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鈴木マサホひとくち日記 |
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●3月31日(火)
午前中、衆議院第一議員会館に。山井和則議員にお世話になって政策調査会長代理の長妻昭衆議院議員及び政策調査筆頭副会長の細野豪志議員と懇談。民主・都みらい京都市会議員団として、地方分権の確立、建築基準法の改正、雇用問題、国民健康保険制度の見直し、放課後まなび教室と学童保育の一本化、障害者自立支援、文化財保護、市議会議員年金制度の安定的運営確保の取り組みなど、政権交代を見据えての要望活動。議員団としては、要望活動をするのは初めての試み。民主党本部として真摯に対応して対応してもらいたいね。長妻議員は、民主党の論客の1人だが、さわやかな印象だった。
閑話休題、山井議員の政策秘書さんが、受け入れをしてくれたのだが、最初どこかで会った人だと思ったが、なんと同志社大学院の総合政策科学研究科の同窓生のK君だった。とある市の職員だったときに社会人入学してきて、仕事をしながら政策秘書の試験に合格したらしい。いやびっくりしました。
がんばってよ!
夕方、帰京。議員団、1人を除いて全員、今枝議員の「ちゃんこ・横綱」に結集。議員団の役員の交代式?と新しいスタッフの歓迎会と議員団の担当をしてくれていた市会事務局職員の異動による送別会。団長は今枝議員から安井議員に、理事は隠塚議員から同期の山岸議員になります。それぞれよろしく。
●3月30日(月)
朝、議員団の視察で東京へ。品川から地下鉄大江戸線で移転問題が話題になっている東京都中央卸売市場築地市場へ。多忙なときにもかかわらず森本場長が説明をしていただける。大阪出身の人であった。築地市場は昭和10年に開設、大東京の台所。建物の老朽化が進んでいて豊洲への移転が計画されているが土壌汚染問題が発覚。移転計画が暗礁に乗り上げている。産地との連携や観光客対策や規制的な市場法の問題点など、ザックバランな感じで話していただける。それにしても昼前だというのに水産棟は活気に溢れている。京都の中央市場が閑散としているのが寂しいよ。そして関連事業棟の食堂街では観光客が長蛇の列。いやはやテレビやガイドブックの威力はスゴイ!京都の中央市場の将来はどうなるのだろうか?
午後、東京都庁に。福祉保健局の担当者から保育所など児童福祉施設の認可施設への監督・検査について説明を受けて質疑。東京都は、社会福祉法人・施設など指導検査実施要綱を策定し、児童福祉法や社会福祉法、また労働基準法などの諸法に照らして、指導や是正の措置を講ずることにより、施設の適正な運営及びサービスの質の確保、利用者の処遇の向上を図り、社会福祉の一層の増進に寄与することを目的に、かなり詳細な検査を実施している。虐待防止や避難方法など安全対策など大いに役立っているようだ。東京都の認証保育園には株式会社などの法人の運営母体もあるし京都の保育行政とは大いに異なる。京都市でももちろん各保育園や福祉法人に保健福祉局の監査指導課が指導監査を行っているが、保育園連盟や不透明なお金の流れや福祉サービス協会の資金運用問題などがあったところなので参考になった。
夕方は、山井和則衆議院議員、松井孝治参議院議員を交えての会食。下京区の補欠選挙のことや小沢代表の進退問題など話題に。東京の春の夜は静かに暮れていくのでありました。
●3月29日(日)
3月の末だというのに寒いよ。市原野での春の風が冷たい、花桃が咲き誇る野外での玄武の会の集い。玄武の会とは京都洛北の地で地元の各種団体の方などが集い文化芸術活動などを展開。昨春は、天気も良くて心地よかったが、いやはや今日は寒い。近くの特別養護老人ホーム市原寮のみなさんなども参加、介護保健施設の方や自治連の役員さんたちと懇談。色々と地元要望などをお聞きする。
午後は、学童保育のことで相談ごと1件。そして、事務所で雑務。
下京区の補欠選挙の開票結果は、自民推薦の元下京消防署長の下村明氏が当選。次点が共産党で民主党の塚本薫君は4998票。投票率は、29㌫台の低投票率だった。お疲れさんでした。春の嵐は過ぎ去ったかな?
●3月28日(土)
朝8時過ぎ。「国益研究会」の朝の例会に。わが鴨沂高校の先輩の関野さんが、不動産の証券化を巡って報告。ぼくが特に興味を持ったのは、京都市の新景観政策がマンションの流通にどういう影響をもたらしているか、或いは今後どうなるか。関野さんの言によれば、価値が増すということ。それにしても昨年秋以降の売買価格の落ち込みは激しいようだ。民主党小沢代表献金問題や地方主権のことなども話題に。
11時前からは、社団法人京都鴨沂会の理事会。年度末を迎えて諸々のことを協議。昼過ぎ、塚本事務所を再度訪問。山井和則議員や松井孝治議員も選挙カーに乗り応援。さてどういう結果になるか。
午後は、「こぺる」の総会に先立ち小林茂監督のケニアのストリートチルドレンを描いた長編ドキュメンタリー映画「チョコラ」の試写会。そこで藤田敬一さんに会い、冊子「同和行政」と総点検委員会の報告書を手渡し四方山話。6月ぐらいには同和行政終結後のあり方を巡って公開討論をしたいな。小林茂君は、京都で水俣告発の会で長年活動し、映画「阿賀に生きる」も撮影。長い付き合い。透析をしながら映画を撮り続けているが、元気そうでよかった。
2時過ぎから、同志社の「学友会とその時代を生きた朋達の集い」。60年安保闘争前から70年全共闘時代のそれぞれの時代の同志社の学生運動を担ってきた当時の活動家が100人ほど結集!50代から70代の集まり。今ではみんなええ歳や。今では学生会館は寒梅館になり、学友会も解散した。それぞれの青春時代をほろ苦く思い出しながら飲んでいた。
夕方、多文化共生社会のことについて議論をしてきた「新羅」の常連客が集まり、ささやかに山崎一樹副市長の送別会。山崎氏とぼくはプロレス仲間。4月からは内閣府の防災担当をされるとのこと。もうちょっと京都にいて欲しかったよ。お元気でこれからもご活躍を!
それから上下水道局職員のグループ、「錦水会」の集まり。同和行政のこと、上下水道事業のことなどが話題に。市民に安全な水を供給し、水の環境保全のための仕事にがんばってや!
●3月27日(金)
午前10時から吉田幼稚園の理事会。吉田幼稚園は、一時期、入園者が少ないときがあったが、最近はバスでの送り迎えもあり、また自然環境に恵まれているということで多くの園児が入園を希望。昨年秋に新園舎も完成し、この少子化時代に幼稚園として経営状態も良好みたい。ぜひ入園してください。
昼、国際ソロプチミスト京都みやこのチャリティバザー。「羅生門はんにゃの」のとんかつ弁当が美味しい!
夕方、烏丸夷川のアートステージ567へ。渡辺和枝陶展へ。和枝さんは大学時代からの仲間、今は、富士山麓で陶器作りをしている。2年にいちど京都で個展。アートステージ567の本田夫妻は、ぼくが百万遍で事務所を構えていたとき1階のコロナ堂の店主。町家を改造して素敵なスペースを運営しているのだ。ぐい呑みを購入。
そして、友人の某組合委員長の声がけで、色々な思いはあれど、下京区の補欠選挙を闘っている塚本候補の事務所を激励訪問。田渕民主党京都府連幹事長や連合京都の幹部のみなさんが大張り切り。大接戦のようだ。
●3月26日(木)
事務所にこもって雑務。07年度分の政務調査費について監査請求がされたので領収書の点検など。またこの1年の行政資料などの整理。書類の山を一気に整理。必要なものを残す作業もたいへん面倒だ。また市民派議員レポートの発送準備も始める。夜、福祉工房P&Pの西村君、来所。「市民派議員レポート・春号」と冊子「体験的政策評価論」出来上がってくる。読んでや!
●3月25日(水)
午前10時から左京区役所で議員会。自民、共産、民主、公明の左京選出の8人の議員が揃い、区の選挙管理委員を選出する会議。自民、共産、民主、公明の順番で4人の委員を推薦、そして同じ順番で、補充員を4人推薦。ぼくが最長老ということで座長を務め、円滑に終わる。5月市会本会議で可決されることになる。最後にこの3月31日で定年退職する波部美利区長にご挨拶いただく。ご苦労さんでした。
昼、吉田神社社務所で総代の会議。予算案などの説明。澤井宮司さんの説明によると、映画「鴨川ホルモー」が吉田神社で撮影されたとの報告も。そして吉本のタレントが神前結婚式を挙げてから、近年、神前結婚式が多くなってきているという。それも関東方面から京都で挙式をしたいということで、吉田神社での厳粛な式が好評らしい。社務所から見える山桜が見事に咲いていた。で、ぼくの結婚式はというと、親戚の叔父さん宅で式らしきものをしてもらって、別の日には、友人等が楽友会館でパーティをして飲んだくれた。24歳のとき。1973年6月9日やったかな?花嫁は文金高島田もウエディングドレスも着ていなかったよ。そういう時代だった。
●3月24日(火)
WBC、韓国と日本による決勝戦。イチローが決勝打。2連覇なる。よかったね!
午後、自転車で荒神橋から七条大橋まで鴨川沿いに南下。水は温み、枝垂桜がチラホラ咲いている。春ですね。事務所から九条のテルサまでおよそ25分のサイクリング。この5月31日に予定されているデンマーク大使館主催の「COP15サイクリングツアー」の実行委員会にオブザーバー参加。日本サイクリング協会や京都市、京都府の担当者、NPO団体の代表にKBS京都事業部のメンバー等が出席。京都でCOP3が開催されたのは12年前、今年12月にコペンハーゲンで開催される国連地球温暖化防止条約第15回締約国会議(COP15)に持続可能性と環境責任というメッセージを届けたいと、日本全国9ステージをまわる。京都がラスト。色々と打ち合わせ。本格参加の方からママチャリまで大歓迎です。詳細はここをクリック。市長、知事も走る予定。ぼくもママチャリで走るで!
夜、小沢代表、西松建設献金問題で記者会見。率直に言って、留任は納得できないよ。
●3月23日(月)
午前10時からわが母校地元の第四錦林小学校の卒業式。中島校長先生から一人ひとりに卒業証書が授与される。答辞は、卒業生一人ひとりがシュプレヒコールというのか、思い出やこれからのことを語っていく方式。ええ感じです。福井同窓会長やPTA会長が祝辞。ぼくが四錦小を卒業したのは1961年(昭和36年)か、はるか昔だね。校歌は辛うじて覚えているよ。卒業生のみなさん、おめでとう!
午後は、鴨沂高校評議員会。定時制の同窓会長、社団法人京都鴨沂会の八木会長、猪熊先生らが評議員。桶谷校長の挨拶の後、湯谷副校長からこの1年の実績や今後の方針が説明。自転車部や女子の水球部ががんばっているが、残念ながら進学の成績はイマイチやね。かっては東の日比谷、西の鴨沂と言われたぐらい進学率もよかったが、近年は、京大など国公立や有名私学大学への進学者がほとんどないのは寂しいよ。学校現場の教員も危機意識をもって、改革に取組んで欲しいと節に願う。
●3月22日(日)
小雨模様の日曜日の朝、春眠暁を覚えず、昼近くまで寝る。昼過ぎ、錦林教会・ペスタロッチ保育園に。糸井園長が今年で勇退するということで送迎会を兼ねたもちつき。28年間の在職。娘も世話になった。おふくろも教会にたまに礼拝に行っている。ぼくはといえばバザーのときに顔を出し、昔は麻雀してよく遊んだ。ご苦労さんでした。
それから京都市美術館の「布花とシャドーボックス展」に。とある縁で主宰者の村山美佐枝さんと出会った。ヨーロッパで始まったと聞くが、風景や人物や静物などが素材になって、同じ図柄を何枚かを重ねて貼り付けて額の中に飾ると遠近感のある不思議な立体的な絵画?ができあがる。根気も必要だろうし、手先の器用な人しか出来ない技。不器用なぼくにはとてもできないこと。テーマは、和・輪。多くの作品が展示してあって感心した。小雨模様で岡崎公園の人どうりは少なかったけれど美術館の桜はつぼみふくらむ。春が来ましたね。
夕方、事務所で議員レポート書きと冊子「同和行政」に続く第2弾「体験的政策評価論」とタイトルした「京都市の行政評価条例の意義と課題」ののあとがき書き。
●3月21日(土)
昼前、同志社は今出川キャンパスの講武館へ。総合政策科学研究科の修了式。新川達郎研究科科長から45人の修了生に1人づつ修了証書が手渡される。中国や韓国からの留学生もチラホラ。ぼくが社会人入学したのは1995年、阪神大震災のとき。1期生だった。3期目の当選を果たしたときだった。修了は98年。同窓会「総政会」会長としてご挨拶。総政会からは記念のラベル付きのワインを贈呈。とある国会議員の秘書をしている某君も無事に修了、また京都市職員の某課長は後期博士課程を修了!おめでとう!
終了後、車で一路、花脊・広河原を目指す。杉木立の道をおよそ1時間。山里は春の気配。地元住民の長年の要望だった花脊・広河原地区の簡易水道の竣工式。市長の挨拶が始まったところだった。間に合ってよかった!小さなテントが会場。そして、給水式では市長・議長等がボタンを押すと噴水になって水が吹き上げた。施設を見学。左京区で山間部で地域簡易水道の敷設が始まったのは静原が最初だった。鞍馬・貴船、久多、百井と実現して、あとは花脊別所地区を残すのみ。秋には完成するだろう。ゆっくりしたかったが、喫茶「庄兵衛」に挨拶をして、鞍馬街道を引き返す。
4時半ごろ鴨沂会館に。鴨沂高校同窓会の新旧理事会。2期生の大先輩から48期生まで30人の方に集まっていただける。諸般の報告が終わった後で、同窓会会長としてご挨拶。今後はホームページを作成して、会員の交流などに努めて、さらに鴨沂高校の教育の充実などに寄与できればと思っている。みなさん、「鴨沂」と書いて「おおき」と読みます。念のため。近くの「くに荘」で懇親会。47期の愚息も出席。ひとりひとりにご挨拶をいただく。鴨沂の有名な芸能人では、田宮二郎、沢田研二やね。二次会にも行き、久しぶりにカラオケ。役員のみなさん、今後ともよろしく!
●3月20日(金)
朝、吉田神社参道の奥にある祖霊社にて大元講社春の大祭の飾り付け。
午後北山通がノートルダム女学院の北側の社会福祉法人京都総合福祉協会「北山ふれあいセンター」の竣工式。篤志家により寄付された土地で左京区にとっては懸案の建物。妙法の妙の山裾に完成した。就学前の子どもたちの療育、生活介護事業、就労支援事業、就業・生活支援センター、通所介護事業、さらに児童館、母子福祉センターなど福祉の殿堂。地下鉄松ヶ崎駅から近い。市長や議長をはじめ地元の葵学区の各種団体の役員さんらも参加した竣工式。喫茶コーナーもあるのでぜひいちどお出かけください。
終了後、吉田の祖霊社に。春の大祭の神事は終わって大元講社の宗教法人化への道筋がついたので長老からこの間の報告など。夜、事務所にて議員レポートを書き始める。
●3月19日(木)
2月19日から始まった2月定例市会の最終本会議。9時過ぎに市役所正面玄関で民主・都みらい議員団全員揃いホームページ用の集合写真。
本会議は、10時から開会。今日は長丁場になりそうだ。稲荷山トンネルの排気ガス対策を不採択にして、まずは普通予算特別委員長報告が30分ほど。討論に共産赤坂、自民吉井、共産井上、わが民主からは気鋭の山本ひろふみ君が賛成討論に立ち、公明は木村に続いて曽我議員が定額給付金について共産、民主を批判しつつ賛成討論。ちょっと野次合戦。自民、民主、公明が起立して賛成多数で可決していく議案と共産も賛成する議案については簡易表決。付帯決議についても起立するのと簡易表決で可決されたのもある。付帯決議については、市民負担にもなるので市民への説明、自主財源の拡充、京都市交響楽団のこと、市立浴場の在り方、保育園プール制、保育園連盟の不正流用の対処、福祉サービス協会への指導、国民健康保険料改定の説明、市民環境ファンドの活用、コミュニティセンターの見直しにあたっての利用者への説明の10個の付帯決議を可決した。
そして公営企業予算特別委員長報告の後、北山、山元、安井、日置議員がそれぞれ討論立つ。共産は、自動車運送事業と市立病院事業会計については反対。市バスの乗客増対策、地下鉄では国への支援の働きかけと経営健全化の取り組みについて2個の付帯決議。
予想では、1時過ぎまで審議がかかると言われていたが、昼休みを入れたらええのにと思いつつ、途中トイレにいく。市長や理事者もたいへんやで。
以降、付託されていた議案について、くらし環境、教育福祉、まちづくり消防委員会のそれぞれの委員長報告があり、共産が反対する議案については、自民、民主、公明の起立で淡々と可決していく。副市長は、星川茂一氏が再任、山崎副市長の後任に東大・国交省出身の油木文彦氏が選任、それぞれ簡単に就任のご挨拶。教育委員会委員に高桑三男氏を、人権擁護委員や常任委員の選任や市会議員の議員報酬のカット、さらに意見書も淡々と可決していく。経済情勢悪化に対する経済対策の拡充を求める意見書もついては共産の若い議員がダラダラと演説をするものだからブーイング。最後に地下鉄事業に対する国の支援を求める決議を可決して散会宣告が議長からされたのは午後1時40分。腹減った!ほんまに長丁場だった。今度から昼休みをいれてよ!いやはや疲れたよ。
可決した意見書は、肝炎対策のための基本法制定、細菌性髄膜炎等の重症感染症を予防するワクチンの早期定期接種化、地上デジタル放送の更なる対策、緑の社会への構造改革、経済情勢悪化に対する更なる経済対策の拡充の意見書の5本である。なおぼくは新年度から教育福祉委員会に所属することなりました。
夕方は、議員団有志によるこの市会を振り返っての反省会。話題は明日から始まる下京の補欠選挙。さてどうなるのやろうか?
●3月18日(水)
いよいよ2月定例市会も最後の議員会。意見書の調整具合について担当の議員から随時報告。紛糾することなく順調に進んでいるようだ。議員の報酬5パーセントカットも目途がつく。また他会派から提出されてきた付帯決議について賛成するか反対するか、態度を決めていく。さらに予算案などに対して賛成討論に立つ山本ひろふみ議員や安井議員の草稿について議論。11月市会で定額給付金の見直しの意見書を共産党と可決していたので、定額給付金についてどう触れるか、いささかの議論。さらりと触れようということに。京都市民だけが給付されなくなるのは不公平でもあるので賛成することに。僕自身が給付を辞退するかは、また考えよう。
ぼくの当初の予想では、料金改定などもあり、討論結了の委員会は遅くなると思っていたが、意外と早かった。常任委員会は3時過ぎから、普通・公営企業予算特別委員会も4時過ぎから開会されて、それぞれ各会派、各議案について態度を表明。自民、民主、公明の市長与党は、予算案などすべての議案について賛成、共産は、一般会計予算や国保会計、さらに使用料など改定される議案や自動車運送事業などには反対とのこと。市会運営委員会のメンバーを残して議員会は散会。6時過ぎにぼくは市役所を退庁、予想に反して淡々とした会期末やった。
●3月17日(火)
朝、吉田幼稚園に。昨秋竣工した新園舎での卒園式。理事ということで来賓席。わが愚息も卒園児。園長先生から70人の一人ひとりの園児に卒園証が手渡され、皆勤賞の園児等にはご褒美。自然に恵まれた環境で吉田幼稚園の人気は高い。祝辞として、先日吉田山に植樹した桜のことを話す。大きくなったら君たちも桜も立派になっているだろうと。
議員会には遅参。昨夕出された意見書は、自民から肝炎対策のための基本法の制定を求める意見書(自民)など2本、共産からは労働者派遣法の抜本的改正を求める意見書など3本、公明からは、経済情勢悪化に対する更なる経済対策の拡充を求める意見書など2本。意見書の調整はいつものように担当議員から随時成り行きが報告されつつ、淡々と進んでいるようだ。紛糾するものはなさそう。また一般会計予算や公営企業予算について各委員会の審議状況について説明があり、賛成することに。京都市交響楽団、保育園のプール制、福祉サービス協会、市民環境ファンド、自主財源の拡充、京都市交響楽団の財団移管、国民健康保険、コミュニティセンターのことなどに付帯決議をつけることに。また議員の報酬カットについても民主として提案、ちょっと他会派との調整で右往左往したみたいだが概ね了解を得られたらしい。明日は早く終わりそうやな。夜事務所で春の市民派議員レポートの原稿を書き始める。
●3月16日(月)
2月予算市会もいよいよ最終盤、午前10時から各会派議員会を開催、議案への態度や意見書提出についての協議が始まる。わが民主も今後の日程など説明があった後、安孫子副団長の進行で意見書や議案についての問題点など協議。追加議案は、星川茂一副市長が再任、山崎一樹副市長はほぼ2年になるが退任されるのはちょっと残念。、後任に国交省から油木文彦氏とのこと。星川副市長再任については、同年代として安堵。しんどいことやけどがんばってや。意見書提出をめぐっての議論をした結果、民主として「地下鉄事業に対する国の支援を求める決議」と「まちなか地域における地上デジタル放送の更なる対策を求める意見書」、「細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの定期接種化を求める意見書」を提出することに。
そして、予算関連でない付託された議案について、各委員会のメンバーが審議状況を報告、淡々と賛成できる議案もあれば、ちょと引っかかる議案については担当局を呼んで再度説明を受けることに。また新年度の議員団の役員や常任委員会の所属を決めるミーティングなど。
夜は、第4回「吉田の森サロン」として、事務所で鈴木マサホ市政懇談会。20人ほどの参加者。新年度予算の概要を説明し、未来まちづくりプラン、話題になっている保育園連盟のこと、定額給付金のこと、そして発刊したばかりの冊子を渡して同和行政の功罪について、また今後のコミセンのあり方などについて喋り、その後フリートーク。地下鉄の乗客増対策や水族館のことなども話題に。
●3月15日(日)
好天の日曜日。昼、百万遍の知恩寺境内の「手づくり市」を冷やかしに。始まって20年は経つのか、今では遠くからのお客さんも含めて境内のみならず百万遍界隈は大賑わい。天神さん、弘法さんと並ぶ市に発展した。主宰者の臼井さんは鴨沂高校の山岳部の先輩。毎月15日に市が立つ。今や左京の観光スポット。ぜひご来場を!
天気が良かったので今年3度目の大文字山へハイキング。午後1時30分 八神社前を出発、いつもは息も絶え絶えに登るところを途中休むことなく最後の150段の階段も一気に登りきる。およそ30分弱で火床の中央へ。早春の京都のまちなみが綺麗。春風に吹かれて、握り飯を食べていると吉田ハイキングクラブの牧野さんとばったり。先日メールでやり取りしたばかり。一緒に三角点まで同行してもらう。これからもよろしく!で、山頂で一息入れて、1人で大津を目指す。うっそうとした杉林を通って小さな祠の雨社から池の谷地蔵に抜ける。そこからは舗装された道になり皇子山カントリークラブを通ってJR大津京駅(旧西大津駅、名前が変わった)に着いたのは午後5時前。駅前のパチンコ屋でちょっと遊んでJRと地下鉄を乗り継いで帰宅。少しはスタミナがついた。今度は比叡山に行こうかな!夜、事務所にて「京都市の政策評価条例」の冊子の原稿をメールで入稿。
●3月14日(土)
午後、「左京区市民防災会議―みんなで災害対応力を考える集い」。冒頭、防災に努力された各学区の自主防災会や町内の自主防災部、自主防災活動推進功労者、事業所、防火管理者のみなさんへの定例市民消防表彰式。昨年の左京区の火災件数は17件。消防団や自主防災会のみなさんによる活動の努力の賜物。ほんまにご苦労さまです。これが京都の地域力というものだ。二部は元神戸市消防職員の野村さんの講演があったが、近くの京都会館会議場へ。
左京区誕生80周年記念プレイベント「伝統行事は年輪のようなもの」と題した宗教学者の山折哲雄氏の講演会。講演の途中だったが、話題の映画「おくりびと」にふれて葬式と告別式のちがい、大文字の送り火のこと、伝統行事のこと、また会場からの質問に答えて「あの世とこの世」の境界の話など実に洒脱なお話。京都の伝統行事の重みについて改めて知った。左京らしいええ企画やった!後で控え室に先生を尋ねて先生と親しいわが友人の編集者中川六平君のことを喋った。六平君、元気かね?
夜は、市原野会館で前原誠司国政報告会に参加。会場は満員の100人近い参加者。先日歴訪してきたベトナムなどアジアの経済状況や食糧や医療問題、政権交代を目指す意義など演説。新聞記者が数名いたので小沢代表献金問題については慎重な発言だった。ぼくは京都市政の報告として定額給付金のこと、そして土砂災害法について簡単に報告。
●3月13日(金)
朝、9時過ぎ、地元のわが母校、近衛中学校の卒業式。ぼくが卒業したのは45年前のこと。校歌もあまり覚えていない。団塊の世代で一クラス55人、7クラスだった。市内で唯一制服のない中学校。思い思いの服装の晴れ姿。107人の卒業生一人ひとりに校長先生から卒業証書が授与。答辞を読んだのは、吉田剣鉾保存会のメンバーで生徒会長の月原君。自主・自立の気概に満ちた素晴らしい答辞だった。そして、卒業生がみんなで合唱した「桜散る頃―僕達のラストソング」も素晴らしかったよ。
午後は、京つけもの「大安」の仕事はじめ会。わが祖父鈴木増次郎と「大安」の創設者大角安治郎さんが兄弟。明治35年にわが吉田中大路町で小さな店を持ち天秤棒で行商から始まったらしい。今では「京つけもの」として全国ブランドになった。昭和30年代後半の「千枚漬けです、京の味」テレビコマーシャルの歌を覚えている。生産者や観光業界の人たちを招いての毎年春の恒例の懇親会。
夕方、小雨模様の肌寒い夕暮れ時、清水は高台寺近くでの可愛い舞妓さんも参加しての東山・花灯路のオープニングセレモニー。今年で7回目か。春の訪れを告げる京都の風物詩になった。関西電力やJRなどの協賛企業、さらに芸術系の大学生や仏教会の協力で、清水寺、高台寺、知恩院、青蓮院もライトアップして円山公園も幽玄な雰囲気になり、二年坂や石部小路にも行灯が並ぶ。100万人近い人が全国から来る新しい観光資源として定着した。今年は3月22日まで開催中。まあいちど夜の東山を散策してみてください。
●3月12日(木)
委員会に付託されている議案や請願を審議する5つの常任委員会が今日と明日の二日間開催される。
ぼくは経済総務委員会。この委員会の委員で先日逝去された西脇議員の追悼の黙祷を冒頭にする。ご冥福をお祈りします。総務局からは、委員会に付託されていた議案の審議。京都市国際親善交流基金条例の一部改正、どういうことかというと、独立行政法人「国際交流基金京都支部」の事務所を国際交流会館のかっての桑原武夫先生の記念室の後に誘致、移転整備するために国際親善交流基金からその経費を支出するということ。「国際交流基金京都支部」のことについてとんちんかんな質疑をする委員がいたので、質疑するつもりはなかったが、かってぼくの大学時代の後輩が仕事をしていたことがあったので、急遽手を上げて適正な対応であることを表明。
理事者報告は、「京都市人材活性化プラン案」が策定されて、パブリックコメントをするという説明。京都を愛し公務に情熱と誇りを持ち市民の信頼にこたえる職員を目指して意識を高め、能力を引き出し、組織力を強める色々な取り組み項目が提案されている。親方日の丸、お役所仕事からの脱皮を図ろうとするもの。優秀な若い職員が市民に信頼され、誇りを持って仕事が出来る明るい市役所づくりを目指して欲しいものだ。
理財局とは、国の民法及び公有地の拡大の推進に関する法律の改正に伴う京都市土地開発公社定款の変更、及び全国宝くじ事務協議会に岡山市が加わることの議案について説明。地元建設業者の健全育成及び雇用促進の請願は、留保。伏見消防署跡地及び消防学校跡地の活用については伏見の議員が質疑をした。所管局のない請願、 消費税増税方針撤回の要請と消費税増税反対の要請の2本については留保にする。紛糾することもなく淡々と散会した。
後は、付託されていた議案についての討論結了の委員会が18日に開催されるのが、今年度の最後の経済総務委員会になる。福祉教育委員会は案件が多いのか、午後6時を過ぎても質疑が続けられていた。
●3月11日(水)
2月市会定例会もいよいよ終盤。午前10時から普通予算特別委員会の最終日、市長総括質疑。第一分科会、第二分科会のすべての委員が揃って円卓を囲む。中央に市長と3人の副市長。インターネットで中継されるので市長らの対面に発言者は立っての質疑。
ぼくは、自民、共産の委員に続いて民主・都みらい議員団のトップバッターとして市長の前に。準備していた原稿を手に持ったもののその場で朗読するということにはならない。この1年、走り続けている市長に2年目はどーんと構えること、福祉サービス協会の資金運用のことと中央斎場を巻き込んだ保育園連盟の不透明な資金の流れの徹底追及とプール制の堅持のことを要望。
そして、過日発行した「同和行政」の冊子を手に持って、教育委員会の一員として長年、同和行政に取組んできた立場での同和行政の市長自身の総括。そして、同和終結後の行政の在り方総点検委員会の報告書とコミセン廃止問題について陳情の趣旨や報告書の指摘を引用しながら、いささか拙速すぎることを指摘、利用者などへの説明の取り組みについて質疑。ぼくが94年、96年の本会議で提起した、行政責任と行政依存という自縛からようやく脱して、特別施策としての同和行政が、市長の強い決意のもとに終焉を迎えることは、感慨無量だ。持ち時間はわずか20分。
残った3分で、京都市交響楽団が京都市音楽芸術文化振興財団へ移管が提案されているので楽団員の処遇と小学生の音楽鑑賞教室の自己負担の軽減策について質疑をしたら、答弁時間がちょっとオーバー。
予算に関連して未来まちづくりプランや保育園連盟とプール制のこと、環境モデル都市、定額給付金のことなど中心に、自民は122分、7人、共産122分で、6人。民主82分でぼくの後に山岸、天方、山本ひろふみ議員の4人が、公明74分で4人が質疑に立ち、終わったのが午後6時を過ぎていた。ご苦労さんでした。
終了後、吉田氏子講社の理事会。この決算報告や5月10日に開催される講社大祭の打ち合わせなど。中尾写真館が撮影された秋の祭りの写真パネル展を提案して了承された。
●3月10日(火)
10時前、左京区役所の区民作品展。オープニングセレモニーは百万遍保育園の可愛いい園児たちによる鼓笛隊の演奏。会場内には、手芸品やちぎり絵、書や絵や写真などともに識字教室に通う女性の作文も。今年は400点をこえる作品が展示。女性の作品が多いね。
昼休み時、市長室に。愛妻弁当を食べ終わった門川市長に先日ぼくが発刊した「同和行政」の冊子を手渡し、同和行政終結後の行政の在り方総点検委員会の報告書のことや今後の取り組みのことついて懇談。もちろん下京の補選のことも話題になった。
午後、緊急の民主・都みらい京都市会議員団の議員会が招集。今枝団長や1区幹事長の小林議員らから候補者擁立の経過など説明。今後の京都市政や議会運営にとっても擁立することがいいのかどうかがぼくの判断基準。議員団の雰囲気や意向を配慮せずに、なんでや!というのがぼくの率直な感想。言いたいことは山ほどあれど、ともあれ、3月29日が投票日だ。どう対処するかはこれから考えよう。
夜は、明日の予算委員会の市長総括質疑の原稿作り。そのときのやり取りでそのまま読みながらということにはならないが、今回はメモではなくて文章を書き上げた。
●3月9日(月)
今日は、公営企業予算特別委員会で市長総括質疑。ぼくは休み。朝から事務所で資料の整理とともに下京区の補選候補者擁立のことで情報集め。急遽、役員会で決まったらしい。予想外のことでどうもようわからん。
午後、議員団室で、同和行政終結後の行政の在り方総点検委員会の報告書を読んで市長総括のための質問メモづくりを始める。民主のトップバッターで質疑に立つので福祉サービス協会のことや保育園連盟のこと、京都市交響楽団の財団への移管問題についても触れたいし、答弁も含めて20分というのは短いね。事前に質問項目を当局に通告をしておくのが通例。
夕方、真如堂で吉田学区の自主防災会の役員をされていた萬木正義さんのお通夜。享年71歳。心よりご冥福を。夜、久しぶりに家で、WBC一次ラウンドの決勝戦、韓国と日本代表の試合をイライラしながらテレビ観戦。1点差で惜敗。打てないね。さて2連覇はなるのかな。
●3月8日(日)
朝9時過ぎ、左京小学生バレーボール大会の会場の修学院小学校に。近くの白川通をハーフマラソンが走り抜けるので応援に。トップグループは学生や実業団の選手ら、そして6000人を超える市民ランナーが大集団で延々と続く。知り合いを探すが多すぎて確認できない。ところが「スズキ!」と一人のランナーが声をかけてくる。なんとわが鴨沂高校の同期生や。「お!美田村、がんばれ!」。高校時代から陸上部でがんばっていたが、会社を退職してからも走り続けているのだね。ハーフマラソンも今年でいったん休止され、2年後には、フルマラソン大会として再開される予定。
午後、京都会館第二ホールで第16回「左京区民の保健・医療・福祉をみんなで考えるつどい」。なんと今年で16回目。医師会、歯科医師会、薬剤師会、社会福祉協議会が主催。会場はほぼ満員。テーマは「認知症になっても安心して笑顔で暮らせる地域でありたい」。認知症に関する簡単なクイズから始まって福岡県は大牟田市でグループフォームを運営している大谷るみ子さんの講演は、認知症を考えるのに身につまされる実に素晴らしい講演だった。また第四錦林小学校の児童と修学院中学生による実演ありの発表もよかった。認知症サポーターとしての子どもたちのやさしい眼差しがいいよ。この集いは、16回目を迎えるが、左京区民の地域力のすごさをいつも感じ、地域福祉の原点を勉強できる場だ。関係者のみなさん、ありがとう。
二部が始まってしばらくして退席して、左京小学生バレーボール大会の決勝戦と閉会式に。会場は保護者の応援もあって熱気。6年の優勝は錦林の男子チーム、5年は松ヶ崎、4年は明徳。表彰状、優勝旗、盾、そしてメダルを授与。子どもたちの清清しい顔が印象的。ライオンズのメンバーと楽器を運んだりの後片付け。指導者のみなさん、ご苦労様。
夜、テレビをみながら一杯やっていると新聞記者から電話、「下京区の補欠選挙の候補者が決まったようですが」「なんやて!誰や」と唖然。ほんまにびっくり!ぼくは2区なので蚊帳の外だったが、民主・都みらい市会議員団の雰囲気では擁立をしない方向だった。なんというどんでん返し。信じられんよ。
●3月7日(土)
朝、8時半、松ヶ崎のこども体育館へ。第12回京都高野川ライオンズクラブ杯左京小学生バレーボール大会の開会式。今年の出場チームは43チーム、選手392人。修学院第二小学校の金管バンド、ドリームバンドの演奏で恥ずかしそうに入場行進。開会式の後、5会場に分かれて予選リーグ。ぼくは錦林小学校でトーナメントを観戦、4年生のチームが可愛いし、錦林の6年生の男子チームは力強い。優勝候補やね。
午後は事務所にて、メールニュース3月号の発送作業。夕方、行きつけの「ひげ床」で散髪とマッサージをしてもらってリラックス。そして聖護院の居酒屋「炎の火」でカミサンのアラカン・還暦の誕生祝い。子どもら家族4人でわいわい。いやはやお互いええ歳になったものだ。結婚して36年だ!
●3月6日(金)
午前10時前、福祉工房P&Pの西村君が刷り上ったばかりの冊子「同和行政―行政責任と行政依存―自縛からの脱却を!」を議員団室に持ち込んでくれたので休み時間に早速同僚や関係者に配布を始める。読んでや!購読希望の方はぜひご連絡を!偶然にも「同和行政終結後の行政の在り方総点検委員会」から報告書が市長に提出された日に重なった。
予算委員会の6日目の最終日、第二分科会の局別審議は教育委員会。第二分科会のメンバーは安孫子、天方、藤川、鈴木の4人。わが民主・都みらい市会議員団の割り当て時間は70分。教育委員会にも言いたいことは山ほどあるが3人の同僚に質疑を任してぼくは今日は聞き役。天方議員の不登校児童に関しての答弁によると800人を超える中学生が不登校になっているという。色々と対策は練られているが由々しき現状だな。各委員は、小中一貫教育、放課後学び教室、長期宿泊自然体験活動、学校施設の充実、中学校給食、英語教育などそれぞれの視点で質疑が行われた。
昼休みの時間、韓国民団本部事務局長に来ていただいて京都市会日韓親善議員連盟の会長の内海議員の呼びかけで事務局会議。今後の交流のことや韓国視察のことなど相談。
夕方7時に三条河原町に。毎年この時期に行われる連合京都の春季生活闘争の円山集会後のデモ隊参加者に対して民主党として激励行動。今年は寒さ厳しくなくて助かったが、山井衆議院議員らの演説も小沢代表の政治資金問題が浮上してイマイチ意気上がらんよ。でもデモの参加者は雇用の確保など切迫した状況を反映してか例年より多い感じ。冬来たりならば春遠からじ。春はいつ来るのか!
●3月5日(木)
予算委員会は5日目は保健福祉局との審議の2日目。昨日に続いて保育園のプール制のことや中央斎場のこと、障害者福祉、高齢者福祉、児童館、救急医療のことなど各議員が質疑。ぼくは、福祉サービス協会のことで職員等への説明責任、顧問の辞職問題、さらに中央斎場の携帯電話、エレベーター設置のこと、同和行政終結後の在り方を巡って保健所分室の今後のこと、障害者の就労支援の新規事業の取り組み、さらに食の安心・安全に関わる条例の制定の必要性、また障害者自立支援法の見直しにおける各作業所への迅速な説明、さらにハンセン病への取り組みなど限られた時間で手短に質疑と要望をした。それにしても保育園連盟の不正な経理については特別監査されるがどこまで真相が明らかになるだろうか。
夜は事務所にて冊子第2弾、京都市の行政評価についての原稿に手を入れる作業。お楽しみに。
●3月4日(水)
予算委員会は4日目。保健福祉局との質疑。保健福祉局は、かっての民生局と衛生局が統合した局でもあり行政分野が広い。国保会計等もあり予算や議案についての説明に時間がかかる。共産党系の保育士の組合員を中心に各議員に多くのファックスが送られてきたが、保育行政のプール制堅持の大きな課題もある一方、亡くなった椋田議員が理事長をされていた保育園連盟の不透明な経理問題も発覚し、関連して中央斎場の喫茶店の委託費問題も浮上、さらに福祉サービス協会の資金運用問題もあり冒頭から質疑に緊張感が漂う。各議員、これらの問題と生活保護やホームレス対策、児童虐待対策や介護問題など福祉施策について質疑。
ぼくは、福祉サービス協会の成り立ちや介護事業や職員数などを説明し、19年度の貸借対照表などの決算報告書を参考にしながら、リスクの高い外債や社債の資金運用のあり方について、その問題点を浮き彫りにする。巨大な組織になったことに問題もある。そして世界の金融危機がサービス協会を直撃したことになるが、市役所OBの理事長が資金運用などできるわけがない。儲けたのは証券会社だ。けしからんよ。
その他、11年ぶりの料金改定になる飲食店の営業許可や墓地使用料など生活衛生手数料の値上げについて、とりわけ狂犬病予防法に基づく犬の監察、注射済票などの改定料について質疑し、さらにこの4月にオープンする福祉施設の北山ふれあいセンターの開所までの経過と今後の運営について注文ををつける。
●3月3日(火)
ちょっと寒い。予算委員会は3日目。第二分科会は消防局から説明の後、トップバッターでぼくが質疑に。土砂災害警戒避難体制の推進について時間を取る。地すべりなどへの対策に対して13年に施行された土砂災害防止法だが、京都府がこの間、基礎調査をしてきた。危険地域については、土砂災害警戒地域と土砂災害特別警戒地域が指定されることになり、避難計画など策定されることになるが、特別警戒地域に指定されると建物の規制や開発規制がされることになる。左京区にも指定される地域があり、法の趣旨は概ね理解されていても、いざ特別警戒地域に指定されると困ることになる。住民の声を反映させることが大切だと指摘。
また左京の大原地域の救急救命体制の充実については、救急隊の配置と消防出張所の移転が決まり住民は喜んでおられるが、出張所の跡地の活用について要望。また3500万円で起震車が購入されるが、各学区の防災訓練において大いに活用されることを願っている。各委員からは消防団の充実や防火や救急体制の強化などについて質疑があった。4時過ぎに終了。
夕方、岩倉のとある修道院でシスターから側溝の整備について、また市バス岩倉操車場ではバスの出庫についての安全性のことについて要望を聞く。
夜、事務所で明日の保健福祉局との質疑に備え、特に外債で損失金を出した福祉サービス協会のことを調べる。テレビでは、民主党小沢代表の第一秘書逮捕のニュース。衝撃だね!どうなるのや!
●3月2日(月)
予算委員会の二日目。普通予算特別委員会第二分科会は建設局との質疑。局から歳入・歳出など予算や議案について説明の後、各委員が、公園のあり方や自転車放置対策、水族館、高速道路など色々な角度からの質疑。
ぼくは、昨日の吉田山の桜の植樹式のことや近衛広場の清掃作業など実例を挙げながら、緑化への市民参加の取り組みと市民の記念植樹奨励制度への創設、議案として上程されている道路占用料の改定について質疑、NTTや上下水道やガス、電力会社など企業の電柱や道路埋設物の占用料は改定されるが、商店街のアーケードは全額免除に、個人商店などのテントや看板は据え置き、郵政民営化になり、郵便ポストにも道路占用料が課せられることになった。またいつも質疑するテーマだが、平成10年から始まった白川放水路のことにも触れながら公共事業評価のこと、さらに地元左京区の二の瀬バイパスの進捗や高野川北泉通に計画されている橋の新設の状況や市原野の道路の改善など要望と質疑。
建設の新規事業として楽しみなのは、堀川通で中央分離帯に新たな高木を植える「道路の森づくり」や二条城前に間伐材を利用した横断防止柵を設置すること。それにしても新十条トンネルの利用者は少ないね。無料にしたらええよ!夕方6時前まで質疑が続いた。
●3月1日(日)
午前中、第四錦林小学校グランドで吉田体育振興会主催のグランドゴルフを楽しむ会に。ぼくはゴルフをしたことはないが、グランドゴルフもなかなか難しい。デビュー戦。8ホールを3回、回るのだ。最初のラウンドで、まぐれでホールインワンを達成!やったで!と喜んでいたら、あとの2回はもうあかん!スコアは80だった。優勝の人は55だったかな?いつかグランドゴルフの青木功になろう。
昼から吉田山に。京都東ロータリークラブと吉田氏子講社による桜の植樹式。昨年7月に福井晟氏から相談を受けて、現地で建設局緑地管理課の担当者等と相談してきたことがようやく実現した。好天に恵まれてロータリークラブのメンバーをはじめ吉田の各種団体の人、ボーイスカウトの子どもたちなど180人ほどが集い、京都市を代表して山崎建設局長、そして左京区誕生80周年記念ということで波部区長も記念の植樹。造園業の津田さんの指導のもと13本の桜が山頂や竹中稲荷の参道に植えられた。うれしい1日。10年ほど先には桜の下で花見が出来るぞ!ぼくも挨拶させてもらう。
その後、参集殿で吉田神社の澤井宮司さんが神さんの祀りごとの作法について講演。お辞儀や手水の仕方などその意味を知らないままに見よう見まねにしていたが、奥が深いのだよ。ええ勉強になりました。夜は、大阪から10数年ぶりに会う知人が京都に。ご子息が国連職員でアフリカに派遣されておられるとのこと、偶然にもアフリカから携帯に電話がありびっくりしたよ。
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