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       鈴木マサホひとくち日記 
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2009年5月

                 


●5月31日

 昨年末以来、準備を進めてきた「京都からコペンハーゲンへーデンマーク大使とエコサイクリングーCOP15サイクリングツアー」の日。朝、目覚めたら雨、天気予報は晴れになりそうだったが、7時過ぎ、雨はかなんな、と思いながら、裏方の一員としてチェックポイントの大覚寺と上賀茂神社へ机と椅子を運ぶ。
 国際会館に立ち寄って準備の状況を見てから6月7日京都市消防団総合査閲に左京代表で出場する鞍馬分団の激励会に参加。雨が上がってほっとする。叡山電車が走る谷間のグランドで46人の鞍馬消防分団が規律正しい行進と通常点検。総勢46人の大部隊が見事に訓練の成果を披露。山間に掛け声のこだまが響いたのが印象的。がんばってください!
 帰途、社会福祉法人「わかば」の評議員会。開所して丸2年、色々と課題はあるけれど、24時間ケアをするグループホームの知的しょうがい者の施設としてがんばってきた。この4月からは短期入所も始まった。関係者の努力に脱帽。
 昼前には、エコサイクリングの準備状況を見に国際会館へもういちど立ち寄ったら救急車が来ていてびっくり。実行委員の1人が体調不良で病院へ搬送された。えらいっこっちゃと思いつつ、ひとこと声をかけて、ともかく市役所前に。市役所前では浅利美鈴さんの司会でパネルデスカッション「自転車と環境 ―COP3からCOP15へ」が始まっていた。大島仁地球環境政策監らがパネラー。市役所前広場はデンマークに関係する出店や環境省のクールビズのキックオフイベントとドッキングしたのでブースも多様。タレント?の井上和香さんらのコンサートもあったが、ふたたび国際会館に引き返す。
 デンマーク大使が和歌山から無事に到着し、国際会館の茶室で山田知事、門川市長、谷垣議員らとお茶会。大使夫妻が正座をしていたのにびっくりした。そして予定通り、4時前、大使を先頭にエコサイクリングのパレードが出発。200人ほどのサイクリストが、緑に包まれた宝が池から狐坂、下鴨本通から河原町通をパレードして市役所前に無事に到着。ぼくも試乗を兼ねてサンヨーの電動自転車エネルーブバイクを準備してもらって気持ちよく走る。自転車は、環境に優しくて、健康にもいいし、最高だ。式典も盛り上がってよかった!
 5時からは環境大臣も来られてクールビズのイベントが始まったが、ぼくは後始末でウロウロ。打ち上げは、デンマーク大使と市長をはじめ、東京からのスタッフに、京都のサイクリング協会のボランティアが集合して乾杯!市長も上機嫌でほぼ最後までいてくれたのも思いがけないことだった。みなさん、それぞれご苦労さんでした。


●5月30日(土)

 5月市会定例会も終わって一息。昼、友人の工務店が主催する岩倉のとある住宅展示場に。トヨタのハイブリッド車の展示もしつつスパーウォールの住宅の見学会。この不景気な時代、元気にがんばる企業の心意気を感じた。
 午後は、自立と協働の勤労者・市民ネットワークを目指すNPO法人「あったかサポート」の研修会。「働く前に知っておきたい基礎知識」の冊子を発行し、就職を控えた高校生等に社会保険制度や労働法、年金制度など知ってもらおうと出前授業などを展開。派遣切りや内定取り消しなど雇用情勢が厳しい時代に社会保険労務士や弁護士さんなど多様な職種の人たちがネットワークを作って社会貢献。京都府の非正規労働ホットラインなどにも従事。記念講演は、「メタボリックシンドロームを撃つー現代文明と新たな健康感獲得のために」と題して高雄病院の江部康二医師が講演。血糖値を上昇させる糖質の摂取がメタボの原因。生活習慣病にならないための処方箋を教えてもらう。メタボの典型であるぼくも自戒。京都市教育委員会の高校担当の課長も出席してもらって、今年の高校生の就職状況や出前事情の大切さを報告。健康や雇用問題に行政や議会ははどう関わるか、色々と学ぶことが多い。


●5月29日(金)

 午前10時から5月市会定例会の会期末の本会議。補正予算が付託されていた普通予算特別委員会の委員長が審議内容について報告。討論に共産党と公明党の議員が賛成討論。焼却灰溶融炉の工事請負契約の変更については共産党が反対。わが議員団が提出していた付帯決議は委員長報告として議事録に残った。補正予算には、進捗状況と事業の目的が達せられるように取組むことという付帯決議が付けられた。
 以下、新たな児童館の設置など、各委員会に付託、審議されてきた議案についてそれぞれの委員長報告があり、淡々と可決されていく。教育委員会委員には梶村健二氏が、京都市選挙管理委員には、国枝克一郎、山口幸秀さんの2人の前市議らが選出された。そして市会議員の夏期手当ての支給の0・15ヶ月凍結を決める条例については、共産、民主、公明が賛成起立。自民は反対して起立せず。わが家の家計に痛手の額面で20万円の減額になるのだが、このご時世、京都市も財政難だし、職員の夏期手当ての減額もあり、仕方ないかな。
 意見書は、医師臨床研修制度の見直し(案)に対する意見書、北朝鮮によるミサイル発射及び核実験の強行に対し断固たる措置を求める意見書、国直轄事業負担金に係わる意見書、経済危機対策などに伴う地方負担の軽減を求める意見書、ハローワーク機能の抜本的強化を求める意見書、そして新型インフルエンザ対策に関する意見書が、提案説明や討論もなく全会一致で可決されて、閉会が宣告されたのは11時前だった。
 午後は、社団法人京都市獣医師会のメンバーと市会議員との懇談会。30人ほどの議員が参加。約110名の会員がおられて、開業医や畜産振興や食品衛生業務、研究施設や製薬会社に勤務している獣医師の団体。「人と動物が共生できる街-京都-」の実現をめざして、狂犬病など「人と動物の共通感染症」の予防、畜産振興・食の安全対策、動物診療・飼育指導や災害時の救護活動、犬猫の避妊・去勢助成事業への協力、盲導犬など補助犬の育成支援を行うとともに、「人と動物の絆」を基本とした社会福祉活動など多彩な活動を展開。夜間救急診療所や災害時の救護機能を備える動物愛護センター構想の検討、設立の準備を進めていることなど説明があった。
  その後、31日のエコサイクリングの準備で西コースの大覚寺、北コースの上賀茂神社へ下見。なんやかんや手伝いしないかんのだ。日曜日は、ええ天気になってほしいな!


●5月28日(木)

 明日が5月市会定例会の会期末。10時から議員会。冒頭、この間話題になっている京都市立看護短大の仏教大学との連携による4年制化の経過と取り組みについて保健福祉局から説明を受けて質疑。政策決定がされていく過程がちょっと疑問に思うところもあるのだが、23年春には、二条駅前に仏教大学の保健医療技術学部看護学科か開設され、24年春に看護短大が廃止されることになるのだ。
 その後、意見書の調整など担当議員から随時経過報告が行われる。できるだけ4派でまとめるための文言調整が行われる。藤川議員が張り切って調整役。で、 問題は、議員の夏期手当の減額についてどうするか、わが民主は、やむを得ない!という判断。共産、公明もその方向だが、ところが自民は色々と議論がある らしいが、断固反対らしい。ちょっと遅くなるのかな、と思っていたが、午後3時には、その結論が出されて、討論結了の各委員会が3時30分から順次開催さ れていく。普通予算特別委員会では、共産党の委員の態度表明がちょっともたついたが、それぞれの議案が可決されていき、付帯決議の調整も行われる。焼却灰 溶融炉に関する付帯決議は、他会派の賛成を得られなかったようだ。市会運営委員会のメンバーを残して5時前には解散。


●5月27日(水)
 10時から議員会。昨日、各会派から意見書案が提出。自民は、医師臨床研修制度の見直し(案)に対する意見書、北朝鮮によるミサイル発射及び核実験の強行に対し断固たる措置の2本、共産は、新しい要介護認定制度の中止など3本とひとつの決議、公明は、国直轄事業負担金に係わる意見書、経済危機対策などに伴う地方負担の軽減、ハローワーク機能の抜本的強化、新型インフルエンザ対策などの4本の意見書を巡って調整が始まる。民主として賛成するか、反対するかの議論。また補正予算や付託された議案について付帯決議をつけるか、どうかの議論。補正予算の執行についてと焼却灰溶融炉の工事契約議案については付帯決議をつけることに。
 議員会の途中、1時間ほど「中抜け」して、エコサイクリング実行委員会に。午前中のサイクリングコース、市役所前でのイベント、国際会館でのお茶会とデンマーク大使や市長、知事等とのパレードなど最後の詰め。サイクリングの参加者は300人ぐらいかな。クールビズのイベントとドッキングして大がかりになりそう。
議員会は、夕方5時に解散。
 忙中閑あり、吉田神社で撮影されたということを聞いていたので、映画「鴨川ホルモー」を見に行く。葵祭から始まって、青龍会という得体の知れないサークルに集う学生等の青春映画。京大は勿論のこと吉田寮、百万遍、鴨川、夷川ダム、南禅寺など左京でロケされて、チッコイ鬼が無数に出てくる!奇想天外な摩訶不思議な漫画チックな映画。吉田神社で全裸で踊る彼らの歌が「レナウン娘」には笑ったよ!


●5月26日(火)

 10時から議員会だと思っていつもどうり登庁したら、追加議案として「職員給与条例に一部を改正する条例」が上程されたので、当初には予定がされていなかったが、午前10時から本会議。手帳に書き込んでいなかったので忘れていた。危ない危ない!かろうじて間に合ってよかった!
 星川副市長から簡単に議案の説明、人事委員会から意見のあった京都市職員の夏期手当て・ボーナスを0.2ヶ月分を減額するという条例。3分ぐらいの提案説明。8万円ほどの減額になるようだ。本会議はすぐに散会し、早速、その条例は委員会付託、審議する経済総務委員会が開催される。議員団室のモニターで審議を見ながら待機する。共産党の議員とわが民主の藤川議員が質疑していた。
 委員会が終わってから各会派の議員会が開催される。安井団長の進行で、山岸理事から理事会で話題になった諸般の報告、また意見書や決議の提出について、 また補正予算など審議された議案についての委員会での質疑内容や問題点について各議員から報告や議案のへの賛否を決める、会期末の議員会のいつもの光景。 今回、民主としては意見書の提出を見送る。そして課題は、市職員の夏期手当てボーナスを減額する条例が出されたので、議員の夏期手当をどうするか、これ が問題だ!


●5月25日(月)

 常任委員会は、まちづくり消防委員会と交通水道委員会、ぼくは属していないのでオフ。昼、吉田神社の総代役員会。今年の節分の当日祭が参拝者が少なくちょっと減額になっているのかな。宮司さんや長老のみなさんと懇談。
 午後は、岩倉で信号機の取り付けや児童が増加しているので学校の増設など市民相談。夕方、福祉工房P&Pの総会。ぼくが議長となって議事の進行。伏見作業所と西京極作業所から1年間の実践報告や決算、またこの1年の運営について予算と運営方針が提案。障害者自立支援法の見直しもあり、運営も色々と困難な課題があるが、利用者が気持ちよく通える施設として最善の道を進みたいものだ。応援しまっせ!新たな気持ちになってがんばろう!
 北朝鮮が核実験のニュース。4月のミサイル発射といい、国際社会をなめてるのか!被爆2世としても許せんよ!在日の人たちへのいやがらせなど起きないことを願う。日朝国交正常化はさらに遠くなった。


●5月24日(日)

 朝8時過ぎ京都精華大学グランドでの左京消防分団の総合査閲。暑くもなく雨も降ることなくいい日和。27分団、588人の団員が、入場行進から始まって、手帳の提出など礼式の状況などの通常点検、圧巻は鞍馬分団、なんと46人の多人数の団員が見事な統率できびきびした行動。京都市の総合査閲に向けての猛訓練。さすがだ!優勝候補の筆頭だろう。各分団、女性分団員さんも増えてきた。小型動力ポンプを使用して3本のホースを延長して消火訓練も見学しながら知り合いの分団のみなさんを激励。
 午後、東山青少年活動センターへ。<笑いの内閣 真剣20代しゃべり場>「どうなる?どうする青少年活動センター有料化」にラッシャー鈴木として参戦。
 高間総裁のブログ日記を転載しておく。
 「有料化問題」の回は、事前の練習で、本当は全員反対派なので、どうしても議論が反対有利になりすぎることを考慮し、賛成派に強いパネラーを配置した ら、本番では賛成派が勝ってしまうという迂闊な展開になりました。しょうみ、笑いをとりに行くところに傾けすぎた感はある。再び無料に出来るように、京都 の財政不足を解消する案をみんなで考えようといって、鴨川の水をエビアンてことにして売るとか、金閣寺の金箔を売って変わりにラッカーで塗るとか、ふざけ たことばかり言ったし。
 そして、ラッシャー鈴木さんにはもってかれた。真面目な話もしたが、お馬鹿話もしたし、いきなりお客様として見に来ていた共産党・宮田えりこ市議を、プ リティ宮田と呼んで前に出させて一言言いなさいよといいだすし。アンケートにあったMVPをかっさらっていってしまった。ここまで多くの演劇人がいて、練習に出てない市議会議員にMVPを持っていかれるのは情けないぜ!まあ、普段から悪ふざけしてる20代の演劇人と60過ぎた政治家が同じくらいお馬鹿をし てどっちが笑えるかというと、とてもかなわない(何年か前に名古屋であった芝居でも、ゲストの河村たかしが受けてたって話もあるしね)。こうなったら、 ラッシャーさんにプロレスに出てもらうしかないと思う」
 いやはや楽しかった。高間総裁!政治こそプロレスなのだよ!8月末には西部講堂で興行をする予定らしいが、もちろん参戦するぜ!
 それから近くの会場で行われていた「新羅で出会う人々の集い」。テーマは「歴史認識―民族共生の未来を考える」と題して、パレスティナ問題で発言を続けている岡真理さんと滋賀県で日系南米人の学習支援に取組んでいる「子どもクラブたんぽぽ」の仲晃生さんが講演。パレスティナ・ガザでのイスラエル軍の残虐行為など訴え、仲さんは、南米からきた日系の子どもたちの教育保障の取り組みを報告。
 最後までいたかったが地元のペスタロッチ保育園へ、糸井國雄園長がこの春勇退したので、卒園児の保護者会「ぶどうの会」の有志が集まり労う会。娘が世話 になりました。在職28年かな?長い間ご苦労さんでした。孫が保育園に通っている人もいるよ。夏の終わりには、みんなで花脊の方面に行きましょう!


●5月23日(土)

 朝、恒例の月末の勉強会「国益研究会」に参加者の3分間スピーチの後、西村吉右衛門さんが「共生の事業」というテーマでタイは東北地方の手織り草木染の服をにまつわる「うさとジャパン」の事業のことを紹介しながらご自分の仕事の話や「ちおん舎」のこと、京都の呉服業界のことなどを語られる。異業種交流の勉強会で興味深い。
 10時過ぎ、民主党京都府連の常任幹事会に。鳩山代表・岡田幹事長の新執行部も発足して、ひと安心。ちょっと雰囲気が明るくなったかな?会長や幹事長から諸般の報告。党員・サポーター登録も各総支部目標のノルマを達成か。夏の解散・総選挙に向けていよいよ動き始めることになる。
午後、東山青少年活動センターでの、演劇集団「笑いの内閣」の「京都演劇界初!衝撃のディベート演劇―真剣20代しゃべり場―劇団の運営てなんだ?これでいいのか高間総裁」に。明日のディベートに参戦することになっているので、打ち合わせを兼ねて。高間総裁、自らを題材にした芝居としてのディベート。いや面白かった。ちょっとしたリハーサルもしたよ。
 夕方は、吉田神社の参集殿での前原誠司議員の国政報告会。地元でもあるので前原後援会のメンバーと準備を手伝う。新型インフルエンザ問題で感染防止のた めにマスクを用意、参加者に付けてもらうことに。またこの影響で参加者は、少ないのではないかと思っていたが地元吉田の人を中心に会場は満員。急遽椅子も 出し150人ほどの参加者。ビラ撒きをした甲斐があった。冒頭に、ぼくが挨拶。マスクをした聴衆を前にすると異様な光景だ。5月市会の報告とインフルエン ザ問題の報告など手短に挨拶。前原議員は、もちろん冒頭に小沢代表辞任問題に決着がついたので、その感想。その後、持論の防衛政策やアメリカとの安保、拉致問題も含めて北朝鮮の問題や食料自給問題などかなり硬派なテーマで語り、参加者との質疑。政権交代は、世の中を変えるための目的ではなくて手段。彼は政権交代がなったら防衛大臣に就任か?


●5月22日(金)

 朝市役所に登庁したら、新型インフルエンザの感染者が出たということでざわついている。市長が緊急に記者会見をするということで、予定されていた教育福祉委員会の開会は、11時から、教育委員会の理事者も同席して新型インフルエンザの感染者の確認及び対応について報告。
 昨日21日に夕方、京都市内の小学生が感染していたと確認し、危機管理対策本部も開催、その経過と学校、幼稚園などの休校措置や福祉施設の対応などを報告。各委員から対応につい質疑。京都は修学旅行シーズンだが、すでにインフルエンザ問題で5百校、8万人の修学旅行生のキャンセルがでたということも。政府の対応も見直しがされるようだが、社会的、経済的に深刻な影響が出てきている。感染して亡くなった方はいられないのが、不幸中の幸い。このまま終息することを祈るのみ。それに季節性インフルエンザと病状はそれほど変わらないということで、大騒動するほどのことはないと思うが。委員会に付託されていた議案は、錦林小学校や岩倉明徳小学校など7箇所に児童館を新設する条例など、3議案。ようやく開設されるということで、地元も喜んでいる。請願審査や一般質問は次回の委員会に持ち越された。


●5月21日(木)

 補正予算を審議する普通予算特別委員会が開催。ぼくは第二分科会。保健福祉局とは、単年度では8億円の黒字だが、96億円の累積赤字があり、翌年度の繰上げ充用をする国民健康保険特別会計補正予算、都市計画局からは補正額7900万円の優良住宅地域住宅モデル普及推進事業について。建設局は、堀川通に匿名の方からの寄付を基金として、ケヤキを植樹する事業について。委員からそれぞれ質疑。3時前には散会。
 4時過ぎ、「きょうと介護保険にかかわる会」の研修会に。「ハーモニーこが」の施設長角谷増喜医師の「高齢者福祉施設における医療と介護」と題した講演。医師として老健医療のうらおもてや介護保険改定の問題やデンマークでの市議会の情景など、現場におけるご自分の経験をもとに多岐にわたる切り口で講演された。療養型病床の廃止方針など将来高齢者介護は暗澹たる方向に向かっているようだ。
 夜は、持続可能な社会の構築を目指しているアミタの熊野英介氏と一献。彼の書いた「思考するカンパニーー欲望の大量生産から利他的モデルへ」(幻冬舎刊)は示唆に富む。そして京丹後市で実践している森の牧場やバイオマス施設について意見交換。6月になったら視察に行きますよ。
 帰宅したら、保健福祉局からファックス。京都市内でも小学生が新型インフルエンザに感染したと報告。緊急会議が開催されたようだが、冷静な対応が必要だ。


●5月20日(水)

 5月市会定例会の各会派の代表質疑で、KBS京都放送のテレビ中継のある本会議。午前中は自民党の田中セツ子、加地議員、午後になって共産は西野、佐野二人の女性議員が、休憩後、わが民主の山岸、藤川そして公明の久保、津田議員が登壇。各議員、20分から30分の持ち時間。それぞれが各分野の施策について質問。印象に残ったのは田中セツ子議員の市立看護短大の廃校、仏教大学への4年制移行問題についてキツイ質問。新型インフルエンザ対策については、市長は「本日、大津市で感染者が出ました、嘉田知事から連絡がありました」との速報的な答弁も。議場は少しざわついた。
 わが民主からは、この春市会運営委員会理事に就任して張り切っている山岸議員が、環境行政、市民税の分割納付、土木事務所のサービス向上、学校と地域の連携、放課後の学び教室について。自治労市職出身の藤川議員は、障害者の就労支援、ポイント制を利用した京都市施設の利用者増対策、そして監査制度のことで要望と、それぞれ提案型の質問。野次も飛ぶことなく淡々と終わった本会議でした。


●5月19日(火)

 5月市会定例会の本会議。冒頭、富きくお議長が議長辞職の挨拶。そして投票で自民党の繁隆夫議員が48票で、第75代議長に選ばれる。行政への監視機能を高め、また議会の活性化を図りたいと挨拶。続いて、小林あきろう副議長が辞職の挨拶。わが民主・都みらい市会議員団のアネサン、安孫子和子議員が48票、共産党の北山議員が18票で、安孫子和子さんが第84代副議長に就任。議長の補佐役としてがんばりたいと挨拶。堂々たるものですよ。補正予算や議案など各委員会に付託することを決めて監査委員の選出。自民党の内海貴夫議員と公明党の日置文章議員が選任されて淡々と議事が進み散会宣告。
 ぼくの後列の議場をふと見渡すと、ぼくより期数が上の先輩議員は、自民は今期、西脇、椋田議員が亡くなったので、高橋、井上、富議員、共産は北山議員(加藤弘太郎議員は欠席)、民主は今枝議員の4人だけや。同期の5期は、共産の山中、民主の小林、宮本議員。もう古参兵やの古狸になってしまった。ちょっと愕然としたよ。
 午後、議員団室で雑務をして時間が空いたので、車で京都駅八条口へ。31日のエコサイクリングでデンマーク大使が新幹線で到着して国際会館まで地下鉄で行くかタクシーを使うか判断しなければならないので試走。渋滞になったことを考慮してゆっくり川端通から下鴨本通、狐坂を走って国際会館へ、32分だった。で地下鉄はどうかと、国際会館から京都駅を往復。駅改札口までの徒歩5、6分。乗車時間は20分。7、8分の間隔で日曜日はダイヤは組まれていることを知る。ということで、ほぼ32分。どっちも同じやね。地下鉄は確実、安い!
 夜は、左京消防団総合査閲を控えて訓練に励む地元吉田消防分団を激励に第四錦林小学校に、また剣鉾の月2回の練習に顔を出すが、ちょっと気合が入らなくて見学だけでした。


●5月18日(月)

 昨日は雨やったのに、今日はええ天気や。日頃の精進が悪かった。ちょっと疲れ気味。昨日の跡形付けでウロウロ。午後は、前原誠司議員の国政報告会の案内とわが議員レポートを配布。途中、入院中の友人を見舞いも。そして、毎年この時期に民主党党員・サポーターの再登録や新規登録が行われるのだが、ノルマ達成に向けて友人等に最後のお願い。名簿の整理などの雑務。小沢代表問題が一件落着になってほっとしたね。
 夕方、来客は新日本プロレス共同企画の営業の友人。長い付き合いになった。つい先日の試合で京都は伏見出身の中西学選手が新日本プロレスのIWGP世界チャンピオンになったということで、話が盛り上がる。かって獣神ライガーと彼とぼくとでトークバトルを日伊会館でしたのは14年前か。そして中西学後援会にも参加し、元大洋ホエールズの近藤監督の令嬢との結婚式にも呼ばれて東京へ行った。でかい体で野人だが、苦節何年か、やっとIWGP世界チャンピオンになれてよかった!激励会をしようかと、いう話も。で、新日本プロレスは、6月13日(土)午後6時、京都はプロレスのメッカになったKBSホールで開催される。チケット、ちょっと安くでお分けしますよ。ご連絡ください。


●5月17日(日)

 恒例の静原野外懇談会の日。今年も雨で中止。やっぱり朝から小雨模様。まずは出町柳駅の京都バスのバス停で静原行きの中止を知らせるためにバスが発車するまで待機する。その足で静原へ走り、関係者にご挨拶して中止のポスターを貼り、朝市で買い物。また雨ですね、と冷やかされる。
 そして正午前には、ご近所に挨拶回りして、事務所前にテントを張って炭を熾してバーベキューの準備。小雨模様にも関わらず、多くの友人、知人等が三々五々、集まってもらえる。焼肉や焼きそば、そしてみんなの手づくりカレーを食しながら、ワイワイ。5月市会定例会の補正予算や議案についてぼくが報告して、話題は、特に新型インフルエンザの対策のことと民主党の鳩山新代表のことや新執行部のことと、政権交代の可能性など。門川市長も公務多忙の途中立ち寄ってくれてみんなと記念写真。ゆっくりしてもらえる時間はなかったが、参加者と京都の未来について懇談。感謝。小雨はずーっと降り続いたが、テントと事務所の空間でなんとか無事に午後3時前お開き。ちょっと疲れたよ。ご参加いただいたみなさん、手伝ってくれたみなさん、ありがとう!
 夜テレビニュースは、新型インフルエンザの感染者が神戸や大阪で高校生を中心に広がっていて、神戸祭りが中止になったり、学校が休校になったりの報道。影響が拡大している。京都では、感染者はまだだが、時間の問題かな。冷静な対応が必要だろう。また民主党の幹事長に岡田克也氏。小沢前代表は、選挙対策の代表代行に。雨降って地固まるのか。


●5月16日(土)

 午前10時30分に社団法人京都鴨沂会設立100周年記念総会に。黙祷をした後、八木会長が議長となって、事業報告や収支報告に監査報告、21年度の事業計画や予算案、さらに公益法人を目指すための定款改定委員会からの報告などあって質疑。京都府立第一女子高等学校の90歳ぐらいの大先輩もお元気に参加されていた。記念講演は、山鉾連合会会長の深見茂大阪市立大学名誉教授の「祇園祭と山鉾行事」と題したお話。平安時代に始まった祇園祭の縁起や歴史など京都生まれ京都育ちのぼくにとっては知らないことばかり。京都の自治組織として町衆(林屋辰三郎さんの作られた言葉らしい)の心意気を語られた。懇親会の冒頭に鴨沂高校同窓会長として母と愚息と三代お世話になったとぼくがひとこと祝辞を述べて、直ぐに退席。友人の森下信一氏の子息の結婚披露宴に走る。韓国の麗しい女性と結婚。宴はたけなわ、「キョロヌル チュッカ ハンミダ」とスピーチの冒頭で言って長渕剛の「乾杯」を歌おうと思ったが、途中で歌詞を思い出せなくてスベッタ!ごめんね!ともあれ、おめでとうございます。末永くお幸せに。
 それから民主党京都府連の幹事総会に。ほぼ同時刻に両院議員総会での投票の結果、民主党の新代表に鳩山由紀夫氏さんがなったと知る。まあ妥当なところか。新味はないが、もめることなく挙党体制で政権交代に向けてがんばってよ!総会は、各委員会から報告や提案があり、淡々と終わった。夕方は、久しぶりに古川豪のコンサートを「拾得」に聞きに行く予定をしていたが、明日の静原での野外懇談会を昨年に続いて、ぼくの日頃の精進が悪いので雨の予報なので中止にして事務所にて開催することに決めたて、参加予定者に連絡の電話作戦。ほんまに残念!


●5月15日(金)
 今日から5月市会定例会が開会。午前10時から本会議。冒頭に去る3月末に行われた下京区の補欠選挙で当選した下村あきら議員が紹介。自民党の会派に所属。その結果、本会議の自民党の議員の座席が変更になった。最後列に座っておられた椋田議員、西脇議員と2人の長老議員が亡くなり今までとは違う議会の風景。会期が決定された後、永年在職議員の表彰ということで、自民党の井上与一郎議員(右京区選出)が表彰されご挨拶。昭和54年、1979年の初当選。家業は農林業。山もちらしい。同志社の先輩でベンツに乗る紳士。おめでとうございました。その後、市長がひとこと挨拶した後、星川副市長から、5月市会定例会の補正予算やその他の議案について淡々と説明があった。30分ほどで延会宣告。
 本会議終了後、議員会が開催。山岸理事から新型インフルエンザの対策を求める要望書が市長に提出されることや選挙管理委員の選出について報告。京都市の選挙管理委員には、わが民主からは梅林等元議員に代わって山口幸秀前議員が委員の候補者に、宇都宮前議員が補充員のリストにあがる。また副議長人事については、安孫子和子議員を会派としてお願いをする方向に決まった。
 午後は、建設局の担当者と北山は大見地区のことについて現況と今後の方向性について懇談。残土投棄、過疎対策、市民の憩いの場づくりとして発表された大見総合公園計画。計画発表は、1980年だったか、その後様々な反対運動を展開、1987年、初当選した最初の本会議での質問が、北山の自然を守れと!大見総合公園計画反対の演説だった。計画が凍結されたのは、田邉市長の時代だった。そんなことを思い出しながら色々と懇談した。
 その後、静原野外懇談会の準備で買出しや、市民派議員レポートと前原議員の国政報告会の案内ビラを地元を配布。さらに夜は、第三錦林小学校グランドでの左京消防分団総合査閲のための練習をしている浄楽消防分団を激励に。


●5月14日(木)

 午前中、府庁の介護福祉事業課に。福祉工房P&Pの今後の運営のことなどについて懇談、また市役所でも障害福祉課の担当者とも懇談。午後は、5月31日のエコサイクリングのイベントのことで大島地球環境政策監や地球温暖化対策室のメンバーと懇談。環境省のクールビズのイベントとドッキングしたので大きな話になってきたので、人員の配置など色々と打ち合わせ。その後、連合京都へも出向き、エコサイクリングへの参加の要請などでウロウロ。夕方は、事務所でこの日曜日に予定している静原での恒例の野外市政懇談会の打ち合わせ。今年の参加者は70人ほど。問題は、雨や。週末の天気予報によれば、どうやら雨になりそう。バーベキューの材料の肉や野菜の買出し計画や当日運び込むテントや椅子など機材の調達のことを相談。雨のときは静原へ行くのは中止にして、その代わり事務所でささやかにしようかということに。


●5月13日(水)

 午前中、吉田山は北山麓のとある知人の家に。京都市が管理している土地のうっそうと茂った樹木の剪定について担当者と現地で懇談。迅速な剪定と管理地のゴミの回収を要望。
 午後は、5月31日の「デンマーク大使と走ろう!エコサイクリング」の実行委員会。環境省が主催するクールビズのイベントを市役所前でドッキングして開催するということで、環境省の国民生活対策室長やイベントを請け負う電通の関係者も参加して、大きな話になってきた。市役所前でのイベントは、パネルデスカッションも行われ、若い世代に人気のある歌手やクールビズのファッションショー、それに環境大臣も参加するらしい。また国際会館からは、デンマーク大使と知事、市長もサイクリングで市役所前までパレードすることが確定。ぜひご参加ください!
 夜は、事務所で第5回「吉田の森」サロン。話題提供は、松ヶ崎は「おじゃこのたけのうち」の竹内功さん。「今どきの食品」と題して、ご自分の百姓の経験やお米の話し、呉服屋に勤めていたときの話、また「おじゃこ」屋さんとして、「じゃこ」や醤油、味の素やグルタミンソーダー、中央市場の話、添加物や化学肥料の怖さ、糖尿病に良い食品、山椒のこと、さらにご自分の家系のことなど、自在なお話で盛り上がる。人生の先達のお話として実に興味深かった。
 さて民主党代表選挙のこと、とある新聞記者から電話。岡田さんか鳩山さんか、どっちを支持しますかといわれ、ぼくは菅直人さんや!と答えた



●5月12日(火)

 朝のテレビ報道では早速民主党の後継者問題が浮上し始めた様子。我々自治体議員の声は反映されそうにないな。
 午後、左京区役所の移転問題で近接住民のプライバシー保護などの要望に対して担当者との現地での説明に立ち会う。いくつかの課題は前向きに検討、善処されることになったが、もう少し時間が必要かな?その後、部落史研究所などにぼくが発行した冊子「同和行政」を持参。四方山話。それから左京土木事務所にて先日市民相談を受けた側溝の改善やエコサイクリングの対応について要望に。
 そして毎年この時期に民主党の党員・サポーターの再登録がされるのだが、電話でお願い。「党員になってもこの間代表選挙に投票できないではないです か!」という声も。今回も国会議員だけで決めるようだし、党内民主主義はどうなってんのんや!されど党員・サポータになってくださいよ!そして代表候補に 岡田克也副代表、鳩山由紀夫幹事長の名前が浮上。元首相の吉田茂が祖父の麻生太郎氏、元首相の鳩山一郎が祖父の由紀夫氏、ジャスコの御曹司岡田克也氏、ええしのお坊ちゃんばかりですな。で国会議員による投票は、16日だとか。早く決着をつけるのもええが、党内闘争で有権者を失望させんといてよ!


●5月11日(月)

 5月定例市会の始まり。議員会が開催されて議案についての勉強会。まずは総務局と理財局が統合された行財政局から次世代自動車普及促進事業など国の補正予算に関わり、5億7千億円の補正予算の説明。議案としては、地方税法の改正により、住宅ローン控除の拡充やITガバナンスを充実させるために任期付職員の採用など。環境局は環境政策局と名前を変えたが、東部山間埋立地に予定されている焼却灰溶融施設の工事施工が遅れていて、請負契約の変更の議案。この溶融施設、色々と入札から色々と変更されて、順調にいかんな。
 総合企画局からは、次期京都市基本計画策定に向けて基本計画審議会の設置の条例、産業観光局の補正予算は、環境モデル都市の認定による森林バイオマス資源活用事業や「知恵と力の博覧会」(具体的なことがようわからん)の開催や雇用対策事業として東京に「きもの京都アンテナショップ」、農業サポート人材対策など。建設局の補正予算は、堀川通にけやきを植樹する事業や西賀茂の市バス車庫と中京区の御射山公園地下の駐輪場設置と市道の認定や廃止、都市計画局は長期優良住宅事業に計画に関わる手数料の改定、保健福祉局からは国民健康保険特別会計の繰上げ充用や児童館設置の議案など。この4月の人事異動があって各局の部長等も変わっていて紹介も。
 その後、議員会が開かれて、5月市会で代表質問に立つ山岸、藤川議員から質問要旨の説明や理事から今後の日程などの説明。
 そうこうしていると小沢代表が辞任を表明するとの情報。5時から記者会見の様子を同僚議員とテレビで見る。西松建設の献金問題で遂に追い込まれたな。今朝の世論調査でも説明責任を果たしていないと小沢氏への支持率が落ちたのも理由だろう。この間、閉塞感が漂っていたが、さて民主党はどうなるのか。夕方、エコサイクリングの打ち合わせ中にも新聞記者から電話。無念であろうが、ここから民主党はどう再出発するのか、見守りたい、と答えておく。


●5月10日(日)

 ええ天気や!吉田氏子講社の春の大祭。地域の氏神さんとして吉田の住民が集う日。午前中、境内の石段で中尾写真館のスタッフと去年の京大正門前での神幸祭の写真の展示を手伝う。森のギャラリーみたいでええ感じや。
 昼過ぎ、ハッピに着替えると心の高まりを覚える。近衛中学校の吹奏楽部の演奏が終わると、いざ剣鉾の出番。まずは二本の剣鉾を差すということで、ぼくは扇鉾。中学生の菊池君の次。緊張して天を見上げる。この間練習をしてきたのでエイヤと差し上げて、一歩一歩前に進む。剣鉾保存会の津田会長がマイクを持って市会議員の鈴木さんが差していますと、紹介してくれて、拍手をしてもらっている感じや。鈴がうまくならないし、腰がふらつくし、冷や汗ものだ。でも何とかやり切れたか。空は真っ青で初夏の陽射しが眩しくて差しづらいが、天空の剣先から神さんが降臨したのだ!還暦になって甦るのだ!第四錦林小学校の児童による子供剣鉾も和太鼓も披露されて賑やかな森の鎮守のお祭りだ。
 剣鉾を差し終えてほっと一息。近くの須賀神社の神幸祭を見に行く。火災や雨で須賀神社の巡幸は中止が多かったが、6年ぶりか。疏水横の冷泉通に各町内の子ども神輿が13基並んだの壮観だった。新しく作られた「ご鳳輦」(ほうれん)は漆塗りで作られた立派なもの。神輿のように担ぐのではなくて初夏の陽射しが暑い中、学生のアルバイトだと思うが曳いていた。そして剣鉾が3基差されたのも祭りを盛り上げた。ともあれ久しぶりの巡幸、よかったですね。
 夕方、山科の前原誠司事務所に。久しぶりの総合選対会議。前原後援会の役員さんや連合京都のメンバー、そして府市会議員が揃う。小沢代表問題やインフル エンザ、不景気と閉塞感のある状況を突破しようと、冒頭に挨拶する。前原議員からは、小沢代表問題について、民主党で5月に世論調査がされることになるの でその結果によるのではないか、また解散・総選挙は、投票日は8月盆前ではないかと予測。いよいよ気を引き締めて、選挙の準備をしないかんぞ!途中で退席 して、吉田剣鉾保存会の直会に。無事に剣鉾を差し終えてみんなほっこりした様子。吉田剣鉾保存会が結成されたのは平成5年だった。津田正之会長から色々な 苦労話を聞く。それから15年。京都まつりでも披露されたこともあった。鈴を鳴らして差せるには年月がいるし、奥が深いのだ。ぼくは始めたばかり、これからだ!


●5月9日(土)

 カナダから帰国した大阪の高校生らが新型インフルエンザの感染しているとのニュース。また保健福祉局からは、同じ飛行機に同乗していた旅行者が京都でも市立病院に搬送、陰性だったというファックス。迅速にかつ冷静な対応がされているようだ。
 昼、神楽岡の同級生の家に。豪雨になると吉田山から流れてくる水で浸水するということで、側溝の整備などについて相談ごと。
 その後、天気もいいので自転車で九条山を越えて山科へ。蹴上からの坂道もスイスイ登って、事務所からおよそ30分で山科駅へ。民主党2区総支部として政治スクールの案内ビラを配布。自転車で行ったものだから同僚の議員もびっくりしていた。前原議員もマイクを持って街頭演説。さすが時の人や、立ち止まって聞き入る人も多い。帰途はもちろん自転車で九条山を引き返し、京都ホテルまで走る。
 設立されてちょうど1年、日韓親善協会の総会に。千玄室会長が日韓文化交流についてのスピーチと決算や事業報告、新年度予算や事業予定などの提案。粛々と議事は進む。民団の団長も金有作さんから王清一さんに交代。竹島(独島)問題について金鐘泌元首相の言葉を引用して「現状を認めて未解決の状態で解決にしておく方法」というマルハンの韓会長のスピーチが印象に残った。ともあれ日韓の市民交流がこれからより大切なのだ。
 午後8時過ぎには、吉田神社へ。明日の春の講社大祭に備えて剣鉾の最後の練習。ちょっとビールが入っていたが、エイヤで扇鉾を差す。小学生の児童も練習に来ていてびっくり。明日はぼくの勇姿を披露できるかな?


●5月8日(金)

 5月市会定例会の告示、議員会が開催。安井新団長と山岸新理事が張り切っている。理事から今後の日程や理事会報告など。また新型インフルエンザ対策について万全の対策をとるように市会で決議をあげたいということで文案など協議。この市会では、正副議長交代や補正予算やいくつかの議案があるが、紛糾することはなさそう。ところで、今まで京都市会では9月市会は公営企業決算、11月市会は普通決算を審議してきたが、理事からの報告では、財政健全化法の施行で9月市会と11月市会の日程が全面的に見直しをされるとのこと。さてどうなるか。
 午後は、後援会の収支報告のこことで府庁に出向いたり、市民派議員レポート春号の発送などをした後、伏見は京阪で淀駅へ、淀川沿いをヒバリの声を聞きながら安井新団長宅に。議員団が全員揃って庭でビールを飲みながらバーベキュー大会。日頃は寡黙な某議員、ビールが入るとえらく饒舌になって舌好調!ご馳走になりました。


●5月7日(木)

 午前中、事務所にいると救急車と消防車が走っていく。なにごとかいな、と現場に走ると一人住まいの方の消息が掴めないとのこと、近所の人も駆けつけて見守る中で警察も来て家の中に入って捜索。残念ながら、2,3日前に倒れられていたととのこと。喋ったことはなかったが、時折事務所の前を歩いていておられた方。ご冥福を。
 午後、左京区役所の移転・新築問題で市民から要望を受けていたことで、担当者が対策についての考え方を取りまとめたということで説明に。それなりに配慮されたていると了解。
 夕方、とある人の紹介で循環型システムをつくる取り組みをしている京町家が事務所になっているアミタへ。代表の熊野英介氏と熱い議論。廃棄物の再資源化や豊かな地域づくりを目指す自然産業創出事業、環境ソリューション事業など様々な持続可能な経済を目指して多彩な事業展開。岡山県西粟倉村の木の里工房や京丹後市での森林の牧場のことなど実践していることを熱く語ってくれた。「森林の牛乳」は最高の美味さ。初対面であったが、久しぶりにインパクトのある人物との出会いだった。循環型社会モデルの実証という夢を京都のとあるところで実現をしたいということ、さてどういう風に道筋を作ろうかな?大きな宿題だ。ともあれ、一度、京丹後市での取り組みを視察に行きたいと思っている。今後ともよろしく。


●5月6日(水)

 大型連休の最終日。新型インフルエンザ騒動も一段落かな。
 昼前、今にも雨が降りそうだったけれど、まあまあの天気なので大文字山へ。途中、銀閣寺前の「私設図書館」へ。開設はなんと1973年(昭和48年)だ!日本で最初に梅棹エリオ氏らと熱気球イカロスを成功させた田中厚生と奥さんの園子さんが館主。午前9時から深夜12時まで開館している。読書、勉学、思索する人はぜひいちど行かれてみては。
 それから、いざ今年4回目の大文字へ。銀閣寺山門から25分。途中、知人に出会うが、最後の階段も休むことなく火床まで30分を切った。どんよりした京都のまちをみながらおにぎりを食べて一服。それから山頂まで20分。雨が降るかなと思いつつ、如意が岳の尾根伝いに、地図は頭の中にあるので、1人山道を下りる。途中、広葉樹などが伐採されて整備されているところがあった、看板が立っているので見ると琵琶湖森林づくり県民税による里山リニュアル事業をしているところだった。そうか滋賀県は森林税を創設していたのか、と感心した。山頂からおよそ1時間半ちょっと、膝も笑うことなく、山科は新緑のきれいな毘沙門堂へ降りた。地下鉄で帰宅。
 夜は、吉田神社での剣鉾の練習へ。ぼくより3歳年上の大角さんもがんばり始めた。足の運びがどうもうまくいかないが、新松という7メートルほどの長いのを初めてさせたのが収穫か。こうして大型連休もあっという間に終わった。


●5月5日(水)

 どんよりとした天気。昼から事務所に出向いて雑務。市民派議員レポート春号を近況報告として、また冊子「同和行政」や「体験的政策評価論」を全国の知人の議員や友人らに等に送るための発送作業。またメールニュースの原稿書きも。そして合間にパソコンと将棋の勝負をするもなかなか勝てない!先がよめないよ!ボケてきたな。
 夜は、吉田神社での剣鉾の練習に行くも雨で中止。残念だ!ドイツから来日して、わが町内に住み京大で外国語を教えているトラウデントさんは、昨年から剣鉾の練習を始めた外国人として初の剣鉾差しだ。彼の出身は京都と姉妹都市のケルン。17,8年前、ケルンにぼくは行ったことがあるが大聖堂が記憶に残る。確か5年ほど先が姉妹都市締結50周年になるのかな?50周年を記念して市民文化交流として剣鉾をケルンで差そう!と話が盛り上がった。


●5月4日(火)

 朝、哲学の道にある大豊神社のお祭りに。お旅所から剣鉾を先頭に巡幸が始る。地元をはじめ、吉田や粟田や白川から剣鉾差しのメンバーが結集。3基の剣鉾が東山を背景に南禅寺の前でも天高く差されたのは壮観だ。また以前は、神輿はトラックに乗せられて巡幸したが、数年前から担ぎ手が揃って、勇壮に担がれるようになって活気が出た。祭りはこれでなくては!
 午後は、事務所で資料の整理など雑務。パソコンの将棋にハマッテしまって仕事にならない。コンピューターは強いね。カミさんと娘は九州旅行に行ったので、夜は、浄土寺の仙人宅でビールを飲みながらナイター観戦。阪神やっと巨人に勝利!長いトンネルだったよ。


●5月3日(日)

 今日は憲法記念日。今年は第25条を記しておく。
 「第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
 2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」
 このことを心に刻んで、議会活動を続けよう、と思う。
 昼過ぎ、「つゆ草の会」のチャリティー歌謡祭。共同作業所などへの奉仕活動を続けてこられて21年、歌謡祭は6回目だ。歌姫、北岡ちはる京都府会副議長は、石田宗久府会議員と「カナダへの手紙」を唄うとか。ブラジル移民100周年で昨年ブラジルへ行ったら、本人曰く、タレントの上沼恵美子に間違われたとか。ほんまによう似ているよ。
 午後は、吉田神社の境内へ。5月10日の講社大祭に向けて吉田剣鉾保存会の剣鉾の練習が始まる。ぼくは、昨夏から60歳前の手習いで剣鉾の練習を始めたが、なかなかうまくいかん。足の運びも難しいし、5メートルほどの長さの長柄の棒の先にある剣先、まねきを天に向けて差し上げ、鈴を鳴らしながら歩くのだが、年期がいる。中学生もがんばっているので、負けじとやるが、冷や汗をかく。上空に虹が架かっていた。


●5月2日(土)

 なんとなく気だるい1日。ちょっとバテ気味かな。午後、三条京阪で民主党2区総支部の街頭行動があったがサボる。家でプロ野球を見ながら夕方までぼーとしていた。それにしても阪神は巨人に勝てんな。楽天は調子よく野村監督、絶口調や!
 夕方、まちにでる。東九条に先日開設された特別養護老人ホーム「故郷の家」の建設に向けて苦労した面々でささやかに祝杯を交わす。とある縁で計画のときから関わっていたが、始まりは2004年のことだった。紆余曲折あったが、伊理事長のパワーと韓国民団の応援もあり、スタッフも色々な手続きなどほんまにがんばった。ごくろうさんでした。日韓交流の拠点になることを願っている。


●5月1日(金)
 朝、ラポール京都で連合京都主催の第80回京都中央メーデーの式典。過日の植物園での集会は雨で寒かったのが残念。300人ほどの参加者で民主党の府市会議員が壇上に座る。京都府市の担当の部長等が来賓挨拶。「笑顔あふれる社会へ STOP格差社会」をスローガンにしたメーデー宣言が読み上げられ確認されて団結ガンバローコール。
 午後は、歯医者に行ったり、デジタル放送化で電波が入りにくいとの相談や京都市が管理している公園敷地の樹木の剪定の事など相談ごと。またエコサイクリングのことで宝が池の公園事務所や国際会館の事務局長に挨拶に行ったりでウロウロ。
 また百万遍で民主党2区総支部として前原議員を先頭に府市会議員が揃って政治スクールのビラ撒きと街頭での訴え。夜はサイクリング協会のメンバー等とエコサイクリングの人員確保のこどなどで打ち合わせ。明日から大型連休や。

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