鈴木マサホ事務所本文へジャンプ
       鈴木マサホひとくち日記 
文字サイズを変える
文字サイズ大文字サイズ中
2009年9月

                 


●9月30日(水)

 補正予算や付託されていた議案の処理、そして08年度の一般会計や公営企業決算についての提案説明が行われる本会議が開催される。まずは普通予算特別委員会委員長から補正予算や関連する議案についての審議の報告があり、みどり管理事務所(旧公園管理事務所)の改善と市民サービスの向上を求める付帯決議をつけて原案すべて各会派賛成して可決。
 そして、自民から提案された、新政権の補正予算の一部見直しについて全額確保するよう国に強く働きかけるこという付帯決議は、動議が出されて起立採決に。起立は、自民21人、公明の12人の33人。着席したままは、共産はひとり病欠で19、民主14の33人。賛否同数という事態になって、京都市会41年ぶりという議長が採決権を行使、可決された。本会議場はちょっとざわついた。ぼくにとっても初めての経験。
 その後、病院事業については、補正予算である地域グリーンニューディル基金により京北病院に冷房設備の設置をする議案についての付帯決議は民主のみ賛成せず。その他各常任委員長から報告。議案いついては、共産が賛成しないものもあるので、自、民、公明の起立で粛々と可決していく。御射山公園の自転車駐輪場の指定管理者に京都市都市整備公社が選定された議案については、公平な審査と外郭団体についての説明ができるようにという趣旨の付帯決議がつけられた。次に08年度の決算概要として実績などについて、星川副市長が一般会計と水道事業細見副市長が病院事業、油木副市長が交通事業について提案説明。いずれも委員会に付託されて審議することに。
 最後に「地方公共団体に関連する緊急経済対策予算の円滑な執行を求める意見書」については、共産の赤坂、自民の山本恵一、そして、わが民主からは藤川議員が「新政府は、地域経済活性化に寄与する財源はそのまま措置するとしている。意見書を出す必要はない」討論に立つ。多少の野次合戦はあったが、起立表決。先の付帯決議と同様に、市会事務局が起立者の人数を数え賛否同数。地方自治法第116条によって議長裁定、意見書は可決された。政権が交代するということは自治体議会にも色々な影響が及び、変化が生じる。補正予算の見直し、凍結をいづれ鳩山政権が発表するだろうが、そのときは、臨時市会を開くことになるのだろうか?頭の痛いコッチャ。
 午後、上高野の葬儀場建設を巡って、過日9月19日に建築審査会から審査請求が却下されたことで、今後の対応について、請求人である「宝ヶ池地域の環境を守る会」のメンバーと請願の紹介議員になった4人の議員と今後どうするのか意見交換の懇談。強行に工事を続けてきた業者はけしからんよ!
 来客は、バイオによる下水の処理施設の提案についてとある知人が、また水素エネルギーの実現に向けての研究と赤錆劣化の防止の技術開発のことなどNPOの人が来所。それぞれお話を聞く。夜は、十二提灯子ども神輿の巡幸の案内ビラを持って回る。


●9月29日(火)

 明日の本会議を控えて各会派、朝から議員会。問題は、「地方公共団体に関連する緊急経済対策予算の円滑な執行に関する意見書案」意見書を巡っての議論。藤川、山本恵議員が調整役。押したり引いたりのやり取りが続いている。対案を出すことも考えたが、民主・都みらい議員団としては、色々呻吟した結果、補正予算には賛成するが、意見書には賛成しないことに決める。門川市政与党の自民、公明との間に軋みが生じるが、政権が交代したことで止むをえんよ。攻守逆転だね。
 各会派の意見書への対応が決まったので、当初の予定より多少遅れたが、午後3時過ぎには討論結了のための各常任委員会と普通予算特別委員会が順次淡々と開催されて補正予算やその他の議案について賛否がとられる。思っていたより早く終わった。明日の本会議では藤川議員が意見書への反対討論をすることに。野次合戦になるかな?政権交代は、地方議会にも大きな変化を生むことになったのだ。
 夕方、ぼくが世話人代表になって、10月10日に予定している十二提灯・子ども神輿の巡幸の案内ビラをもって各町内会長さん宅を回って回覧をお願いする。そして夜は、11日の吉田今宮社の神幸祭に向けて吉田神社での剣鉾の練習に。小学生の女の子達が竹馬の友という小さな剣鉾を差す練習を始めている。足の動きなど見事!ぼくも久しぶりに扇という剣鉾を差すが、まったくだめ。倒しそうになる。


●9月28日(月)

 朝から議員会。委員会に付託されていた議案について各委員会で話題になったこと、問題点など議論。その結果、補正予算については賛成し、各議案についても賛成することに。そして、問題は自民党から提出された「地方公共団体に関連する緊急経済対策予算の円滑な執行に関する意見書案」にどう対応するかの議論。鳩山新政権が、14兆円の補正予算の凍結、執行停止を明言して、各自治体右往左往しているが、京都市会としてどうするか、わが議員団はどうするか、対案を提出しようか、賛成するか、反対するか、悩みどころや。意見書の調整担当の議員に随時折衝の報告を聞きながら、共産党の議員が一人長期欠席しているので、民主と共産、自民と公明は、同数で議長判断ということになることも含めてああでもない、こうでもない、と議論。政権交代したことで、京都市会の与野党の関係も逆転したのだ。ややこしいパズルみたい。明日には結論をださないかん。
 夕方、連句の会の近藤蕉肝さんらが来所。「連句とは、最初の(五・七・五を長句という)に対して、その情景から次の脇句(七・七を短句という)を想像する連想ごっこ」と書かれているが、2年先に京都で開催される国民文化祭にも参加。学生など若い人にどう普及するか、大学コンソーシアムなどで講座を持てないだろうかと相談に。近藤さんは、ぼくと同世代で。わが事務所の斜め向いに俳人の鈴鹿野風呂さんの家があって今は記念館になっていることも披露しておく。
 夜は、映画「月下の侵略者」の上映実行委員会の事務局会議。ビラやチケットと当日配布するパンフレットの作成などについて相談。 


●9月27日(日)

 わが事務所のカルチャーガーデン「吉田の森」と名付けたフリースペースで第3回朝粥の会、今回はぼくが「これからの日本」と題して、少子高齢化社会を迎えて日本はどうなるか、民主党鳩山政権が誕生して日本はどう変わるのか、そして京都の未来はどうなるのか、など四方山話。ご近所の方を中心に20人ほどの集まり。話の後は、お粥をいただいてお喋りの会。次回は10月25日(日)です。聖護院の今西恒子さんにゴミの話をしていただきますよ。
 昼前、北白川小学校の敷地内に設置された北白川児童館の竣工式、長年の地元要望であった児童館の待望のオープン。指定管理者は福祉法人の健光園。大文字山が望めて、木のぬくもりのある2階建ての建物。懸案の児童館ができてよかった!
 昼過ぎ、岡崎の「みやこめっせ」での健康をテーマにした「市民すこやかフェア」。舞台では介護予防の体操教室や色々な出し物があり、また健康機器などの展示など色々なブースも。老人クラブの作品展なども。元気なお年寄りがたくさん参加。
 昼からは、錦林小学校での聖護院区民運動会から八瀬、岩倉北学区の運動会を回る。スポーツの秋。何人かの人から、前原大臣はたいへんやな。まさか運動会にこれないやろね、と言われたよ。
 夜は、反戦老人クラブの集まりに。かって「核と戦争はごめんだ!市民定例デモ」を一緒に歩いていた槌田さんらも参加。衆議院選挙の結果をどう見るか、というテーマで各自が思い思いのことを話す。憲法問題や沖縄米軍問題なども話題に。民主党に対する期待と不安がそれぞれあるのだな。反戦老人クラブの皆さん、がんばってください。


●9月26日(土)

 朝、西京極体育館に。第11回関西ブロック電動車椅子サッカーチャンピオンズカップに。京都代表はもちろん「SONIC―京都電動蹴球団」で、大阪、奈良、兵庫から全部で10チームのトーナメント試合。多くのボランティアやご家族の人が応援に。来賓としてぼくが挨拶をする。優勝トロフィーの返還や選手宣誓の後、第3試合に登場したSONIC―京都電動蹴球団を応援。キャプテンの河前君の妹さんたちの可愛いチェアガールズの応援がまた素晴らしい。試合はゴールキーパーと3人の選手。電動車椅子を自在に操って、ゴールを目指し、またゴールキーパーを中止にディフェンス。時には衝突してガッシャという音も。相手チームも、みんな一生懸命にがんばった!惜敗でした。準備もたいへんだったろうと思う。これからもみんながんばってね!
 午後、二つほど出席する予定の会合があったが、キャンセルして、秋の市政懇談会の準備。今から行ってよろしいか、という人もいてテーブル席を決めるのに四苦八苦。
 昨年に続いてホテル平安の森での秋の市政懇談会は、180人近い方にご参加いただいた。公務多忙な中、門川大作市長もきてくれて、冒頭に京都市政の課題について話してもらう。そして、ぼくが、衆議院選挙の勝利と鳩山新政権の誕生を受けて、前原大臣、松井官房副長官、福山副大臣、山井政務官、泉政務官が、今後の国政をどう担うのか、新政権の課題や、これからの地方主権の在り方やマニフェストの実現の道筋、さらに9月定例市会のこと、08年度決算のことや京都市政の課題についてなどおよそ30分ほど報告し、今後の決意を述べる。そして北岡ちはる府会議員に京都府政のことをスピーチしてもらい食事タイム。友情出演で平均年齢61歳のおじさんバンド「オーブラザーズ」のカントリー音楽の演奏の後、参加者からスピーチをしてもらう。わが盟友、山本恵議員がスピーチのとき、ビッグサプライズ。なんと福山外務副大臣が登場!びっくりしたなあ。うれしかったな。環境問題に取り組み、またマニフェスト作成にがんばった福山参議院議員!会場は大きな拍手に包まれる。これから岡田外務大臣を補佐して、日本の平和外交と環境先進国として道筋をつけて欲しいな。その後、視覚障害者の梶寿美子さんからは、ぼくのおふくろがライトハウスで読み語りをしていることも紹介しつつ福祉のことを、上高野葬儀場建設問題でがんばっている大木さんからは、その熱い思いを、また韓国民団団長の王清一さんからは、ぼくが在日の人権問題に取組んできたことや地方参政権問題について、また熱いスピーチをしてもらった。それぞれの想いを実現するために市会で発言をしていきたい。そして、街頭での辻立ちもしないかんな。ご参加いただいたみなさん、ありがとう!がんばりますよ!


●9月25日(金)

 朝から議員会。各局から08年度の事業の取り組みなど決算概要の説明が、選挙管理委員会、人事委員会、監査事務局、都市計画局、教育委員会、建設局、産業観光局、交通局、上下水道局の順で午後5時まで。
 交通局からは自動車運送事業市バスは、平均一日31万人、3千人増、経常収入222億円で、 経常損益は、15年度から6年連続の黒字6億円。資金不足比率59・7パーセント。高速鉄道・地下鉄事業は、経常収入260億円。1日32万人の乗客で9千人の増。現金収入は、38億円の赤字。企業債支払利息などの費用に111億円かかるので、支出は404億円。従って赤字144億円で累積欠損金、3千億円。資金不足率133パーセントで、京都市上げての乗客増対策や駅中ビジネスや高金利建設企業債の借り換えに活路を求めているが、経営健全化団体だ。
 水道事業は、水道料金収入300億円、純利益2億円で2年連続の黒字決算。公共下水道事業は純利益28百万円で8年連続黒字決算。昨年の不祥事事件以降、職員の意識改革も進んだ様子。また久多、広河原などの地域水道特別会計、これから着工される大原や鞍馬への特定環境保全公共下水道事業についての説明も。
 またわが議員団から10月2日の代表質疑に立つのは、小林、安井、天方議員だが、その質問要旨の提出日。衆議院選挙と新政権誕生を受けてどう論陣をはるか、また他の項目でもいささか気になる点もありアドバイスをする。そして、夕方、予想通り、自民党から鳩山政権の補正予算の執行見直し、凍結問題について意見書案が提出されてくる。民主・都みらい議員団としては思案のしどころやな。
 夜は、事務所で明日のぼくの秋の市政懇談会の参加者のリストづくり。160人ほどの参加者になりそう。



●9月24日(木)

 08年度の一般会計と公営企業決算の議案が提出され、午前10時から議員会を開催して勉強会。消防局、保健福祉局、行財政局、総合企画局、文化市民局、環境政策局と順番に取組まれた事業などの説明があり質疑。
 門川市長1年目の08年度の決算は、門川市長のマニフェストの実現に向けた諸施策の第一歩になったが、地方交付税などの大幅な減額の結果、収入減、また秋以降の景気後退の影響で府税交付金のこれまた減収になり実質収支は赤字30億円の赤字。また今回は、地方公共団体財政健全化法が施行されて初めての決算で、市バス地下鉄事業については資金不足比率が、市バスでは、59.7パーセント、地下鉄では、133パーセントで基準は20パーセントで大きく超過。財政健全化計画の策定が必要になる。財政健全化推進本部を設置してどう財政運営を確立するか、来年はもっと厳しくなりそう。なお環境政策局は、有料指定袋の財源、10億円弱を活用した事業として、ごみ減量や環境モデル都市への取り組みとしてリユースビンなどの拠点回収、まち美化支援活動などへの支援と説明もあった。
 そして総合企画局からは、鳩山新内閣発足に当たって、地方自治体に関連する緊急経済危機対策の予算の全額確保と政令指定都市の意見を直接反映する仕組みの構築について内閣官房府に市長が要望に行くと報告。麻生政権のときの補正予算の執行については、新政権から凍結や見直しが指示されていて、自治体はどうするか、暗中模索状態。議員団としてどう考えるか、ここも思案のしどころや。自民党、公明党議員団がどう出てくるか、注目をしよう。


●9月23日(水)

 朝、吉田神社参道にある小さな社の祖霊社において大元講社の秋の大祭の準備。テントや黒白の幕を張ったり祭礼の準備。そして午後は秋の大祭。吉田神葬墓地に先祖を祀っている人たちが参列。祝詞も詠む。毎年春と秋のお彼岸に行われる先祖を想う行事。もちろん営々とこの行事は行われてきたのだが、宗教法人化に向けて京都府と折衝中。
 夜は、事務所にて後援会のメンバーに集まってもらって、秋の市政懇談会の打ち合わせ。150人ほどの申し込みがあり、まだまだ参加者は増えそう。スケジュールやスタッフの配置など決める。誰か国会議員も参加してもらえるかな?
夜、テレビのニュースでは、巨人3連覇でビールかけの儀式。またオバマ大統領と鳩山首相の初会談の様子や前原国交大臣が群馬県の八ツ場ダムを視察し群馬知事や地元町長らときびしいやり取りをしている様子が映る。どういう展開になっていくのだろうか。長い長い歴史のわだかまりをどう解きほぐしていくのか、がんばってほしい。


●9月22日(火)

 昼前、京都府立体育館での第11回京都オープンフットサルフェスタ2009に。全国から70チームが参加して2日間にわたって熱戦を繰り広げる。実行委員長の大橋昭さんとは、初回の大会開催の相談に乗って以来の付き合い。大会委員長は福山外務副大臣で副会長は泉ケンタ内閣府政務官。ぼくはフットサルを愛する京都議員団の副会長。今年で11回目。フットサルも人気のスポーツになったし大きな大会になった。国会議員が来れなかったので代理で挨拶をする。立命館大学のチェアガールの演技が素晴らしかった。
 午後、1時過ぎに西京極わかさスタジアムに。名球会とOBクラブのチームと京都市の社会人野球の選抜チームの試合が既に始まっていた。会長は金田正一さん、今も元気そう。岡田、衣笠、山本浩二選手ら名球会のメンバーは往年の輝きはないが、なつかしね。元阪神の亀山はだいぶ太って、よたよたと走っていた。内野スタンドはほぼ満員で、外野では少年野球の子どもたちが元気に投げ込まれるボールをとるのにがんばっていた。帰途、東福寺駅近くの滝尾神社へ。泉涌寺で夜のライトアップの中、剣鉾も出るということでわが剣鉾仲間を激励に。
 夕方、下鴨の人間座スタジオでの「劇団ソノノチはじまり」の「おかえりの底」の公演に。もうすぐ24歳の脚本家の中谷和代さんが友人の娘さん。「夢の中で女の子が入り込んだのは瓶の口から覘く水底の世界。何かあるようで何もない。だけどそこは故郷や誰かの腕の中のようにまるで想像していなかったようにただ暖かい世界だった」と彼女はパンフレットに書いている。若い多感な少女のシュールな世界とでもいうのかな?
 夜は、2年前に市会議員の職を勇退され、現在京都市選挙管理委員長の国枝克一郎先輩と居酒屋で一献傾ける。衆議院選挙のこと、鳩山政権のこと、自民党のこと、民主党のこと、市長選挙や知事選挙のことなど秋の夜長の四方山話。


●9月21日(月)

 久しぶりの家族サービスデー。カミさんと娘とでドライブ。渋滞を心配していたが名神を通って2時間ほどで関が原へ、(ぼくの車にはETCは付いてない)。まずは伊吹山ドライブウエーで山頂を駐車場を目指す。急峻な道は、途中からガス(濃霧)が出て点灯しながらのドライブ。標高千2百メートルのところの駐車場では、東側の谷からガスが出ているが、山頂を見るとガスも切れて好天。およそ40分、お花畑を見ながら山頂に。伊吹山に来たのは40年ぶりかな。中学のときに四錦小の6年の担任だった今は亡き山内光夫先生らと一緒に来たことを思いだした。山頂で一服して、測候所付近から色々な秋の草花が咲き乱れる尾根伝いにガスの中を駐車場に降りる。
 その後、関が原の決戦の地など訪ねながら、30分ほど大垣市の北にある池田町の公営温泉池田温泉に。連休でえらい賑わいだった。お湯はよかった。夕食後、一路、名神を京都へ。米原からは大渋滞。諦めてテレテレと走って帰宅したのは、午後11時前。ほぼ3時間か。高速道路の無料化は、これからどうなるのやろ。前原大臣、慎重に検討してよ。


●9月20日(日)

 朝、高野の障害者スポーツセンターに。体育館ではソニック京都電動蹴球団のメンバーが練習中。過日、京都市長表敬訪問に同席したこともあり、またスタッフの岡田さんがぼくのホームページの「88888」を踏んでくれた縁もあり激励に。26日には関西ブロック大会もあり練習にも熱が入る。ぼくも車いすに乗って左手で操作するが、前後左右、自在に動きボールをパスしたりするのがむつかしい。キャプテンの河前君は四錦小、近衛中の出身。吉村拓馬君はボーイスカウト24団のメンバー。がんばれよ!
 昼前、一路大原経由、里の駅で地鶏の親子丼を食べて、静原小学校、鞍馬小学校へ。体育振興会主催の運動会回り。そして杉木立の鞍馬街道をから峠を越えて花脊別所と森林都市交流の森で開催されていた八舛の運動会に。左京区は広い。北山の奥深く集落があるのだ。それぞれ知り合いと懇談しながら応援。前原議員のファンが多く、大臣就任のお祝いの言葉をかけていただく。これからは、京都に帰ることもままならないだろう。応援してきた者として責任重大だな。
 そして左京区最北の地、広河原では喫茶店「庄兵衛」に立ち寄りほっこりする。山歩きの大好きな方から芦生の演習林に自生していたという立派なマイタケをいただく。その立派さに驚いた。帰途、今回の市会で議案になって話題の山間にある新築工事が進む花脊小中一貫校の現場に寄る。ほぼ完成していて放送設備などの点検が行われていた。また花脊山の家も表敬訪問。浅川所長さんと四方山話。



●9月19日(土)

 秋の大型連休シルバーウイークの始まり。朝、わが母校の第四錦林小学校運動会に。好天に恵まれた運動会日和。290人の児童たちがリレーや紅白綱引きや紅白玉入れなどの競技にがんばった。保護者はもとより、地域の人たちもたくさん応援に駆けつけて盛り上がっていた。
 午後は、久しぶりに同志社今出川キャンパスに。総合政策科学研究科の同窓会「総政会」の会報ができたので、その発送作業と役員会。ぼくはこの2期4年間会長を務めてきたが、この秋の総会で、ぼちぼち勇退させてもらうことに。総会の記念講演は、環境副大臣の田島一成衆議院議員に「政権交代と今後の日本―政策立案の展開」と題してしたもらう。96年に彦根市議のときに入学、その後滋賀県議を経て03年に滋賀2区で衆議院議員に。気さくな人柄でええよ。今まで、修了生であるタレントの和泉修さん、シンクロの奥野史子さん、介助犬の先駆者である舘林千賀子さん、そして北京オリンピックのメダリスト朝原選手らに講演をしてもらった。11月8日(日)午後2時から明徳館で開催します。どなたでも参加できますので、ぜひお越しください。もちろん無料ですよ。


●9月18日(金)

 朝、京都交通労組定期大会に。いつもなら国会議員も何人か来賓で参加することも多いが、国会が始まり、今回は大臣など重要ポストについた議員も多いので代理で秘書が出席し府市会議員のみ。冒頭、瀬戸委員長が、京交は1区の大物候補に勝利した平智之議員の陣営でがんばっていたので、気合の入った演説。京都の交通局を取り巻く状況は相変わらず厳しいが、市民の足を守るために組合員のみなさんがんばってや。
 午後、上高野の葬儀場建設が進む現地へ。隣地のテントには宝が池の環境を守る会の住民が監視中。ほぼ完成したか。中に入った、入らん、中を見せろ、見せないで、現場責任者とやりとり。建築審査会の結果もまもなく出そうだ。地元関係者と今後のことなど協議。
 帰途、修学院の前原国交大臣の事務所を訪問。たくさんのお祝いのランの花がたくさん並んでいる。植物園みたいやね、と冷やかす。
 夕方、町家を改築して小物を売ったりフリースペースとしてアートステージ567として色々なイベントを開催しているコロナ堂へ。本田夫妻とは、長い付き合いになった。ぼくが百万遍で事務所を構えていたときの一階がコロナ堂だった。新景観政策や町家の保存や梅小路公園の計画中の水族館のことなど四方山話。
 ニュースでは、民主党の新政権の人事が進み、外務副大臣に福山哲郎参議院議員、厚労省の政務官に山井和則衆議院議員が就任のニュース。京都が誇る元気で政策通の2人が重職についた。福山議員、英語を喋れるんかいな?そして。わが同志社総合政策科学研究科の修了生の田島一成衆議院議員が環境副大臣に。おーやったね!11月8日の総政会の記念講演は、副大臣就任の挨拶からやね。そして、泉ケンタ衆議院議員は、内閣府の政務官か。立命の弁論部の学生時代から知っているぼくとしては、ちょっとびっくり。社民党の辻元清美さんが国交省の副大臣には驚いたよ。


●9月17日(木)

 各常任委員会が開催される。ぼくは教育福祉委員会に所属。付託された議案を審議。伏見区役所の移転に伴う福祉事務所と保健所の設置条例。児童館の指定管理者の選定については関東を拠点とする民間事業者が応募していたこともあり指定管理者制度のメリット、デメリットについて質疑。
 保健福祉局からの報告は、新型インフルエンザ対策について。この夏の終わり、新型インフルエンザが再流行し始めたが、9月15日現在で、ほぼ1ヶ月で3千人を超え、この数日では、3百人を超える感染者があり、学級閉鎖は、8月24日から47校117学級に及ぶという。5月頃の対策を検証した結果、新たな対策として、感染拡大防止に躍起になった初期から、重症者の救命と社会経済活動の維持に目標をおいて、市民や観光客への適切な情報提供、医療関係者などの負担の軽減、市民生活や社会活動への可能な限りの低減を図ることにして、マニュアルを作成。「うつらない、うつさない」がキーワード、市施設など消毒液の配置などを進めることになる。相談は保健所にしてください。市立病院内保育園の存続の陳情の審査もあった。
 教育委員会とは、生涯学習センターのアスニーにある平安京創生館を拡張拡充して11月1日を古典の日記念として、葵祭斎王行列の再現や法勝寺復元模型の展示などリニュアルされるが、その経緯について質疑。また長期宿泊自然体験事業も始まり、野外活動施設「花背・山の家」の休日を年末と正月のみにする条例や、花背小中学校の増築工事の請負契約の増額などのついての質疑もあった。
 夕方、「低炭素社会」と環境型社会」を目指して取り組みを進めている「京の環境みらい創生事業」について、とある生ゴミ処理機のメーカーに募集の案内が届いたので、どのように対処したらいいのか、という相談と、京都でタクシーの上に小さな風車をつけた行灯が目印で、環境にやさしいユニークなタクシー会社エコロタクシーの方が来所。自転車を積んで走ることもあり、また「グリーン電力証書システム」を導入、業界初のアイドリング・ストップ機能付き特別仕様車を全車に導入しているという。またエコカーである最新のプリウスも導入し、電気自動車の導入も検討し、CO2の削減を図るという志の高い経営理念。タクシー業界は熾烈な競争が行われているが、環境モデル都市京都に相応しいタクシーかな。女性ドライバーも採用されている。今度予約しようかな!


●9月16日(水)

 鳩山首相誕生!国会で首班指名。政権が交代した歴史的な日。夜、テレビニュースに釘付け。副総理・国家戦略大臣に菅直人さん、国土交通大臣には、わが京都は2区総支部長の前原誠司議員。松井孝治参議院議員は、官房副長官に。それぞれ重責やな。前原大臣の就任記者会見を今か今かと待っていたら午前1時を過ぎていた。堂々たる会見。これからたいへんやな。マニフェスト実現に向けて全力でがんばって欲しい。それにしても大臣就任でぼくの秋の市政懇談会への参加は当然無理やろな。いつ会えるかな?
 京都市会は、普通予算特別委員会が開催。ぼくは第2分科会に所属。都市計画局では、不動産管理信託による京町家の活用策と雇用対策事業についてと、緊急雇用のあり方については、以前からいささかその効果に疑問があるので質疑をする。データベース化事業で6人、伐採木竹搬出など森林資源活用事業に19人、東大路歩行空間創出事業交通調査員に19人、モビリティ・マネジメントのビラ配布に6人。ハローワークで募集するとのこと。建設局は、民間駐輪場整備助成に2千万円。
 教育委員会は、地元木材を活用した椅子と机の整備事業1千万円、保健福祉局は、生活保護費に40億円(内国庫負担金が30億円)の補正予算がついた。景気が悪く失業率が増えると生活保護所帯が増える。大都市比較を見ると大阪が最も多い比率になる。京都は高齢者も多いので28.3パーミリ。自立への道づくりや、相談に乗るケースワーカーの状況や不正受給問題についても問いただす。そして自民党議員からは、民主党新政権が、国の補正予算の執行についての自治体への交付金や基金について凍結を提起していることについて発言が続いたので、未知との遭遇をするわけで予算編成なども混乱することもあろうが、自治体議員として見守りたいと意見を述べる。各会派、ほとんど持ち時間を費やしたので午後6時前まで、委員会が続いた。
 帰途、生涯学習施設の京都アスニーを訪問。平安京創生館の拡充のために議案が上程されているのでそのための視察。平安京の模型など一見の価値あり。


●9月15日(火)

 10時から9月定例市会の冒頭の本会議。市長がひとこと挨拶した後、星川副市長が総額86億円の補正予算と児童館の指定管理者の選任などの議案の説明。終了後、本会議場で普通予算特別委員会の委員長の互選。この9月市会から財政健全化法の施行により、一般会計と公営企業の両方の決算審議が行われることになるので、会期末は10月28日になる。補正予算と今回上程された44件の議案については9月30日の本会議で処理し、同時に決算の提案説明があり、10月1日2日に代表質疑が行われてその後決算特別委員会が始まるということになる。ちょっとややこしいよ。
 午後、事務所で市民派議員レポート夏号の発送作業をようやく終える。選挙が間に入ったので遅れたよ。泡のないビールのようなもの。
 夕方、亀岡の葬儀場に。農道横の水路に落ち不慮の死をとげられた永井實先生のお通夜。永井先生は長年、京都の障害児教育に力を注いでこられ、3年前の経糸の会が主催した加藤登紀子さんのコンサートの時以来、特に親しくなった。教育委員会の関係者や障害者団体の人たちが多く参列された。享年77歳。心よりご冥福をお祈りいたします。その後、明日の委員会質疑に向けて、特に生活保護の現状について勉強、メモ作り。


●9月14日(月)

 午前中、事務所には保育園関係者の方が来所。昨年来の課題のプール制のこと、保育園連盟の不正な補助金流用のこと、新型インフルエンザ対策のこと、待機児童のこと、議員との懇談会の開催のことなど、色々な課題について意見交換。プール制の見直しについては検討委員会が開催されて議論されているが、いかに京都の保育水準を守るのか、保育従事者の処遇を改善し、保護者負担を減らして、子育てを守っていくのか、その視点で結論を出して欲しい。
 午後は、「京都障害者ワークフェア」に教育福祉委員会員として出席。労働局、京都府、京都市、そして高齢・障害者雇用支援協会が主催。障害者雇用優良事業所や優良勤労者の表彰式と「障害者雇用促進法の改正のポイントと企業の取り組み」のセミナー。企業者の参加者が多い。障害者の雇用率を上げるために「障害者雇用促進法」が改正されたことなどの説明。法的な制度による支援の充実も必要だが、職場の理解などほんまに真剣に取組んで欲しい。
 夜は、事務所にてぼくが代表の「十二提灯・神輿保存会」の世話人会。もう20年ほど前に、十二提灯を復活し、とあるスーパーで町内の人が抽選でいただいた子ども神輿とともに吉田のまちを子どもたちと巡幸している。今年は10月10日の土曜日の午後。今年から子ども剣鉾も一緒に歩くということで、世話人の配置をどうするか相談。夜店もあるよ。
 イチロー選手9年連続200本安打。すごいね。
 国会では、控え室を巡って話がついたのか、なにしろ308議席の数。京都市会でも毎回の選挙後は、会派の部屋の大きさをどう変えるか、色々と調整されるが、京都市役所は狭くてたいへん。社会党から、民主・都みらい市会議員団が結成されたときのことを思い出した。数は力なり。次回の市会議員選挙後はどうなるかな?


●9月13日(日)

 少し曇り空だったが、体がなまっているので、午後、大文字山登山。今年で5回目かな。吉田山を越えて銀閣寺門前では、友人の家でしばらく雑談して、銀閣寺横から通り慣れた道を登り始める。千人塚から最後の階段では、ちょっとサボっていたので息が切れる。大の字の火床に着くと秋の風。ススキの穂がたなびく。もう秋や。一服して山頂目指して木漏れ陽が射す尾根道を20分ほど。標高466メートル。はるか西南に淀川と大阪のビル群が望めて生駒山も大きく山並みが見える。タバコが美味い!帰途は、俊寛の碑と滝のある鹿ケ谷を降りて、真如堂から宗忠神社を抜けて帰宅。万歩計では1万7千歩。よう歩いた。
 夜、テレビでは阪神タイガース3位に浮上のニュース。首位巨人とは大きく差がついているが、クライマックスシリーズ目指して必死のパッチ。またパリーグでは野村楽天ががんばっていて面白くなってきた。3位争いで騒ぐのはなにかしら奇妙な感じだが、奇跡の優勝を目指せよ!
 そして衆議院選挙から2週間、鳩山内閣の組閣が本格化しつつあり、前原議員は入閣が有力視されているとの報道もあり期待したいね。


●9月12日(土)

 午前中、鴨沂会の理事会。建物の管理とか色々と打ち合わせ。わが鴨沂19期会の総会を鴨沂会館にて10月24日に開催するが、ケータリングのパーティ食ですることの了解も得る。
 午後は、鴨沂会の教養講座。「谷崎潤一郎と京都」というテーマで「谷崎文学の語り部」である武庫川女子大教授のたつみ都志さんが講演。法然院に谷崎潤一郎の墓があるのは知っていたが、南禅寺や下鴨に居を構え京都にもゆかりが深く娘さんは鴨沂の前身である府立第一高のご出身とのこと。
 ゆっくり聞きたかったが、「環境モデル都市・京都」シンポジウムに。村上周三さんが「低炭素社会に向けた環境モデル都市の取り組み」と題して講演。CO2排出量の削減に向けて民生、運輸、産業部門の取り組みの現状や自治体の役割などを講演。そして環境モデル都市として京都市をはじめ13の都市が選定されているが、選定された基準やその意義、また建築物の環境性能で評価し格付けする手法である「CASBEE」(建築物総合環境性能評価システム)などの説明も。いかに低炭素社会をつくるか、難しいね。京都の合言葉は、「DO YOU KYOTO?-環境にいいことしていますか?」2部のシンポジウムに出られなくてこれまた残念。
 情報労連京都地区協議会の定期大会に。議長は小林正さんでNTT労組のメンバーが中心。民主党にとっては大いなる支援団体であり、政権交代がなって高揚感。民主党の府市会議員をはじめ、当選を果たした山井、前原、泉、北神、そして福山参議院議員らが集結。壮観だよ。それぞれが選挙支援のお礼と今後の決意を述べる。
 夕方は、自民党の中村三之助議員がボーイスカウト日本連盟功労賞「たか賞」受賞を祝う会。ぼくはスカウト振興議員連盟の一人として参加。舞台上では、テントが張られて、ボーイスカウトの歴史や中村議員のボーイスカウトでの活動ぶりなどスライドで紹介。伊吹衆議院議員や門川市長が来賓挨拶。自民党の国会、府市会議員が勢揃いで、ちょと場違いな感じだが、ボーイスカウトの友人等と懇談。
 その後、岩倉の「ホンキートンク」へ。カントリーウエスタンのライブ。楽しそうに演奏しているのは、「おー ブラザーズ」という学生時代の仲間が再結集したオジサンバンド。メンバーの斎藤さんが知人なんで今度のぼくの秋の市政懇談会で出演してもらうので顔合わせ。なつかしい感じや。


●9月11日(金)

 議員会、補正予算や9月市会定例会の議案の勉強会の2日目。行財政局、都市計画局、教育委員会、文化市民局、建設局の順番。都市計画局は、桂坂などの地区計画の改定や不動産の管理信託による町家の活用策、教育委員会は、生涯学習センターアスニーの平安京創生館のリニュアル、補正予算では、西京極球場(今はわかさスタジアムというらしい)の改装や伏見区役所の整備事業や民間駐輪場の助成、雇用対策ではデーターベースの打ち込み事業やユースホステルの庭園整備事業など、また交通量調査やビラまきなど。ほんまに雇用対策になっているのかな?と思うようなものもある。
 午後4時前、京都会館へ。上高野の葬儀場建設計画の建物の建築確認の取り消しを求める建築審査会の公開口頭審査会の傍聴に。地元の宝ヶ池の環境を守る会の住民ら椅子席は30人ほどだが、立ち見の人も50人ほどの傍聴者。
 審査会委員が真ん中に座って、左手に請求人。右手に建築確認をおろした処分庁である建築確認機構ERIの人が座る。まあ裁判所のようなもの。請求人の代理人の飯田弁護士が、集会場として立つ建物が、99、73平方メートルされているが、指導要綱にある百平方メートルを超えているのではないかという主張、続いて井口さんら地元の方が陳述。葬儀場建設が住民にもたらす不安などを訴える。およそ1時間ほどのやり取りがあり、16日には現地調査をして早急に審議会として結論を出したいと方向性が決まる。葬儀場建設を巡って常に紛争が起こるが、建築確認の問題ではなく、いくら小規模であっても説明会の開催などを義務付けることなど明記することや地区指定など条例などの法整備をしないといけない。それにしても業者のやり方は横着だ!


●9月10日(木)

 議員会が開催。環境政策局、総合企画局、消防局、産業観光局、保健福祉局の順番で9月市会定例会の議案や補正予算について説明。雇用対策など補正予算額は86億円。そのうち21億円は、市税徴収金の還付払戻金であり、生活保護費の増額に40億円。主な事業としては、国の補助金を財源にしたブロードバンドゼロ地域の解消や雇用対策、また社会福祉施設整備や地域グリーンニューディール基金の活用をして、環境モデル都市の推進などが予定されている。また児童館の指定管理者の選定などが議案。
 昼休み、わが母校の鴨沂高校の学園祭に。演劇コンクールを見る時間はなかったのが残念。PTAのバザーや3年生の展示など見て、毎年楽しみにしている「仰げば尊し」を激励に。この「仰げば尊し」とは、3年生が各クラスで山車を作ってパレードをする高校生活の最後のイベント。テーマは、動物愛護、ネットカフェ難民、タバコについてなどで、リヤカーの上にデコレーションを乗せて河原町通などをパレード。わが高校時代は14クラスあって、喧々諤々の論議をして山車を作るのも共同作業で当日のパレードは青春のエネルギーが爆発した!鴨沂高校のよき伝統行事がこうして続いているのは、嬉しい。後輩の諸君、楽しんだか?これからも続けてよ!そして勉強せえよ!


●9月9日(水)

 ちょと朝夕涼しくなってきた。事務所で雑務。来客は、インターネットのYoutubeを活用したアニメによる京都の観光宣伝の企画について相談に。ぼくはアニメ世代ではないし、YouTubeなるものに実際にアクセスしたこともないので、説明を聞いてもよく分らんかったが、自然、伝産品など豊かな地域資源を映像コンテンツ化して国内、海外に向けて発信、観光客の誘致など地域の活性をめざす、経済産業省CoolJAPAN事業の一環として作られた富山観光アニメプロジェクトの画像を見ると面白い。京都でもやったらどうや!
 夜は、前田憲二監督の映画「月下の侵略者-文禄・慶長の役と耳塚」の試写会。2時間48分という、中国や韓国、日本をロケした長いドキュメンタリー映画。豊臣秀吉の誕生から朝鮮侵略の各地での戦いや耳塚や陶工などの連行など、1590年代の文禄慶長の時代の古文書の紹介や歴史研究家へのインタビューなどで構成されている。仲尾宏さん、上田正昭先生らのインタビューもあり、京都では伏見桃山城や耳塚や秀吉のゆかりの地が撮影されている。眠くなるかな、と思っていたら日韓の歴史の勉強にもなり、興味深かった。本上映は来年1月16日です。協力してよ。
 終了後、共同保育所「門前小僧」時代の仲間で反戦老人クラブの落合さんと久しぶりに一献交わす。


●9月8日日(火)

 9月定例市会の告示。今までは公営企業決算が中心だが、財政健全化法の施行により、今年から一般会計決算も審議されることになった。決算の議案は後日示されることになっているが、まずは補正予算などの議案が発送される。
 11時から議員会。選挙後初めての顔合わせか。みんなよう焼けてる。ようがんばった!理事の山岸議員から今後の日程や諸般の報告。巻野渡市会運営委員長が辞任、後任に橋村議員が就任とのこと。理由はご両親の介護とのこと。この2年余、ご苦労さんでした。今は理事と呼ばれているが、かっては「代幹」といわれていたこの役職は市会運営の要だ。紛糾したときなど苦労するよ。
 夕方、わが事務所で久しぶりの懇談会。30人ほどのみなさんが参加していただける。9月市会のことや今後の京都市政の課題などを語り、衆議院選挙の結果の分析や民主党新政権の動きやマニフェストの実行と地方自治体への関係などを喋る。鳩山政権への大きな期待と多少の不安があるのは、多くの参加者の感想。また高速道路の無料化問題など色々と意見も出た。まずは見守ろう、ということ。
 そしてニュースでは民主党と社民党と国民新党との連立協議が合意に達したとのこと。まずは鳩山新政権づくり、最初の山を越えたのか。


●9月7日(月)
 午後、連合京都の議員フォーラムの幹事会。木村幹雄会長をはじめ副会長クラスと民主党の1区から6区までの幹事が出席。政権交代がなり、意気軒昂。
10月に総会と政策研修会をする予定なので、その打ち合わせと活動方針を協議。
 会議終了後、西院の「ゆうクリニック」へ。ほぼ同世代の兪正根ドクターは、飲み友達。一年ぶりの検査をお願いする。血圧は正常、尿検査も問題なし。心電図もレントゲン撮影もしてもらうが、これまた問題なし。後日、電話で血液検査の結果を聞くが、コレステロールやガンマなんととやガン関係の数値も特に問題はないが、相変わらず中性脂肪はちょっと高すぎるという。薬を飲むのも嫌だし、どうすればいいのと聞けば、痩せないかんですよ!とアドバイスされる。暴飲暴食、ラーメンライスは控えよう。メタボには気をつけることが大切だが、されど、ぼくはほぼ健康体なのだ。よかった!帰途、久しぶりにパチンコで遊ぶ。まあぼちぼちでした。


●9月6日(日)

 今日はわが地元の吉田学区自主防災総合訓練の日。朝9時30分に近くの近衛広場に。震度7の地震が発生したという想定で下大路町や近衛町の住民が集結。自主防災委員さんの指揮で、歩いて避難場所である第四錦林小学校に。
 まずは煙体験のテントをみんなで通って避難場所のテントへ。自主防災会会長の福井武司さんが開会宣言。吉田はそれほど大きな学区ではないけれどなんと500人の住民が参加。消火器による訓練、AEDによる心臓蘇生などの訓練、崩壊建物からジャッキによる救出訓練と担架のつくり方、そして起震車による震度7の地震体験コーナーなど、消防署員と消防分団員の指導でぼくも下大路町住民として参加。そして最後は消防分団による小型動力ポンプによる放水訓練。防災対策として「自助、公助、共助」と言われるが、地域の絆が大切だ。参加された住民のみなさん、自主防災会、消防団員、消防署のみなさん、ご苦労さんです。新しい2台目の起震車の購入も予算がついた。大いに活用してもらいたいね。
 昼からは、ボーイスカウト24団のバザーがあったが、日時を間違えてメモをしていたので、行けず。ごめん。午後事務所で市民派議員レポートの発送作業などの雑務。歴史的な衆議院選挙から一週間。まだ夏バテ気味か。ボートしてる。ニュースでは民主党と社民党と国民新党との連立協議が進んでいるが、さてどうなるかな?


●9月5日(土)

 朝10時過ぎ、左京区役所総合庁舎の起工式。松ヶ崎の簡易保険局の隣の大きな敷地にテントが立つ。9月になったというのに暑い、暑い!テントの中に氷柱や扇風機が回るが、ものすごい暑さ。きしくも左京区誕生80周年のときに妙法の直ぐ近くに左京区役所が吉田から松ヶ崎に移転するのだ。市政協力委員さんら多数の参加者。わが地元の吉田の今ある区役所の建物をどう活用するのか、北泉通の橋梁の建設や交通アクセスをどうするかなど課題はある。ともあれ無事故で工事を進めて欲しい。竣工は2011年春の予定。
 午後、選挙後初めての民主党京都府連常任幹事会。「京都から政権交代!」とがんばったみんなは、日焼けしてニコニコ顔。前原、山井、泉、北神の再選組み。そして1区で勝利した平智之と5区で比例復活した小原舞さんも元気ハツラツ。さらに福山、松井のふたりの参議院議員が勢揃い。壮観や!それぞれが挨拶。これからが始まりやね。残念だったのは、城陽市長選挙では、民主党が推薦した候補者が当選できなかったこと。11月27日(金)にはリーガロイヤルホテルで躍進の集いが開催される。ぜひご参加ください。
帰途、ギャリーヒルゲートでの谷野徹也・甕子展に。鴨沂高校の4期生ということで大先輩。ご挨拶する。ヒルゲートの人見さんとは大学時代からの友人。
 夜は、吉田神社参集殿で吉田氏子講社の理事会。10月11日が神幸祭の日。神輿の巡幸など色々と打ち合わせ。選挙が終わったら、今度は祭りや!剣鉾差すで!


●9月4日(金)

 朝、事務所に来てまずはメールを開くのが日課。なんとわがホームページのアクセスカウンターのキリ番「88888」を「踏んでくれた」人からメール。証拠にそのときのトップページも添付されていた。車椅子サッカーチーム、SONIC~京都電動蹴球団のスタッフの岡田君でした。おめでとう!ありがとう!うれしいね。今度応援に行きますよ!ヤフーで「市会議員鈴木」や「京都鈴木」で検索してもらったらトップだよ。がんばってひとくち日記書き続けるので、アクセスの程、よろしく。
 午後、大谷ホールで京都市戦没者追悼式。第二次世界大戦で亡くなった京都市出身の軍属である兵隊さんたちは2万7千人といわれている。恒久平和を祈念して、門川市長や繁議長が追悼の辞。戦没者の配偶者、父母、子、兄弟姉妹及び三親等以内の人で1年以上戦没者と生計を共にされた方が参列。各区の代表の方が献花され粛々と式典は終わる。市会議員は来賓ということで出席。戦後64年、戦争体験は風化しているが、心に刻んでおかなければならないこと。
 民主党の新政権の人事は押しつ戻りつ進んでいるようだ。飄々とした平野博文議員が官房長官らしい。菅直人さんは、国家戦略局の担当相だとか。さて前原議員はどうなるのかな?


●9月3日(木)

 午前中、友人と左京区の南部をポスター剥がしに回る。残暑きびしく、熱中症気味かな。それでもみなさんが「よかったですね」と声をかけていただき元気になる。
 テレビでは鳩山新政権の人事のニュースが流れる。幹事長に小沢一郎氏が内定とのこと。権力の二重構造だとか、色々言われているけれど、ぼくには何の縁もゆかりもないし、出会いも喋ったこともないが、小沢さんしか束ねる人はいないやろう、というのがぼくの感想。また93年の細川政権のときの瓦解が例に出され、とやかく報道されているが、当時の脆弱な弱小政党の連立でもないし、政治経験のない細川さんはもともと首相の器ではなかったし、無理があったのだとぼくは思っているが、そのときのことを今になって蒸し返す政治評論家や報道の在り方にいささか異論がある。時代錯誤もはなはだしい。生みの苦しみや。見守っていたらええのや。それから、アメリカ政府筋が鳩山政権に懸念を示している、ということらしい。政権が交代するということは、今までの日米の付き合い方が変って当然や。鳩山政権にはアジア重視の外交を進めて欲しいと願っているし、ブッシュの飼い犬ような首相の時代はもう終わったのだ。そんなことを考えながら、ひたすら市民派議員レポート夏号の発送作業。

●9月2日(水)

 昨日、爆睡したので少しは元気になったかな?午前中、事務所で、泡のないビールのような時期遅れの5月6月市会の報告内容だが、市民派議員レポート夏号の第二弾の発送作業。一部は選挙前に配布、発送させてもらったが、選挙に突入し、走り回っていたので時間もなく、また印刷物の発送は公職選挙法上とやかく言われるのは嫌なのでストップしていた。黙々と作業していると来客多数。選挙、圧勝でしたね!これからが大変ですね、と近所の人ものぞいてくれる。おおきに!
 午後、鴨沂会館に。わが19期生の同窓会を鴨沂会館でやろうということになって、19期会の幹事の川本君と辻村君と鴨沂会の事務局の人とまたパーティ食を準備してもらうケータリングの業者と打ち合わせ。鴨沂19期のみなさん、10月24日(土)の午後6時開会ですぞ。鴨沂高校の見学会も計画しています。ぜひ参加してや!
 夕方、吉田神社の参集殿で秋のお祭りの神事世話人会。色々と打ち合わせ。秋の祭りの準備が始まるのだ。神輿の担ぎ手である今宮会は福井さんから東さんに会長が代替わり。吉田は氏神さんの今宮社の神輿が復活して30年かな。福井会長のこの間の尽力に敬服。また吉田今宮太鼓の中原さんも勇退とのこと。ほんまにご苦労さんでした。今年も神輿と剣鉾は京大正門構内を巡幸することになった。昨年は市長と松本新総長に迎えていただいた。感謝。
ぼくは今年も剣鉾を差すつもり。最近、趣味はと聞かれたら、プロレスと「剣鉾差し」と答えることにした。


●9月1日(火)

 今日から9月。1923年(大正12年)に関東大震災が起きた日。京都市では、毎年この日に総合防災訓練が行われている。今年は伏見区は拠点会場の淀競馬場の駐車場が会場。左京からは遠いが、車で走る。秋?晴の青空の下、すでに地元の子どもたちや住民等が訓練を開始していた。市長が消防ヘリコプターに乗って会場に到着。参加者を激励。市長はつい先日、ボストンとの姉妹都市交流から帰ってきたところ。元気そう。会場では、伏見区の職員や京都市の消防、水道、建設、環境局など総出して、自衛隊、警察、赤十字など色々な団体、伏見特有といえば月桂冠の車が給水車。絵になるねえ。外国人専門相談所や学生消防サポーターなど2千人を超える参加者で実践さながらの訓練。最後は、消防団とはしご車による放水訓練で幕を閉じた。みなさん、ごくろうさん!
 午後事務所に戻って雑務していたら眠い眠い。ちょっと夏バテ気味。いや心地よい選挙疲れ。なんやボーとしてきたので、こらアカン、夕方から、吉田神社での定例の剣鉾練習をサボって爆睡。


鈴木マサホ事務所
〒606-8313 京都府京都市左京区吉田中大路町17-1 鈴木文化会館2F
tel: 075-761-5537(代) fax: 075-761-5591

Copyright ©2001-2010 Masaho SUZUKI All Rights Reserved