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       鈴木マサホひとくち日記 
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2006年9月

                 


●9月30日(土)
         ●市議選(左京区)に民主党3人目の候補者

 正午から前原誠司衆議院議員事務所で民主党2区総支部の議員団の会議。民主党京都府連の候補者発掘委員会の諮問に従い左京区は現職のぼくと隠塚議員がいるが、定数9人なのでもう一人候補者を擁立することを了承していたので、色々と状況分析をしつつ、3人目の候補者を決定する重大な会議。

 自民党の長老議員と共産党の議員が引退を表明。自民党は長老議員の弟氏(60歳を過ぎている)、議長と返り咲きを狙う元職の3人、公明党は当選確実で一人、共産党は若い現職2人と新人の3人、社民党は学生、無所属で若い現職が一人と新人が一人、そして民主党の3人目の候補者は、わが同志社の総合政策科学研究科修了予定で前原選挙の学生ボランティアだった島内君。まだ25歳の青年。

 色々と今後の地域割りのことなどを相談。大乱戦の大激戦。若いもんに負けてたまるか!と団塊の世代代表でがんばろう!4時過ぎまで延々会議。疲れるよ。

         ●総政会の役員会

 そして同志社のキャンパスに。総政会の役員会。立派な会報ができたのでその発送作業と、総会を11月に控えて決算や予算案をつくり、10周年記念事業のことなど議論。その後、近くの居酒屋でいつものようにビールでワイワイ。


9月29日(金)
         ●交通水道委員会、事故の報告

 交通水道委員会が開催。冒頭、交通局の理事者から午前8時29分に16号系統の市バスが烏丸十条で事故を起こし自動二輪と衝突、重体という報告。委員会が開かれるとき、よく事故が起こるのだ。その後一般質問でコミュニティバスや清掃業者の委託の問題など委員から質疑。

 上下水道局からは、昨日28日の午前1時頃、東一条の吉田1号分流幹線工事現場で監理技術者が22メートル落下し死亡した事故の報告。副議長は発言をしないほうがいいのだが、哀悼の意を表し、二度と事故が起こらないようにと、委員長の許可を得て久しぶりに発言をした。こころよりご冥福を。

         ●来客の応対

 副議長室への来客は、高齢者のためにちょっとしたアイデアのステッキを持参した画家、また埋蔵文化財研究所の労組の役員が、文化財行政の現状について文化市民局の担当者と懇談。いかに埋蔵文化財を活用するのか、市民に見てもらうようにするのか、それが課題。小中学校や教育委員会との連携が必要だ。

 夕方は、大阪の友人がわざわざ京都まで来て副議長就任を祝ってくれる。


●9月28日(木)
         ●下水工事現場で転落事故

 市会は会期末に近づいてきた。文教委員会、建設消防委員会、厚生委員会が開催されるが、ぼくは久しぶりのオフ。

 上下水道局から未明に東一条の工事現場で作業員が転落して亡くなったという報告。よく通るところなので現場を見に行くが、鉄板が張ってありいつもどうりの風景。亡くなったのは若い20代の青年だった。

         ●泡盛同好会、わが沖縄

 ゼスト御池で沖縄物産店を開いている友人の呼びかけで泡盛同好会に。会長は門川大作教育長。泡盛の女王と記念写真。舞台ではエイサーや琉球舞踊や三線と民謡など多彩な催し。ソーキそばや豆腐チャンプルもあり、もちろん各メーカーの泡盛が飲み放題。もううれしいね。多少酔いも回って舞台で挨拶。

 ぼくが沖縄に初めて行ったのは復帰前、1969年、フレンズ・ワールド・グループだったか、ワークキャンプに参加したのだ。「20歳・夏・沖縄紀行」を「思想の科学」に書いた。もう37年前か。嘉手納基地で見たB52の爆撃機は衝撃だった。そして台湾が見える島、日本の西の果て与那国島まで行った。そこで飲んだ泡盛は最高だった。そんなことを喋った。あれから沖縄には、なんど行ったかな?また行きたい。


●9月27日(水)

公営企業決算等特別委員会はいよいよ最終日で市長総括質疑。市長と3人の副市長、交通局と上下水道局の管理者が並び、自民137分、共産112分、公明51分、民主51分、無所属17分の持ち時間で、15人が質疑、わが議員団からは宮本議員と山岸議員が質疑。市バスは、管理の受委託先の民間会社の労働条件やジャンボタクシーによる実証実験の成果、生活支援路線のあり方、また定期観光バスの乗客減など、地下鉄は、料金値上げ後の乗客の動向や天神川駅以西の延伸や駅中ビジネスなど話題になったが料金改定の直前の昨年の委員会に比べて平穏。上下水道事業は、使用水量が年々減少するなか、公営企業のあり方を中心に、外郭団体のあり方、鉛管の解消対策など、市立病院については、高さ規制による整備計画の遅延、医師や看護婦の確保、医療事故防止などについて議論がされた。ぼくは言いたいことがたくさんあるのに発言できずイライラしながらメモをとるのみ。座っているだけというのも疲れるよ。市長がちょっとエキサイトすいたところがあったが、理事者のみなさんも委員のみなさんもご苦労さんでした。


●9月26日(火)
        ●書類調査と副議長室の歴代副市長の写真

 公営企業決算等特別委員会は、市立病院にて上下水道局と市立病院の書類調査、

 昼は副議長室にて前任の日置文章議員の肖像写真が飾られる。議長と一緒に立会い。今、副議長室には、第68代の可児さんから第80代の日置さんまで歴代の13人の副議長の肖像写真が並ぶ。ぼくの写真もいずれ飾られることになるのかな。

午後、市立病院に戻り書類調査を続行、終了後、調査委員会の保健福祉局との質疑をモニターテレビで見る。生活保護応急支援金などの現金管理のことなどが話題になっていた。

        ●子ども神輿の案内

 夕方、地元吉田の本町、二本松、近衛町など町内会長宅にお伺いして十二提灯・子供神輿の巡行案内のビラの配布をお願いに回る。

 夜は、久しぶりに民主党政策調査委員会。京都版ローカルマニフエスト作成の今後の方向について検討。


●9月25日(月)
        ●書類調査と特別委員会

 公営企業決算等特別委員会は、書類調査の日。市会第5会議室には、収入伝票、支出伝票、清算書、支出命令書など交通局の書類の山。

 第2会議室では、調査特別委員会はテレビカメラが入る中、環境局との質疑。書類調査の合間を縫って、副議長室のモニターテレビでやりとりを見守る。不祥事多発の局でもあり、家庭ごみ有料化に向けてのお試し袋が全所帯に配布されていないなど準備不足もあり侃々諤々の質疑がされている。

        ●小沢代表再選
 
 夜のテレビニュースでは、民主党の代表選挙。小沢代表が再選されたが、直後に体調不良のために検査入院だとか。これから先が心配やな。

 夕方は通夜に参列、また10月7日に予定している十二提灯・子供神輿の巡行案内のびらづくり。


●9月24日(日)
        ●スポーツの秋、運動会周り

 午前中ぐったり、心地よい疲れ。運動会のシーズン到来。昨日も午前中、わが母校の第四錦林小学校の運動会に行ったが、今日は昼前、地元でわが子供たちがお世話になった錦林小学校の運動会の見学に。好天に恵まれて児童たちががんばっていた。

 地域でも体育振興会主催の運動会。国道367号線の高野川沿いを北上、比叡山山麓の八瀬学区の運動会を激励し、大原から江文峠を越えて静原小学校に。5月末にはわが恒例の野外パーティをさせていただくすぐ近くのグランドでは、地元の自治連や各種団体の人たちや障害者の福祉施設の「七彩の風」の永井先生らにご挨拶。65歳以上のざる引きレースに駆り出され、汗を流す。「しずはら市」では橋本さん手製の名物のさば寿司や農産物を購入し、
 岩倉北小学校では地元の北岡ちはる府会議員がハッスル。
 運動会日和の一日。


●9月23日(土)
        ●議会活動20年・副議長就任感謝の集い

 「鈴木マサホ議会活動20年・副議長就任感謝の集いーさらなる明日に向かって」。会場のウエスティン都ホテルに午後5時過ぎには、続々と参加者がおいでいただく。わが後援会のメンバーを中心に国会議員事務所のスタッフに受付の応援してもらう。

 会場の「瑞穂の間」の正面入り口には新日本プロレスの中西学選手と天山広吉選手の花。前原議員、北岡議員らと立礼して迎える。長蛇の列で感激。

 冒頭15周年のときに製作したビデオと副議長就任時のビデオを流す。午後6時過ぎ開演。演壇に登って会場を見渡すと満員。民主党の国会、府市会議員に候補者、地元は吉田、聖護院のお世話になっている人々、前原後援会や北岡後援会のメンバー、山間地、大原百井の方を初め左京区のみなさんや消防団の関係者、連合京都や自治労傘下の組合のみなさん、副市長や京都市の理事者や色々と議論をしてきた市役所OBのみなさん、同志社は大谷総長、野本理事長、八田学長をはじめわが総合政策科学研究科で学んだ学友たち、韓国民団金団長や多くの在日コリアンの友人たち、市民運動の関係者やわが最初の選挙や初当選したときの市民センター左京の仲間らが結集。ほんまに感謝・感激。

 壇上で汗を拭き吹き、発起人の前原誠司衆議院議員、大谷實学校法人同志社総長、連合京都木戸美一会長、来賓の桝本市長と山田知事に祝辞をいただいた後、ぼくが感謝と決意を述べる。うまいこと喋れたカナ?乾杯は山口幸秀議員団団長。

 舞台では、ペイ・リファさんの韓国の踊り、今売り出し中の娘さんのHYANGHAの躍動的な歌とダンス。それからわが大学時代の友人公明党京都府本部の代表角大砲京都会議員をトップに、京都の民主党の国会議員、福山哲郎、松井孝治、北神圭郎議員がスピーチ、府会議員団に民主・都みらい市会議員団の同僚に来春の府市会議員を闘う若い公認候補者たちが壇上で挨拶。そして鈴木マサホの生涯?をコンパクトに紹介した今枝徳蔵議員の相撲甚句は、照れるけれど素晴らしかったよ。そして和太鼓集団「バッチホリック」の若さあふれるパーフォーマンスと多彩な催し。

 ぼくはカミさんと67のテーブルの参加者のみなさんに必死でご挨拶まわり。ゆっくりお話も名刺交換もできず、お礼も言えずにごめんなさい。そして最後の締めくくりの挨拶はわが後援会の柿阪正夫会長。ご参加いただいたみなさん、スタッフのみなさん、司会の文字さん、みんなありがとう。

 さらなる明日に向かって、団塊の世代、もうひとふんばりするぞ!


●9月22日(金)
        ●本会議、障害者自立支援法に係わる議案など可決

 午前10時から本会議、厚生委員会に付託されていた障害者自立支援法に係わる議案などについて、委員長報告後、共産党議員が討論、起立表決で賛成多数で可決。10月施行ということで、それに間に合わせるための本会議。
  
        ●老人クラブ大会でご挨拶
 
 本会議終了後、公営企業決算等特別委員会は上下水道局。昼過ぎから京都会館で「市老連創立40周年・京都市老人クラブ大会」に略礼服を着て出席。物故会員に黙祷後、金婚ご夫妻488組、卒寿(90歳)のお祝いに930人が表彰される。それぞれの代表がご挨拶、そして副議長として祝辞を述べる。みなさん、お元気で。

        ●師岡祐行さんを偲ぶ会

 夕方は、去る6月12日に沖縄・那覇市で不慮の死をされた師岡佑行さんを偲ぶ会。立命館大学の全共闘世代が多く参列、師岡さんが生きておられたら市役所の不祥事問題をどう考えておられたのか、お聞きしたかった。

 その後、明日の感謝の集いのテーブルを決める作業。明日だというのに申し込みが数人の方から来てうれしい悲鳴。650人を超えそう。受付の打ち合わせなど深夜まで。もうテンヤワンヤ。


●9月21日(木)
         ●上下水道事業決算を審議

 公営企業決算特別委員会の5日目。上下水道事業と地域水道事業の決算を審議。冒頭に鳥羽の水環境保全センター内の鳥居の復元工事について過重な部分があり、支出費用について幹部職員が返還をしたというお詫びと報告。色々なことが起こるもんだね。

 その後、各委員から質疑がされるが、珍しく議長が公営企業のあり方について発言。ぼくも発言しようかと、内心思うが、またの機会にしよう。鉛菅の敷設替えや水需要が落ち込む中での今後の浄水場のあり方や疏水の活用など色々と各委員が質疑。

         ●市会運営委員会、世界歴史都市会議への参加

 午後4時過ぎに市会運営委員会が開催され、厚生委員会に付託、審議されていた障害者自立支援法の10月実施に伴う議案などの取り扱いと明日開く本会議の日程などを決める。またこの10月末に開催されるオーストラリアはパララット市の世界歴史都市会議に巻野議長が出席できないのでぼくが出席することを申し出て決定される。

         ●席決め作業はたいへんだ

 また来年、東九条にオープン予定の特別養護老人ホーム「故郷の家」京都事務所の開設にも伺い激励をする。久しぶりに会う人もおられてよかった。

 夜は、事務所にてひたすら感謝の集いの席決め、市長はもちろん山田知事も参加していただけそう。正面の来賓席に座ってもらう人を決めて、前の列からクロスワードパズル。色々と悩むよ。深夜近くまでかかるも決定できず。ちょっとバテ気味。


●9月20日(水)
         ●交通事業決算審議

 公営企業決算特別委員会の4日目。交通局との審議。観光客が4千700万人を超えたが、定期観光バスがイマイチ伸びないことや、いわゆる赤字路線である生活支援路線などの一般会計からの補助金問題や地下鉄駅構内の漏水対策や駅中ビジネスなど話題になる。

 昼休みには、京都交通労組の定期大会に走って、委員会での議論など報告しながら挨拶をする。
  
         ●不祥事特別委員会、紛糾
 
 別の委員会室では不祥事に係わる調査特別委員会が始まり、テレビカメラや記者が多く詰め掛けるなか、総務局、文化市民局、建設局、教育委員会の順に質疑がされる。時には、副議長室でそのやりとりをモニターテレビで見る。8月末に示された「不祥事の根絶に向けて、信頼回復と再生のための抜本改革大綱」を巡っての議論。同和団体との関係や生活保護に関係する現金の取り扱いや処分の問題、はたまた大区役所制の是非など色々な課題が論議。某局長が北区役所の改革の報告書を読んでいない、失念したと答弁したものだから紛糾した模様。

         ●感謝の集いの席決め

 夕方は、事務所に篭もって感謝の集いの席決めをする作業を始める。ホテルには67テーブルを用意してもらうことにして、9人から11人でテーブルを埋めていく作業。参加者のお名前をカードにして、グループや団体、またそれぞれの参加者の顔を思い浮かべながらの作業。色々と配慮をしなければならないので作業はたいへん。


●9月19日(火)
         ●交通局との質疑ー喋れずストレス

 公営企業決算特別委員会の3日目。交通局との質疑、管理の受委託をした民営バス会社の労働条件や地下鉄の天神川までの延伸工事の進捗状況や実証実験としてジャンボタクシーと小型バスを走らせている路線の話、また地下鉄料金の改定以後の乗客増対策など各委員から質疑をされる。ぼくは座っているだけで発言しないようにしているのでストレスだ。

正午には、議員会を開き、障害者自立支援法の10月実施に伴う議案の問題や不祥事に係わる特別調査委員会が始まったのでその対応など議論。

委員会終了後、夕方、事務所にて感謝の集いの参加者の確認とリスト作りの追い込み。締切が過ぎても参加の申し込みが続き、嬉しい悲鳴。どうやら630人を超えそう。


●9月18日(月)
        ●「地獄のDECEMBER-哀しみの南京」
 
 敬老の日の休日、事務所に篭もって終日、感謝の集いのチケット発送作業。
午後は朗読劇「地獄のDECEMBER-哀しみの南京」の京都公演を予定されている横井量子さんを囲む会。中国残留孤児を描いた「再会」をかって公演された方、「地獄のDECEMBER-哀しみの南京」への思いを聞き、12月の京都公演の可能性などを議論。

        ●美容師さんたちの環境フォーラム

 夕方、全国BSE美容協同組合主催の「環境フォーラム」の案内をいただいていたので出席。環境ホルモンなどに影響があるといわれているシャンプーやパーマ液の使用についての勉強会の後の懇親会。全国から若い美容師さんらが参加し熱気ムンムン。チョンマゲ姿の松浪議員と名刺交換。


●9月17日(日)
         ●鞍馬区民運動会

 昼過ぎ、鞍馬の区民運動会に。貴船口のところにある山裾の小さなグランドで体育振興会の役員さんたちを中心にPTAや各種団体の方々が大活躍。子供たちとの綱引きに駆り出され汗を流す。その後忙中閑あり、久しぶりに散髪屋でチョキチョキ。

         ●京都の秋・音楽祭

 京都コンサートホールでの「京都の秋・音楽祭」のオープニングの催し「ミュージックフリー」に。正午から午後6時までのマラソンコンサート。午後4時過ぎからの「オルガンのひととき」として柴田操さんのディズニー映画の楽しい音楽と大友直人さん指揮の「オペラの饗宴」で京都市交響楽団の演奏で福住恭子さんのソプラノと小貫岩夫さんのテノールでビゼーの曲などを聞く。よかった!


●9月16日(土)
         ●感謝の集いの準備

 感謝の集いの1週間前。事務所にて、中村秘書にも手伝ってもらって、昼前から感謝の集い参加者の確認作業。返信葉書で参加の申し込みをしていただいた方と参加費を郵便振替で入金していただいた方のチェックやチケットの発送作業をパソコンのデーターとにらめっこしながら黙々と続ける。夕方、総政会の役員会があったが、それもキャンセル。600人を超えそう。うれしい悲鳴。


●9月15日(金)
         ●京都市深草墓園秋期慰霊式典
 
 午前10時から、伏見区は深草にある京都市深草墓園での秋期慰霊式典に参列。陽射しは強いがさわやかな風、京都市主催の式典では、上原副市長に続いて議長に代わって副議長として弔辞を朗読し、献花をする。この墓園にはおよそ8000人の霊が祀られているという。京都市主催の式典の後、仏式による祭事が行われたが、キリスト教や神道など各宗派の人が委員となり、式が行われるという。京都ならではの方法らしい。
    
         ●京北病院のこと
 
 公営企業決算等特別委員会が開催されていたので、献花を済まして市役所に戻る。委員会は市立病院と京北病院の決算について審議。市立病院の北病棟の建て替え整備については高さ規制の問題で地区計画を策定することになり、計画が先送りになると報告。昨年4月に編入合併した京北の京北病院の病院長の発言は、胸を打つ。整形医がいなくなって患者数が減っているが、医者の確保や過疎地での病院のあり方について思いを語られた。
      
         ●オーストラリアのパララット市長が来室

 副議長室には、この10月末に世界歴史都市会議が開催されるオーストラリアはパララット市のベンディ市長ら4人が来室、昨秋の韓国は慶州市での会議でお会いしているので京都弁の英語で懇談。「持続可能な歴史 都市―未来に向けた経済・保存・ビジョン」がテーマ。

 夕方「副議長日記・抜粋版」の原稿を入稿。ギリギリの日程。ほっと一息。


●9月14日(木)
         ●公営企業等決算特別委員会始まる

 公営企業等決算特別委員会が始まる。一日目は例によって局から決算の報告と資料要求。保健福祉局から市立病院と京北病院の決算の説明と資料要求。交通局からは自動車事業と高速鉄道事業の決算の説明と資料要求。上下下水道局からは、上下水道事業と地域水道事業と京北の特定環境保全公共下水道事業についての説明と資料要求。

 副議長室には、「中国における法輪功学習者の臓器摘出の実態調査を求める意見書」の提出を求めるという陳情に中国人の女性たちが来室。拷問を受けている写真など見せられる。中国のことはようわからんというのが実感。

 夕方、連合京都議員フォーラムの幹事会に。今後の活動方針や10月に総会を開催することに。夜は、感謝の集いで配る「副議長日記」の抜粋版をつくるべくパソコンに向かう。原稿入稿は明日。深夜まで必死で作業。


●9月13日(水)
         ●本会議、議長席にて議事進行。緊張したよ

 本会議が10時から始まる。共産党の岩橋、佐藤、そして公明の曽我議員の質疑と市長答弁が終わって、正午になって休憩。

 午後1時から再開、緊張して議長席に座る。本会議場や2階の傍聴席を見渡す。ちょっと感慨無量。市会事務局が準備している次第に従って、緊張しながら「休憩前に引き続き会議を行います。休憩前の一般質問を継続し、曽我修議員の質問に対する答弁を求めます。」と第一声。毛利副市長からの答弁が始まる。その後、公明党の柴田議員の質問と市長以下副市長、局長らが答弁、わが議員団からは、小林あきろう議員と宮本徹議員がそれぞれ演壇に立つ。

議場の正面には、テレビカメラがあり、目線をどうしていたらいいのか、また手をどのように置いていたらいいのか、野次が飛んだらどう対応したらいいのか、閉会間際に巻野議長に交代するまで緊張のしっぱなし。いや疲れました。

テレビを見ていた友人らから、堂々としていたよ、とかキョロキョロしたらいかんよとか、うなづいたらいかんよとか、励ましとお叱りのメールや電話。ともかくデビュー戦が終わったのだ。

夜は、事務所でウエスティン都ホテルの担当者やバチホリックや司会の文字さんにも来てもらって感謝の集いの打ち合わせ。そして副議長日記のパンフの原稿作りに深夜まで。


●9月12日(火)
        ●本会議。各会派の代表質疑
 
 午前10時から本会議。各議案を常任委員会に付託すること、また控訴の提起1件については可決。10分ほどで散会。昼から各会派の代表質疑が始まる。自民党は、椋田、小林。橋村議員が、3時過ぎの休憩の後、共産党の倉林議員が質問に立つ。

 不祥事問題とその改革、服務規律の問題から始まって、がん対策や交通安全、教育行政、景観行政、林業振興、区政のあり方、家庭ごみ有料化、高齢者医療と福祉問題など各視点で質疑がなされる。時には野次が飛び交うが、淡々と進み、午後4時半頃終了。

 散会宣告の後、公営企業等決算 特別委員会の正副委員長の互選が、本会議場で粛々と終わる。

 事務所にて副議長就任感謝の集いの参加者の点検を始める。すでにありがたいことに500人近い参加者から出欠のご返事をいただいている。明日の午後、本会議で議長席に座る予定なので、深酒をすることなく午後11時前に就寝。 


●9月11日(月)
        ●明日と明後日が本会議

 午前10時から市会運営委員会、副議長として座る。各会派から上程された議案についての態度表明。訴訟に関わる控訴の提起については、全会派賛成、その他の議案については委員会に付託するや明日と明後日の本会議の日程を決める。代表質問に立つメンバーは10人。

 昼過ぎ、国際交流会館の友人の韓国人スタッフが来室。久しぶりに昼食を食べながら懇談。また90回余にわたってクラシックのコンサートを企画、製作されている22世紀クラブのメンバーが来室。京都の音楽や文化状況について懇談。

 その後、地元をウロウロ。友人が店主のあーす書房で同和問題の本などを買う。一連の不祥事の遠因を考えることが必要だろう。

        ●仁和寺でSTSフォーラム歓迎レセプション

夕方、国際会館で開催されている「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」(蝶野選手の得意技はSTFやったか)の歓迎レセプションが仁和寺にて開催され、財政総務委員長らと出席、仁和寺の境内はライトアップされて幽玄な雰囲気。山田知事や村田商工会議所会頭が流暢な英語で歓迎の挨拶。ワイングラスを手に各国の参加者とぼくは京都弁の英語で歓迎のご挨拶。ぼくの京都弁英語は十分通じるのだよ。


●9月10日(日)
         ●運動会シーズン到来、雨の広河原と花脊に

 朝、9時前家を出て、鞍馬から花脊峠を越えて、左京区は最北の地、広河原は堰源小学校に。峠を越える頃から雨が降り出す。10時に着くとちょうど小雨降るなかで広河原の区民運動会の開会式。左京区長や体育振興会会長の青木議員や同僚の隠塚議員も参加。子どもたちが30人ほど、そして大人が30人ほど、村総出の雨の中の運動会。

 時間がなかったのでラジオ体操を皆さんとしてすぐに花脊は別所小学校に。ぬかるみのグランドで子どもたちががんばっていた。知人に声をかけて、20分ほど見学した後、峠を引き返すと鞍馬まで戻ってきたら陽が差し始める。

         ●京都市身体障害者団体連合会結成20周年記念式典

 午後1時過ぎ、京都市身体障害者団体連合会の結成20周年記念の式典。会長は伊吹衆議院議員。来賓の市長代理の大槻収入役の後、京都市会を代表して祝辞を述べさせていただく。
 そして「障害者自立支援法の下でー我々の福祉はどうなるのか」のシンポジウムに参加。竹下義樹弁護士が問題提起。その後、肢体、視覚障害、聴覚障害、難聴者代表の方が、自立支援法の施行後の問題点を報告。色々なところで利用者負担が増えていること、また作業所などの運営が非常に厳しくなっていること、地域格差が今後増大する心配などが話された。

帰宅後、夕方から、ちょっと涼しくなったので爆睡。


●9月9日(土)
        ●共同作業所「福祉工房P&P」が第二作業所を開設

 昼前、伏見区は大手筋近くの共同作業所「福祉工房P&P」が第二作業所を作るということで利用者への説明会。ちょっと遅れていったらもう説明会は終わっていたが、ぼくはこの作業所の運営委員。第二作業所は自閉症の人たちが来れる作業所を目指している。障害者自立支援法が施行されるので暗中模索のところがあるのだが、しんどくても開設にこぎつけた。応援のほどよろしく。

        ●民主党政治スクール

 午後は、民主党京都府連政治スクール、今日の講師は関西学院大学の村尾信尚氏。村尾さんは、旧大蔵省出身で三重県の北川元知事の下で行政改革に取り組み知事選挙にも出馬落選。この秋からは報道番組のニュースキャスターを勤められるという。3年前、KBS京都の「どーする京都」にぼくが出演したときに出会っているので名刺交換。本来なら、最後までいないかんのだが、しばらくして退席。

        ●甲斐扶佐義君の出版記念会

 わが友人の写真家甲斐扶佐義君の出版記念会に。カイさんとは、ほんやら洞ができたのは1972年だったから、その前から知っていたのでもう40年近い。木屋町に八文字屋がオープンして22年。今回は、美女シリーズの第2弾?「京都ほんやら洞・八文字屋の美女たち」(冬青社刊)の出版を祝っての会。新聞記者や絵描き、出版関係者など八文字屋の客が多い。最近、ほんやら洞はたまに行くが八文字屋はご無沙汰している。まあ一度行ってみたら凄いよ!ぼくが冒頭で挨拶。美女の出席者が多いと思って喜んで行ったのだが、多くはほとんどが男。なんや。ともあれ久しぶりに会うなつかしのフォークシンガー中川五郎と何十年ぶりかで再会したりで、よかった。

夕方は、吉田の市役所のOBの方の奥さんが亡くなったので通夜に。


●9月8日(金)
       ●市会本会議、山口議員が川中議員への追悼演説

 9月市会定例会の始まりの本会議。冒頭に8月30日に逝去された川中増次郎議員に黙祷。ご遺族が傍聴席から見つめられる中、山科区選出の長老議員のわが議員団の団長の山口幸秀議員が追悼演説、川中議員は、議員になって27年目の死。心よりご冥福をお祈りいたします。

 その後、桝本市長以下、毛利副市長、星川副市長、上原副市長が各担当の公営企業決算やこの市会に上程された議案について説明があって延会。

 議員会を開催して、代表質疑に立つ小林議員と宮本議員から質問要旨が出されるが、いつもながら「宮本哲学?」は難解だな。

      ●市会改革委員会

 その後、市会改革委員会が開催。自民、共産、公明、民主の理事が集まり協議全会派一致が原則。本会議場の改善など多大な予算の必要なものは先送りにして、インターネットによる本会議の質疑の模様を動画配信することなどは、合意に達した。その他もう少し議論を要する案件もあるが、今後も議論を続行して、市民に親しまれる議会にするために努力を重ねることになる。

 なお市会ホームページがリニュアル、充実されて、英語・中国語・ハングルでも市会の仕組みがなどが見れるようになった。

      ●京交、京水労と懇談

 夕方は、京都交通労組と京都水道労組の役員のみなさんとわが議員団の交通水道委員らとで懇談会。かっては労組は賃上げ闘争をやっていたらいい時代があったが、今はそんな時代ではない。公務員パッシングが厳しい時代状況をちゃんと把握して市民サービスの向上のために組合もがんばらないといけない時代だ。委員会でのやりとりなど市会に動きなど忌憚のない意見交換。


●9月7日(木)
        ●市会運営委員会

 午前10時から市会運営委員会、この委員会は、議会の日程を決める会議。市会運営委員長の進行で各会派の委員がテーブルを囲む。正副議長は正面の横に座って審議を見守るのだ。
 まずは、明日の8日の本会議の日程を決める。故川中増次郎議員に対する黙祷と追悼演説のあと市長から9月市会の提案説明が行われることに。また9月市会の日程は、に提案説明の本会議、12日と13日にテレビ中継のある代表質疑、22日にはまた本会議を開いて、10月1日から施行される関連の議案について処理、そして会期末は10月6日。この間、公営企業決算審査の委員会と平行して、不祥事問題の調査特別委員会開催されるし、たいへんハードな日程だ。

        ●演劇と水上勉さんの三回忌追悼展

昼、来室のお客さんは、中国残留孤児を描いた「再会」をかって公演、この12月に南京事件を描いた朗読とひとり芝居の公演を計画している演劇人、渡辺義治・横井量子さんに会い、何らかのお手伝いをさせていただくことを約束。昼休み、ギャラリーヒルゲートでの水上勉さんの三回忌追悼展を覘く。

        ●免停中に公用車の運転!

 また環境局の職員が免許停止中に公用車を運転していたということで免職にしたと環境局長が飛び込んでくる。また不祥事や、この局長が来室のときは、いつも不祥事の報告。全部膿を出し切って再出発するしかない。なんでこうなるの。

 わが議員団の9月市会の質問者の質問要旨の提出が夕方5時までだったが、順調に行っているかどうかヤキモキする。案の定、遅くなったみたいだ。

        ●秋はまつりだ!

 夕方、吉田神社氏子講社の理事会。いよいよ秋まつりのシーズン到来。例年どうりの日程で進行されることに。10月6日に神輿出し。7日が宵宮で、十二提灯も巡行。そして10月8日の日曜日が神輿とお稚児さんたちの巡幸の日で、翌9日が後片付け。忙しくなるよ。


●9月6日(水)
        ●秋篠宮家に男子誕生

 朝テレビを見ていると秋篠宮家に男子誕生の大ニュース。巻野議長名で慣例どうり祝電が打たれる。

 午前10時から理事懇談会があったので登庁、10月1日施行の議案については厚生委員会に付託して審議して、9月22日(金)に本会議を開催して議案の処理をすることに。10年ほど前までは、こういう議案につっては全て即決だったことを思えば、隔世の感。

 昼過ぎ、来客は新しく診療所を開設した若い医師。開業に当たっては地元医師会との調整が色々と必要なことを聞いていささか驚く。

 午後、事務所で感謝の集いにご参加いただける方々の出欠状況を中間点検。

        ●十二提灯・子ども神輿

 夕方地元のとあるお宅で、「十二提灯・子ども神輿」巡行の打ち合わせ。去年は雨で中止したが、10月8日(日)が吉田今宮社の神輿巡行なので前日の7日(土)の午後にやることを決める。ぼくが責任者。今年は秋晴れになりますように。


●9月5日(火)
       ◆議案についての勉強会、市バス事業3年連続黒字

 議案についての勉強会の2日目。交通局からは、市バスと地下鉄の17年度の決算。管理の受委託も進み、また生活路線支援こいうことでジャンボタクシーによる社会実験も進み市バス事業が大きく転換した年、3年連続の黒字、地下鉄は、1月に値上げをしたが、トラフイカ京カードや一日乗車券の売り上げが好調で値上げの影響も少ないようだ。
 文化市民局からは、崇仁コミュニティセンター新築工事請負契約が議案、かって隣保館と呼ばれていた同和地区の施設の運営を今後どうするかが大きな課題。

 建設局からは白川改修工事と伏見区の七瀬川改修工事の工事請負契約の変更の議案と例によって市道の認定と廃止。20年近く続いてきた白川の洪水対策としての今出川分水路がようやく目途がついた。市会議員になって百万遍に事務所を構えていた頃からの工事で、周辺住民との調整で苦労したこともあった。

 環境局からは東部山間埋立地に計画されている焼却灰溶融施設の工事請負契約炉の建設の議案。この2日間で議案について説明を受けたが、合計57件の提案。

 議案として議論を呼びそうなのは2、3ありそうだが、本来なら、公営企業決算審査が淡々と行われる予定だったが、ところがどっこい、不祥事の調査特別委員会で何が飛び出すやら、この9月市会も大波乱がありそうな予感。

 勉強会後、議員会では小林理事の進行で訴えの提起1件以外、議案はすべて委員会に付託を決めて、今後の日程など報告。

 その後、理財局の担当者が来室。指定都市として。地方交付税や国庫補助金の改善など、大都市財政の実態に即応する財源の拡充についての政府への19年度要望について、説明を聞く。

 運動不足もあり、ちょっと夏バテ気味。帰ってビールでも飲んで早く寝ようと思いつつ、事務所で雑務をしていたら帰宅は午後10時頃。


●9月4日(月)
       ◆9月市会定例会、議案発送

 9月市会定例会の議案発送の日。各会派が議員会を開いて提案される議案について事前に各局から説明を受ける勉強会。わが会派は、都市計画局、上下水道局、保健福祉局の順番。

 都市計画局からは、住宅開発を行う際の私有地内の道路幅を現行4メートルを6メートル以上確保するよう定める「道路位置指定基準特例条例」の改正や例によって市営住宅の家賃滞納者の訴訟を起こす訴えの提起。上下水道事業は、水道事業が3億円余の黒字、下水事業が7億円余の黒字。保健福祉局からは、障害者自立支援法施行に伴う医療費の負担減を図る条例の提案と市立病院と昨年4月に編入合併した京北病院の決算。京北病院は整形外科医がいなくなったので患者数が減ってたいへん。医師の確保が大問題だ。

       ◆ルーブル美術館展と重森邸

 議員会終了後、岡崎の市立京都美術館に。読売新聞社グループ主催のルーブル美術館展「古代ギリシア芸術・神々の遺産」のオープニングセレモニー。副議長ということで来賓として紹介をしてもらい内覧会として鑑賞。忙中閑あり、ロマン溢れる展示で心が和む。エーゲ海にいつかは行きたいな。11月初旬まで展覧会がある。ぜひ行ってください。
それから地元は、わが吉田に残る数少ない旧鈴鹿家の社家だった重森邸に。庭園家の重森三玲さんが書院と茶室は国の登録文化財になっていて、その庭で女優の吉永小百合さんがテレビのコマーシャルを撮ったところ。お茶をいただきながら、庭の解説をしたいただく。芸術に勤しんだ秋の始まりの午後。

 夜は、自治労教育支部のメンバーらと懇談。教育談義。京都の教育改革を引っ張る若いエネルギーが充満。うれしかったね。


●9月3日(日)
       ●吉田学区自主防災訓練

 朝から好天の日曜日。少しは涼しくなったが、まだ陽射しは強くて暑い。第四錦林小学校のグランドにて吉田学区自主防災訓練が実施される。わが下大路町は、近衛広場の前に集まって集団で四錦小へ避難訓練。

 グランドには例によって各町内から集まった500人を超える住民が集まり、初期消火訓練、AEDを活用し、また心肺蘇生法などの救急訓練、担架訓練や倒壊建物からの救出訓練など老若男女が、消防団や消防職員の指導の下に汗をかきながら訓練。自主防災会のみなさんが大活躍。

       ●川中増次郎議員の告別式

 途中で抜けて、川中増次郎議員の告別式に参列。奥田幹夫元衆議院議員が葬儀委員長。「カワマスさん」と親しくぼくもよんでいたが、山科の多くの支持者の方々が見送られた。今期、わが議員団の天方議員が一昨年の夏に亡くなったが、現職で亡くなったのは2人目。享年65歳。心よりご冥福をお祈りします。

       ●j永岡正美さんを偲ぶーヒューマンふれあいコンサート

 昼過ぎ、ロシア料理の店「キエフ」に。経糸の会がこの6月25日に開催した「ヒューマンふれあいコンサート」の実行委員会の打ち上げ。およそ70人の方が参加本来ならご苦労さんでした、ということでみんなで明るく乾杯をするところだったが、運営委員の永岡正美さんが亡くなったので、永岡さんを偲ぶ会になった。

 正面には、コンサートの当日ピンク色のメガホンを口に会場でがんばっている永岡さんの遺影が飾ってある。簡単な収支報告と収益を福祉団体に寄付をした後、ぼくが永岡さんとの出会いと思い出やこの4月以降の服務監としての取り組みや、倒れられてからの死に至るまでの経過をスピーチして、ご冥福を祈って献杯をさせていただく。

 永岡さんは、障害者福祉の仕事を長くされていたのだが、仕事が変わった後もボランティアとして福祉を応援されていたのだ。多くの方が永岡さんを偲び、そして大成功に終わったコンサートのことを語り、最後は加藤登紀子さんの「百万歩のバラ」を手話で唄った。つらい一日だった。


●9月2日(土)
       ◆永岡正美服務監、死去

 午前中、秘書から昨夜、永岡服務監が亡くなったとの報告。もうなんとも言いようがない。6月25日京都会館での加藤登紀子さんが唄った「ヒューマンふれあいコンサート」で運営委員としてチケット係りの責任者として活躍されていたときの姿を思い出す。その後、市役所の廊下ですれ違ったとき、ちょっと声をかけたのはいつだったか。服務規律強化期間の責任者として、奔走されていたときだ。その後、次々に不祥事が発覚し、異例の常任委員会の連合調査会が本会議場で始まる8月21日月曜日の朝、庁内の階段で倒れられたのだ。永岡さんとは同世代で、役所の中での付き合いではなくて、福祉ボランティアとしての経糸の会のメンバーとして10年ほど前出会い、同世代として学生運動の話で盛り上がったこともある。無念、痛恨、言葉がない。二度と犠牲者を出しては成らない!享年58歳。心よりご冥福をお祈りします。

       ◆子どもたちの安全のために

 午後は、わが母校の第四錦林小学校において、左京区の13校の小学校の先生やPTA役員や地域の人が集まって、子どもたちの安全についての取り組みの交流会と京都産業大学教授の藤岡一郎教授の講演会。色々な形態で、学校や地域ぐるみで「見守る隊」を結成して取り組みを進めている13校の取り組みが報告された。いかに「継続するか」これがキーワード。

       ◆「医療社会保障のこれからを考える議員フォーラム」

 その後、京都府保険医協会主催の「医療社会保障のこれからを考える議員フォーラム」に。パネラーの自民党の丹羽衆議院議員、公明党の坂口議員は退席された後だったが、わが民主党の仙石由人議員と社民党の阿部議員と共産党の小池議員が壇上に座り、会場からの発言があるときに場内に入る。障害者自立支援法の実施による弊害などが報告される。仙石議員が大奮闘。

       ◆今宵ちはるとともに

 去年は衆議院選挙で延期になったが、夕方、毎年この時期に開催される「北岡ちはる府会議員を励ます会―今宵ちはるとともに」。仙石親分もゲストでスピーチ。毎度のことながらちはる議員の歌の上手さと話術には感服。
 韓国から帰京されたところの山田啓二知事も舞台で熱唱。いやはや脱帽。


●9月1日(金)
      ◆京都市総合防災訓練

 今日から9月。京都市総合防災訓練が南区は殿田公園で開催される。雨上がりでグランドはぬかるみ状態。南区の各町内から自主防災会の旗の下、住民がが避難訓練として終結し、児童たちも見学に。区役所が中心になって消防局をはじめ水道局、交通局など京都市の関係機関に警察や自衛隊、赤十字や運送協会など民間団体も参加。消防ヘリコプターが舞い降り、またレスキュー隊が壁を伝って降りる訓練や最後は消防団とはしご車などに一斉放水。議長や同僚の議員と見学。ぬかるみで靴はドロドロ。みなさんご苦労さん。

      ◆9月市会定例会の日程が決まる

 正午からは、市会運営委員会が開会。北川委員長が欠席だったので共産党の井坂副委員長が進行。9月8日から始まる9月市会定例会の日程などを決定。9月8日が提案説明の本会議。12日13日が代表質問。会期末は10月6日。

 午後は、総務局長が9月市会の議案について説明に来室。病院、交通事業、上下水道事業の公営企業の決算審査が中心。都市計画局と建設局などから議案もあり、また例によって市営住宅の家賃滞納に係わる訴えの提起など。

 その後、京都市歴史資料館や上下水道局のきた管路管理センターなど訪問。
また武田・田渕両府会議員が来室。ローカルマニフェストのことなど相談。
     
      ◆姉妹都市10周年記念「プラハの夕べ」

 夕方は、京都駅の大階段で開催された京都・プラハ姉妹都市提携10周年記念「プラハの夕べ」を覘く。京響の演奏とかチェコ人による狂言など、薄暮の大階段には秋の風が吹き気持ちがいい。ぼくが海外視察でプラハに行ったのは3年前の秋。モルダウ川に架かるカレル橋やプラハ城を見学し、市庁舎で副市長さんらと会った。また行きたい古都。

 ゆっくりしたかったけれど、民主党京都府連の役員会。来春の統一自治体選挙に向けての選挙対策本部の構成や空白区における候補者の擁立問題など、なんやかんや議題も多くて時間がかかる


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