生アパートも多いので啓発をどうするのかとか、分別収集を徹底してからやるべきだとの意見。環境局の課長が説明と回答をするのだが、毎晩大変やね。でもこうして市民と徹底して意見を交換をして、その導入の意義についてともに考え、また市民の声を施策にどう生かすのか、反映をするのか。いずれにせよこういう意見交換会の開催については評価したい。担当者のみなさん、そして参加された市民のみなさん、ご苦労さん。


●11月28日(月)
午前10時から本会議。人事委員会の勧告に従い京都市職員や学校職員の給与を削減する議案について、付託され審議された財政総務委員会と文教委員会の委員長から報告があり、採決。共産党は給与の削減にいつも反対!また懸案の議員の期末手当の引き上げについては、全会派が提案に対して反対で起立。初当選した20年前は、景気もよくて職員の給与も議員の報酬もアップしていったが、今は昔。懐が寒いねえ。本会議は15分ほどで散会。

少し間をおいて普通決算特別委員会が二つの分科会に分かれて総務局と保健福祉局との審議が始まるが、ぼくは委員会に属していないので、発言できずに寂しいな。

事務所に戻って雑務と来客の応対。NHKの「ちゅらさん」に出演していた沖縄のエンターティナー 藤木勇人さんの「ゆんたくライブ」のチケットを持って、NPO京都人権啓発センター「ネットからすま」の友人が来所。12月10日に解放センターで上演される。オキナワに関わっている市民運動のグループなどを紹介。

某病院に町内のおじさんを見舞いに。

夜は、「鈴木マサホ・定例サロン」。話題提供者は、市民空間きょうと代表・京のアジェンダ21フォーラム交通フォーラムコーディネーター吉田山に住み「剣鉾」でもがんばっている山田章博さん。「自転車とまちづくりー災い転じて福となす」と題して、自転車ガイドツアーや都市型レンタサイクルの実験や放置自転車対策として特設駐輪場を設置する試みや地域が運営に参加する駐輪場の提案など、自転車にまつわるまちづくりについて熱弁。大いに議論も盛り上がる。いつか本会議や委員会で提案してみよう。次回は12月22日(木)で忘年会を兼ねた懇親会。ぜひお越しください。


●11月27日(日)
久しぶりに何も行事がない日曜日。昼前目覚めて、NHKの将棋まつりをぼーと見て、昼から総合格闘技のPRIDEを見ていたら、いつのまにか眠ってしまった。なんと目が覚めたのは夕方4時前。

えらいこっちゃ!民主党京都府連の幹事総会に遅刻や。議題は、衆議院選挙の総括などであったが、副幹事長として特に報告することもなく、重要なことを決定する会議でもないので、遅れてもまあええかと、と思いながら、行楽客で満員の地下鉄で京都駅前の会場に。

ちょうど連合京都の新役員さんたちも参加しての懇親会の始まるところ。比例区で初当選した北神圭郎議員の挨拶が初々しい。民主党は大敗し元気はないが、京都の民主党は、代表に前原議員を送り出し、連合京都とも友好関係は続いているし意気軒昂。京都から反転攻勢だ。前原代表は受難続きだが、大阪の西村某議員は辞めてくれたほうがええやないか。


●11月26日(土)
午前中、とある新聞社の若い記者とモーニングコーヒー。とある問題について現地に一緒に同行。ええ天気で気持ちはよかったが、さて問題解決をどうするかな?

午後は、大阪へ。児童文学創作集団「プレアデス」の同人たちの新人賞などの受賞記念と出版のお祝いの会。わが友人の越水利江子さんは「あした、出会った少年」(ポプラ社)で日本児童文芸家協会賞を受賞。この作品の舞台は、京都の東山は東福寺や東山七条界隈。耳塚や丹波マンガン鉱も出てくる。時代は昭和40年前後か、路地裏の長屋で育つ少女が主人公。

ぼくは今では児童文学は門外漢だが、20代半ばには、今江祥智さんや亡くなった上野瞭さんらと親交があったときがあり、1970年代前半の岩国の反戦喫茶「ほびっと」を舞台にした「朝はだんだん見えてくる」(理論社)は最近再版されたが、作者の岩瀬成子さんや「駱駝は眠っている」の砂岸あろさんは、もちろん友人で、子供たちが勇気を持って元気に生きれるメッセージを込めた作品を書いて欲しいとスピーチ。知らない人ばかりでいささか緊張した。受賞されたみなさん、出版されたみなさん、おめでとうございます。越水利江子さんのホ-ムページ「風雲童話城」は楽しいよ。


●11月25日(金)
普通決算特別委員会が開催される。ぼくは公営企業決算委員会に属しているので、今回は残念ながら委員会審議に加われないのが残念。

午前中、民族学校の保護者負担軽減補助について、オモニ会やアボジ会のメンバーが来室。国際化推進室と教育委員会の担当者を交えて懇談会。若いオモニやアボジから民族学校に子供たちを通わせている苦労や意義についてそれぞれの想いを語ってもらう。京都市教育委員会が外国人教育基本方針を策定し、また外国籍市民懇話会を開催して、多文化共生の時代を目指して色々と取り組み始めてほぼ10数年。民族学校との交流も行われているが、まだまだ課題はある。

正午に理事会が開催される。昨日開催された財政総務委員会と文教委員会の委員長から審議状況の報告があり、3時の休憩時間に討論結了の委員会を開催することに。

これにもぼくは所属していないので、近くの民主党府連での知事選挙対策準備委員会に。府政の政策的な面での課題などを検討。

そしてまた市役所に戻り、5時過ぎから開催された市会運営委員会に。職員給与の削減については自民、公明、民主は賛成、共産は反対。そして議員の期末手当てのアップについては全会派反対。そして月曜日に開催する本会議の日程を決める。

夕方は、交通局のメンバーと今後の交通政策や地下鉄のことなど議論。なんや慌ただしい一日やった。


●11月24日(木)
休み明け、人事委員会の勧告による京都市職員らの給与の削減と国会議員と同様に市会議員の期末手当を上げる議案を審議する財政総務委員会と文教委員会が開催される。

1時間ほどでそれぞれの委員会は終了したので、議員会を開催。職員給与のことは、人事委員会の報告に従い賛成。さて問題は、議員の期末手当のこと。例え6万円余のアップだが市民の目線で考えたらどうか、悩む。他会派の様子も見ることに。また予算要望の項目について検討。また市会事務局から市会における個人情報保護制度について説明も。

夕方は、民主党京都府連の政治スクールの事務局会議。この12月10日が第7講で最終回。副校長の泉健太衆議院議員がコーディネーターで「子育て支援、北欧スウェ-デンに学ぶと題して、常盤大学の竹崎孜教授の話し。5月から始まったこの政治スクールもこれでワンクールが終わることになる。豪華講師陣の講演が聴けて、ぼく自身もためになった。


●11月23日(水)
勤労感謝の日。最高の秋晴れの午前中、昨年に続いて、修学院は紅葉の名所、曼殊院の隣にある日本クリスチャンセンター・関西セミナーハウスの「紅葉まつり」。外国人のお手前によるお茶を楽しみ、邦楽を聞き比叡山を背景にした紅葉に見とれる。

昼過ぎには、中央市場の「鍋まつり」に。ぼくは2回目の選挙に落選した後、34歳から38歳まで中央市場は塩干物を扱う山本水産・ヤマヤスで4年間働いていた。市場に最も活気のある時代。毎朝4時過ぎから昼過ぎまでデッチ車を引き、モートラに乗り、また保冷車に乗って各地のスーパーに配達をしていた。ぼくが世話になっていた山本水産は数年前に倒産して寂しくなったが、中央市場は、わが原点のひとつの現場でもある。「鍋まつり」は、今年で3回目か。場内には、ありとあらゆる鍋の屋台や海産物や青果物が安く売られて、多くの市民が詰め掛けて大盛況。当時お世話になった方々に久しぶりに会い、鍋をご馳走になる。

午後は、同志社の元学生会館跡の寒梅館に。総合政策科学研究科の同窓会「総政会」の総会。決算報告や事業計画が報告され、ぼくは新会長を拝命。林さん、真下さん、中井さんに続いて4代目になる。10周年を控えて、がんばらないと。

総会の後、公開講演会ということで新川達郎研究科長が「総合政策の現状と今後について」。そしてゲストに吉本興業の漫才師で修了生の和泉修さんが「お笑いの可能性」と題して記念講演。和泉修さんは、高校時代と同志社大でもボクシング選手で、その後、清水圭さんとコンビを組んで売れっ子になったが、コンビと分かれてから色々と考えるところがあって、総合政策科学研究科に入学。立派な修士論文も書いて修了。「お笑い」が人にとって長生きする秘訣だと、楽しい話。その後、教授陣にも来ていただき懇親会。ぼくが総合政策科学研究科に入学したのは、開講した年、1995年。阪神大震災の年。あれから10年経つ。同窓生のみなさん、今後ともよろしくお願いします。


●11月22日(火)
本会議の2日目。共産党の井上、河合、公明党の大道、湯浅議員が質疑に立ち、わが議員団は、ラスト。

まずは、民主党京都府連幹事長の宇都宮議員が、市税収入の増収策、社会保障費と地方財政、高校教育、国家戦略としての京都創生、景観行政、観光客5000万人構想、時代祭りの開催日、浸水発生時の危機管理体制について、隠塚議員は、災害ボランティアセンター、東京の京都館の見直し、家庭ごみの有料指定袋制度の導入について質疑。

テレビ中継のためのライトが睡魔を誘うが、我慢のしどころ。メモを取りながら、時にはぼくも野次を飛ばす。野次といえば、共産党の議員のときは自民党から、自民党議員のときは、共産党からよく野次が飛ぶが、ウイットのある野次合戦は楽しい。タイミングがあって、なかなか難しいのだ。テレビ中継ではその様子が伝わらないが、まあ一度、傍聴に来てください。夕方は、事務所にてひとくち日記を書き込んだりの雑務。


●11月21日(月)
午前10時から本会議。例によって04年度の決算や05年度の補正予算や公の施設の指定管理者の指定の議案などすべての議案を委員会付託をすることを決めて散会。

その後、議員団室にて議員会を開催して、新年度の予算要望を作成するべく、各議員から意見を述べてもらう。昼休みの時間は、友人のお父さんの告別式に走るが、すでに出棺された後だった。

そして午後1時から本会議は再開され、KBS京都放送のテレビ中継のある代表質疑。自民党からは西脇、加地、田中議員が、共産党からは井坂議員が壇上に立ち、それぞれが京都市の諸課題について質疑し、市長や副市長、また局長が答弁に立つ。共産党の井坂議員は、来春行われる知事選挙をにらんでの演説。されど現時点では共産党の候補がまだ決まっていないのでなんか迫力がないぞ。

夕方は、民主党京都府連で久しぶりの政策調査委員会。京都版マニフエストをどう策定するか、今一度整理をする。

そして地元の友人のお母さんの通夜に。ぼくらの世代の親の世代は、80代前後で介護の問題や親をこれから見送ることになるのだな。


●11月20日(日)
二日酔い気味だが、9時に吉田神社に。吉田山を美しくする会の吉田山清掃行動。地元の各種団体の方やボーイスカウトや四錦小のPTAなど住民が参加。秋晴れのすがすがしい空気の中を散歩がてら、ごみを探してウロウロ。近年半年に一度の清掃事業で吉田山は綺麗になり、ほとんどごみはなかった。

気分がいいので、近くの真如堂と黒谷へ友人と紅葉狩り。今年の色付きはイマイチだ。黒谷・金戒光明寺は、昨年の新撰組ブームで多くの観光客が来ていたが、今年は少し静か。山門が一般公開されていたので楼上に登る。晴れ渡った秋の京都のまちが最高。南禅寺の山門から石川五右衛門が「絶景かな}と言ったそうだが、ここからも絶景であった。11月27日まで特別拝観をしているよ。拝観料金は800円でした。

午後は、恒例になっている左京共同作業所のバザーと修光学園の修光まつりに。左京共同作業所は、ぼくが第四錦林小学校の1年と2年のときの担任の先生であった松葉弘先生が立ち上げられた作業所。先生に教えてもらったのはなんと50年前や!少し小さくなられた感じがするが、お元気で何より。

夕方は、鴨沂高校の同窓会の総会と懇親会に。府立第一高等女学校「府一」を前身とする鴨沂高校は昭和22年に設立され、かっては東の日比谷、西の鴨沂といわれた時代もあり「自由の学園」がキャッチフレーズの時代。ぼくは東京オリンピックのあった1964年昭和39年入学でジュリーこと沢田研二と同学年の19期生。大先輩が多くおられる中で、猪熊兼勝先生の後を継いで若輩ながら同窓会長を拝命した。創立60周年記念に向けてがんばらなくちゃ。鴨沂卒業生のみなさん、よろしくお願いします。


●11月19日(土)
昼過ぎ、自転車でまちに。東山区での交通社会実験を見学。行楽客でごった返す東山通には、京都市や交通局の職員、東山区の各種団体のみなさんが路上駐車に注意をし、五条坂と清水坂のマイカーの乗り入れを規制。パークアンドライドを目指して昨年に続いて2回目の実験。うまくいけばいいのだがーーー。関係者のみなさん、ご苦労さんです。

天気もよくてママチャリだけど自転車でまちを走るのは気持ちがいい。渋滞する都大路を西に、とある病院に入院中の友を見舞い、その後リサーチパークでの民主党政治スクールに。

山井和則議員がコーディネーターで、プール学院大学の森定玲子さんが「障害者福祉ー重度重複障害児を持つ親の立場からー」と題してご自分の娘さんの子育てと高槻の重度重複障害児者の福祉を考える会の活動の経験を語られた。障害者自立支援法が成立し、障害者の負担が増えるが、小泉内閣は、障害者の願いを踏みにじった!と怒りの山井議員。

夕方は、友人のお母さんの通夜に、そして秋の夜長は、あの夏の選挙でともに闘ったメンバーと再会。そしてさらに大学院時代の友人とも一献を傾ける


●11月18日(金)
市会運営委員会が開催。21日と22日の本会議の日程を確定、また各議案については委員会に付託することを決める。

午後から議員団のスタッフと会議室に篭って、06年度の予算要望の素案作りを始める。財政状況がたいへん厳しい状況下だが、市民生活を守り、21世紀の京都をよりよいまちにするために、また市民からの要望を実現するために、多岐にわたる項目を検証。福祉や教育、まちづくりや経済の活性化、環境や文化に少子化対策や介護問題など、自治体の課題は市民生活全般にわたり、また各行政区の課題もあり、おそらく例年どうり100項目ぐらいになりそうだ。来週中には一定の目途をつけて12月初旬に市長に提出する予定。


●11月17日(木)
11月市会定例会の始まり。本会議が召集されて11月市会の議案の提案説明。桝本市長から挨拶があって、松井珍男子副市長から04年度の決算並びに実績報告、また多くの公の施設の指定管理者の指定の議案などについて説明があり延会。この市会は一般会計の決算が中心だが、いわば指定管理者市会とでもいうべき市会だ。

本会議後、市役所前広場で、議員団の記念撮影。そして議員会。理事として今後の日程などについてぼくから説明をして、22日の代表質疑に立つ宇都宮議員と隠塚議員から財政問題や家庭ごみの指定袋導入や指定管理者制度についての質問など、内容について報告を受けて、2、3の項目で意見が出たが了承。その他諸々の懸案案件について協議。

夕方、観世流の能楽師の吉田篤史さんが来室。かみさんの謡曲の師匠。色々と伝統芸能の伝承の苦労話を伺う。夕方は、民主・リベラル労組懇談会の懇親会。新役員の下で再出発。民主党と労働組合の関係が色々と言われているが、和気あいあいと交流。


●11月16日(水)
朝、9時過ぎ市役所に自転車で向かうが、パトカーや白バイが走り回り、街はおまわりさんだらけ。戒厳令やな。

10時から市会運営委員会、明日の本会議の日程を確認。昼は民主党東山支部長の中野洋一君来所。彼は、前回の選挙に初挑戦し惜敗。この1年間新聞販売所で早朝から仕事をして、また地域でもがんばってきた。公認候補として、07年の春に向けて地べたを這いつくばってがんばれと激励。相談ごとは、進路問題。教育関係者と保護者との懇談の場を作る。

夜は、第三錦林小学校でのごみの有料指定袋制度導入についての意見交換会。随分寒くなってきたせいもあるが、参加者は10数人。前回参加した会場と同じような意見。その後、事務所にてメールニュース9号を発信作業。

この間、ブッシュサンの上洛で、騒然としていた京都もやっと静けさを取り戻した。「キョウト」が世界に発信されたのはプラスだったかも知れないが、戒厳令下みたいな雰囲気はイヤナ感じや。サミットが開催されたら同じようになるんやろな。


●11月15日(火)
議員会の勉強会の3日目。選挙管理委員会、人事委員会、監査委員会、建設局、都市計画局、上下水道局と続く。選挙管理委員会は来春4月に知事選挙と伏見区で府会議員1目の欠員があるので補欠選挙が行われるので補正予算が組まれた。市長選挙のときは東山区で電子投票が行われたが、知事選挙ではどうなるんだろうか?また04年度監査の審査の公表は、随分分かりやすく整理された文書になっていて、工夫のあとが伺える。

ところで公の施設の指定管理者の多くは、公募しても応募する団体がほとんどなくて今まで運営していた京都市の外郭団体や公社がそのまま運営を引き継ぐのが多いのだが、円山音楽堂と円山公園の駐車場とまた西京極のアクアリーナと地域体育館が民間の会社が指定されたのは異色やな。勉強会の後で、自治労京都市職のメンバーが予算要望を持って説明に。わが議員団の予算要望にも反映させることになる。

そして、夕方アチコチにおまわりさんが立っている夕闇の中を市役所から事務所に自転車で戻るが、午後6時過ぎか、ひときわ大きいヘリコプターの轟音。どうやらブッシュサンのご到着らしい。小泉サンも来たらしく、古都はなんとなく騒然とした雰囲気。こんなときは、街に出ないほうが無難ですよ。


●11月14日(月)
明日、この春にオープンした御所にある迎賓館で日米首脳会談が行われブッシュ大統領が来るということで、御所周辺は戒厳令下。わが事務所のある熊野神社交差点の辻々には宮城県警のおまわりさんが警戒に当たり、上空にはヘリコプターが飛び交い、ウルサイウルサイ。

10時から市会運営委員会。11月市会定例会の日程を決める。その後、議員会を開いて議案の勉強会。教育委員会、保健福祉局、産業観光局、交通局、環境局、総務局と午後5時まで、順番に04年度の事業と決算や補正予算や公の施設の指定管理者の指定の議案など次から次に説明があり、各議員が質疑。さしずめこの市会は、指定管理者を決める市会だな。

夕方は、円山音楽堂で連合京都主催の「サラリーマン大増税反対!政府税調にモノ申す。11・14連合京都総決起集会」。前原代表も登壇して、民主党と連合との関係について演説。野次も飛ぶことなく真剣に聞いている参加者。がんばろ!の儀式の後、祇園石段下から市役所前までデモ行進。

ぼくは昔取った杵柄、デモは大好き。「政府は無駄遣いを見直せ!サラリーマンの増税反対!定率減税の廃止 反対!」と叫ぶ。昔やったら「イラクからアメリカは手を引け!自衛隊のイラク派兵反対!アメリカ帝国主義打倒!ブッシュは帰れ!」とヘルメットを被ってジグザグデモかフランスデモをするところだがーー。全共闘世代の同輩よ、あの頃のパワーが懐かしいね。あの頃のぼくらはどこへ行ったんでしょうね?

夜、事務所への来客は12月3日の西京極の京都市体育館でで新日本プロレスの前売チケットを持って新日本プロレス共同企画の平岡君。プロレスファンのみなさん、行ってや!


●11月13日(日)

午前中、わが地元の錦林小学校のグランドで岡崎学区自主防災訓練を見学に。消火器の使い方や包帯のかけ方や救命訓練が行われ、消防分団が操法の訓練を披露。左京消防署
員、自主防災の委員さん、消防分団員のみなさん、苦労さん。午後は、わが母校の近衛中学校の「近衛フエスタ05」、今年で4回目か、地域に開かれた学校づくりの一環。
近衛中学校校区の北白川小、四錦小、錦林小、そして銀閣寺にある朝鮮中・高級学校の生徒やPTAの保護者が楽器演奏や今宮太鼓、コーラス。写真展なども展示コーナー等多彩
な催し。珍しく巻野京都市会議長も地元ということで挨拶に。その後、シルクホールでの「みんなで考えよう明日の京都のまちづくりとLRT」のシンポジウムに。村橋立命館大
学教授の進行で、大島都市計画局長や商工会会議所の西利の平井義久さんに女性会の西脇さんらがパネディスカッション。先に京都市は新しい公共交通としてLRT(次世代型路
面電車)の導入の検討結果を発表したが、それを受けての市民的な議論を深める場。ぼくは昨年の9月市会でこのLRTの可能性について議論をしたので、代表質問をぜひ読んで
ほしい。色々と課題はあれど、環境と観光の二つの視点から出町柳から白梅町まで今出川通を走らせたらええで、とぼくは思っている。市民合意と財政問題と車との共存をど
うするかが大きな宿題。それからボーイスカウト京都連盟の90周年記念の集いに出席。ぼくの愚息は、24団のカブスカウトで世話になり、ぼくもデンダッドをした経験も
あり、今は娘もボーイのサブリーダーをさせてもらっている。で現在ぼくは京都市会のスカウト振興議員連盟の副会長。ほんまやで。主賓席には、伊吹衆議院議員に二之湯参
議院議員に4区で初当選した中川衆議院議員、そしてわが民主党代表の前原議員に、息子さんがカブスカウトに入ったという松井参議院議員が同じテーブルに。なかなか興味
しんしんの顔合わせだな。左京区のボーイの友人らに挨拶した後、夜は従姉夫婦と会食。まあ忙しい日曜日のことでした。


●11月12日(土)

昼過ぎから民主党京都府連の常任幹事会。この常任幹事会は、参議院議員福山京都府連会長と幹事長の宇都宮市議を中心に国会議員や1区から6区までの幹事長やまた国会議員
の秘書団が参加して進められ、今後の日程などを決める重要な会議。各委員会の報告や市町村首長選挙や議員の推薦や公認も決める。今回は、各総支部から上申されてきた2
007年春の府・市会議員選挙にまずは現職の府市会議員が第1次公認に決定。わが2区総支部は、山科区の市会の山口幸秀、左京区の府会に北岡ちはる、市会に隠塚功とぼ
くが、そして東山区の市会でがんばった中野洋一君が第1次公認候補に。政令指定都市と府会議員は最終的には民主党の本部が決めることになる。そして来年の2月4日(土
)に民主党京都府連の定期大会を開催することを決定。この大会では、多くの府市会議員候補が壇上に並ぶことになるだろう。夕方は、同志社総合政策科学研究科同窓会「総
政会」の役員会。会計監査をして判子を押す。今回の総会には、研究科の修了生の吉本興業の漫才師、和泉修さんに「お笑いの可能性」と題して記念講演をしてもらう。公開
講演会なので市民の方も参加できます。11月23日(水)午後4時に今出川キャンパスの明徳館にお越しください。入場料は無料ですよ。夜は、とある工務店の関係者の集
まりによばれて挨拶。それから久しぶりに我が家の近くの吉田山山麓のスナック「白樺」に。マスターの元京都府学連のリーダーだったタイちゃんこと高瀬泰司さんが亡くな
ってもう20年近くなる。学生運動のアジト見たいところで、サントリーの角瓶を飲みながら喧々諤々口角泡を飛ばして議論をしていた頃がなつかしい。



●11月11日(金)
11月市会定例会の議案発送の日。一般会計決算や公の施設の指定管理者の選定の議案など資料がどっさと机の上に。午前10時から各会派は議員会を開催して局別に議案の説明を受ける勉強会。わが会派は、総合企画局、理財局、文化市民局、消防局、会計室と順番に午後4時まで説明を受けて各議員から質疑。

夕方は、民主党京都府連の府知事選挙対策準備委員会。来春の4月が知事選挙。まずは山田府政の4年間を検証し、期待する知事像や候補に望む姿勢、また政策をどうするのか、宿題は多い。すでに山田知事の2期目の出馬を要請している団体もあるが、共産党の候補者はまだ姿が見えない状況。民主党の府会議員団が主導権を握って、4月に進んでいくのだ。さてどうなるか、お楽しみに。

その後、明日の常任幹事会を控えて、国会議員の福山、松井、北神、山井議員を交えての役員会。07年の統一自治体選挙の第一次公認申請が提出されてきた。もちろんぼくも6期目を目指して公認申請を出したよ。まだまだがんばるんや!


●11月10日(木)
午前中、わが母校の第四錦林小学校の学習発表会に。近年、保護者だけではなく、地域に開かれた学校を目指して地域の方の参加も増えてきた。総合的な学習の時間の発表ということで、子供の祭りや児童による子ども剣鉾が披露され、また児童による劇「おたまじゃくしの101ちゃん」を鑑賞。ぼくが四錦小学校を卒業したのは、44年前か?
確か1学年7クラスで、松葉弘先生、高橋進先生、山内光夫先生が担任だった。松葉先生は今も時たま出会うがそれなりにお元気。高橋進先生はどうされているのか、ゴジラ
こと山内先生は残念なことに亡くなってもう10年ほど経つ。

午後は、議員団室で右往左往して、夕方は、葵小学校での家庭ごみの有料指定袋制導入案に対する意見交換会を見学に。環境局の担当者による説明の後、市民からの意見表明。参加者は40人ほど。公明党と共産党の市会議員も参加していた。ようは、指定袋を買うのにお金がかかるということで反対意見が多いのだが、ごみをどう減らすのか、という意見が少ないね。幼児や高齢者の「おしめ」の排出をどうするか、また指定袋で出さない家庭があったら収集をどうするか、とかモラルの問題もあり、もっと徹底的な議論が必要だろう。ご意見をお寄せください。


●11月9日(水)
わが事務所近くの京都会館で「京都の文化を未来へ、そして世界へー市民が拓く京都創生ー京都創生推進フォーラム」。商工会議所会頭の村田純一京都創生フォーラム代表や桝本市長らの挨拶、哲学者の梅原猛先生が元気な姿でスピーチされたのにはジンときた。京都学生祭典実行委員会のメンバーによるエネルギーのある「京炎、そでふれ!の踊りは若さがあった。2部は吉澤健吉京都新聞編集局次長の司会でパネルディスカッション。祇園町南側地区まちづくり協議会の杉浦さんの苦労話や京都創生を打ち
上げられた経済同友会の上村さん、また悠久なる歴史のある世界遺産に登録されている下鴨神社の賀茂御祖神社の新木宮司らの報告には、京都の歴史が刻みこまれている。日本の財産、世界の宝、わが京都をどう創生するか、真剣に考えないかんぞ。

その後、議員団室では、消防局、環境局、総務局の担当者が議案の説明に。
夕方は、久しぶりに高野川ライオンズクラブの例会に。


●11月8日(火)
LRT(次世代型路面電車)の運行や交通政策に詳しいモチベートの森さんが来所。韓国はソウルの近年の交通政策の変革やヨーロッパのLRTの写真を見ながら、京都市が過日発表した新しい公共交通のあり方について懇談。堺市でLRTの運行実験が始まっているとのこと、一度見に行こう。

午後は、市原の元自治連合会会長の中村さんが来室。中村さんは緊急災害時用の備蓄燃料「燻華薪」の普及に努めている。「燻華薪」とは。乾燥させた薪を木酢液につけてまた燻して作り、それをコンパクトな薪ストーブで燃やして燃料にするというもの。わが左京区は静原で生産をしているのだ。間伐材の再利用と一石二鳥。アウトドアにも暖房にも活用できる。実物を持ち込んで消防局の防災危機管理室の担当者にデモンストレーション。

また都市計画局の担当者が議案の説明に。景観法の施行による市街地景観整備条例の改正や住宅供給サービス公社とサービス公社の統合や市営駐車場の指定管理者の選定についてなど説明に。なんやかんやでバタバタと一日が過ぎていった。


●11月7日(月)
午後、議員団室に。11月市会定例会が10日告示、議案発送が11日。ぼくは議員団理事なので、事前に議案の説明に各局の担当者が部屋に次々に説明に。この市会は、16年度の一般会計決算が主な議案だが、公の施設の指定管理者の指定が多くのある。総合企画局では、キャンパスプラザ大学のまち交流センターはコンソーシアムが指定管理者に選定された。また編入合併した京北町の小塩地区に過疎対策事業としてNTTによる携帯電話の鉄塔が建設される補正予算が上程される。住民から要望もあるわが左京区の久多や花背、広河原などの地域も携帯電話がかかるようになんとかならんもんかいな。

夕方は、四条河原町交差点で「連合の日」として恒例の街頭演説。福山参議院議員や北神けいろう衆議院議員が、木戸連合会長らと演説。ぼくは連合参加の労組員らと「ストップ!大増税」「つくろう!男女雇用平等法」のティッシュ配り。なかなか取ってくれないね。

その後、水田伏見区長のご尊父の通夜。立命館の先生だったこともあり、市役所や教育委員会の関係者以外にも多くの参列者。ご冥福を。


●11月6日(日)
朝から小雨模様。されど雨にも負けずペスタロッチ保育園のバザーは決行。娘が世話になり、糸井園長とはもう25年の付き合い。卒園児の保護者会「ぶどうの会」のメンバーらが餅つき。二日酔い気味であったが、ビールを飲みながらワイワイ。

昼には「同志社大学ホームカミングデー2005」に。今出川キャンパスには、卒業生や校友会のメンバーが三々五々集まり、寒梅館では交流レセプション。ぼくが学部時代お世話になった故大下尚一先生の奥さんと久しぶりに再会できてよかった。ぼくは1968年入学で文学部文化学科文化史西洋史専攻だったが、卒業したのが1977年。何しろ卒業に9年間もかかったのだが、「プエルトリコ史概論」という卒業論文を書いて卒業できたのは大下尚一先生のおかげ。ありがとうございました。

それから昼過ぎには、昨日の飯沼先生を偲ぶ会に、遠くは長崎から参加した黒岩久雄君らと会食。黒岩君とは1970年前後によく飲んだ中。彼は韓国にワークキャンプに行って韓国人女子学生と恋に落ちて結婚してもう30年をこえた。わが親友の一人。みんなええおっさんになったな。夕方は、府会議員北岡ちはる事務所のスタッフのお母さんの通夜に。


●11月5日(土)
昼から、左京区は養正地域交流イベントの左京区人権講座に参加。京都工芸繊維大学の佐々木厚司さんが、伏見区は中書島のまちづくりの実例などビデオを使いながらの「ひとにやさしいまちづくりーつながりづくりから考える」と講演。その後バザー準備に忙しいペスタロッチ保育園をのぞく、

夕方は京大会館で9月24日に87歳でなくなった飯沼二郎先生を偲ぶ会。京都ベ平連が発足したのが1965年。会場には、飯沼先生がいつも先頭に立って歩いておられた7年間にわたる毎月の定例デモを一緒に歩いたメンバーや雑誌「朝鮮人」の発行に尽力した人、84年の京都市立美術館での「原爆の図」展のスタッフ。また「君が代訴訟」の原告団に、飯沼先生と交流があった在日韓国・朝鮮人ら平和と人権に係わる市民運動で先生と縁のあった130人が集まった。

鶴見俊輔先生、姜在彦先生、徐龍達先生、ベ平連事務局長だった吉川勇一さんらのスピーチと「君が代訴訟」のときの原告団長として挨拶をされている在りし日のビデオも流して、それぞれの思いを胸にご冥福を祈った。最後は古川豪君のリードで「WE shall overcoume」をみんなで合唱。もちろん2次会にも行き、飯沼先生との出会いを語り、また旧交を深めた。久しぶりにかっての仲間と再会し、また色んなことを思い出し胸がキュンとなった夜であった。


●11月4日(金)
午前中、在日コリアンのある団体の新役員さんが挨拶に。午後は、久しぶりに歯医者に。最近はゴリゴリとされるのが、快感になってきた。また疲れがたまって、ぎっくり腰の前兆か、腰に痛みがあるので、ちょっとヤバイなと思ってこれまた半年振りに接骨院に。ローラーに乗って電気治療をしてもらってほぐしてもらい大分楽になった。首が動かなくなって立ち上げれなくなったのはちょうと1年前だったか、あの時は、ほんまにマイッタ。

また銀閣寺の「アートライフ・ミツハシ」での野田睦美さんの個展「光の記憶」を鑑賞。斬新な感じの染色の作品で、芸術の秋を満喫。

夕方は、鴨沂高校同窓会の理事会。わが母校、鴨沂高校は、前身が府立第一高等女学校で「府一」と呼ばれていた。大正15年生まれのぼくの母も卒業生。昭和22年に新制高校になって男女共学の鴨沂高校になった。ぼくはジュリーこと沢田研二と同級生で1967年卒の19期生。愚息は47期生。3代世話になったことになる。理事会には諸先輩が多くおられるが、若返るという方針で、ぼくに会長のお鉢が回ってきた。名誉なことである。引き受けさせていただくことになった。諸先輩のご指導を仰ぎながら同窓会の発展に寄与したいと思っている。鴨沂の卒業生のみなさん、よろしくお願いします。なお11月20日(日)午後4時から総会が開かれ、懇親会は6時から。会場はウェスティン都ホテルです。ぜひご参加ください。


●11月3日(木)
昼前、蹴上の国際交流会館に。オープンデーということで、万国屋台村や講演会やフリーマーケットや国際電話の無料サービスや煎茶席にステージに大道芸に色んな催しが一杯で留学生など多くの参加者。アラブとイスラエルとメキシコ料理を堪能。国際交流会館がオープンしてもう13年ぐらいかな?京都の国際交流の拠点になっているし、今は亡き京大名誉教授の桑原武夫先生の書斎も再現されている。いちど行ってください。

それから地下鉄で九条駅下車、陶化中学での東九条マダンに。京都駅の南、東九条は在日コリアンの多住地域だが、「いこか、つくろか、みんなのまつり」を合言葉に、韓国・朝鮮人と日本人をはじめ人々の交流の場を作ろうと始まって、今年で13回目になる。ぼくは初回からほぼ毎回参加しているが、このマダンで年に一度会う友人も多い。

オモニたちがチジミやおでん、高校生たちの焼肉のコーナーや韓国や沖縄などの物産の模擬店が並び、またパネル展も。そして広場の真ん中では、のど自慢やチャンゴが鳴り響くサムルノリや和太鼓など色んな舞台が繰り広げられる。午後になって小雨模様だったが、今年も大きな輪ができた。2時間ほど多くの友人たちとエールを交換。

3時過ぎには、同志社の今出川キャンパスは明徳館での総合政策科学研究科10周年記念・公開シンポジウム「企業の環境戦略」に。郡島孝教授がコーディネーターで、「グローバル企業の環境戦略」と題してトヨタと松下電器の方が、その取り組みを発表されて討論。大学院時代、もう10年前のことか、ぼくは郡島先生の講義で環境問題について色々と教えてもらった。また大企業が、経済活動と地球環境を守る努力をどう両立させているのか、非常に興味のある話であった。それにしてもトヨタもナショナルも全世界がマーケットになっていて、環境対策に真面目に取り組んでいるんだなと感心したよ。

夕方は、元われらの時代の学生会館跡にたった寒梅館にて先生方の記念レセプションに同窓会「総政会」役員らと参加。大谷総長、八田学長、野本理事長に、新川研究科科長らが勢揃い。総合政策科学研究科が今後どう発展していくのか楽しみだ。


●11月2日(水)
芸術の秋。わが事務所から歩いて5分のところに平安神宮と岡崎公園があり、そこに動物園と美術館がある。たまに散歩をするが、ルーブル美術館展は結局バタバタして行けなかったのが残念。

今日は、友人の紹介で出会った村山美佐枝さんが主宰する「布花とシャドーボックス展ー気分はまつり」展。シャドーボックスというのを初めて見た。何枚もの紙を貼り付けて立体感のある絵にしたもの、といえばいいのかな?随分根気の要る作業だろうな。たくさんの力作が並べてあってびっくり。会場には風船を浮かべて、布花や書もあり、おまつり気分。仕事をやめたらチャレンジしてみようか?不器用なぼくにはとても無理やね。

市民相談は、心の病のある人のこと。保健所に行って相談するしかないかな。
また伏見区は向島ニュータウンに葬儀場建設のうわさがあって、まちづくり憲章を作って対処をしようというグループの方が来訪。社会党時代の先輩がその事務局のメンバー。ぼくは伏見区の議員ではないので、伏見区選出の山岸議員に同席してもらう。葬儀場建設問題はどこでも紛糾するのだな。

夕方、また別の相談ごとで友人と会って別れた後、久しぶりにパチンコ屋に寄って気晴らし。出るは出るは、1時間半でなんとなんと8箱。ハッスル・ハッスルの小川直也さん、ありがとう。タマには、こういうこともあるのだよ。


●11月1日(火)
朝一番、自治労京都市職員労働組合の定期大会。大阪市の厚遇問題が大きな話題になり、公務員と労組へのパッシングが厳しく、また連合京都との関係もギクシャクし、また前原民主党代表の脱労組発言もあり、厳しい状況化での大会。すべての組合員がそれぞれの職場で公共サービスの向上に努力し、労働組合運動の自らの危機を克服し、市民に共感を呼ぶ改革を迫られている。ここで元気をだしてがんばらな!来賓には桝本市長も。わが議員団を代表して副団長の安孫子和子さんが堂々と挨拶をされたのに敬服。

午後は大阪へ。この4月に京都で開催した京阪神政令指定都市議員団政策協議会の2回目。京都から6人のメンバーが参加。今回の当番市は関市長の辞職で嵐の中の大阪市。小西収入役の挨拶の後、大阪会の議員団の幹事長から職員の厚遇問題や市長辞職までの経過と今後の選挙の見通しや、9月に発表された市政改革マニフエストの概要など報告。市長選挙は11月13日告示で投票日は27日。関前市長の返り咲きがなるのか、また清新な候補が出るのか、タレント候補が出るのか、高みの見物やな。

神戸市会の議員団長からは、衆議院選挙のことやこの10月23日が投票日であった神戸市長選挙の報告。投票率は38㌫。矢田前市長が20万票で再選、共産党候補が11万、無所属の若手が6万票。乳幼児の医療費の無料化や市民所得の1割アップがマニフエストだったと報告。また神戸空港は春には開港する。わが京都市会は山口団長が京都創生など京都市政の課題について報告。また来年4月には堺市が政令指定都市になるので参加を呼びかけることに。市長選をどうするか、大阪市会議員団は右往左往。ゆえにキタの新地をウロウロすることなく早々に京都に戻りました。


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